『太陽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#太陽
燦々と太陽が照りつける。
辺りからはジージー、ミンミンとセミの鳴き声が聞こえる。
あぁ、夏だ。
僕の嫌いな夏が来た。
暑くて堪らない夏だ。
水泳なんて言う授業がある夏だ。
虫が活発な夏だ。
人が浮かれる夏だ。
ただリア充共が浮かれに浮かれる夏が来た。
ボクは予定なんかないのに。
あぁ、夏なんか無くなれば良いのに。
そう思わずにはいられなかった。
君はいつも眩しかった
笑う度にみんなを笑顔にしてくれる
君はまるで太陽だね
私はいつも下を向いていた
ぎこちない笑顔しか作れなかった
人は私を月と呼ぶ
私はずっと君に恋してる
君の笑顔を見たい
だけど太陽の君は昼しか居られないし
月の私は夜しか出れない
私だけの
太陽になってよ……
《太陽》
#59
小さい頃から、太陽が苦手だ。元々過敏なところがあるので陽の光にやられてしまう。腕を出していれば皮膚が赤くなって痛くなるし、目から涙が止まらなくなる。
大人になってからサングラスをしたり、アームカバーなどができるようになってずいぶんマシにはなったのだが。子供の頃に知っておきたかったなと思う。特にサングラスをするのとしないのとで、1日の疲れが全然違うから、夏がしんどい人にはぜひサングラスをしてみてほしい。
今でも太陽が苦手だ。でも対策があるのでなんとかなってる。
#1
奥さんは、僕の太陽☀キラキラサンサンと輝く
朝は、ドリップした珈琲にたまには、休日は、新聞なんて読まないで奥さんや子供達とお喋りしてみませんか?
太陽
ひまわりの花言葉は
あなただけを見つめている
ひまわりにとってあなたとは太陽だね
あなたが見つめているのは誰
それを何故あなたは見つめたの
あなたは見つめて何を獲得できた
誰かがそんなに重要に思えたのは何故
いったいあなたとは誰かなのか
どんなに見つめても誰かにはなれない
あなたがあなたを見つめても
それは誰かでしか過ぎない
既にあなたではなくなってしまっている
それをいつまで見つめているつもり
いつまでも若くはいられないのに
いつまでもその頃と比べても仕方ないよ
無いとみんな死んじゃうのにあると暑いと文句を言われる。
太陽も大変だね、
今日は珍しく太陽が雲に隠れて雨が降った。おまけに雷も鳴った。最近大会があったけどその時は太陽が照りつけて暑かった。太陽が雲に隠れたのが束の間の休息だった。明日も部活があるけどできれば曇ってほしい。そういえば顧問の先生が沖縄に新婚旅行に行った。それはめでたいことだが台風で帰ってきていない。それについて部員達は喜んでいる。
いつ帰ってくるのだろう。もう太陽関係なくなってきているが気にしないで
白い砂浜、青い海、どでかい入道雲
夏もいよいよ本番だ。
刺すような陽射しを、手のひらで遮りながら呟く。
「太陽って女の子の服を脱がせる天才だよね」
惜しげもなく開放的。
たわわな胸を揺らしながら歩く女の子達を手招きする。
「よかったら僕達と遊ばない?」
「うわぁぁ何そのナンパ!めっちゃ寒ッ」
女の子達は一斉に胸の前をガードして逃げる。
…そうだよね、わかってた。
罰ゲームの台詞は、北風とタメを張れるくらいの寒さなんだ。
#太陽
太陽
春高のときくん思い出す。
その子は大陽なんだけど。
コーチ?になってて凄いと思った。
「太陽」
暑い太陽は今日も生き生きとしていた。
まるで、砂漠にいるかのように暑かった。
なんならもう自分は生きていないんじゃないかと思った。
これは私が今日思ったことです:)
中二女子
彼奴は太陽みたいに眩しくて、手が届かない。
彼奴はいつも光の元に立っていた。そんな彼奴を、俺は木陰で眺めていた。目を奪われていた。肌の白い彼奴が日の元に出ていると、どこか幻想的で美しい映画のワンシーンの様だった。
彼奴が太陽ならば、俺は月なんだろう。
彼奴は太陽の元にいるくせに、目を離せばすぐこちら側に来てしまう。それに、彼奴がこちら側に来るのは俺も困る。太陽に照らされていなければ、月は見え無くなってしまうのだから。
今日も彼奴は太陽の下で笑っている。
そんな彼奴を木陰から眺めている。
いつも通りだった。
太陽
雲ひとつない青空はあなたの独壇場。
きっとそれはいいことなんだろうけれど、それでもたまに思うんだ。
隠れる場所のないこの青空の中で、きみはいつ休むことができるんだろうって。
誰よりも、何よりも、輝けるきみは、笑顔を絶やさないから。でもその笑顔がたくさんの苦労の上でのものだと知っているから。
だから、雨に隠れて泣かなくてもいい。快晴の中できみが泣いたっていいんだよ。
いいんだよ、そうなったって。
キラキラ輝いて、みんなのあこがれの的の
太陽みたいなあの人。
もう二度と会えない、顔も名前すら覚えてないから
会えたら、いいな
太陽
私の前の席の男の子は、太陽みたいな人。
いつも笑顔で、元気で、見ているこっちまで力をもらえるような人。私みたいな陰キャにも話しかけてくれて…、なんというか、本当にみんなから好かれる人っているんだな、って感じ。
叶わないだろうなってわかってても…。私は彼が好き。
でも、告白なんてする勇気どころか、私から話しかけることすらできないんだよね…。これだから陰キャは。
そのまま、ずるずると迎えた夏休み。
彼に会えないまま八月になった。
いつものようにスマホでタブレットで通話アプリとゲームのアプリを同時に起動させる。
「やっほ〜。お疲れ様」
友達主催のボイスチャットに、約束の時間通りに入ると、先にいた仲間が暖かく迎えてくれた。
今日はクラスのゲーム好きが集まってオンラインゲームをする日。夏休みは彼に会えないけれど…、こうして友達と気兼ねなくゲームができるのがいいところだ。
ぱらぱらといつものメンツが集まってきた頃。
ポロン。見慣れないアイコンと名前の人が入ってきた。
「わりぃー!遅くなった!」
この声…、彼だ!幻聴じゃない!
