『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
‐黎明‐
遙かなる水平線を
靜かに搖れて煙らせて
見えない世界を
潛行つていく潛つていくの
青よりも蒼い世界へ
耀きよりも煌めく世界へ
鼻孔をくすぐる潮の香り
足下を濡らす波
指先から流れ出す砂
搖れてゐる搖さぶられてゐる
おいでよおいでわたしの世界へ
こつちへおいで
兩の腕をひろげて
微笑み乍ら鼻音し乍ら
喚ばれてゐる喚ばれていく
意識の先に詩の世界に
煌めく星の足下に
耀く深海の頭上に
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ちなみに好きな本は
特にない。
あと、Twitterでも違う名前で
謳っているので見かけたら
よろしくどうぞ。
アイドルが恋しちゃダメですか
今回のテーマは好きな本かぁ
私の好きな本は宇宙関係の本かなって思う
銀河の写真や他の惑星の写真を見るのもいいし
天体の知識も着いて良い時間をすごせる
『好きな本』
たくさんある
これからもずっと本を読んでいくから
好きな本は増えていくだろう
読むたびにいろんな余韻を与えてくれて
頭の中はその世界に入り込む
私という人格をつくりあげた一部のもの
好きな本?
好きな本?
星新一さんの
ショートショートとか。
コバルト文庫の
日向章一郎先生の
【放課後のトムソーヤ】を
知ってる人は
同世代?
小さい時は
色々と買ってたのに。
大人になったら
遠のいてる。
放課後の静かな図書室内で今日も本を読む。
私は太宰が好きだ。
『人間失格』、『女生徒』、『斜陽』、『如是我聞』...
よく太宰は暗いと言われるがその中でも人間味を感じた。
なんとなく自分を重ねてしまうのだ。
理解できない、理解されないその感情が...
何度も繰り返し読んだ『グッド・バイ』
彼の遺作とも言われている、この作品。
死の直前まで書いていたと言われている未完の作品。
彼は一体何を思って執筆したのだろう。
彼が生き続けていたとして、この後の作品の行く末はどうなったのだろう。
気になりはしたが私は読みたいとは思えなかった。
なんせこの作品は未完であってもいい話なのだ。
未完であるからこそ引き込まれる...
彼の人の気持ちに寄り添える。
そう錯覚できるのだ。
閉館を知らせる放送が流れ始め私は本に紙を挟み、そのまま棚にしまった。
図書館を出てそのままある場所へと向かった。
目的地にたどり着き上を向くときれいな夕日が視界に広がった。
---あの作品を読むのも今日でおしまい
私は柵へと近付き乗り上げた。
---さようなら
暗転した世界を他所に私は目を瞑り別れを告げた。
後日、とある学校の1人の女子生徒が屋上から飛び降りたとニュースになった。
とても大人しい生徒でいつも図書室で本を読んでいた。
彼女がよく借りて読んでいた著書に遺書が挟まれており自殺であったことが裏付けられたのだった。
好きであるが故に作品に、作者に魅了され道を踏み外してしまった哀れで憐れな少女の話。
#好きな本
ポエムの本
恋愛や感動の本
絵本
料理の本
歌の歌詞の本
励ましてくれる本
マンガとかも読むなぁ
心理とか血液型とかの本
手紙風に書いてるのもいいなぁ
#好きな本
大好きって伝えたあの日から
私と貴方の関係が少しずつ変わり始めた
君からのLINE、、君からの通話の誘い
全て嬉しいはずだった……
だけど、私は全てを拒否し続けた。
貴方を好きって言う人が現れたから……、。
「ごめんね」そう告げて私は貴方との連絡をたった…
私なんか好きになる資格なんてない…
あの人が幸せにしてくれる、、、そう願って
私は貴方の前から姿を消した。
〜それから7年〜
私は、あの時と変わらない貴方を見た、、、
その瞬間私は嬉しかった…貴方が幸せになってたから
嬉しいはずなのに私は泣き崩れた…
また同じ……「幸せになってね」そう告げて私は貴方から離れた。
私は旅に出た。幸せという楽しみを探す旅へと…
好きな本を読むと心が落ち着く。
嫌なことがあってもイライラしていても、何もかも忘れて自分の世界に入っている時が1番楽しい。
好きな作家さんは大勢いるが中でも汐見さんの本だ。自分が悩んでいることも汐見さんの様々な言葉のおかげで救われてきた。
これからも汐見さんの本を読み続けたい。
