『太陽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽の様に輝かなくていい
太陽だって曇りの日には休むし雨の日にも休む
太陽が休めるような雲や雨になるのもいいだろう
あの人の笑顔は太陽みたいだよね!
なんて思ったりするけど私は知ってる、あの人の裏の顔を…
だぁ〜れも知らない私だけが知ってるし、覚えてる。
でももう、私が知ってるあの人はいない。
太陽は雲に隠れるけどあなたは雲にも負けずに私の前に出て照らしてくれるんじゃないの?
太陽をお日様って呼べるくらいの暖かさで照らして欲しい夏
【太陽】
今日も日が昇る
太陽は東から西へ流れる
中央に来た時の暑さはとてつもない
朝方と夕方の涼しさはどこへやら
真夏に限っては朝方も夕方も
関係なしに暑い
心と体がやられないように
気をつけなくては
「あまりの暑さに」
君は僕の太陽。
視界にいるだけで元気になれる。
そんな太陽に僕もなりたい。
「太陽」
僕は向日葵が好きだ。
太陽に向かって真っ直ぐ成長するところに憧れたから。
でも、僕は太陽が羨ましくて仕方がない。
だってさ、太陽は“特別“だから向日葵を元気にできるんでしょ?
無能な僕に持ってないものを持ってるんでしょ?
2019年1月19日 金井 滉賢 誕生
可愛い可愛い元気な赤ちゃん。逢いたかったよ~嬉し過ぎて頭が破裂しそうだよ!
いっときも離れたくない。一緒にいたいよ~。夜泣きも嬉しいよ、ミルク飲んで寝ましょうね。ミルク飲む時のお口が可愛ぃ(*˘︶˘*).。.:*♡
滉賢君もう毎日が幸せだよ。寝返りしてベッドから落ちた時は焦ったよ…でも寝返り出来るようになった!いつもニコニコして何を思ってるのかなぁ~
ミルクもゴクゴク飲んで良く寝て良く笑って、パパは嬉しいよ。寝てばっかりだけどベビーカーでお散歩も楽しいね。次は何処に行こうかなぁ~一緒に色んな所行こうね。半年過ぎた頃から動きが激しくなってきたねハイハイどころか何とかして立ち上がろうとする滉賢君♪ゴロンゴロンと転がるので目を離すことができません。日々ベビーベッドの柵を越えようと頑張る滉賢君はある日落ちた‥。心臓が止まるかと思ったでしょ!滉賢君は泣き叫ぶ。通常では越えられないはずだけど…ずっとなんか一生懸命ゴソゴソやってるんだよねぇ~可哀想だけど柵越え出来ないようにベッドの柵を改造する。そのベットに入れられとても不快な様子の滉賢君でした。
毎日仕事が終わって家に帰って滉賢君と一緒にお風呂に入るのがとても楽しみなんだパパは。そして、お風呂上がりの後布団の上に二人でゴロンとするのが幸せだよ。8ヶ月過ぎ頃からはイオンとかのキッズルームで自ら立って歩く練習が激しくなる滉賢君。まあぁ転ぶ転ぶ100回は転がってるね、でもとても楽しそうに転がってるよねぇ。休憩してるのか?突然ピタッと止まって壁につかまって立ってる後ろ姿はカッコいいよ。
その甘く やわらかな表情で
包み込む 優しい歌声で
いつでも 笑顔にしてくれる
キミには 触れられないけれど
大好きすぎる 私だけの太陽
* 太陽 *
6日目 お題:太陽
太陽のように笑う君が好きだった。眩しい君はまるで私と住む世界が違うみたいだ。それなのに君は私を誘う。
「一緒に遊ぼう。」
そう言われる度に君につられて笑顔になれる。今日もありがとう。
テーマ:太陽
【レモンソーダ】
燦々と降り注ぐ日差しが熱く、伊波豊は手で庇を作り目を眇めた。
マンションを出た途端にこれか。
目深に被った野球帽も意味をなさないような容赦ない陽光の照り付けに豊の口から小さく溜息が漏れる。
エアコンでしっかりと快適な空間に出来上がっていた自室に引っ込んでいたい。しかし、右手に持った虫取り網とショルダーバッグのように斜めに掛けた虫取りカゴがそれを許さないことを示している。
半袖Tシャツにジーンズに運動靴。
どこから見たってやる気勢な出立ちに反して豊の心は一歩進むごとに萎んでいく。
部屋に帰りたい。帰ってゲームがしたい。
アスファルトの熱が靴裏を通して豊のなけなしの体力を奪おうとする。
颯爽と横切っていく宅配自転車が恨めしい。
