『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きな人と
お互いの好きな本の
話しがしたい
私の好きな本も知ってほしいし
貴方の好きな本も知りたい
好きな本
【好きな本】
「好きな本なに?」
私に聞いた?
好きな本なんてあるわけないでしょ
そもそも字が嫌い。
だから、国語と道徳は嫌い。
ていうか、意味がわからない。
だって「その時の主人公の心情を書きなさい」
なんて言われてもそんなの本人に聞かなきゃわかんないよ
だから算数と理科が好き。
答えが一つでなんにも考えずそのまま式にしたらいいから
誰の気持ちも考えなくていいから。
あぁ、"人"を信じられるようになる本があれば私も
"人"を愛せることができるのかな_
本!このお題を待っていた!僕といえば本、本といえば僕。それほどクラスでは定着している。現在、中学3年生、読書歴は7年。
好きな本のジャンルはミステリ(漫画では名探偵コナンも好きだ)。最初に読んだミステリは「容疑者Xの献身」。あれから、何度も読み返した。今でも、最初に読んだミステリが「ガリレオ」で良かったと思っている。
友達がいない。勉強もそこそこ。スポーツはできない。……そんな僕が読書と出会っていなかったら、、、もしかすると、もっと内気で、面白くない人間になっていたかもしれない。
読書と出会ったきっかけはクラスの人が読んでいたから。そんな些細なことで、その後歩む道は大きく変わるのだ。
にかいどう青『七日目は夏への扉』
小学生のとき、人生で初めて買った小説。
買った当初はよく分からなかったけど、中高生になってからだいぶ刺さったし影響も受けている気がする。
自分が幸せでいたい気持ち以上に、他人に不幸でいて欲しい気持ち、
誰かと不幸を分け合いたい気持ち。
もっともこれはこの本の主となる部分ではないのだろうと思うけど、思春期の自分のもやもやした黒くて嫌な部分をまさに言語化してくれていた。
大袈裟に聞こえるかもしれないけど、多感なあの頃の私を救ってくれた。今でも大切な一冊。
(本)
「好きな本」
夏目漱石の「三四郎」。
還暦を過ぎた私は中学生の頃初めて読み、以来、20回くらいは読んだ。
特定の言葉が私の心に響いた。
手元に本がないので記憶になるが、
「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より、・・・・・頭の中のほうが広いでしょう。いくら日本のことを思ったって、ひいきの引き倒しになるばかりだ。とらわれちゃだめだ。」といった内容だ。
冷静に時勢を見極めることの重要性を訴えた言葉だ。
三四郎が「これからは日本もよくなるでしょう。」と言ったことに対し、漱石の分身のような広田先生は「滅びるね」と断言し、漱石没後数十年後に敗戦により本当に滅んでしまった。
今、戦後70年。敗戦は明治維新後約80年。
我々は、真面目というか、真剣に、我々の行く末、世界の中の祖国日本の有り様を考える。そのことの大切さを漱石の三四郎から改めて思う。
好きな本がある。外国の本を日本語訳しており、その外国特有の雰囲気が大好きだった。なんどもなんども読んで、すり減っている背表紙を見ると自分がこの本をどれだけ好きなのかを視覚的に把握できて何か嬉しくなる。今まで沢山の本を読んで来たけれど、最初に好きだと思ったあの本はやっぱり揺るぎない一番である。自分の代のプリキュアが一番面白かったって言う人と通じる所があるかもしれない。その本を今探している。まだ家にあるにはあるが、そろそろ破けてしまいそうなのだ。実際所々すり減って紙が薄くなっている。新しく同じ本を買って綺麗に保存しようと思う。色々な本屋さんを巡って探すのは骨が折れるけれどとてもワクワクして楽しい。大人なので本屋に居られる時間に制限があるのが悔しいけれど、それもまた一期一会的な感じでありかもしれない。明日行く本屋さんには入口の方で金魚を飼っているらしい。それを見るのも楽しみだ。
好きな本
スマホに囚われて好きな本を忘れてしまった。
好きな本…好きな本…
ああなんだっけロボットの弟の話
いつもは泣かない僕らを泣かしたあの本
好きな本
恋愛系の本好きなんだよね〜
読む気が出るというか…
だからファンタジーとか
私にはあんまり合わないんだよね💦
人それぞれあっていいよね👍🏻 ̖́-︎
あなたが好きだと言うから、私もその本を好きになったの。
好きな本(あなた)は沢山あるけど
部屋には置ききれないから
スマホの中に閉じ込めることにしたの
いつでも一緒にいられるからね
でも、紙のあなたの方が好きだったわ
出逢った頃と今では
過ごした分だけ匂いが違う
温もりが違う
どっちのあなたも大切にしたいけど
また新しい好きな誰かが見つかるから
あなたを忘れずに
思い出にするわ
アルジャーノンに花束を
汝、星の如く
モモ
星の王子さま
N
夜が明けたら1番に君に会いに行く
だから私は、明日の君を描く
好きな本
本屋に並ぶ本を眺める。
非常に多くの本がある。
本に馴染みのない子供達への贈り物を探している。
好みのジャンルを選ぶべきか、読みやすさや知名度から選ぶべきか。
好きな作品に出会えるだろうか。
ここは君の好きな絵本。良かったね!ここにこれて!僕はここでやられちゃうんだ。あいつらに攻められて。でも!君が身代わりになってくれる!僕もやり直せるし、君も、大好きな本に入れて!
