『太陽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日は珍しく太陽が雲に隠れて雨が降った。おまけに雷も鳴った。最近大会があったけどその時は太陽が照りつけて暑かった。太陽が雲に隠れたのが束の間の休息だった。明日も部活があるけどできれば曇ってほしい。そういえば顧問の先生が沖縄に新婚旅行に行った。それはめでたいことだが台風で帰ってきていない。それについて部員達は喜んでいる。
いつ帰ってくるのだろう。もう太陽関係なくなってきているが気にしないで
白い砂浜、青い海、どでかい入道雲
夏もいよいよ本番だ。
刺すような陽射しを、手のひらで遮りながら呟く。
「太陽って女の子の服を脱がせる天才だよね」
惜しげもなく開放的。
たわわな胸を揺らしながら歩く女の子達を手招きする。
「よかったら僕達と遊ばない?」
「うわぁぁ何そのナンパ!めっちゃ寒ッ」
女の子達は一斉に胸の前をガードして逃げる。
…そうだよね、わかってた。
罰ゲームの台詞は、北風とタメを張れるくらいの寒さなんだ。
#太陽
太陽
春高のときくん思い出す。
その子は大陽なんだけど。
コーチ?になってて凄いと思った。
「太陽」
暑い太陽は今日も生き生きとしていた。
まるで、砂漠にいるかのように暑かった。
なんならもう自分は生きていないんじゃないかと思った。
これは私が今日思ったことです:)
中二女子
彼奴は太陽みたいに眩しくて、手が届かない。
彼奴はいつも光の元に立っていた。そんな彼奴を、俺は木陰で眺めていた。目を奪われていた。肌の白い彼奴が日の元に出ていると、どこか幻想的で美しい映画のワンシーンの様だった。
彼奴が太陽ならば、俺は月なんだろう。
彼奴は太陽の元にいるくせに、目を離せばすぐこちら側に来てしまう。それに、彼奴がこちら側に来るのは俺も困る。太陽に照らされていなければ、月は見え無くなってしまうのだから。
今日も彼奴は太陽の下で笑っている。
そんな彼奴を木陰から眺めている。
いつも通りだった。
太陽
雲ひとつない青空はあなたの独壇場。
きっとそれはいいことなんだろうけれど、それでもたまに思うんだ。
隠れる場所のないこの青空の中で、きみはいつ休むことができるんだろうって。
誰よりも、何よりも、輝けるきみは、笑顔を絶やさないから。でもその笑顔がたくさんの苦労の上でのものだと知っているから。
だから、雨に隠れて泣かなくてもいい。快晴の中できみが泣いたっていいんだよ。
いいんだよ、そうなったって。
キラキラ輝いて、みんなのあこがれの的の
太陽みたいなあの人。
もう二度と会えない、顔も名前すら覚えてないから
会えたら、いいな
太陽
私の前の席の男の子は、太陽みたいな人。
いつも笑顔で、元気で、見ているこっちまで力をもらえるような人。私みたいな陰キャにも話しかけてくれて…、なんというか、本当にみんなから好かれる人っているんだな、って感じ。
叶わないだろうなってわかってても…。私は彼が好き。
でも、告白なんてする勇気どころか、私から話しかけることすらできないんだよね…。これだから陰キャは。
そのまま、ずるずると迎えた夏休み。
彼に会えないまま八月になった。
いつものようにスマホでタブレットで通話アプリとゲームのアプリを同時に起動させる。
「やっほ〜。お疲れ様」
友達主催のボイスチャットに、約束の時間通りに入ると、先にいた仲間が暖かく迎えてくれた。
今日はクラスのゲーム好きが集まってオンラインゲームをする日。夏休みは彼に会えないけれど…、こうして友達と気兼ねなくゲームができるのがいいところだ。
ぱらぱらといつものメンツが集まってきた頃。
ポロン。見慣れないアイコンと名前の人が入ってきた。
「わりぃー!遅くなった!」
この声…、彼だ!幻聴じゃない!
「嘘、いつの間に!?」
思わず大声を出すと、彼のいつもの太陽みたいな笑い声が聞こえた。
「へへっ。なんか楽しそうだから、入れてもらったんだよ。今日まで内緒にして、入った時驚かせてやろうと思ってさ。ナイスリアクション!」
画面にむかってグッドサインをする彼が目に浮かぶ。
みんなの、びっくりした、とか、いらっしゃい、の声が、どこか遠くに聞こえた。
私の千里の恋が足一個分、進んだような気がするよ!
毎日暑くて、ちょっともうカンベンしてって感じだよ
ジリジリ太陽に照らされて、君に会う前にアイスクリームみたいに溶けちゃいそう
でも、やっぱり君に会いたいから、クーラーの効いた図書館で待ち合わせなんてどう?