黄ばんだ本の
ページに映る
プリズムを
ちからに満ちた
澄みきったことばを
すくいあげて
自分の白いページへ
植えてみれば
ことばは燃料のように
こころの芯に灯り
あたたかなひかりとなって
さみしい足もとを
照らしてくれるだろう
#好きな本
#好きな本
あなたの番です
大好きな貴方の写真集
タカラモノ
好きな本
私が好きな物語は
君が神様にもらった贈り物を探す物語
贈り物を見つけるまでにたくさんの人に出会い
楽しいこと、嬉しいこと、感動すること、
悲しいこと、苦しいこと、辛いこと
いろいろなことを経験する
そんな人生で、君が失くさず大切にしていること
それは
誰にでも優しく、何があっても決して諦めないという事
そう、神様からの贈り物とは
強くて優しい心だった
(物語)
私はそんな君の生き方が好きです
好きな本、
そう言われてみれば少ないかもしれない。
漫画、雑誌、小説。
好きだとハッキリ言える本は少ないだろうな。
何があろうと好きな本はあるけどね。
はやく読みたいな。
これは、私と彼が出会った時の話です。
私は、本を読むのが好きでよく図書館に本を借りに
来ていました。
ある日、午後から図書館に行き、気になっていた本を借りようとして、探していたら本棚の一番上で届かないところに、ありました。身長の低い私にとってみれば、かなり無理なことです。(はー…なんで高い場所にあるの?これじゃあ届かないじゃん…あきらめるしかないか)そう思った時、
「はい。これ。」
隣から声が聞こえてきたと、同時に、本が差し出されてきた。
「えっ…?」思わず声を出していた。すると、彼は
「あっ…もしかして、違いましたか?それだったらすみません!」
と、謝ってきた。
「あっ…あのっ…本、とっていただいてありがとうございます」
自然と、お礼の言葉がでてきた。
「いえ。なんか、困っているように見えて…」
そこからだった。
私と彼がよく会うようになったのは…
図書館に行くと、彼がよくいた。
私は、彼を見つけると駆け寄って本の話をよくするようになった。
ある日、私が好きで持っていた本を彼に読んでほしいと思い、その本を持って図書館に行った。
いつもと同じく、彼は図書館にいた。
だが、いつもと違うところがあった。
彼も、本を持っていたことだ。
私はいつも通り駆け寄り、話を持ち出した。
「あのっ。何の本を持っているんですか?」
「ん?あぁ…これですか?貴方に読んでほしいと思って…」
彼がそう言って差し出してきた本は…
「何度生まれ変わっても、君に会いに行く」
私が持ってきた本と同じ名前の本だった。
「あの…私も本…持ってきたんですけど…」
そう言って私も本を差し出した。
「あっ!同じ本ですね」
そう言ってニッコリ笑ってみせた。私は初めて彼の
笑っている顔を見た。
「あのー…この本貸したら言おうと思っていたんですけど…」
「?何ですか?」
私がそう言うと、彼はほを赤めて小さいけど、よく聞こえる声で、
「前から、気になっていて…それで、困っていたみたから、助けたんです…えっと、つまり…」
そこで、言葉が区切れた。
「…僕と付き合ってください…」
「えっ…」
初めて告白されたかもしれない。少し固まっていると、急に彼が慌てだした。
「…!あっ…あのっ…ごめんなさい!急にこんなこと言って…!混乱しますよねっ!」
どうして、謝られているのか分からなかった。
でも、次の瞬間謝られている理由が分かった。
泣いていたのだ。
「本当にごめんなさい!」
「謝らないでください」
私は、そう言っていた。
「でも…」
彼はまだ何か言いたげな顔をしていたが、私の言葉を待っていてくれた。
私は泣きながらも、彼にめいいっぱい笑ってみせた。
「…!」
「私、告白されたの初めてで…どうしたらいいか分からないんですけど…私、貴方となら付き合いたいです。」
「…!…ありがとう。これから大事にしていくね」
それから3年後…
私達はあの日から、ずっと付き合っている。
再来年には、結婚する予定でいる。
これは、あの本のおかげだと思う。
お互いに好きな本が同じだったから、付き合えたのかもしれない。少なくとも私はそう思ってる。
「何度生まれ変わっても君に会いに行く」
これは、私…いや、私達の大切で好きな本が繋いでくれた、運命。
こころの場所って体のどこにあると思う?