「ありがとう🙂」
好きな本
自己啓発本が好き
でも何も変わらない
行動しないと変わらない
それはそれでいい
自分で選んだ道ならば
本を楽しんで一瞬でも無敵になればいい
【好きな本】
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
という作品が好きです。すごく泣ける話です。
ぜひ見ていただきたいです。
『好きな本』💚
あなたの本。
あなたが歩んだ人生。
どんなことをして
どんな想いで
今まで生きてきたのか。
読んでみたい。
僕を救ってくれた
あなただからこその
人生があるんだと思う。
好きな本
(本稿を下書きとして保管)
2024.6.15 藍
好きな本と言われたら、これ!とは浮かばない。
でも私は本屋さんが大好きだ。
本屋は子どものころ、どこにも連れて行ってくれない本好きの父が唯一連れて行って
くれる場所だった。
無口な父が唯一言う、
「本屋行くか?」
私はその言葉がひそかに待ち遠しかった。
私には姉がいる。
引っ込み思案な私は父との間に誰かいないと話すことも恥ずかしくて、隠れるような子供だった。
だから姉が一緒に行かないと聞いたら、ちょっとガッカリした。
だって、無口な父さん、引っ込み思案な私。
それは気まずい。親子なのに、なんなんだこの緊張感は。
それでも勇気を出して一人でついて行く事もあった。
父はいつも一冊だけ本を買ってくれる。
当時小学生だった私は、分厚い少女漫画雑誌が欲しかった。
でも、なんか恥ずかしくて、買うのをやめた。
理由はそんな本読むの?と思われたくなかったから。
引っ込み思案のくせしてプライドだけは大したもんだ。
その日は何か適当な本を買ってもらったんだろう
全然覚えてない。
また別の日、私は本屋に連れて来てもらっていた。
今度こそ勇気を出して本当に欲しい本を一冊!
その時選んだのは音楽雑誌だった。
選んだ理由は最近好きになったミュージシャンが載っていたから。
初めての音楽雑誌。
どうしよう。
どうしても、どうしても、欲しい!
手に汗握る思いで、父に渡した。
「本当にこの本でいいのか?」
無口な父が言った。
私は「うん。」と一言だけ返した。
やった!買ってもらえる!
心がざわざわした。
引っ込み事案の私が勇気を振り絞った瞬間だった。
今思えばくだらい。
くだらなすぎる思い出だけど、
あの本は忘れられない。
ある意味、あの本は好きな一冊にあたるのかもしれない。
そんなこんなでまだ他にも思い出が多い本屋さん。
今もつい入り浸ってしまう。
あの印刷の香り、クロスな床、昔はストーブなんかもあったりした。
最近はすっかり減ってしまった。これも時代なのだろうか。
少し寂しい。
ところで本好きな父よ!
父さんの好きな本は?なんて聞いたことなかったな。
今度聞いてみようか。
「好きな本」
私が大好きな本。
少女の物語。
少女は最後深い穴に落ちて消え去っていく。
私によく似てる。
お題【好きな本】
《異形探偵社 イルシオン(仮)》-1
ザァ......
六月。梅雨の季節。今日も相変わらず雨続きである。そんな日が続いては何もやる気が起きないものである。
なのに......
