『奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【奇跡をもう一度】
たま~に塞ぎ込む
些細な事だったり
気分だったり
考えても仕方の無い事だったりもする
一応、周りにそれを悟らせない立ち振る舞いは出来る
最終的には結論らしき物を出し
自分を納得させるか
考えてもしょ~がねぇや
で落ち着く
程なく
その時間を有効に使おうと切り替わるし
他にも考える事は色々とある
優先順位の低いそれに時間はかけれない
だけど
たまに時間を持て余すと良くない
優先すべき事が片付いて行くと
薄ら見えてくる
たまたまタイミングが合ったってのもある
すでに奇跡は起こった
これ以上はない奇跡が
これ以上の何をもって
奇跡とするのか
そこに嘘は一つもないし
自分を誤魔化してる訳でもない
だから尚更
自分の意に反して
ふと湧き上がるその何かに
どう向き合えばいいのかも分からず
次に時間を持て余し
タイミングも重なるその時まで
持ち越す
持ち越せる事が
奇跡なのかも
響き渡る絶叫と一切の容赦なく燃やし尽くす炎。
只人たちは逃げ惑い、倒れた羊は炎の狼に喰われていく。
「あっははっは♪しね!しねっ!しねぇっ!愚かに死んじゃえ!!!」
あぁ…神様。この世に救いは無いのでしょう?
神の救いは既に行われた後なのだから。
「⸺……ぅ”…ぉ”」
「あれ?まだ生きてたの?しぶといな〜、君。こんなんでも、英雄っていうゴキブリだった訳か…ゴミ虫だったけど♪」
「……お…れを………従……者に、おねが…いしま………す」
「えぇー…生き延びられると思ってんの?あー、やだやだ。これだからボク、人間ってキライなんだよねー」
なんということでしょう。神々に認められた英雄が、魔族に与する言葉を発するなんて……信じられません。
私達の光であり、救いである英雄様は、地に堕ちてしまいました。
⸺でももし…私の声を、神々のうち一柱でも聴いていらっしゃるのならどうか…英雄という奇跡を。
逃げ惑う人々が救われる奇跡をもう一度だけ……⸺お願いします。
【救うも捨てるも神の自由】
奇跡をもう一度
あなたと出会えた奇跡…
一瞬だけなのに、今でも
鮮明に覚えてる
あなたの美しく儚げな
横顔…
一目惚れ
奇跡を起こせるなら
もう一度、あなたに
会いたい…
いいかい?奇跡ってのは1回きりだから奇跡なんだ。
奇跡とか偶然ってのが頻発してたらそれは必然と言うんだよ。
まぁ、奇跡の起きるシュチエーションと、数年単位で間が空いてれば奇跡、偶然って言っても差し支えないか。
(奇跡をもう一度)
学生の頃恋人がいたが、憧れの先輩が忘れられないと3ヶ月で振られた。
それからずっと恋人ができず7年間をすごした。
その後職場の年上の女性と1年間付き合ったが、ずっと怒られてばかりの私。
挙句の果てに突然連絡が途絶えて自然消滅。
ああもうずっと私はこの先独りだ、そう思っていた時とある人と出会った。
今の妻である。
奇跡のような出会い。
運命としか言えないくらい居心地がいい関係。
こんな奇跡、これから先また起こるのだろうか。
奇跡をもう一度実感する日は再び来るのだろうか。
いや、来ない。
来なくていい。
今がすでに毎日奇跡のように幸せな日々だ。
このままずっと妻と穏やかに過ごせたら...。
他に何を望むことがあるだろう。
運命とか奇跡とか、あまり信じていなかった私だが
信じてみるのもいいかもしれない。
「やっぱり見つからないのかな」
「大丈夫よきっと見つかるから!」
私は心臓がわるくドナーを探している
でも…いくら探しても見つからなかった
嗚呼、もう死んじゃうのかな
2日後ドナーが見つかり心臓を移植した
お母さんは…
題名「奇跡をもう一度」
3ヶ月前、祖母がインコを逃がしてしまった。
とても可愛いインコだった。おしゃべりが上手で、私や家族が教えた言葉は早い時は一日もしないうちに覚えて、ひたすら喋って、私達を喜ばそうとしてくれていた。家族が帰ってくるとカゴの中からすぐに近寄ってきてくれて、「おかえり」と喋ってくれた。
