『好きじゃないのに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は君のことが好きなのだろうか。
気づいたら目で追ってるし、
目が合えば心臓がうるさくなるし、
君の言葉1つ1つに振り回されるし。
……いや、好きなのか。めっちゃ好きじゃん。
でも、君を想って出てくる
黒くてぐちゃぐちゃした気持ちは、
好きじゃないのにな。
#好きじゃないのに
#好きじゃないのに
突然の人事異動
不安と期待が入り交じる
あいさつ回りで、訪れた取引先
名刺交換で差し出された名前に息をのむ
一生そばにいると、信じていたのに、
2か月前に別れを遂げた彼の名前と、一文字違い
名刺から、彼の瞳へ視線を移す
その微笑みが、仕事用だとは知っているけれど、始まりの予感と思えてしまうのは、3秒見つめたからでしょうか?
好きじゃないのに、気づくとあいつのことを目で追ってる。
幼馴染?腐れ縁?なだけで、別に好きじゃない。
彼女がいたこともある。あるのに、あいつに恋人ができたと聞いて、ズキッと胸が痛んだのは…。
あいつのこと、好きじゃない。好きじゃないのに、好きじゃないはずなのに…。
自分の気持ちに気づかないふりをするのは、そろそろ限界。当たって砕けるかもしれないけど、あいつには迷惑な思いかもしれないけど、伝えないと先に進めない。
そう決意した俺は、あいつに会って話すため、スマホを強く握りしめ、通話ボタンを押したのだった。
「お屋敷の手伝いをしている方にお料理とお菓子を教わってきました!ご当主様のご飯も作ってるらしいから味は料亭に引けを取らない、はず…!」
えっへんと自慢気に胸を張る君は、教わってきたというお菓子を取り出した。
「材料が馴れない物だったから、ご飯は今度ね。おやつです」
「これなら…緑茶が合うのかな?煎れてくるよ」
「「いただきます」」
手先の器用な国だから食事の飾り切りも素晴らしく、このお菓子も形を崩してしまうのは勿体無いと思ってしまう。目でも味わい舌でも味わう。感性の豊かな国だ。
フォークが添えられていたからそれを使って一口大に。君は料理教室で教わったことや一緒に習いに行っていた友人の話をしては、おやつを口に運んで表情を崩している。数時間前の思い出を隠し味に自分で作ったお菓子は君が言っていた「料亭にも引けを取らない」美味しさじゃないだろうか。
俺もそろそろ食べないと。
パクリとひとくち。………んむ、これは?
「……不思議な食感だね」
君の熱い視線に堪えかねて出せた台詞がそれだった。もっと気の聞いた事を言えなかったんだろうか。好き嫌いはしない主義なのに、これでは君にバレてしまう。
「…苦手そうだね」
「あまり食べないタイプのお菓子だからかな…」
「『好きじゃないのに』無理しないで。残しても私が食べるから」
「君が俺のために作ってくれたんだ。ちゃんと食べるさ」
予定より1つ多めに作ったのは俺の為、最後まで残すことなくカケラまで食べ終えた。緑茶と相性が良いことは分かるのに君と同じ感想が持てないのは残念でならない。
「あなたが好きそうなお菓子を先生に相談してみるね」
食べ終えた俺をくしゃくしゃと撫で回して、思い付いたように
「ね、口直しはいかが?いらない?」
君が自分の唇にちょん、と触れる。俺が君を残すなんてあるはずないのに。
「口直しもちゃんと頂くよ」
好きなものなら何度だって。誘われたんだ、存分に味わおう。
好きじゃないのに?好きだから?か知らんけど
好きなものの欠点って見つけたくないというか、
気付きたくないというか目を背けたくなるよね
好きでも、あばたもえくぼに見えないこともあるのだ
欠点は欠点なのだ
認めなさい自分
完
ただいま!お花買ってきたよって彼氏。
特別な日に貰うのは嬉しいけど、日常的に買ってきて手入れ丸投げされるのは好きじゃないのに。
絶対楽しいから行こうよ!って彼氏。
私は怖いものが苦手だからお化け屋敷は好きじゃないのに。
これプレゼント!って彼氏。
私は青色の方が好きで、ピンクは好きじゃないのに。
いつもありがと!○○が家事好きで助かってるって彼氏。
生活を回すためにやってるだけで、別に家事は好きじゃないのに。
短くはない年月の中で都度伝えてきてたのに返ってくる言葉はいつも、あれ女子ってこういうの好きなんじゃないの?元カノは好きだったけどな。ばかり。
ねぇ、覚えてる?