そう聞くと子供たちは胸に手を当てた
こころという言葉を聞いて出てくる単語は?
そう聞くと子供たちは色々な言葉を並べた
こころを込める
こころが痛む
心地よい、悪い
居心地がいい、悪い
心尽くし
こころばかりですが
上辺だけのこころ
心遣い etc...
そうだね
どれも素敵なこころの表現だね
すっと手を挙げた子がいた
「私は全部のこころは頭の中にあると思う」
こころが ニヤリ とした
《 こころ》
好きだと思うジャンルがあると
同じような本しか読まなくなっちゃう。
もっと色んな本に出会って
本物を見つけたい
好きな本
楽しいや面白い、悲しいや怒り
やり方仕方や専門書
どんな形式や場面でも
そこには敬意が潜んでいる
どんな本でも好きになりたい
本は、読める時に読んでおけ
大人になればなるにつれ、時間が無くなり小さい文字も見えなくなって、本を読まない言い訳が増えます。
私は、若いうちに沢山読んで
大人になった自分に褒めてもらいたいなと思ってます。
本は、読めば読むほど経験になります。
知識になります。新しい感情を知ります。豊かになります。
私も、こんなくだらない文を書く前に
1つでも多くの本を読めばいいのにと思います。
まあ、息抜きってことにしといてください、
今回のお題の私のおすすめは、なんて語れるほど偉い人間では無いのをお許しください。
ちょっと矛盾しますが、
年老いても老眼鏡をしながら本を読む自分を想像したらなんだか未来が楽しみです
不在がちな両親を持って、小学生の頃から気付けば家に一人のことが多かった。あの頃は、妙に響いて聞こえる時計の秒針の音がすごく苦手だった。何かに急かされてるような、圧というか、とにかく妙に緊張したのを覚えている。それが嫌で、両親に頼んでリビングの掛け時計を買い替えてもらった。この最新モデルがとにかくすごいんだって店員さんは言っていたけど、僕にとって大事なのはオシャレさでも不可思議なギミックでもなくて、静かであること。それだけだった。最新の割りに値段も安いらしく、両親はさして悩むことなくその時計を購入した。
月曜日。カチカチとせわしない音が消えて、今日からは少し平和に過ごせる。そう思っていつもより上機嫌で帰宅した。手を洗いながら、宿題が終わったら何をしようか考える。戸棚の中から今日のおやつを選んで、テーブルの上にお茶と宿題も並べた。さて、と宿題のプリントに向き合う。名前を書いて問題を読んでいると、どこからかチクタクと音が聞こえた気がした。思わず新しい掛け時計を見る。静音もバッチリと店員さんは言い切っていたけど結構安かったみたいだし、もしかして不良品?座っていた椅子を掛け時計の真下に引きずりながら、そんなことを思っていた。椅子の上に立って耳をそばだてる。何も聞こえない。こころなしか秒針の音が少し遠退いた気さえする。
「じゃあどこだ?」
一部屋に時計が一つとは限らない。他にもあるのかもしれない。僕は注意深く辺りを見渡しながらリビングをぐるりと一周することにした。なるべく音を立てないように、そーっと歩く。すると、ある位置で秒針の音がはっきりと聞こえた。
「うそ、僕の部屋?」