祖母は高齢で、少しの段差などでつまづいてしまうことも多かった。祖母とは家が近いのでそのインコを連れて毎日のように家を訪ねた。祖母はとても喜んでいた。祖母は昔からインコを買っており、インコがとても好きだ。インコと触れ合う時は赤ちゃんを見るような暖かい目でいつも優しく接していた。インコもまた祖母が大好きで、2人が触れ合っているその光景を切りとったものは写真では収まりきれないくらいの優しい光があり、絵になるくらい素敵だった。そのくらい、祖母はインコに癒され、インコは祖母に懐いていた。
だから高齢とはいえ、一日だけならいいかと世話を任せてしまった。
よく晴れた朝だった。雲がひとつもなかった。祖母はインコの名前を呼びながら、縁側でそのインコのかごの掃除をしてくれていた。
祖母の家にいた私はトイレから出て縁側に顔を出した時、祖母の蒼白した表情が一番最初に目に入った。次に目に入ったのは空になったかごと「逃げた!」と言う祖母の声。その瞬間私の心臓は口からとび出そうなくらい跳ねた。
その後のことは、よく覚えていない。
たしかパジャマのまま、縁側から裸足で飛び出したのかな。そしてひたすら近所を探し回って。青空をくまなく見たけど、あの子が飛ぶ姿はなかった。木の枝、家の屋根、洗濯物干しの竿、ブロック塀の上、一生懸命探したけれど、どこにもいなかった。探し疲れて道端で再び空を見上げた時、どこまでもきりのない青を見た時、この世界に私はひとりなんだという根拠のない喪失感に襲われた。
探すのを諦めて祖母と会った時、祖母は悲しそうに申し訳なさそうにしていた。
「ごめんね。」
「そんな、大丈夫だよ、おばあちゃんは悪くないよ」
自分の口から流れるようにそんな言葉が出た。
でも心の中は違った。私は祖母を憎んでいた。わざとでは無い。絶対に。分かっているのに、憎んでしまった。祖母は悪くないのだ。どうしようもなかった状況だったのだ。分かっている。なのに、「あんたのせいだ」そんな言葉が私の心のスペースを陣取っていた。隙間もないくらいに。
あれから3ヶ月。インコの保護情報も、目撃情報もない。心に少し重みはあるが、もう気にならない。祖母の家にも毎日行き、顔を出すようになり、とても仲がいい。
話は少し変わるが、8年前かな。祖母が昔、こんな話をしてくれた。
「私が若い頃に買っていた文鳥がね、一度逃げたんだけど、帰ってきたんだよ。夜に一応カゴの入口を開けっ放しにして外に置いていたら、次の朝なんの躊躇いもなくそこで休んでたんだよ。一晩飛び回って、疲れて、帰ってきたのかな。もうすごく嬉しかった。」
3ヶ月前インコを逃した時にも、そんな奇跡が起こるんじゃないかと、その子がいたかごを、入口を開けっ放しにして外に置いていた。今までの3ヶ月間ずっとそのかごをそのまま外に置いているけれど、そこに入っているあの子の姿は見ていない。
奇跡がもう一度起こるのなら、そこに入って、長旅で疲れたと何事もなかったかのように休んでいるあの子の姿が見たい。
幼い頃に味わった
奇跡であふれた日常を
今夢にまでみるのだ
記憶はないけど
身体が覚えている
あのふわふわした
純粋な奇跡をもう一度
カミサマ、に祈って叶えられるほど
私は出来た人間ではない
どちらかといえば、弱い方だ
そんな人間に、奇跡なんて起きるはずもない
彼女が私のことを好きになってくれる、なんて奇跡が
その子はこんな私でも気にかけてくれる
優しい、優しい子だ
だから、もし、この想いを言葉になんてしたら
きっと重しになってしまう
あぁカミサマ
あの子に、あの、優しい子に
奇跡を起こして下さい
私には奇跡なんていらないから
あの子が好いた人が、また、あの子を好きになる
なんて奇跡を
そんな奇跡を、起こして下さい
そうしてそれが起こった日、
私は隣で笑うのだ
「よかったね」
って
奇跡をもう一度だけ起こせるとしたら、何を起こしたいだろうか。
彼ならこう願うだろう。親友の体調が良好であることを。
実はこういうことだ。
彼にはかけがえのない友人がいる。いや、親友と言ったほうが正しいか。
その親友が今、重い病気に罹り入院していた。数ヶ月で退院はできたが、再入院の可能性がある状態だ。
今は自宅療養中だが、いつ悪化して再入院するのか分からない。だからだろう。彼が心配するのは。
数ヶ月で退院できたが、今度は何時まで入院するのか。親友とこのまま離ればなれになってしまうのか。
彼にはそんな恐怖が心の中で渦巻くようにこびり付いていた。
最近の親友の状態は、検査が増えている状態だった。健康そうに思えても、医者からは良くなさそうな感じなのだろう。