鬱々とした気持ちを抱えながらも歩みを止めずに近所の公園前を通り、大通りへと出てバス停へ向かうのはある約束をしたからだ。
小学校5年生の彼は、クラス内で特に目立ったところもなく、ただ素直に先生の言うことを聞き、同じくゲーム好きな友達とグループを作る極々普通の少年である。
授業中に板書はするが自ら手を挙げることはなく、指されたときにだけポソポソと答える。
成績は中の上、良くも悪くもなく体育だけは5段階評価でどんなに頑張っても3止まりなくらいで面倒事を起こすこともない生徒。
歴代の担任から通知表に書かれる言葉は“真面目”とそれ以外。
前は全然気にも留めてなかったのに面白味がないんだろうななんて思い始めたのは、きっと恋をしたからかもしれない。
そう、恋だ。
豊は同じクラスの柏木美穂に恋をしていた。
けれど話題を探して声をかけて楽しくお喋りに転じる上等テクニックを使える筈もなく、せいぜい「おはよう」と「バイバイ」の挨拶をちょっとだけ声を張ってするのが精一杯である。
これが校内一サッカーが上手なサッカー部のエース、時枝漣ならイケメンか格好良いの2択が選ばれるだろう。
だって名前からしてイケメンっぽい。
豊という名前は嫌いじゃないが、今じゃもう少し廃れてきている感じがする。
美穂と漣、豊と美穂なら圧倒的に前者の方が現代っぽい。
豊が悶々と考えている内にバスは目的地である隣町の神社前に着いていた。
お金と乗車券をコイン投入口に入れてバスのステップを降りる。
神社の境内から伸びる枝葉が自然の傘を作っているらしく、思いの外暑くなかった。
「うるさっ…」
その分、蝉の声がやたらと耳に響く。
神社を囲うブロック塀に沿って歩き、境内へと入る。
しめ縄を巻かれた一際大きな御神木に出迎えられながら、豊は微かに湿り気を帯びた土の上を進んでいく。
約束したのは賽銭箱の前。時間は見ていないから分からないが、約束の14時より前の13時には家を出たから多分30分くらい前だろう。
人生は全て決まってるんです。
あなたがあなたの名前で生きることも、
あなたが今日この文を読むことも。
あなたが明日幸せになると決めて生きると幸せも決まってたことになる。
反対に幸せが来ないと思って生きているとそれも決まってたことになる。
「太陽」
春の太陽は、寒い冬を抜けてようやく暖かさを送ってくれるので好きだ。しかも手をかざせばちゃんと暖かい。日光は柔らかいレモン色。
夏の太陽は、ギラギラと眩しいほどに輝いていて熱いので好きじゃない。もういいよ、と言っても痛いくらいの光を放ってくる。日光は真っ白だ。色が分からないほど、眩しく強く光り輝く。
秋の太陽は、暑さを残しながらも少し穏やかになるので好きだ。段々暖かさが薄れていくのは少し寂しい。夏はあんなに必死に太陽と戦っていたのに、遠ざかっていくと物足りないように思ってしまう。日光はオレンジがかった黄色。
冬の太陽は、中々見えない。見えたとしても暖かさはほとんどない。それでもかすかな暖かさを感じるので少し好き。夏に比べると太陽はすごく遠くて、手を伸ばしで届きそうにない。日光は鈍い薄黄色。
なんだかんだいって、空の上から私たちを暖めて見守ってくれる太陽が好きだ。
太陽のように
私を照らしてくれるもの
それはきっと
私自身
みんなの太陽はなんだろう。
_ ₁₀₄
太陽
なにも書けない。
好きすぎるのだ。
あなたの事が
好きだ。
あなたの暴力的で残酷なほどのエネルギーが
好きだ。
何もかも良く見せてしまう眩しさが
好きだ。
強く、明るく、照らし、いつも去る時は呆気ない。
まだ来るな来るなと思えばすぐに来て、
早く来いと願えばなかなか来なくて、
絶望的な気持ちと
味わったことのない温かさを
強制的に与えてくる。
なんて理不尽な。
そんなあなたが
好きで
好きで。
『太陽』
ぼくは君が嫌いだよ。教室の真ん中は君が動くたび変わる。君を中心として世界が回っているようで、ぼくはほんとうに反吐が出そうだ。それなのに君はいつも笑っている。にこにこ、へらへら。だから嫌いなんだよ。
特に夏の君は嫌いだ。いつも以上にエネルギーが溢れていて、直視することも叶わない。白いカッターシャツの袖から伸びる、少し焼けたその細い腕をへし折ってやりたくなる。