私はサプライズとかは苦手だから、フラッシュモブとか人前での公開プロポーズとかは好きじゃないんだって言ったこと。
覚えてないよね。だって覚えてたらこんなことしないもんね。
周囲の人から向けられる期待の目に居心地の悪さを感じながらこれまでのことを振り返る。
彼氏は私が今俯いているのをきっと感動して言葉が出なくなってるんだとか思ってる。
…あぁ、なんかもう、いいや。
私は顔を上げてさっき目の前に差し出されたリングケースを突き返した。
「私はあなたと結婚しません」
だってもう、あなたのこと好きじゃないから。
春風に眠る
「全部、夢だと思ったことはない?」
春の湿った空気が肌に張り付く。視界が急に霞んだような気がした。私が返事をする前に、遥は背を向けたまま言った。
「この波の音も水の感触も潮の香りも」
セーラー服の襟がはためく。彼女は膝まで海に浸かっていた。
「───私たちが、ここに存在してることも」
そう言って遥は振り返ったが、彼女の後ろにある太陽のせいで表情はよく見えない。ただ、口元は笑っているように見える。
「だって夢って明晰夢じゃない限り、夢か夢じゃないかなんて分からないでしょう?私たち、自覚していないで夢を見ているかもしれないのよ」
彼女は、裸足で波を静かに踏みつけて、こちらへ向かってきた。私は俯き目をそらす。
スカートのひだが海水の飛沫を吸って重くなっている。私の足は砂浜に吸い付いたように動かない。
「ふたりだけで、同じ夢を見てるの。これはもう運命よ。共鳴しているの」
足音が間近に迫ったとき、遥は私の顔を覗いた。
「ねえ、一緒に夢から醒めない?」
遥は私の手を掴んだ。そして私を、深い深い海へと誘う。
『二人ぼっち』
海に囲まれた離島に立つ私立花咲(はなさき)学園。水戸 海豚(みと いるか)と蝶百 小豆(ちょうひ あずき)は、自分たちが呼び出された理由を考えながら、生徒指導室で座っていた。
「済まない、遅くなった」
生徒指導担当の(名前)が、木製の扉を開けて2人の向かいに腰を掛けた。
「先生、話ってなんですか」
面倒くさそうに水戸が尋ねた。
「実は、お前たちに更生して欲しい奴らがいてな。」
更生して欲しい奴ら、その言葉を聞いた瞬間、2人の脳裏に2人の人物がよぎった。
「更生して欲しい奴らって、香坂 仁(こうさか じん)と、檜山 十良(ひやま とおる)ですか?」
「悪魔寮の不良どもの話、獣人寮まで届いてんのか。」
香坂と檜山は、この私立花咲学園の中でも、不良の代名詞とされるほどの問題児で、毎日のように問題を起こすので、先生も手を焼いている。
「本当はこういう問題児どもは、俺たち教師が指導しないといけないんだが、最近色々問題が山積みでな…と言うことでお前たちにこいつらの更生を頼みたい。」
「香坂くんと檜山くんの更生くらい先生がしてくださいよーめんどくちゃい。」
「そう言いなさんなって。我は大丈夫です。頑張ります。」
嫌がる蝶百に続いて水戸が言った。
「ありがとう、助かるよ水戸。」
(名前)が水戸の了承を聞き安堵した。
「蝶百、もし断ったらお前の宿題増やしてくれとお前の担任に頼むぞ?」
「わかりました!やります!!」
簡単に釣られたな、と、水戸は微笑した。
「では早速明日から頼む。よろしくな、二人共。」
(名前)はそう言い残し生徒指導室を去った。
静まり返った生徒指導室で、二人は顔を見合わせていた。
物心ついた時から気づいてた
“僕”は周りと違うって
母は僕に可愛い服を着せて
髪も毎日違うように可愛く結って
持ち物は可愛い物で常に溢れてた
部屋も可愛いぬいぐるみが沢山で
可愛い家具が綺麗に置かれてて
本棚も少女漫画が並べられてた
けど、僕がほんとに好きなのはそんなのじゃなくて
かっこいい服も着たいし
髪も短くしてかっこよくセットしたいし
かっこいいっていわれるような物が欲しい
部屋もぬいぐるみは要らないし
家具もシンプルがいいし
本棚には好きな漫画を並べたい
僕は可愛いが好きじゃないのに
“私”は可愛いが好きじゃないのに
【好きじゃないのに】
どうしてこんなドキドキするの
貴方の事しか考えれなくて
思考が停止する
#好きじゃないのに
本当は好きじゃないのにって…
これさ~
恋愛関係では絶対ダメなやつ!
