『奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
奇跡をもう一度、という映画を見た。
よくある、お涙頂戴の作品だなと思ったのが第一印象。
他の人にこんな事いったら、酷いねーと言われるのがオチだから、もし見に行った?と聞かれる事があったのなら、私は見てない、というだろう。
奇跡なんて、そう簡単に起るものじゃない。
だから奇跡なんだ。
いつも奇跡が身の回りにあったら、奇跡という言葉自体が凄く軽いモノになってしまう。
言葉を使うなら、その重さを考えなければいけないと、私は大人になって思う様になった。
「ただいまー」
「あ、おかえり~」
台所から顔を出したのは、私の恋人だ。彼の職業は小説家、言葉を操る人だ。
「映画、どうだった?」
「私はあんまり。お涙頂戴、って思っちゃった」
あはは、そうなんだ。と笑う彼。
「見に行ってみたら?感想聞きたい」
「うーん。あんまり興味ないけど…、うん。行ってみるよ」
彼の作品は、私の勝手な印象では、言葉を大切にしている作品達だ。
彼の紡ぐ言葉は、私を虜にさせる。
私には不思議な魅力のある言葉なのだ。
「はーい、晩ごはん出来たよっ」
「わー、美味しそうっ!早く着替えてくる!」
今日のご飯は和風ハンバーグ。
とってもふっくらしていて美味しそう。
彼の小説の事を考えたら、何だが彼の本が、読みたくなった。
寝る前のお供に、彼の本を枕元に置こう。
彼は嫌がるかもしれないけれど、
今日の私は、彼の紡いだ文章を読みながら、眠りに就きたいのだ。
奇跡をもう一度
祈る
目を閉じて
組み合わせた手は力がこもりすぎて
知らず、震える
懇願に近い祈り
奇跡なんて、何度も起こるものじゃない
そんなこと理解っている
だけど、諦めきれない
自分が奇跡的にこの世に戻ってこれたように
貴方が帰ってくる奇跡を信じて
無力な自分には祈ることしかできない
けれど
神様、どうか
どうかもう一度奇跡を起こしてください
"奇跡をもう一度"使えれるなら…
友とまた笑って話して高校生活あと少しを一緒に楽しみたい…
友に、「一緒にいて楽しくない」って言われた日から、今日までおんなじクラスなのにあたかたもなくなってしまってた。
わたしはあの時楽しかった…
友もすごく笑ってて楽しそうに見えていたのは自分だけで、迷惑だったことにその言葉で知った。さらりと言われた言葉はわたしの心に痛んでしまった。
卒業まで話さず終わるかもしれない…
最近、目で追ってしまう自分に気づき怖くなった。
でも、もし叶うなら嫌われてるかもしれないけど
また笑って…
I.m.
昔、誰よりも大切な人がいた。
大親友だった。まぁでも、ライバルだったけどね
こん時はバスケをしてたなぁ
大親友めっちゃ上手くて、オマケに身長高い。
でも、高校で離れちまった。
敵のチームになっちまって…
俺[俺がぜってー勝つ!!]
大親友《俺だって負けねーよ》
[んじゃ!最後の勝負だな!!》
まぁ、結果負けちゃったんだけど)
久しぶりに飲むかって話して今現在。
[どうよ仕事!上手くいってるー?]
《まぁ〜な、お前どこ仕事すんの?》
[○○○○ってとこなんだけど〜]
《えまじ?!俺そこにいるんだけどw》
[えマジで?!]
少し沈黙が続いた
[んじゃ、どっちが先に出世するか勝負だな》
こんな奇跡が起きるなんてな。
102いいねかんしゃー
初恋は一瞬で終わる
だって
毎日乗る電車の中
一目惚れ
満員電車
その中で
3年間通って
たった一度だけ
初恋は引きずる
あの人の顔
優しさを
鮮明に覚えてる
何年経とうが色褪せない
入社式
扉を開けたこの先で
この奇跡かまた起こるといいな
そんなことを思いながら
私は扉に手を掛けた──
(2023.10.02/奇跡をもう一度)
ください。願うことが許されなくても、恋することが許されなくても、私にあの人を想う権利をください。
奇跡の記憶なんてものも4年も経てば薄れてしまう、知っている、あんなに熱狂していたスタンドももはや彼の奇跡を知らない人だっている、汚い靴で理不尽に踏みつけられることもあるだろう、それでも私に信じさせて欲しい。君はまた奇跡を起こせる。それは奇跡、なんて言葉じゃ足りない。今までの君がそれを証明できる。私が君を信じるし君も私たちを信じて欲しい。そしてまた、顔を上げて笑ってほしい。
奇跡をもう一度。
奇跡をもう一度と
思っていたら
11月に。
これで
皆んなに逢えるかな?