冬になるとみんなさらに君の周りにへばりつく。やめろ、離れろよ、ぼくからあの子が見えなくなるだろ。
ぼくは本当に君のことが心の底から大嫌いだ。それなのに今日も君は、そんなぼくにもキラキラした笑顔を向けてくる。そういうところが本当に嫌いで仕方がないんだよ。
青空を背景に
光り輝いて
雲の中では
かくれんぼ
雨の日には
ひと休み
―太陽
【太陽】
君の笑顔は太陽のように明るくて
僕の心を熱くさせるんだ。
そんな笑顔をずっと見させてくれ。
ずっと笑顔でいられるような
世界線で君と僕がいられますように。
【太陽】
よく晴れた日曜日。
(嘘でしょ。死ぬほど暑いんだけど)
レイは黒のバケットハットのツバを引っ張るように掴んだが、それは短く、あまり日差しを遮ってくれない。
少し小走りになって、待ち合わせしているミスドがある建物の影に入った。軽い太陽アレルギーなので、紫外線対策はバッチリだが、今日は日傘を持っていない。
店に入る前にトイレを済ませようと、トイレに向かったが、ふと入り口の前で立ち止まり、向かいのショーウインドウに映る自分の姿を確認する。
黒のバケットハットに、真っ白な詰め襟のコットンシャツ、これまた真っ白なワイドパンツ、黒のローファー、上から黒に近いチャコールグレーの、膝まで届くロングシャツを羽織っている。昨日はボブのウィッグを被っていたが、今日は被っていない。どう見ても男だ。
レイは男子トイレに入ると、一番手前の個室に入った。世の中の男性を信頼してないので、男子トイレでは必ず一番手前の個室と決めている。すぐに逃げられるようにするためだ。巷ではジェンダーレストイレの設置をめぐって様々な議論が交わされているが、レイはこれまであまり気にしていなかった。男の格好をしている時は男子トイレに入るし、女の格好をしている時は女子トイレに入る。男子トイレでは必ず個室に入るし、女子トイレで他の女性に何かしようなどとは天に懸けて1ミリも思っていない。そうは言っても、女性達の不安を考えると、さすがにそろそろやめた方がいいだろうか。レイは思案した。小さい頃、変質者に声を掛けられたことがあるので、そういう恐怖は理解していると思う。
レイは男だ。でもファッションが好きだし、中性的な見た目なので、女性の格好も似合う。女性になりたいとは思ったことはない。性的嗜好の話をすれば、レイはまだ興味がなかった。同級生の男子は"そういう話"ばっかりしているが、レイは何よりファッションに関心があったし、今はとにかくいろんな服をデザインして、お小遣いが許す限りたくさん作ることにしていた。親の意向で進学校に入学したものの、卒業するまでには親を説得して服飾デザインの学校に行くつもりだ。
個室から出て、手を洗いながら鏡に映る自分をチェックする。透き通るように白い肌、切れ長の目、スッと通った鼻筋、可愛らしい唇。この見た目のおかげで、男性からも女性からもモテてしまうのが心底嫌だった。
ガタガタと音を立てながら別の個室から男性が出てきて、レイは少しビクッとした。その男性は水だけで手を洗うと、シャッシャと水を切ってさっさとトイレを出て行った。
(うげぇ。汚い…。)
レイはおじさんが嫌いだ。女性の格好をしている時は、恥ずかしげもなくじろじろ見てくるおじさんが必ずいる。それで女性になりたいとは思わないものの、自分が奴らおじさん達と同じ性別の生き物ということには嫌悪感を抱いてきた。できれば男も女もなくなればいい。
ふと、昨日の夕方すれ違ったおじさんを思い出す。無精髭を生やし、だらしない格好をしていて、急に立ち止まってレイを見つめてきたおじさんだ。最初は変質者かと警戒したが、不思議とあまり気持ち悪いと感じなかった。女性特有の第六感のようなものをレイも身に着けていた。直感で気持ち悪いと思う時は即座に逃げた方がいい。でも昨日のおじさんには、それを感じなかった。昨日はほとんどゴスロリのような格好をしていたので、田舎くさいおじさんはビックリしただけだろうか?それとも、"男なのにこんな格好をして"と思ったんだろうか?最近声変わりをして、喉仏も出て来ている。
