『太陽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽……
フロントに蝶の鱗粉散る真昼 8分前の太陽フレア
(太陽フレアが地球に届くのは約8分後だという)
太陽。
人に対して「あの人は太陽みたいな人だ」ということがある。
しかし、ひと口に太陽と言っても種類があると私は思う。
あの人は暖かで穏やかな春の陽光のように周りに安らぎを与える「太陽みたいな人」ですね。
はい、彼は惹かれ近づいた者を焦がして焼き尽くしてしまう「太陽みたいな人」です。
私の唯一の明かり。私だけの陽だまり。
貴方の帰りが遅くても、貴方が不満を溢しても、私には貴方だけなんだ。
だから帰ってきて。貴方が居ない部屋はこんなにも冷たくて、寒い。サイレンが怖い。
早く、早く、早く、早く早く早く
車から降りて私の元へ戻ってきて。
貴方は私の太陽。私は貴方の月。
2024/08/12 #太陽
太陽…
サン!サン!サン!さわやか3くみぃぃ〜♪
学校休んだ日だけ聴けたなぁ…
【太陽】
「何で、吸血鬼とか怪物って、日光駄目なのかね?」
隣を歩く友人は、いつも突拍子もないことを言い出す。さあね、と頷きながら、自分はさっき買ったアイスをかじる。
「日光アレルギーとか?」
「極度にも程がある。吸血鬼なんて砂になるレベルだぞ」
友人も、アイスを舐めながらうーん、と唸った。
「我々の方が異常に耐性があって、太陽は生物を焼き殺そうとしてるとか」
「なんの為に生まれたんだ我々は」
「打倒太陽の為?」
謎すぎる会話。だが、それもまた楽しいから。
夏の光を放つ空の火球に、話題提供ありがとうと視線を少しだけ向ける。そして後悔する。
「この夏はとうとう、太陽本気出したな」
「違いない」
暑すぎる。
*太陽
太陽のようなヒト。
それが彼だ。
顔の周りの毛がフワフワしているので見た目が太陽のようだし、そのフワフワの毛並みの中にある顔もいつもニコニコ笑っていて、これぞ「太陽のような笑顔」というのだろう。
そんなオオカミの獣人を飼い主に持つ人間の私は、太陽とは真反対である。
例えるなら新月の夜。闇夜という表現が似合う表情をしていると、自分でも思っている。
「暗い」「辛気臭い」「何を考えているかわからない」母親によく言われてきたことだ。
それほどに表情のない、暗いオーラを放っている私は、まさしく闇夜だろう。月の柔らかな光すら放つことができない、光がどこにあるかわからない、そんな表情を常にしているのが私なのだ。
だから、なぜ太陽のような笑顔で常に楽しそうにしてる彼が、私を飼うことにしたのか全くもってわからない。
いつもかわいいかわいいと頭を撫でてくるが、可愛いところがあるわけがないのだ。
今も、本を読んでいる私をスマホのカメラ機能で連写しながら、「かわいい!!かわいいよ〜!」と言い続けている。
毎日のように写真を撮っているが飽きないのだろうか。同じようなポーズを撮って楽しいのだろうか。わからない。
と、
「セラは今日もかわいいな〜!!!」
と抱きついてきた。
いつもの流れだ。
私はされるがままでいながら、本を読み続ける。
彼は自分の頬を私の頬にすりすりしながら、
「セラは存在がかわいいんだよ〜いるだけでかわいいんだよ〜存在してくれてありがとね〜〜〜」
と。言った。
…………存在してくれてありがとう?
そんなこと、言われたことがない。
ずっとみんなから疎まれてきた私が、そんなことあるわけない。
でも、このヒトはそう言っている。心から言っている。
彼が嘘をつかない、つけないタイプなのはもう分かっている。だから心からそう思って言っているのだろう。
でもなんで?
なんで私が存在しててありがとうなの?
……わからない。
わからない。けど。けど、なんだか彼にもたれ掛かりたくなって、姿勢は変えないまま、そっと体重を彼に預ける。
彼の顔は見えないがパァッと明るくなるのがわかる。そして、尻尾をブンブンと振りながらさらに抱きしめる。
私は体重を預けたまま、彼の体温や毛のモフモフを感じながら、本を読み続ける。
今はまだ彼の言うことがわからない。いつか分かるのだろうか。
そんなことを思った。
追記
名前を変えました……!