だからこそ、彼は願っていた。親友の体調が悪化しないことを。良好な状態をキープすることを。健康な状態へと早く回復することを。
それから数週間後のこと。親友の検査の日がやって来た。そして、長い時間がかかったが、結果が告げられた。
経過は良好であるということ。そして、順調に回復に向かっているとのことだ。
その報告は二人に安堵をもたらすものだった。肩の力が抜けすぎるほどに。
その後は医者からの注意事項が続き、話が終わった。
彼は思っていた。奇跡はもう一度起きたのだと。親友の体調が良好になったのは奇跡が起きたからだとーー。
奇跡をもう一度
奇跡は二度ないから奇跡なのだ、人の子よ。私は二度目の奇跡を願って祈る少女を見つめた。少女の父親は一度重い肝臓の病から奇跡的に生還した。私の力でそうしたのだが、二度目はない。あの男はまた酒で己の肝臓を痛めた。全く愚かなことだ。奇跡を願う少女も愚かだ。むしろあの男がいなくなるほうが幸せになるであろうに。人間は基本的に愚かだ。少女の背後で舞う落ち葉が一瞬ハートのかたちに並ぶ。ああいうなんにもならない奇跡が毎日起きていることに気づかず、自分の心の安寧のためだけに奇跡を願う。人間というものは理解し難い。時に奇跡を起こせる精霊である私は、もう長く…本当に長く生きたが人間がわからない。いつかわかるかもしれぬ。奇跡は日々起きているのだから。
『奇跡をもう一度』
あなたが奇跡をもう一度と望むのなら、私の全てを擲ってでも叶えてみせるから、だから、どうか、笑っていて。
友達が死ぬかもしれない手術を受けた
また友人がいなくなってしまうかもしれなくてとても不安だった
なんとかその手術は成功した
友達は幼なじみから告白されていた
なのにまた違う病気にかかった
死ぬかもしれないってさ
妹にスマホ渡すってさ
なんなの?手術して生きてるんじゃんw
なのになんでまた死ぬかもっていうの?w
死なないでよ
奇跡をもう一度
〘 奇跡をもう一度〙※実話
二度と起こらないから奇跡なのだと
分かってはいるけれど
それでも二度目を願ってしまう
もう一度、があるとしたら
どの奇跡を選びますか
もう一度奇跡を起こせるとしたら
ファンタジーな空想の後の虚無感
魂は廻る
来世は人間に生まれ変わるかは分からないけれど、何度廻っても僕は君に逢いに行くよ
何億もの人がいるこの世界で、同じ国に生まれて、同じ学校に通って、出逢ったこの奇跡をもう一度来世で起こることを願ってる
たとえ僕が人間に、君が花に生まれ変わったとしても、僕は君を見つけて愛でるよ
【時を告げる】← change order【奇跡をもう一度】
◀◀【たそがれ】からの続きです◀◀
⚠⚠ BL警告、BL警告。誤讀危機囘避ノタメ、各〻自己判斷ニテ下記本文すくろーるヲ願フ。以上、警告終ハリ。 ⚠⚠
時間にして約二十秒ほどの恐ろしい轟音が余韻を残してようやく止まった。ここに居るみなはアランを除いて業務終了の時を告げる大音量サイレンに慣れており、怯んだ者はだれも居らず平然と聞き流して佇んでいた。その中で独りおののき、残響にくらくらする頭を押さえている自分を可笑しく思いながらアランは、ああそうだ!とここまで急いでやって来た目的を思い出した。愉快なご挨拶に気を取られて忘れそうになっていたのだ。エルンストも同じだったようで、「終業だ、もうそんな時間……、そうだ、アラン、」無意識に呟いてはたと気付き顔を向けてきた。達成必須の目的であるエルンストの休暇取得。いまが願い出るちょうど良いタイミングと判断し、ゴーサインを送るようにうなづき返すと、社長、そして専務の二人に向かってエルンストが早速に訴え出た。
「父さ……いや社長、専務、突然で申し訳ないんですが、休暇を取らせて頂きたくてここまでお邪魔しました。明日から六日間の休暇です。お願いできますか?」
六日間。急に申し出るには若干長い期間だ。難しいかもしれない……社長と専務は少々驚いてお互い顔を見合わせたようだったが、二人ともすぐに笑顔で、可愛くてたまらないといった息子、そして甥っ子の申し出を全面的に受け入れる旨を専務が告げた。
「分かった、エル……いや主任、君は本当に今日のこの日まで、チーフと一緒に誰よりも頑張ってくれた。努力は報われなければな。望み通り申請しなさい、チーフがいない今は私と社長とで承認しておくから。休暇中になにかあっても私たちでカバーしておくよ」