私が大好きな
2人を
見てほしいよ。
もしも、もう一度奇跡が起こせるのなら
大切なあの人に会いたいな
私は小さくてよく分からなかったけど
沢山愛をくれた
抱きしめてくれた
また大好きなビワ持っていくからね
天国で待っててね
奇跡をもう一度
貴方がお空にいかれて
私は悲しくて。。
今でも忘れることができない
もう一度貴方に逢いたいなあ
『奇跡をもう一度』
もうすぐ一年だね。
僕が君を失った日は、永遠に忘れない。
あぁ、願うならもう一度───────
なんとなく思ったことを呟く場所を下さい。
最近の自分は、自分でもよくわかりません。
だから、自分の周りの人は私のこと何考えてるか分かんないなってきっと思ってると思います。自分でも分からないから。いいよね?別に。
今は、新しいことにチャレンジしてみたいなっていう気持ちがあったり楽しいことを沢山したいな。
ワクワクしたり、ドキドキしたい。
新しい場所に行って、いろんな人に出会ったり、そしたら何か答えが出てきたりするのかな。
自分には意外とこれが向いてるなって発見があればいいんだけどね。
その結果何もなくていいんだよ。経験だもんね。
先生と会っちゃったからかな。ありがとう。
あの日あの場所で会えたこと
あの瞬間に同じ空を見たこと
奇跡と感じながら
うまくつかめずてのひらからこぼれ落ちていった雫
どうかもう一度
次はきっと掴むから
『奇跡をもう一度』
大学1年の時、私は、2度目の精神の危機を
迎えていた。
白か黒、ゼロか100の私にとって、
仲間と別れて 自由と安心を獲るか、
それとも、不自由な環境に身を置いて、
仲間と共に 成長する道を 選ぶか
究極の選択を迫られていた
魂が 崩壊していくようにさえ 感じられた
前も地獄、後ろもまた 地獄だった
まるで 迫り来る炎に 背を向けようとも
もう 何処にも、逃げ場は無いかのようであった
そんな暗黒の業火の中で、突然の光が現れた
仲間は言った
「きみの本当の気持ちと向き合ってごらん。
嘘偽りのない、本当の心と。
君の心には強くて、揺るがなくて、
何があっても負けない心が 絶対にあるから。
信じて。僕は、あると信じている。
その心がちゃんと見えたら、僕らにも教えてほしい。
そうすれば、それがどんな答えであっても、
僕らはみんな、君を心から応援できるから。
それが、君の幸せにも
必ず通じていくと信じてるから」
私は、その日から、必死に自分の心と向き合った。
泣きながら、幾度も幾度も、自分の心に問いかけ、
心のなかの本物の思いを瞬きもせずに見つめ続けた。
苦しければ、苦しいままに、その気持ちを訴えた。
そんな、暗闇の中をもがき足掻き続けるような時間を
くぐり抜けて
ようやく 一筋の光が、私の中に現れた
これが、私の本当の気持ち。
心から感じていることだったんだ
満を持して、私は仲間に、真心からの思いを伝えた。
仲間は、心から喜んでくれていた。
私の心は、雨上がりの虹がかかった青空のように
清々しく、凛としていた。
ここから、私の人生の
奇跡のようなドラマがスタートする。
そこから、光陰矢の如く時は流れ、
あの日から もう14年が経とうとしていた。
今の私は、一言で言えば停滞であり、
二言目には、怠惰と言える。
14年前の、あの奇跡の決意をもう一度。
踏ん張りたいのに、踏ん張れない。
前に進みたいのに、なぜだかうまくいかない。
そんな時は、あの奇跡を思い出せ。
私の本当の気持ちを
サーチライトで照らすようにして、見つけ出すの。
そして、本当の真心を 引き寄せて
ただ抱き締めるの。
必ず、できるわ。
ほら、あの奇跡を、もう一度
‐奇跡をもう一度‐
此處ではない
何處か遠くへ
夢を見乍ら
動けない
そんな自分と
向き合ひ旅立つ
出發の時間迫る
停車場に漂ふ
油の匂ひ
奇跡をもう一度。
そんな瞬間に立ち会えるのなら。
それだけ、幸運で。
でも、一度だけだからこそ。
それは、奇跡。
いろんなものは奇跡でできていると
今は思うようにしてる
無限に広がる宇宙のどこか
太陽系の地球上に
子猫が一匹生まれました、とか。
「奇跡をもう一度」
ある日、小さなわたしは
鳥に食われ
そのまま鳥の腹にとどまり
空の旅をした
見知らぬ異国に糞ごと着地し
雨水を受け
芽をだし葉脈をひろげ蕾をつけた
それからすこし力をこめて
ぷぅと薄紅の花びらをひらいた
そこに蝶がとまって
わたしの中の蜜を吸いはじめた
蝶がすべて吸い上げ
ふわりと飛び立つとともに
わたしの精神と魂も蒸発して
気化しながら
天へ向けて たち昇った
こんな幸福感は
はじめてだった
奇跡のようにわたしも
幸せになれた
自分を変えようと
自ら動き掴み取った現在(いま)
初めて気づいた小さな奇跡
「前の私も幸せだった」
自分にあった仕事だった
なんでも話せる友達だった
住みやすい環境だった
温かい人たちだった
離れてみてわかること
人も場所も環境も
全て奇跡だったのだ
もう一度
同じ奇跡は起こらないから
私は天高く
新しい奇跡に手を伸ばし続ける
一昨年の夏に戻りたい
これは私が、中三の時のことだった
私はその日初めて学校のみんなで集まる日だった
しかし、その前日に私の飼っていた愛犬の様子がおかしかった
いつもの事だと思い、私は少し気にしながらもいつものように生活を送っていた
次の日の朝、学校に行くために自分の髪を結っていると普段は直ぐに噛み付いてきて、吠えてくるいつもの元気な姿ではなく、何か私に訴えるかのように私の膝に来た
学校に行く時、私は愛犬に必死に伝えた
生きててね!すぐに帰ってくるから、絶対に死なないでね
私が愛犬に伝えられた最後の言葉だった
その日私は学校の廊下で学年主任から伝えられた
愛犬が亡くなったということを
もしも私に奇跡が起きるなら
その次の日になくなってしまったはずの愛犬がいたあの一瞬に戻りたい
そして、最後にもう一度
ありがとう
の言葉を伝えられたら、少しは私の心が穏やかになっていたと思う
なにもなかった
この世界に 私は
かけらすらなかった
いま君のかけらが 私の中に
たしかに存在している
君に会いたい
奇跡をもう一度
/ 奇跡をもう一度