郡司

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太陽

太陽に訊いてみる。「私は何にがっかりしているんだろう?」

自分の心の中に、平和な明るさと「ただ在る生命感」が、翳ることなく広がっていたとき、私はそれを自覚できなかった。翳って初めて、その響きがどれほど大切なものか思い知った。安心のなかに眠ることも無くなって、平和な状態とは言い難いたくさんの精神波に一日中ぶっ叩かれる。

「こっち来れば良いのに。浴びて元気を回復なさい」と、太陽は響く。

私は見るべきを見たのか?

「見たら何をする? それが、当面の答え」

惨いなんて言葉が生ぬるいほど酷いものだよ。この現実事象構造を知っているからあんなに惨くて、それが茶番だと知らないからやり続ける。茶番のくせに、戒めを無視して侵害してる。

「どうしたいか湧いてくるかい?」

物理を尽くしたところでいたちごっこだよ。
問答無用。上面に取り付く島など無いから。
高次作用。理解もされないが都合も良いから。
…それに、それに……

8/7/2024, 7:19:48 AM