「なんでいつも二人なのに、今日に限って私が一人で仕事しなきゃいけないのよぉー」
きな子は、柘榴色の傘を突き上げ叫んだ。
歳は十六、七歳くらいだろうか。ゆったりしたガウチョが似合っていた。
「仕方ないだろう? 用事が入ったんだよ。道案内だけはちゃんとするからこれ以上駄々こねんな」
耳元のインカムから声が聞こえた。
「そういえば烏丸、この前ボーナスもらってたよね? 許してあげるからさ、何かご褒美ちょうだいよ。」
はぁ、っと大きなため息わついてから烏丸と呼ばれた男がインカム越しに答えた。
「仕方がない。ちゃんと仕事こなせたらな?」
何頼もうかなーっとぶつぶつ言いながらきな子は住宅街を進んでいった。
「ついたよ」
インカムに話しかける。
そこは日本家屋風のお屋敷だった。広い庭の松がよく似合っていた。
門の前で一人、中年の女が傘をさして待っていた。
「お待ちしておりました。奥様はこちらです」
女はスタスタときな子を客間へ案内した。
奥様元へ案内しきると女はさがっていった。
「探偵社イルシオンのきな子です。身辺調査、人探し、『異形事件』までどんな事件もお任せください」
奥様は美しき気品あふれる方だった。ただ、相当困っているのか顔色はいいとは言えなかった。
「私は雅奈恵と申します。本日はお越しくださりありがとうございます。噂は本当ですのね。異形事件に強い探偵社であると言うのは」
「はい。我が社の受ける依頼の八割は異形の関連が疑われるものですから」
「あの、異形って本当に存在するのですか? 」
「います」
雅奈恵の問いにきな子ははっきりと答えた。
「すいません、別に怖がらせたいわけではないんです。異形事件というのはほとんど起こりませんから。万が一、雅奈恵さんが依頼しようとしている内容が異形事件だったとしても私が解決します。私は雅奈恵さんの依頼解決の為にここにいるので。よければ早速依頼内容を教えていただけますか? 」
雅奈恵は少し安心したようで、小さく頷くとゆっくり話し出した。
「ええ。あれは先月のことでしたの」
雅奈恵によるとちょうど一ヶ月前、雅奈恵の部屋に蛇が出たという。人の腕より遥かに太い大蛇だ。雅奈恵は急な出来事に気が動転した。騒ぎを聞きつけた、使用人たち四人でなんとか深傷を負わせ追い払った。しかし次の日、一番初めに駆けつけた使用人が事故に遭い、救急搬送された。その後、別の使用人も通り魔に襲われ入院、食中毒で入院と不幸に見舞われた。残る駆けつけた使用人は、きなこを案内した女、幸子だけだと言う。周りは皆蛇の呪いだと恐れているらしい。依頼はこの事件は偶然か、人間の仕業か、はたまた本当に蛇の呪いなのかを見極め、呪いならば祓ってほしいとのことだった。
「はい、依頼内容はわかりました。では、調査させていただきますね」
きな子はそう言うと、蛇を殺した雅奈恵の部屋、キッチン、お風呂から使用人寮も、屋敷の中を行ったり来たりした。外のことなど幾つかインカム越しに烏丸に聞いて言った。
「これで犯人は決定だね」
二時間後、きな子はもう一度雅奈恵と客間にいた。
「では、報告させていただきますね」
「はい」
雅奈恵は早すぎる調査報告に驚いているようだった。
「結果を言うと、呪いではありません」
雅奈恵は安堵と戸惑いの色を浮かべる。
「全て、殺人未遂の事件。人の仕業です」
「では誰が....... まさか外から!?」
「いえ、外部はないでしょう。明確に蛇を襲った使用人を狙うのは困難ですから」
「では......」
「はい、犯人は屋敷の中にいます」
からからから
そこでちょうど案内役の女、幸子が入ってきた。
「お茶をお持ちしました」
淡々とお茶を並る姿はベテランそのものだった。
「ちょうどいいところに来ましたね、犯人さん」
湯呑みが倒れた。幸子が倒してしまったのだ。
「すいません、今拭きます」
慌てて布を取る幸子の手をきなこは制した。
「あなたでしょう? 三人の使用人を病院送りにした犯人は」
きな子は冷たい笑みを向けた。
幸子は引き攣った笑みを浮かべた。
「私には何のことだか......」