なぜあなたは自ら光を出せるのだろう、熱を発せられるのだろう
私はいつもあなたの光にあてられていつも隠れてしまい月にもなることすら避けてしまう
なぜ私は心の中に誰でも持っているであろう光を熱を外に出せないのだろう、「クールなので」といった言葉でごまかすのだろう
ああそうか、「出す出さい」と考えているうちは太陽にはならないのだろうな、あなたには届かないのだろう
自分が自分であることを自覚して好きなことをやって笑顔で過ごせるとき、気づいたら私も小さい太陽となれているのかな
今はまだ遠いけど、笑顔の太陽に届くまで地面を一歩ずつ歩んでいこう
少なくとも上を見れば空から照らす光が背中を押してくれる
#太陽
「太陽は手が届かないんだよ」
そう意味深に笑うらんらん
「なんでか分かる?」
「えー、遠いし、熱いから…?」
俺が言うと、らんらんは笑う
「ちょっと、笑わんといてよ!」
俺がそう言っても、笑って笑って、涙までだすらんらん
「ごめんごめんw合ってるけど、思ってたのと違ったからw」
「まぁ、みことらしくていいんじゃない?w」
「なんなんそれ…」
「みこちゃんは可愛いねってこと。あ、俺もう家帰るね、やることあって」
「あ、うんっ」
…らんらんは言い出した割に正解を出してくれない
のらりくらりとしていて、なんというか…ずるい気がするのは俺だけかな
太陽がいっぱい
いっぱい過ぎて 眩し過ぎて
もう少し大人しくしてくれても良いんだよ
太陽の表面では水素がヘリウムになる
核融合反応が起こっているんだって
もしも、水をかけたら収まるかというと
水素を与えてしまうので逆に活発になるそうだよ
私達は多めの水を飲んで
陽の光にあたり過ぎないようにして
何とかどうにか、暴れ気味な太陽さんと付き合っていきたいね
太陽が川の水面を照らしている
そんな光景を眺めながらしょぼしょぼと瞬きをする
三日前にできた友達
朝の4時まで電話しながら勉強会
こんな時間まで起きてたことなんてなかった
あんな遅くまで外で遊んだことなんてなかった
こんなに心の底から大学に受かりたいと思ったこともなかった
親友以外に初めてわたしの家のことを話せた
いつ何時キセキのような出会いができるかはわからない
どんな暗い場所でも
明るくして希望を与える
そんな存在
それらをみなはこう呼んだ
太陽の戦士(ヒーロー)と
憧れている人がいた
その人みたいな存在になりたかった
言動や立ち居振る舞いを真似てみた
なぜかみんなが離れていく
その人には変わらず人が集まる
わたしだって同じはずなのに
「君は太陽になれないよ」
それでもなりたいの
「太陽が君になれないのと同じさ」
誰もわたしになりたいなんて思わない
わたしはただその人になって
みんなに持て囃される
幸せな人生を歩みたいの
『太陽』
太陽
太陽の日差しを浴びて日焼けする
また、日傘、日焼け止めクリームを塗る人もいるだろう
私は太陽が好き
また、太陽のように真夜中に光る電柱、車のライト
建物から出る光。建物の光
暗闇から明るくなる
明るい気持ちになれる
暗い気持ちから明るい気持ちになるのは、
人の笑顔や、電気やライトが光っているから。
人は誰にも死は来る。
悔いがない人や、
悔いが残って未だに幽霊の人もいるはず。
だけど、私の考えだと、たとえ、悔いが残って
浮遊霊、地縛霊などの幽霊になっても、
幽霊しかできないことが沢山あるはず
幽霊にしかできないことが沢山あると思うんだ。
私の勝手な意見だけど、幽霊になったら、瞬間移動
空を飛ぶこともできるはず
だから、後悔しても幽霊人生を楽しむことで成仏できるはず
なぜか私は、死んだキャラクターが好き
藤原佐為(ヒカルの碁)
死柄木弔(僕のヒーローアカデミア)
エレンイェーガー(進撃の巨人)
佐野万次郎(東京リベンジャーズ)
夜神月(デスノート)
私が幽霊になったとしたら、
ヒカルの碁の幽霊キャラクター藤原佐為のように
幽霊人生を楽しみたい。
幽霊でも太陽は必ずあるんだ。と、信じてる
太陽は毎日休むことなく、地球上にいる全てのものに平等に光を降り注いでくれる。太陽のない生活なんて考えられない。よく分からないけど、太陽がなかったら生きてられないんじゃないかな。
でも、その表面温度はおよそ6,000度。近づくことはおろか、太陽に着陸することなんて不可能。だから、どの国も太陽には手を出さないでいるんだろうね。
