ルンド

Open App

好きな本がある。外国の本を日本語訳しており、その外国特有の雰囲気が大好きだった。なんどもなんども読んで、すり減っている背表紙を見ると自分がこの本をどれだけ好きなのかを視覚的に把握できて何か嬉しくなる。今まで沢山の本を読んで来たけれど、最初に好きだと思ったあの本はやっぱり揺るぎない一番である。自分の代のプリキュアが一番面白かったって言う人と通じる所があるかもしれない。その本を今探している。まだ家にあるにはあるが、そろそろ破けてしまいそうなのだ。実際所々すり減って紙が薄くなっている。新しく同じ本を買って綺麗に保存しようと思う。色々な本屋さんを巡って探すのは骨が折れるけれどとてもワクワクして楽しい。大人なので本屋に居られる時間に制限があるのが悔しいけれど、それもまた一期一会的な感じでありかもしれない。明日行く本屋さんには入口の方で金魚を飼っているらしい。それを見るのも楽しみだ。

6/15/2024, 10:15:24 AM