「一人目の事故は自転車のブレーキが壊れていたことによるものです。二つ目は人気も防犯カメラもない路地裏での通り魔事件。三つ目は毒による食中毒を装った事件。あなたが今日出したゴミの中にブレーキを切ったペンチ、犯行のナイフ、小瓶の中の毒が見つかりました。どれも今朝、私の話を聞かされて慌てて証拠隠滅しようとしたのですから指紋の一つや二つ、すぐに見つかるのでは? 」
幸子は何か言おうと口をパクパクさせた。しかし、もはや弁明の余地がないとわかるとぽつりぽつりと話し出した。
「あの人たち、横領してたんです。挙げ句の果てのは奥様のものを盗んでお金に変えようと...... このままでは奥様の大切なものまでとられてしまうと思った時に蛇の事件があったんです。使えると思い、偶然を装って襲いました。すいませんでした、私が勝手なことをしたまでに奥様に迷惑をかけてしまい、本当にすいません......」
幸子は何度も頭を下げ、泣き、謝った。
「では私はこれで。依頼金は指定の口座にお願いしますね」
きな子は雅奈恵らから離れると、門ではなく庭にある一際大きな松の前へ向かった。
きな子は木を見上げ叫んだ。
「蟒蛇さーん、うーわーばーみーさーん。」
すると松の上の方からシュルリシュルリと大蛇 蟒蛇が降りてきた。真っ赤な舌をペロペロと出し三メートルほどの高さの枝に巻き付いた。
「何じゃ、久しいな『玉藻前』よ」
玉藻前と言われたきな子は、やあっと笑った。
玉藻前は日本三大妖怪にも数えられる大妖怪である。
「400年ぶりくらいかな。蟒蛇さん、たった四百年の間に何があったの? たった四人の人間にやられかけたみたいじゃん」
蟒蛇は笑った。
「たとえ異形とて歳には敵わんよ」
きな子は蟒蛇に一歩近づいて話し出した。
「私は今、探偵社イルシオンで働いている。イルシオンは幻影を意味だよ。私たちは今異形の街を作っているんだ。いわゆる幻影都市だね。蟒蛇さんにそこにきて欲しいんだ。今日は蟒蛇さんを誘うためにここの奥さんの依頼を受けたんだ。いつか蟒蛇の伝承を広めて蟒蛇さんを若々しくしてあげるから、絶対そのまま消えさせないから、私についてきて」
きな子はしっかりと蟒蛇の目を見た。蟒蛇は小さくため息とついた。
「おぬしは昔から変わらん。何をすれば相手が思い通りに動くか、よくわかっておる。連れていってくれるか、その幻影都市とやらに」
蟒蛇はニヤリと笑った。きな子は頷くと肩に蟒蛇を乗せて歩き出した。
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この後幸子はあれから自首した。今は罪を償っているところだ。横領をしていた使用人たちも今は牢屋の中である。
蟒蛇ものんびりと幻影都市で暮らしているらしい。
「きな子、約束のご褒美置いとくぞ」
真っ黒なローブを羽織った男、烏丸は紙袋をどっさっと置いた。
「!! ありがとう! 」
きな子は嬉々として袋を開けた。そこのは二十冊ほどの本が入っていた。モーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』全巻だ。
「もう何百年も生きてきてるのに読み損なってたんだよね」
フランス語で書かれたその本をきな子はスラスラ読んでいく。知識者であらゆる人を騙し惑わす玉藻前。しかし、今はどこからどう見ても、ただただ本が好きな少女だった。
ピッコン
烏丸のスマホが鳴った。
「きな子、仕事だ」
烏丸が振り返り言った。
「ちょっと待って! 今ガニマールが頑張ってるところなの」
「ほらいくぞ」
きな子は烏丸に本を取り上げられ、ずるずる引きずられていく。
「イヤー、至福の読書タイムがー!! 」
大妖怪の威厳はどこへやら。今はただの本の虫である。
「ついたぞ」
結局烏丸に連れられてきてしまったきな子。
ガチャッと扉が開く。
「探偵社イルシオンのきな子です。身辺調査、人探し、『異形事件』までどんな事件もお任せください!」
今日も一日、きな子の、人としての、探偵としての一日が始まる。