ふと思った。
お金も同じじゃないかな。
お金のおかげで人間は便利に暮らすことができる。でもさ、たとえば一万円札は誰のもの?この一万円札は私のものだからって持ち続けても、何の意味もない。一万円の価値がある物やサービスの対価として支払うから、一万円の価値がある。
それなのに、どうにかこうにか他人よりも多く所有しようとして、人をだましたり争ったり。
近づこうとするから、火傷するんだよ。もっと離れてみたらいいんじゃない。離れてもどこにも行かずにずっといてくれるから。太陽みたいに。
ジリジリと肌を焼かれる感覚
顳かみから滝のように流れる汗
屈んだままの膝は痛く
足もそろそろ痺れてきた
「何で、今やらなきゃいけないの?」
その問いに答えてくれる人はいない
ただ生ぬるい風が吹き抜けていくだけ
「暑いよぅ」
口にすれば余計に暑く
己で発した言葉に後悔する
一週間残業をしてやっとの事で休みをもぎ取った。
実家に着いたのが二時間前で、着いたそうそう着替えを渡され、麦わら帽子と軍手と鎌と虫除けスプレー
そしてタオルと凍ったペットボトルと一緒に、ここ、一族のお墓に連行された。
「クソ兄貴!」
車で私を置き去りにした人物に悪態をつく。
明日の墓参り前に綺麗にしておかないといけないって、それはわかる。
けど、何で私が?
私、さっき帰ってきたばっかりなんですけど?
ってか
「暑ーい」
田舎の墓ってやつは無駄に広く山の中にある。
かく言う我が家の墓もご多分にもれず広い。
虫に食われるので長袖長ズボン長靴の完全防御で、草が生え放題の墓と格闘すること一時間。
渡されたペットボトルは半分以上が空だ。
「ったく、お兄ちゃんがきちんと草むしりしてれば、こんなに草ぼうぼうにならなかったはずじゃんか」
昨年までは母親が定期的に草むしりをしていたらしい。
が、この春父の転勤で一緒に海の向こうへ飛んで行ってしまった。
ちょいちょい送られてくるLINEを見る限り、随分と楽しくやっているようで良かったけれど。
とりあえず、とっとと終わらせて家で涼みたい。
草を抜いて、刈って移動して、時折大きな蜘蛛や、名前の知らない虫と格闘して、ペットボトルの水が無くなった頃に草刈りも終了した。
「あぁぁぁ、終わったぁ」
あとは墓石を綺麗にして⋯⋯。
「バケツが無い!水も無い!」
キョロキョロと辺りを見回して、少し離れた所に水道の蛇口とバケツらしきものを発見。
仕方がないが歩いて向かう。
相変わらず汗は滝のように出てくる。
首周りも背中もウエストも汗でびちょびちょだ。
このままでは倒れるかもしれない。
「はぁ、気持ちいい」
バケツに溜めた水に手を浸し、タオルも一緒に濡らす。
さて、あと少しだ、頑張れ私!
たっぷりと水を汲んだバケツを汗だくになりながら運び、浸したタオルで墓石に水をかける。
「あっつい!」
黒い墓石は太陽の熱を含んで、卵が焼けそうなくらいに熱い。
タオルで拭いた傍から、水があっという間に蒸発していく。
でも、私に残された体力は少ない。
手を止めることなく墓石を拭きあげ、残ったバケツの水を墓石の上からかけて全ての作業は終了した。
「おわった⋯⋯」
早く涼みたいし、シャワーを浴びたい。
私をここに置き去りにした人物に連絡をすべくスマホを⋯⋯。
「うそでしょう⋯⋯」
着替えた時にスマホを持ってくるのを忘れた。
ポケットを叩いても、服をパタパタさせてもスマホは出てこない。
しょんぼりと肩を落として、空になったペットボトルに飲めない水を入れ、濡らしたタオルを首に巻いて、徒歩三十分の実家を目指す。
ジリジリと肌を焼く太陽を背負って、緩やかな下りの道をひとり歩く。
願わくば、気を利かせたクソ兄貴が迎えに来てくれますように。
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(´-ι_-`) 毎日暑いデスネー
太陽
太陽に訊いてみる。「私は何にがっかりしているんだろう?」
自分の心の中に、平和な明るさと「ただ在る生命感」が、翳ることなく広がっていたとき、私はそれを自覚できなかった。翳って初めて、その響きがどれほど大切なものか思い知った。安心のなかに眠ることも無くなって、平和な状態とは言い難いたくさんの精神波に一日中ぶっ叩かれる。
「こっち来れば良いのに。浴びて元気を回復なさい」と、太陽は響く。
私は見るべきを見たのか?