「 ―― ありがとうございます、社長、専務!お言葉に甘えてそう致します!」
喜びに紅潮したエルンストが最高役職の二人にハグする。今日はどうやらハグ日和のようだ。もしもの時のための説得助っ人要員として待機していたアランだが、出る幕もなく事がうまく運び、父と叔父の間ではしゃぐエルンストの姿を一安心して眺めていた。
「もう大丈夫ですアラン、これであなたと同行できます!」
そう言ってアランのもとへ帰ってきたエルンストの二の腕を軽く叩いて笑顔で迎えた。社長もあとに続き、
「先ほど息子から聞きました、あなたの旅におともさせて頂けるとか。こちらとしては異存などありませんが、くれぐれもご迷惑にならぬよう言い聞かせておきましたゆえ、どうか息子をよろしくお願いします」
懇ろな礼を述べる社長へアランは軽く首を横に振り、もったいない仰せとばかりに畏まる。
「こんな奇跡のような再会は、きっと人生の粋な贈り物に違いないと思ったんです。それでわがままにも彼を旅の道連れに引きずり込んで、御社の貴重な戦力を僕が独占することになってしまったこと、まことに申し訳なく思っています。彼の休暇のあいだはおそらく大変でしょうが、どうかご寛恕のほど伏してお願いします」
傍で聞いていたエルンストは思わず小声で、大袈裟ですよと赤くなって抗議するも、アランの言葉は社長の胸にジンと響いたらしい。息子と同じく赤みを増した面持ちで大見得を切って見せる。
「そこまで言って下さるとは息子も果報者です。エル不在の六日間、我が社は苦戦を強いられるでしょうが、社員一同粉骨砕身し、なんとか苦境を乗り越えて見せましょうぞ!」
豪語した社長の言葉が興に乗ったようで、弟たちが面白がってざれごとを飛ばした。
「大損失をこうむるのは必定でしょうが、あなたがエルをそれほどまでに見込んで望まれるのならば致し方ありません。ですがジュノーさん、この貸しは高くつけておきますからお忘れなく」と専務がにっこりシビアなジョークを吐く。ギュンターはエルンストの肩を抱き、「大赤字で倒産してしまう前に帰ってきてくれよ、二人とも」とコミカルな口調で嘆いてみせると、みなドッと笑った。
▶▶またどこかのお題へ続く予定です▶▶
奇跡をもう一度
願って得れるものかな
奇跡だと感じただけの紛い物かも
何度も起こせるなら
奇跡なのではなくて
法則性があるはずだと考える
何を奇跡と捉えても
無知なだけの必然かもよ
可能性がないものにはない
たった一度ですらない
仮に奇跡でも気がつかないから
願っただけで叶うなら
誰もが願うだけで
何もしなくなるんじゃない
願うしかないなら願えばいいけど
願ったから叶ったのかは、また別の話
奇跡よ
パチンコの当たりを
宝くじの当たりを
奇跡よ!もう一度
私を輝かせてくれー!
チャレンジ73(奇跡をもう一度)
奇跡は夢の中にしかない。夢を現実にできる人は、努力の人である。私のようなナマケモノは、夢が夢のままで終わる。こうなったらいいなと願うだけで、行動が伴わない。だから、奇跡を願うのは虫のいい話である。
ここからは、睡眠中に見る夢の話だが、奇跡のような内容は心地良い。自分がオリンピックに出場する夢を見た。いい所で目が覚める。奇跡をもう一度、とはいかないものだ。やはり、夢は夢のままが良い。
奇跡をもう一度
奇跡をもう一度起こせるとしたら?
奇跡ってのは、起こそうと思って起こせるものもあれば勝手に起きるものもあると思っている。
どちらにせよ、奇跡が起こる過程には【積み重ねゲージ】みたいなものが存在しているのではないかと思う。
私は奇跡を起こそうと試みたことはない。
あ、ないと言えば嘘になるか。
小さな幸運ぐらいは何度だって願ってきた。
だけど、私の奇跡は大概眠ったままだ。
無理に起こす必要も無いし、起きたいタイミングで起きてもらって構わないと今は思ってる。
果報は寝て待て、って言うでしょう?
私が奇跡を起こすのではなく、奇跡が私を起こしに来てくれるのを待つくらいがちょうどいい。
そんな何度も起きるものじゃないからこそロマンがあるのだから。
むしろ、どデカい花火を打ち上げたいのなら、そう易々と奇跡さんを起こしていてはいけない。
だから私は奇跡をもう一度なんてねだらないのだ。
ある意味、とんでもない野心の持ち主なのかもね。