『夫婦』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
彼は夢を見みていた。
好きな人と恋をしてそれから。
そんな未来を頭に浮かべて。
だけど、彼には贅沢な物だ。
彼には何にも無い。
彼自身もそれを知っている。
知っているのに夢を見る。
夫婦。
夢を見なくなる事を望むのに。
気付いたら彼は夢を追っている。
夫婦
介護施設のデイケアに来ていたお婆さんに、
「今日は何の日?さっきテレビで今日は何々の日です。って言ってたんだけど、忘れちゃって思い出せないの」
と言われ
「11月22日、今日ですか?明日が勤労感謝の日でお休みですけどね。今日は何の日でしょう?」
と考える。
「あー、もしかしていい夫婦の日じゃないですか?11月22日で、、、」
お婆さんも
「そうだわ!いい夫婦の日だわ!じゃあ私には関係ないわ。お父さんはとっくにあの世だし、私達の時代はいい夫婦って男に逆らわず。男を立てて女は黙って家を守る。亭主関白が当たり前の時代だったから。お父さんに感謝はしているけど、あの世に行ってほっとしているのよ。だって今みたいに自分の時間がなかったもの。」
と笑う。
いい夫婦って時代で変わるかもしれない。でも、死んだ後にあの人がいなくなって寂しいと言える夫婦でありたい。
私達夫婦はなれるかな?
気がつけば
クラゲの巣であった。
目の前に広がるいくつもの赤十字に、
自身の存在さえ曖昧に感じた。
嫌に透き通った青の中で、
無数に漂う赤十字の群れ。
その中で、
異様に目立つ2匹の赤がいた。
詳細に語ればそれらは勿論、
赤だけで構成されてはいないのだけれど、
彼らを表すに相応しい言葉はこれだと、
変な確信をもってそう呼称しようと思う。
はてさて、眼前の赤に見惚れるのにも
飽きた頃、ふっと疑問が湧いてきた。
それはそれは
今更にも過ぎる問いだけれども、
どうして私はここにいるのだったか。
確か私は今日、夫とダイビングをしに
はるばる富山まで訪れたはずである。
クラゲ→夫
貴方だったのね
そのまま海に沈んでゆく二人
心中なのかな
毎週会うなんて決めてないし。それでも土日に君以外の人との予定が入りそうになるとちょっと眉が不機嫌そうな形をつくってしまう。
今の私の君との関係性を説明するとそんな感じ。恋人という分類にいて、夫婦という分類ではないのだ。
夫婦になることを望む君の目には私はどのように映っているんだろう、と少し怖くなる。毎週一緒にご飯を食べて外に遊びに行って2人にしかわからない冗談で笑うことが夫婦になったら変わってしまうとは思えない。
それでも夫婦になったら変わるものはあって、それらは誠実な行為だけど、私の目にはそれが不純に映るのは私が不誠実だからだろうか。不機嫌そうな私の眉も君と食べたたこ焼きの味も、不誠実なのだろうか。
【夫婦】
夫婦揃って──とか良く言うけど、私達夫婦は全然揃わない。
目玉焼きにかける調味料は?と聞くと、私は醤油、夫は塩。
猫派?犬派?に対しては、私が犬、夫が猫。
趣味は私がドラマ鑑賞、夫はプラモデル収集。
と、こんな感じに全く揃わない。
それでも、彼と生涯を添い遂げるつもりなのは彼と出会ってから変わってない。
だって、あなたより素敵な人なんてこの世にいないもの。
『夫婦』
I think …
A.…it is better to get married early.
B.…it is better to get married late.
C.…it is better not to get married.