「嘘、いつの間に!?」
思わず大声を出すと、彼のいつもの太陽みたいな笑い声が聞こえた。
「へへっ。なんか楽しそうだから、入れてもらったんだよ。今日まで内緒にして、入った時驚かせてやろうと思ってさ。ナイスリアクション!」
画面にむかってグッドサインをする彼が目に浮かぶ。
みんなの、びっくりした、とか、いらっしゃい、の声が、どこか遠くに聞こえた。
私の千里の恋が足一個分、進んだような気がするよ!
毎日暑くて、ちょっともうカンベンしてって感じだよ
ジリジリ太陽に照らされて、君に会う前にアイスクリームみたいに溶けちゃいそう
でも、やっぱり君に会いたいから、クーラーの効いた図書館で待ち合わせなんてどう?
その日は雨が降ってた。
いつもみたいに太陽を見る事は出来なくて、
彼は少し寂しそうだった。
「今日は太陽が見れなくて、残念だね。」
煽るように言ってみた。すると、
「別に俺は太陽が見たいんじゃ無いんだ。 太陽が照らす月が好きなんだよ。」
と言った。 月は夜の方が良く見えるのに、昼に見上げるものだから、不思議な人だ。
「昼に見える太陽の方が綺麗だって?」
「いやぁ、やっぱり夜の月の方が綺麗だよ。」
顔が思わず引きつった。
「やっぱり夜の方が好きなんじゃない。」
「まぁね笑 でもほら、あれだよ、夜は月が主役じゃん。」
舞台の主役を取れなかった私への当てつけなのだろうか。
「ムカつく。」
思わず声が出てしまったらしい。
「ごめんね。 君が主役やってるの見たかったのが、まさか仲良い人だけだとは思わないでよ。」
ふと、肩の荷が降りた気がした。
いつも遠くから私の事を見てきた彼は、私を通して舞台の主役を見てきたんだろう。
「次は、負けないから。 見てなさいよ、私が主役の舞台。絶対あんたに見せてやる。」
そう言ったら彼はいつも困ったように笑うんだ。
「うん、君が太陽になる日が楽しみだよ。」
『太陽』 No.112
君の その
太陽みたいにあたたかな手を
もっとにぎっていたかったな
君の光り輝く笑顔と
花みたいに可愛く笑うその姿
僕には眩しすぎたかな
もっと もっと
そばにいられなくてごめんね
太陽
最近、妻が優しくなった。
以前は、やれ家事を手伝えだ、やれ子供の面倒を見ろだとうるさかったのに、今は「仕事で疲れてるのよねビールどうぞ」だとか「パパの絵描いたのよねあとで見てあげてね」だとか言って大人しい。こうなると何だか不気味なもので、用もなくキッチンへ行って「何か手伝おうか」なんて言ってしまう。すわ浮気かとも思ったが流石にそれはないと信じたい。高額な買い物でもしたか?
「北風と太陽ってやつよね」
つまらないことでも
「どこがよかったの?」
ストローでアイスティーをかき混ぜて梨花がニヤリと笑う。
「それ本人の前で聞く?」
「俺も気になる」
3人の視線が集まる。
「つまらないところ」
「……はぁ!?」
「何だそれ」
「つまらないのはわかるけど、わからん」
「皆してつまんないって言うなよ!」
匠がギャーギャー騒ぐのを勝が押さえつけている。その隙に梨花にだけ囁く。
「つまらないこと言って、くだらないことで笑い合えるところ、かな」
「ひゅー」
希望の象徴。
あかるい、あたたかいひかり。
近すぎると、
あつくて
燃え焦げてしまうもの。
まっすぐ見ては、いけないもの。
まるであなたみたい。
それ以上、やさしくしないで。
『太陽』
太陽
太陽の光を浴びる時、
出来るだけ光が奥まで届くよう意識する。
でもシミになったらイヤなので、肌以外の額の奥のそのまた奥の、多分海馬とか松果体とかに、あとは胸の真ん中奥深く、心の芯にピンポイントで届ける!と決めてからパッと浴びる。
日の光を浴びた後、部屋でゆっくりしていると、まるでティーバッグから紅茶が滲出するみたいに、全身の皮膚からじわじわ黒いものが染み出て来るような気がする。
そろそろ止まるだろうと思っても、黒いものはいつまでもいつまでも、全身の至る所から滲み出てくる…
面白くなって毎日やってると、ほんの少しずつだけど、黒い色は灰色に、濃い色は薄らいできた感じがする。
それと同時に、体の色が漂白したみたいに白くなっていく気がする。
このまま続けてたら、向こうが透けて見えるようになったりして。。
そうなったらすぐ街に出て、同じように透けてる人を探しに行こう。
うっすら透けかけてる人や、完全に透けた人、また元の肌色に戻りそうな人…そんな人たちを見つけたら、嬉しいだろうな。
そしてどこかにも、同じように透けた人を探して見つけて、同じように嬉しがる人がいるとしたら。
そんな想像をしただけで、じわじわ喜びが湧いて来る。
そう、体の奥から明るく温かいものが力強く光り出すような感覚。
日の出の感覚。