(そろそろ限界なのかなぁ)
それにしても―こう言っては失礼だが―あの身なりで、気持ち悪いと思わないのは珍しい。電車でじっとりと熱気のこもった視線を向けてくるサラリーマンの方がよっぽど気持ち悪い。
(あー嫌だ嫌だ)
気味の悪い視線を振り払うように頭を振って、レイはトイレを出た。
友達のミツキはすでにミスドに来ていて、席を取ってくれていた。
「あ、こっちこっち」
と、笑顔で手を振ってくれるミツキは、中学生の頃からの友達だ。元テニス部で、小麦色の肌に、白い歯を見せて笑う姿が可愛らしい。こういう女の子に似合いそうな服をデザインした時は、ミツキにモデルになってもらう。明るい太陽のようなオレンジのワンピースだ。今日はその生地を選ぶのに付き合ってもらう。逆に、儚げな少女に似合いそうな服をデザインした時は自分で着る。
(でもやっぱり限界なのかなぁ…。)
太陽が似合わない女の子、モデルになって欲しいなぁ。
【太陽】
ようやく怒涛の一週間が終わった。
週末、気分転換で街に出ると、甘い香りが鼻をくすぐる。
見れば、先週まで工事していた場所に花屋ができていた。
開店祝いのスタンド花が店前に立っている。
「いらっしゃいませー」男性の声に誘われて店に入った。
カーネーションやゼラニウムなど、鮮やかな花々が並ぶ。
それらの中で、小輪のひまわりに視線が止まる。
ああ、懐かしい。幼い頃は近所にひまわり畑があった。
あれはどれも大輪で、背の丈よりも高かったっけ。
中から見たらどんなに綺麗だろうといつも想像していた。
迷子になるから入ってはいけない、と言われていたけど。
麦わら帽子を被った私は、ひまわりの海に飛び込んだ。
案の定、出られなくなって泣き喚いたことを覚えている。
視界を緑と黄色が埋めつくし、空の青さえ見えない。
それなのに日差しは強いから暑くてたまらない。
自分を探す声がどこから聞こえるのかもわからなかった。
泣き疲れて座り込んでいると、誰かの近づく音がする。
聞き慣れない「見つけた」の声に顔を上げる。
知らない男の子が私に手を差し出していた。
そして彼は私の手を引いて、連れ出してくれたのだった。
「お好きですか?」郷愁に浸っていると声をかけられた。
「きれいですよね、ひまわり」花を眺め、男性が微笑む。
「『あなただけを見つめる』って恋の花言葉もあります」
その横顔が寂しそうに見えるのは、私の気のせいかな。
花瓶があることを思い出し、一輪だけ買って帰宅した。
小ぶりながら力強さのあるそれは、部屋を明るく照らす。
また行ってみようかな、なんて。
今日はとてもいい気分転換になった。
太陽
きっと生きられないよ。太陽がなければ。
「まるで、太陽のような人。」よく言われる。なんでも、人並み以上にできるし、リーダー的存在でもある私。友達も多いし、容姿もそこまで悪くない。自分でもポジティブだと思う。
単純にその言葉が嬉しかった。だから、太陽に似合う人になりたい、そのために沢山努力もしてきた。私は太陽だから。
でも、あいつは真逆の性格だったな。陰キャってタイプでも無ければ、特に目立つこともない。ごく普通って感じだ。でも太陽は、私は、そんな人にも光を与えるんだ。みんなに分け隔てなく接したし、みんなが欲しいもの、言葉、行動をしてあげた。太陽ってそんなもんでしょ。明るくて、優しい。
でも、疲れた。本当に疲れたんだ。太陽でいることに。今更、辞めれないのにね。私は、誰にも相談できなかった。そんな気持ちに気づいてくれる人もいなかった。君を除いて。
「辞めれば良いんじゃない?その猫かぶり。僕から言わせてもらえば、普通に気持ち悪いし。」
すっごい悪口言われた気もしたけど、私にとっては、救いの言葉だった。嬉しかった。君は太陽なんかに、ちっとも似てないと思ってたけど、本当は君の方が太陽なのかもしれない。
「生きるのに、重要なものはなに? 」と聞かれたら、なんて答えるだろう。空気、水、愛する人、推し、お金。答えは人の数だけ。でも、忘れていた。太陽だ。太陽が消えた瞬間、地球は凍ってしまう。どんな炎でも、愛でもそれは溶かせない。
あなたはそんな人。私の太陽だ。