英語の授業で出されたこの質問。
結婚、つまり将来。将来なんて考えることが出来ないのに、この質問は「取り敢えず将来設計の一部として結婚を考えていると思うので聞きますね」という雰囲気をビシビシ醸し出しているので、私が異物になったかのような孤独感を味合わせる。
歩き回って他の人に意見を聞くという時間だから、聞き耳をたててみると、口で聞くよりも早く結果を知れる。
クラスの女子の殆どはAを選んでいるようだった。そんな予想の範疇を超えない答えに意識を飛ばしていると、ALTの教員が声をかけてきた。
「I think……it is better to get married late!」
定型文の質問を彼にしたら、ニコニコしながらそういった。定型文の質問が私にも返ってきて、私は思わずCを選んだ。私の答えを聞いて彼は大げさに驚き、
「why?」
と聞いてくる。スピーキングなんて苦手だ。そもそも、日本語でもなんて言えばいいか分からないのに、英語でものを言える訳が無い。ああ、無難にAにするべきだったと後悔していると、ALTが苦笑いをして会話は終了した。
なんだか、お前は人間じゃないと突き放されたような気がしたので、もっと嘘をつかないと馴染めないなと思う。
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『裏面を見よ。』
良い夫婦って、多分一生縁のない言葉になりそう。
両親を見てて、そう思う。
夫婦ね。どうなんだろうね。私は結婚もして子どもにも恵まれ、どうしようもない状況で離婚もした。
独身を貫いている友人もあれば、再婚と離婚を複数回している知人もある。
自分の経験による考えとしては、結婚はしてよし、しなくてよし、だ。私の結婚生活の状況を間近で見ていた友達は、どうやら「結婚」というものに夢を見なくなったようだ。確かに私は苦労したほうだろう。
夫婦であれたかと言うと、そうではなかった気がする。ただ一つだけ、現在に至って実感していることは、「共に歩く年月が、連れ合いと相互に信頼し、本音を伝えあって、連綿と続く日々を危なげなく進む基盤を育てる」ということだ。あくまでも「基盤」なのだ。その上に、どんなありようの彩りも乗っかってゆく。つまるところ、信頼と相互努力の連続が、「幸せな夫婦」であれるために不可欠なのだな、と考える。…まあ、「失敗的に離婚」している私が言うのは、いまいち説得力に欠けるかもだが。
なので、長年連れ添う御夫婦を尊敬する。人生の終盤に向かって仲睦まじく、明るく素敵な笑顔でいらっしゃる御夫婦を見ると、少し涙腺に来るくらい羨ましく思う。
私の結婚は「並び立つ者どうし」にはなれなかった。現実的状況を見れば離婚前も「なんだかひとりな感じ」だったが、今は「更一層ひとり」だ。
幸い、「どうか幸せな旅路であれよ」と願い想う対象が、子ども達を含め数人も居てくれてるので、孤独感に浸されることは無い。人生はどう転がるかわからないところもあるから、私の心がけ次第では、思いがけない「ギフト」が顕れる可能性もゼロじゃないかもしれない。
それでも、ひとり人生が完了するところまでゆく可能性に対しても、準備する必要がある。しかし当面のこととして、「ひとり旅をのびのびやる」のを上手になりたいところだ。
できれば誰もみな、誰かと歩く日々を大切に、理解し合う努力を喜びにしていけるのが良い。
はいどうも、お久しぶりです♪
急になんか書きたいなぁ〜なんて胸の中がウズウズしちゃって
ついついアプリ開いちゃいました(笑)
よーし書くぞぉ〜〜!ww
でもちょっと問題がありまして
なんと!なんとなんと!全く話題が思いつきません!!
どうしよう…
ん~~どうしよう…どうしよっかなぁ
と、
なんかいも同じ言葉書いて少しでも文章を伸ばしちゃう僕おちゃめ(笑)
てか最近、急に寒くなりましたよね!
マジで二ヶ月前までの暖かい陽気が恋しいw
ていっても秋から冬の空気感が好きだったりもする僕♪
一年の終わりに近づく度に街中もソワソワしちゃってさ
切ない気持ちになる人も居れば
新たな年を待ち遠しく思う人も居るでしょう♪
でもその前に大イベントのクリスマスとかもあるし
あれこれ考えるのもそこ楽しんだ後ですよね♪
まぁ僕はクリスマス仕事なんですけどね(笑)
クッソぉ!w
と、こんな感じで書きながら考えてると
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
いつの間にか意外と色々書けてる
ワァーオ(笑)
てことで、ホント最近寒くなったので
皆さん体調に気をつけて
できるだけ元気でお過ごし下さい♪ww
じゃねん(^o^)ノシ
「今日はいい夫婦の日ですよ、あなた」
「いい夫婦の日だと」
妻が衝撃の事実を告げる。
「いい夫婦の日ということは…夫婦でイチャイチャしろということだな」
「そうです。あなた。夫婦でイチャイチャしなければいけない日です」
付けていたままのテレビに総理大臣が映る
「国民の皆様。今日はいい夫婦の日です。繰り返します。いい夫婦の日です。結婚している方、その予定がある方はイチャイチャして下さい。これは国民の義務です」
「義務と来たか。これはイチャイチャする以外に道はないな」
「ではあなた。イチャイチャしましょう」
「ちょっと待ってくれ」
妻が信じられないといったふうに驚く
「あなた、イチャイチャしないのですか」
「いや、イチャイチャする前に渡すものがある。これだ」
そう言って妻に花束を渡す。
「これは…素敵な花束をありがとうございます」
妻はうっとりした顔で花を見つめる。
「ではイチャイチャしようか」
「待って下さい。あなた」
「何、イチャイチャしたいといったのは、お前だぞ」
妻は台所に行き、冷蔵庫から何かを取り出す。
「あなた、これをどうぞ」
「これは―最高級のいちごではないか。食べていいのか?」
「ダメです」
「なんだと」
「私が食べさせます。ほら、あーん」
「仕方がない。あーん」
だがこれは始まりに過ぎない
俺達夫婦のイチャイチャはまだ始まったばかりだ
「ホント君たち老夫婦みたいだよな」
俺らがよく言われる言葉。ただの夫婦じゃなくて老、ってつくところがポイントね。って俺らまだアラサーだわ!
