『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【太陽の下で】
太陽の下でなぜ欲深い生き物を
作ったのか。
欲がないと生きようとしなかったから
なのか。
欲があるから楽しい。
欲があるから辛い。
星になったのなら
あの
流れ星になったのなら
何処か、小さな町の
小さな願いを叶えてあげたい
でも
太陽が強すぎて
きっと
夜の願いしか
叶えてあげられない
君が
太陽の下で
笑っていられますように
半年前の星は
いるようでいない存在だ
太陽の様に動いたって
光の強さでしか
違いは分からない
だから
強くて大きな光の下では
みんなが
影であり、光である
瞬く星は
一光年分の願いを持って
天の川を駆ける
明日の小さな希望の為に
手を伸ばした
いつか私の想いが
あなたに届くように
あなたのように輝く
太陽の下で
太陽の下で
スターターピストルの火薬の匂いを感じながら、スタートブロックをセットするあの時間がたまらなく好き。
シニアの大会でたいな
太陽の下で
全然太陽を浴びてない。
ずっとインドア。
不健康だ。
太陽って優しいね
どんなに悲しんでる私もどんなに苦しんでる私も悩んでる私も、私がどんな姿をしていようと太陽だけはいつも照らしてくれる。
暗闇の中にいる私に光をくれる
太陽って優しいね
虹の玉紅葉美しく光り
パラパラと命は分裂す
生物の目気にせずに指を絡めて
歩けた日の眩しき未熟よ
♯太陽の下で
太陽の下で
いつか太陽の下で
君と手を繋いで歩くのが
僕の夢
太陽の眩しさに
負けないくらい眩しい君と…
そう話す僕に
「そんな日が
来るといいなぁ」と
最後の最後まで
彼女は微笑みながら言ってくれた
だけど
彼女はもう居ない
それでも
眩しい君の笑顔は
ずっと 心の中に居る
だから
今から一緒に歩こう
太陽の下を
太陽の下で
曇りばかり
カーテン
恋しくなります
でもしっとりしているのも良き
私は大きな国の王女である。
父と母はどちらも美形で綺麗な顔立ちであり、国の王らしく華やかで輝いている衣装を纏っている。
父は母と違って、陽気で明るい性格であり、宴会を開くのが好きだった。
母は父と違って、細くて横に長い美しい瞳をし、静かに佇んで難しい本を読んでいる。
その違った美しさから、
国民の間では、「国の太陽と月」と言われているらしい。
そんな夫婦の間に生まれた私は、父母譲りの顔立ちであった。
両親はそんな自分が大切で何かあると困るため、私をなかなか外には出してくれなかった。
私は陽の光を体いっぱい浴びたいと言っても、
白い肌が美しいわと丸く収められてしまう。
次期王のため王女である私に、何回もよその"私と同じような人"を紹介してくる。
どれもみんな私の姿ばかり。私の外に出たいという願いや、悩みをわかってくれる人なんて現れなかった。
……あの人以外は
どんな有名な国の王子より、私は惹かれた人がいた。
いつものように城内のベランダから外を見ていた時、1人の男の子が見えた。
自分と同じぐらいの歳の男の子は、遠くの私の方を見るなり、男の子の傍にそびえ立つ大樹に飛び乗り登り始めた。随分と高い所まで登った彼は、そこから城内の壁を乗り越え、城内の木にまた飛び移り、ベランダの方まで登ってきた。
私の目の前に来た彼。ついさっきまで城外の遠いところにいたのに、すぐここまで来た。
私は驚いて何も言えなかった。
「ねぇ。一緒に遊ばない?」
彼が不意に聞いてきた。
私がキョトンとしてると、彼が微笑んだ。
「ごめんね。いけないことだとはおもっているんだけど、どうしても誘いたくて。」
「なぜ?」
私は聞いた。すると彼は少し驚いたのか、目を大きく開けた。
「なぜって…。君がとても寂しそうな顔をしていたから。」
!私はその言葉に思わずハッとした。
初めてだ。自分の悩みを、苦悩を分かってくれたのは。今目の前にいる、なんの変哲もない彼が初めて。
「だからさ、一緒に遊ぼうよ。僕が"外"につれていってあげる。」
真夏の季節。ジリジリと照りつける太陽の下、太陽よりも明るい笑顔の君に心奪われた。
太陽の下で
仕事柄、夜道を歩くのは苦にならなくなった。
始めた頃はお日様にあたらないと、病気になるかなぁと思っていたが。疲れて昼間の体操何て、忘れ去り爆睡していた。ある日、鏡の中に青白い顔がぬ〜と立っていた。
キャ~だよ本当に、これはイカン甚だイカン。
やはり人間は、少しはお日様にあたらないといけない。
仕事を替えようと、一代決心はしなかった!