不幸の匂いしかしない…
こんな人は理解できないからどうでもいいが
自ら人生ダメにする人って
ゴメンなさい 大嫌いです…
でもさ
本当は好きじゃないのにってこと
恋愛以外の大人の世界では
大人の事情で
こんな事は多々あるよね
「好きじゃないのに」
私の場合
私はサプライズうんちゃら系は好きじゃない
ってか大嫌いだ!
だって〜
自分の思いを押し殺して
「うわぁ~!嬉しい♡」とか
「これ欲しかったの♡」とか
台詞棒読みみたいな演技をしなきゃならない
腹話術の人形的に口パクみたいなあの状況…
嫌でしょ!? 怖いでしょ!?
なので〜
お祝い会やるよとか言ってほしいし
欲しいプレゼントはコレって言わせてほしい
可愛げがないとか思われるかもだけど
嫌なんだよね~ そういうの…
残念なプレゼントほどガッカリな物はない
プレゼントは心から喜びたい…
ただそれだけです…
🌈黒猫のつぶやき🌈
怖がりなので
人生にサプライズはいりません…
“予定通り”“想定内”
これがいいんだよ〜
後ろから無邪気に脅かすとかアレは無いわぁ〜
ドッキリ系なんて死ぬよ!www
好きじゃないのに、嫌われたくない。
好きじゃないのに、好かれたい。
結局、自分以外の人は他人で、
他人は自分に関係してきて、
嫌われたら、それが連鎖して、
好かれたら、また連鎖して、
結局自分に影響を及ぼす。
自分が嫌われたくないのは、
自分が多くの人に好かれたいのは、
好きじゃないのに、そうするのは、
自分に悪い影響を及ぼそうと考える人を、
減らしたいからである。
自分に良い影響を及ぼそうと考える人を、
増やしたいからである。
自分は、自分の意思では動けない。
好きなんて意思は、もうどこにもない。
「好きじゃないのに」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャでは、
誰でも大歓迎です!!
雑談とかしたいです!!私が!!
オープンチャット初めての方も大歓迎!
いつでも待ってます!
# 好きじゃないのに
僕は猫派、彼女は犬派。
僕は甘党、彼女は辛党。
僕はインドア、彼女はアウトドア。
僕はたけのこ、彼女はきのこ。
僕は内向的、彼女は外交的。
全く違う。何もかもが正反対。
対義語辞典を開いて、彼女と額を突き合わせて笑い合った。人間を二つに分類するならば、僕と彼女は一緒になれない。
彼女が好きなものは僕の嫌いなもの。
僕が好きなものは彼女の嫌いなもの。
激辛ラーメンを勧められる。好きじゃない。好きじゃないのに、一口もらう。案の定辛くて顔を顰める。彼女は悪戯っぽく笑う。
特大パフェを勧める。彼女は恐る恐るクリームを口に含んで、やっぱりね、とでも言いたげな顔で舌を出す。僕はごめんと謝りながら笑う。
でもいいのだ。
僕は激辛ラーメンの代わりに餃子を食べれるし、彼女は特大パフェの代わりにコーヒーを飲める。たけのこときのこ、両方買えばいい。猫と犬、両方飼えばいい。外でキャンプをした後、家でゆっくり映画を観ればいい。
なんの問題もない。
好きじゃないのに
好きじゃないのに思わせぶりして
好きじゃないのにあの子ばかりに優しくして
好きじゃないのに好きな感じで接してて
ほんとは好きなんじゃないかって、
ほんとのことを知るのが怖いだけ、、
好きじゃないのにって、
あなたの事を嫌いになろうとしている
自分も
好きじゃない。
あなたは私のこと好きですか。?