「見たら何をする? それが、当面の答え」
惨いなんて言葉が生ぬるいほど酷いものだよ。この現実事象構造を知っているからあんなに惨くて、それが茶番だと知らないからやり続ける。茶番のくせに、戒めを無視して侵害してる。
「どうしたいか湧いてくるかい?」
物理を尽くしたところでいたちごっこだよ。
問答無用。上面に取り付く島など無いから。
高次作用。理解もされないが都合も良いから。
…それに、それに……
蝋の翼で飛ぶ彼はどこまで飛んで行けたのだろう
それが溶けつきてもどこかで飛んでいるのだろう
# 太陽
太陽(プール日和)
燦々と輝く太陽の下、庭に昔ながらのまーるいプールを広げて蛇口にホースを繋ぎ、水を注ぐ。
照りつける日差しがやたら眩しくて、俺は強めに目を細めた。
「にいに、水足りない」
「足りない」
―――夏休み。
年の離れた双子の姉妹の面倒を押し付けられて、俺はうんざりしながらハイハイと返事をする。
「「にいに、てきとーすぎ」」
「うるせーな。ハモんなよ」
蛇口をさらに一捻りして、水遊びに精を出す彼女らに言葉少なく渋々従ってやる。
その名の如く奴隷と成り下がった俺は、あからさまに盛大な溜息を吐いた。
くっそ何で高校生が幼稚園児の相手しなきゃなんねーんだよ。
こっちだってな、勉強やら(せんけど)デートやら(相手?知らん)で忙しいんだっての。
高校生の夏休み台無しにすんな、バカにすんな。
俺は押し付けた親に心の中で悪態をつく。
「にいに遊んで」
「遊んで」
「は? 遊んでんだろが、充分」
プールの内を溜めていたホースを取り出し、俺は双子の頭に真上から水をかけてやる。
きゃはきゃはと二人の笑う声に俺も何となく口角を上げながら、………まあこういうのもたまにはいいか、と自分を何だかんだで納得させた。
「あれ、今日はお世話係か?」
「ん?」
顔を上げると、視線の先には近所に住む同級生の幼馴染み。
「おう。仕方無しにな」
「そっか。それは邪魔したなあ」
―――意味深に残念がる様子に、俺は訝しんで首を捻る。
何だ、誘いに来たのか?
そう問うと、奴はにやりと笑って爆弾を落とした。
「2組の連中にプール誘われてさ。お前もどうか、って。―――あの子も来るらしいぜ」
………。“あの子”。
「!!!」
俺は思わず持っていたホースを取り落として、あたふたする。そして一も二もなく頷くと、すかさず行く!とその場で喚いた。
「「にいに!?」」
………4つの視線が突き刺さる。
後ろめたい気持ちはあったが、しかしこのチャンス、逃すわけにはいかない。
並んで責め立てる二人の幼い肩を抱き、俺は真剣な面持ちでそこに屈んだ。
「土産は駄菓子でどうだ?」
「「イヤ」」
「………アイス。パピコ? ピノ?」
「アイスでいいけど、」
「けど、」
「「ビエネッタ」」
………。そこはレディボーデンとかハーゲンダッツだろ普通………。
「わかった。約束な!」
待ってろと幼馴染みに目線だけで伝えて、俺は家に入り大急ぎで支度する。
「ねーねー」
「ん? なに?」
「にいにの好きなひとってかわいい?」
4つの目がキラキラと彼を射抜く。
参ったな、イマドキの幼稚園児はマセてるなあと。
一向に弱まらない日光の下、幼馴染みは言葉を濁しつつ、彼が出て来るのを心待ちにしていた。
END.
必ず昇っているが、見える日もあれば、見れない日もある。
何か明確な結果が出る事も同じなのかな。
努力は報われている。
それが目に見えていないだけで。
そう思いたい。
太陽は頑張っている人を照らしている。
#1
#太陽
俺の太陽は、母です。
母は怖がりだし寂しがり屋です。
でも俺が悪さをしていたら怒ってくれます。
具合が悪くてきつそうにしていたら、どうしたとて心配してくれる。
太陽はいつもみんなを見ている。
母は、俺や妹たちのことを見ている。
そんな母が大好きです
いつもありがと僕の太陽