音は確かにその扉の向こうから聞こえた。でもおかしい。僕の部屋にあるのは目覚まし時計一つだけ。それの秒針はなめらかに滑っていくタイプだからチクタクなんて音はしない。今までに一度もアラーム以外の音は聞いたことがない。不思議に思いながら、寝る時くらいしか入らない部屋の扉をそっと開く。昨日の夜に読みかけのまま、ページを開いて伏せていた本が机の上に置きっぱなしだった。やばい、ママに見つかったら怒られる。慌てて本を手に取り閉じようとしたところで気付く。
「本から聞こえる……?」
確信を抱くより先に、絵本の中のうさぎと目が合った。
「ほら、君も!早く行かないと遅刻しちゃう!」
絵本の中からオシャレなうさぎが僕に言う。
「どういうこと?」
聞き返すとふっと眩しさに包まれて思わず目を閉じる。
「あぁ、大変だ!このままじゃ遅刻してしまう!」
聞き慣れない声に目を開くと、目の前には絵本で見たうさぎの背中。二足歩行で(というよりは跳ねながら)慌てた様子で遠ざかって行く。呆気にとられているうちに、その後ろ姿は見えなくなった。
「……は?」
わけが分からない。たぶんさっき持ってた絵本の世界だ。あのうさぎはそのうちに水色のエプロンドレスを来た女の子に追いかけられるんだろう。
「いやいやいや、ゆめ?なに?」
混乱して頭を抱えそうになる。そこでやっと、自分が絵本を手に持っていることに気が付いた。何の気無しにページをめくると、辺りの景色も端から切り替わっていく。
「おぉ、変わった」
最早これ以上悩む気力も驚く体力もない。切り替わった場面では女の子が小さな扉をくぐる方法を探していた。
「わ!これ、食べてみたかったやつだ」
瓶入りのクッキーを見つけてテンションが上がる。食べてみたい気持ちでいっぱいだけど、不安の方が勝ったのでやめておいた。絵本のページをペラペラとめくる。その度シーンが切り替わる。慌てるトランプも、真っ赤な女王も、ペラペラと通り過ぎる。アニメーションを倍速再生してる気分。最後のページまで行って、パタンと閉じる。するとまた、目を開けていられないようなまぶしさに見舞われた。
「戻れますように」
小さく呟いて、必死な思いで祈った。
そんなことがあった日から三年が経ち、僕は無事に小学校を卒業した。あの不思議な現象について、親に話したことはない。上手く説明出来る気がしなくて。でも何となく、二人は知っているような気もする。
あれから色々検証して分かったのは、本に入れるのは一人で家にいる時だけってこと。本を開いて呼びかけられた時に返事を返すと行く、無言で閉じると行かない、という選択になること。入ってから出るには本を閉じる必要があること。ページは進めるけど、戻れないこと。何をどうしてもお話の大筋は変えられないこと。あとは、アリスの食べたクッキーは僕の好みではないこと。少し甘すぎた。
本はまるで、色んな世界を冒険したり、旅行したりするためのいわばチケットのようなものだとママは昔言っていた。それは確かにそうかもしれないけど、まさか本当の意味で旅をすることが出来るとは思わなかった。両親が良かれと思って買い揃えてくれた様々な本の背表紙を見つめ、僕は今日も旅の行き先に迷っている。
『好きな本を旅する』
〉好きな本 22.6.15
好きな本について語り合った日々
忘れてないよ
だって私にとっては、今でも大切な大切な思い出だもの。
言葉を交わせなくなって三年。
貴方は
今日はどんな本を読んでいるのかしら。
叶うことならもう一度……
貴方と本について、物語について、語り合いたいです。