と言いつつ我ながらまぁ思ったりする。俺ら老夫婦だなーって。
だって例えばさ、俺がちょっと腹痛てぇなってなった時、君は何も言わずにハイって胃腸薬出したりする。
「なんでわかんの?」
「…なんとなく」
顔色かな。しかめ面のせい?
俺も君が不機嫌な時、ほいって缶コーヒー投げ渡したりする。無糖のね、君は甘くないのが好きだから。
君は唇尖らしてたまま、
「…こんなんで騙されないからな」
なんて可愛くないことを言ったりする。
あ、こういう時は夫婦関係ないか。君がご機嫌を損ねるのはだいたい俺のせいで、そんな時も君は俺のこと絶対嫌わない。もちろん俺もね。
「そういうとこが老夫婦たる所以てか。もう聞いてらんねぇのよ、一生やってろ〜」
俺の戯言を聞いてた仲間からの憎まれ口。
そんなのも心地いいねぇと俺もニヤリ。
▼夫婦
お題 夫婦
夫婦茶碗によそう炊きたての真っ白なご飯。ほんのり甘い香りがした。
あなたとわたし、口の中へとご飯を頬張りながら顔を見合わせた。
自然と笑顔が溢れた。
朝から始まる夫婦の儀式。
こうしていつまでも居たい。
本日のテーマを見て固まるランキング
カウントダウン!
3位 友達系 → (いないから)
2位 LINE ↓ (入れてないから)
1位 夫婦 NEW (当方未婚)
私がこのアプリを楽しませて頂いてからはお初です「夫婦」。
世間的にはこのラインナップは大好物な方が多いんだろうな。
さて、夫婦。
ないな。思った以上に何もない。
そういえば昨日はいい夫婦の日だったな。
良し悪しはともかく夫婦の皆さん、お幸せに~。
じわじわ
浸透して依存
ベクトルの類似からなる共存
奇跡の連続
それに気づくのはまだ先
※夫婦
「夫婦」
恋人から夫婦になって 今は家族に
それ以上でもないしそれ以下でもない
血が繋がってないけど家族で
良いことも悪いことも共有する
たまには嘘をついてみたり
墓まで持っていかないといけない
秘密を隠し通してみたり
かと思えば 二人にしかわからない
阿吽の呼吸で歌い上げたり
相手の気持ちを優先してあげたり
それでも譲れないことは 譲歩しあって
笑えないことを笑い事にして
瞳の奥の本音を探る
ときには喧嘩もするけど
意識して 大切に 紡いでいかないといけない
消えてしまったら 二度と灯らない
儚くて 尊い きずな
◇夫婦◇
夫婦
週末のまとめ買いの帰り、目の前を黒い車が走っている。ナンバープレートが目に入る。
まただ、1122。いい夫婦の日。
「最近はちょっと減った気がするけど、やっぱりあのナンバープレート多いよねえ」
前を見ながら、隣の運転席に話しかけた。
「新婚の時に車買った人だろなあ」
「あれ、呼び出しの時とか困んないのかな。私、四桁しか覚えてないし」
他愛のない会話。
平凡な日常。
大事な娘。
それは私が結婚で得たもの。
以前、今はもう亡くなった伯父に、夫はどんな人か尋ねられたことがある。その時、頭に浮かんだことはたくさんあったけれど、結局私は「おもしろい人です……」としか答えられなかった。伯父は笑った。
「それはいいね。それが一番だよ」
商売上手で苦労人で、口喧しい伯父が、やけに嬉しそうに言ってくれた。時々思い出してはその言葉に力づけてもらっている。
いろいろあったけど、結婚は悪くないと思うようになった。だから来世まで一緒に、とは思わないけれど、この世では最後までよろしく。
娘に伝えるなら、経済的な自立は大事だと言っておきたい。
いつでも離れられるからこそ、もう少し頑張ってみようと私は思えたし、少なくとも私たちは対等でいられた気がする。
#96
どうすればいいの?
夫婦
少しお休みしようと思います
しばらくお話がたまったら
元気に帰ってこようと思います
ではまた!
ことり、
今日は結婚記念日、仏壇に花を添え、貴方の写真に想いを馳せる。ねえ、ちゃんと見てくれてる?
【 夫婦 】
貴方とは、お店で会ったのが最初だったわね。
似た者同士、隣合わせに並んで、お互いの事を話したわ。
ずっとこんな時が続いたら…と思い始めた矢先、
一緒に新居に住むことになって。
突然の事に驚いたのなんのって。
それからは本当に、長い時を共に過ごしてきたわ。
体のあちこちにガタも出始めたけれど、それほどの時を
経てきたのよ。
だから、貴方のいない未来に、何の希望もないわ。
新しいお相手を連れて来られても、何も感じないの。
私のペア茶碗は、貴方だけなのだから…。