にかいどう青『七日目は夏への扉』
小学生のとき、人生で初めて買った小説。
買った当初はよく分からなかったけど、中高生になってからだいぶ刺さったし影響も受けている気がする。
自分が幸せでいたい気持ち以上に、他人に不幸でいて欲しい気持ち、
誰かと不幸を分け合いたい気持ち。
もっともこれはこの本の主となる部分ではないのだろうと思うけど、思春期の自分のもやもやした黒くて嫌な部分をまさに言語化してくれていた。
大袈裟に聞こえるかもしれないけど、多感なあの頃の私を救ってくれた。今でも大切な一冊。
(本)
6/15/2024, 10:16:17 AM