その日は雨が降ってた。
いつもみたいに太陽を見る事は出来なくて、
彼は少し寂しそうだった。
「今日は太陽が見れなくて、残念だね。」
煽るように言ってみた。すると、
「別に俺は太陽が見たいんじゃ無いんだ。 太陽が照らす月が好きなんだよ。」
と言った。 月は夜の方が良く見えるのに、昼に見上げるものだから、不思議な人だ。
「昼に見える太陽の方が綺麗だって?」
「いやぁ、やっぱり夜の月の方が綺麗だよ。」
顔が思わず引きつった。
「やっぱり夜の方が好きなんじゃない。」
「まぁね笑 でもほら、あれだよ、夜は月が主役じゃん。」
舞台の主役を取れなかった私への当てつけなのだろうか。
「ムカつく。」
思わず声が出てしまったらしい。
「ごめんね。 君が主役やってるの見たかったのが、まさか仲良い人だけだとは思わないでよ。」
ふと、肩の荷が降りた気がした。
いつも遠くから私の事を見てきた彼は、私を通して舞台の主役を見てきたんだろう。
「次は、負けないから。 見てなさいよ、私が主役の舞台。絶対あんたに見せてやる。」
そう言ったら彼はいつも困ったように笑うんだ。
「うん、君が太陽になる日が楽しみだよ。」
『太陽』 No.112
君の その
太陽みたいにあたたかな手を
もっとにぎっていたかったな
君の光り輝く笑顔と
花みたいに可愛く笑うその姿
僕には眩しすぎたかな
もっと もっと
そばにいられなくてごめんね
太陽
最近、妻が優しくなった。
以前は、やれ家事を手伝えだ、やれ子供の面倒を見ろだとうるさかったのに、今は「仕事で疲れてるのよねビールどうぞ」だとか「パパの絵描いたのよねあとで見てあげてね」だとか言って大人しい。こうなると何だか不気味なもので、用もなくキッチンへ行って「何か手伝おうか」なんて言ってしまう。すわ浮気かとも思ったが流石にそれはないと信じたい。高額な買い物でもしたか?
「北風と太陽ってやつよね」
つまらないことでも
「どこがよかったの?」
ストローでアイスティーをかき混ぜて梨花がニヤリと笑う。
「それ本人の前で聞く?」
「俺も気になる」
3人の視線が集まる。
「つまらないところ」
「……はぁ!?」
「何だそれ」
「つまらないのはわかるけど、わからん」
「皆してつまんないって言うなよ!」
匠がギャーギャー騒ぐのを勝が押さえつけている。その隙に梨花にだけ囁く。
「つまらないこと言って、くだらないことで笑い合えるところ、かな」
「ひゅー」
希望の象徴。
あかるい、あたたかいひかり。
近すぎると、
あつくて
燃え焦げてしまうもの。
まっすぐ見ては、いけないもの。
まるであなたみたい。
それ以上、やさしくしないで。
『太陽』
太陽
太陽の光を浴びる時、
出来るだけ光が奥まで届くよう意識する。
でもシミになったらイヤなので、肌以外の額の奥のそのまた奥の、多分海馬とか松果体とかに、あとは胸の真ん中奥深く、心の芯にピンポイントで届ける!と決めてからパッと浴びる。
日の光を浴びた後、部屋でゆっくりしていると、まるでティーバッグから紅茶が滲出するみたいに、全身の皮膚からじわじわ黒いものが染み出て来るような気がする。
そろそろ止まるだろうと思っても、黒いものはいつまでもいつまでも、全身の至る所から滲み出てくる…
面白くなって毎日やってると、ほんの少しずつだけど、黒い色は灰色に、濃い色は薄らいできた感じがする。
それと同時に、体の色が漂白したみたいに白くなっていく気がする。
このまま続けてたら、向こうが透けて見えるようになったりして。。
そうなったらすぐ街に出て、同じように透けてる人を探しに行こう。
うっすら透けかけてる人や、完全に透けた人、また元の肌色に戻りそうな人…そんな人たちを見つけたら、嬉しいだろうな。
そしてどこかにも、同じように透けた人を探して見つけて、同じように嬉しがる人がいるとしたら。
そんな想像をしただけで、じわじわ喜びが湧いて来る。
そう、体の奥から明るく温かいものが力強く光り出すような感覚。
日の出の感覚。
お題 太陽
手のひらを太陽にすかしてみれば
青春が蘇る
あの日君と
いきずらくて
苦しくって
明日が嫌で
みんなみんな
嫌になるは
僕だけでいい
太陽のように咲き キラキラと輝き出し
カラフルに彩られた花のように果てない君の笑顔
#22
太陽
暴力的な太陽の光が外を焼いている
その熱をカーテン越しに感じながら今日も部屋に寝転がる
クーラーの人工的な涼しさが体から必要以上に熱を奪う
適当に流していた音楽は気づけば知らない曲になっていた
何もかも気だるくて動けない
額の汗はもうすっかり引いたけれど
体の内側から生命力的なものがずっと流れ出ている気がする
すごく幸せな瞬間な気もするし
苦しいくらいしんどいような気もする
太陽は今日も照っている
空もたぶん綺麗なんだろう
また眠気がやってきて軽く目を閉じる
ありきたりな夏の一コマ
太陽
私の暗い部分を照らし出してくれる、あなたの笑顔。
綺麗だと言ってくれるけど、あなたの隣にいるから私は輝いていられると思う。
あなたが太陽なら、私は月。
あなたが照らし、私が輝く。
今日も太陽みたいに素敵なあなたの隣で。
一番星まで。
彼は太陽のようだと、同じ事務所に所属する奴等は評する。知識に明るい、目映い笑顔、良く通る暖かく時には日陰もあるような木漏れ日のような歌声。
人間誰しも二面性があり、裏と表を使い分けて生きているのだろう。
僕だってその一人だ。ファンの望む完璧なアイドル像と、元医師として姉さんの身体を蝕んだ病気を根絶するために邁進する自分はかけ離れている。
だから、奴にも僕達ですら知らない一面があるはずだ。太陽のような目映さとは裏腹に、酷く冷静で理知的な姿を持ち合わせているのだろう。そうでなければ大手の弁護士事務所に所属しておきながら、勝算なしに安定した生活を手放すことはなかったはずだ。
直に目を当てることで失明してしまうほどの光源ではなく、皆を包み込むような光。きっと知っているのだ、自分の価値と他者に与える影響を。月を照らしだして他の者を輝かせる。全く、小賢しいことだ。あいつのくせに。
知らず知らずの内に
人類は彼に救われている
彼がいるから、月は輝くことができ、
彼があるから、人類は生活できている
優しい彼は、いつも輝いている
「太陽」