私はあの子と同じように
あなたと釣り合える女ですか。?
自分が相手を好きじゃないんじゃなくて認めたくないだけ、いじをはっているだけだと自分は思う。
人間というのはその場の雰囲気、自分の立場、周りの印象などに合わせて自分をつくっていく生き物だ。いや、自分を見失っていくの間違いなのかもしれない。
だから、自分の思っていることをそのまま受け入れることができない。
だって無意識のうちに自分の考えをこらえて生きていってしまっているから。
じゃあ、どうやってその恋を見つける、認めればいいのだろうと思うかもしれない。でもそう思うのは正解でもあって間違ってもいる。
人々は自分が好きだと思ったもの、人、そのほかの多種多様な生物達に気づかなくても心が気付いてないだけで、体、行動ではその人に好意をしめして行動するから。
過ごしていくうちに自分の心の底からあぁ、この人のことを自分は好きになったんだ、、と思える日が絶対にくると思う。
私はその瞬間こそ、自分が心の底から恋をしているのだと気づく瞬間だとおもっている。
「もしもこの恋が本当の恋ならば」
お題「好きじゃないのに」
気がつけば目で追ってしまう。
「おーい、聞こえてんのかー?」
目の前で手を振られて、ハッとした。
ぼーっとしてたようだ。
「お前死んだ魚の目ぇしてたで」
笑いながら言うのは、幼馴染の桃瀬だ。
成績はめっちゃ悪いのに運動神経だけはめっちゃ良い。
バスケで全国大会行ったとか。
「なんかあったん?」
「なんもない…」
いや本当はある。けどこいつだけには言いたくない。
「いやなんかあるやろ」
「何もないって」
百瀬は腕を組んで唸り始めた
「んー何かなー。あ、わかった!」
「…なに」
「推しのイベントのチケット外れたやろ!」
「ちゃうし」
「ちゃうのー?えーじゃあ…」
即答するとまたすぐ考え始めた。
「怪我した!」
「してない」
「弁当で嫌いなもん出た!」
「出てない」
「こん前のテスト今までで一番悪かった!」
「…それはお前やろ」
「あ、バレた?」
「バレバレやわ」
「んはは」
豪快に笑う彼が輝いて見えるのは、太陽の光せいだろう。
あー…私今どきどきしてる。
こういう時間が好きだなって思ってる。
一生続いて欲しいとか思ってる。
自覚したくないって思ってる。
好きじゃないのに。
お題:好きじゃないのに 2023/03/26
縁と言うのは不思議なもので
自分の意思とは関係なく深く繋がっているらしい。
それは血の繋がりも然りで
どんなに関わりが薄かろうと
どうしようもなく関係を結んでいてる
嫌いではないのだけれど、
好きじゃないのに
2023/3/26
つい手に取ってしまう。或いはつい注文してしまう。あの味が食感が匂いが見た目がそれ以前に食材そのものが好きじゃないのに食べたくなる。これがやみつきという物か。珍味やげてものの類いはハマるとそれ無しでは食事が物足りなくなる中毒性がある気がする。
「すみませーん。注文お願いします!」
そういう訳で今日も今日とて他の人が頼まなそうなアレを注文しよう。
好きじゃなくなった異性に
好きなふりするのめんどくさい