たま〜にたま〜に、公園で小学生とラジオ体操をしてる。
仕事の帰りとラジオ体操の時間が被るんだ。
太陽の下で、小学生とラジオ体操。何んて健康的なんだろう。
【太陽の下で】
貴方には暗い部屋じゃなくて
明るく暖かい太陽の下を歩いて欲しい
太陽は時として肌に痛く照り付けるけど
対策をすれば案外そうもないじゃない
私ねこれを人生と似ているような気がするの
暖かい世界の時もあれば痛く肌を刺す強い日光
それが入り交じるのが人生だと思う
いい時ばっかりじゃないし嫌なことばかりでもないの
だから貴方には太陽を人生を嫌いにならないで欲しい
私がかつてそうであったようにはならないで欲しいから
貴方に絶対太陽の元で明るくのびのびと育って欲しい
『15歳が話す"太陽の下で"』
太陽の下で。
太陽の下で
暑いと言ってたのは
こないだまでだったのに。
太陽の下が
恋しくなるくらい寒い。
寒くても
太陽の下で
のんびりしたい。
洗濯物を干す時に思うこと。
干すときは眩しいけれど、しっかり乾燥するので晴れの日はありがたい。
特にタオル類を干すには太陽の下がもってこい。
中には日陰干しが向いているものもあるけれど、やっぱり太陽の力は偉大なのだ。
【お題:太陽の下で】
太陽の下で
久しぶりに外へ出て、太陽の下に立った。
明るい光が肌に触れる感覚は、
思った以上に心地よかった。
風が吹くたび、木々が揺れ、
その隙間から光がちらちらと動く。
当たり前だと思っていた景色が、
少しだけ特別に見えた。
太陽はいつもそこにある。
でも、それに気づくのは決まって、
少し疲れたときか、立ち止まったときだ。
そんな当たり前の光景が、
ただ少し眩しいだけで、
心が軽くなるのだから不思議だと思った。
あ どんまい
い …
あ 泣いたって良いんだよ
い …ありがとう…
あ 止まない雨はない
い …うん
あ だよ
い …でも晴れるとは限らないよね
あ …
『太陽の下で』
太陽の下で
太陽はいつも朝
空に登る
空を明るく照らして私達をも明るく照らして
一日を頑張れと応援してくれている気がする
太陽の下では
きっと嘘もつけないくらい
嘘をあばいてしまうくらい
真実が現実を作っているそんな気がする
いつも見守ってくれている太陽
太陽の下で私達は幸せになるための
行動を起こして
満足のいく一日を過ごす
太陽はいつも私達を見つめている
#太陽の下で
太陽の下、と言われると、灼熱の、と枕詞を付けたくなります。
灼熱の太陽の下。つまり炎天下。ここ数年、6月くらいからもう毎日が炎天下と呼ぶにふさわしい暑さです。9月になっても10月になっても半袖を着て、11月から急に寒くなりました。
太陽の下、公園で子供が遊ぶのに相応しい気温が、年間何日あるんでしょうか。
これまでずっと、暗い穴に閉じこもって世界の全てから自分を守ってきた。
嘲りや罵りから身を守り、愛情や助けの手からも逃げるように生きてきた。
愛することを怖がって、愛されることも拒絶してきた。
希望に縋って諦めない努力をすることがどうしても出来なかった。
一度の傷が重く響いた。強い雨風には目を瞑った。
ずっと、狭い世界で生きてきた。
本当は気に掛けてくれて嬉しかった。
本当は大好きって伝えたかった。
全てを跳ね除けるのは心が痛いよ。
でも期待するのが怖いんだ。
ひとりで悲しみに耐えるのはもう嫌だよ。
でもそうした方がまた傷付かなくて済むんだ。
もうこれ以上、心をかき乱されたくないんだ。
自分を守るふりをして周りを傷つけていることにも気付かずに、聞こえる全てを雑音にして耳を塞いできた。
私は暗闇に生きていた。
そうすることしか、できなかった。
❄︎
うん。そっか。
辛かったね。悲しい思いもたくさんしたね。
優しくされて裏切られるのはしんどいよね。
がんばっても報われないことの方が多いよね。
完璧ばかり求められて、疲れちゃったよね。
ここまでよく、歩いてきたね。
信じることって怖いよね。
注いだ愛情や信頼が、いつでも同じ量だけ返ってくるわけじゃない。
心が読めるわけじゃないからさ、分からないこともたくさんあって、分からないことが怖いよね。
この人なら絶対大丈夫って、自分の感覚だけじゃなくて確たる証拠がほしいよね。
でもそんなものはどこにも存在しない。
みんなはどうやって人を信じているんだろうね?
だれかに聞いてみたいね。
きっといつか、わかるといいね。
ね。あのね。
あんまり焦って走ろうとしなくていいんだよ。
明るい光が眩しすぎるときは目を瞑っていいんだ。
大きな音で耳が痛いときは塞いでいいんだよ。
ぼくはきみを前にも後ろにも引っ張りはしない。
きみの背中に寄り添って、その温もりを感じていたいんだ。
ただ、そうしていたいんだ。ずっと、ずっとね。
❄︎
本当は、信じたい。
本当は、大好きって言いたい。
本当は、差し出された手をとって一緒に歩きたい。
私のことも、信じていてほしい。
あなたに。
❄︎
足元はおぼつかない。
傷は重く痛み、心は変わらず平穏を求めている。
明るいところはまだ怖い。雑音も聞こえる。
でもあなたに会いたい。
あなたの声が聞きたい。
あなたと、ゆっくり話をしてみたい。
伝えなければ伝わらない。
伝わらなければそれは無と同義だ。
この気持ちは無かったことにしたくない。
今はまだ、細く差し込む光でいい。
いつかはきっと、あの太陽の下で。
『太陽の下で』
──眩しくたっていいじゃないか。
玄関のドアを開いて一歩踏み出した瞬間、強い光に目を灼かれて思わずその場でしゃがみ込んだ。
「あ゙ー……眩しい」
目を押さえてうんうん唸っていると、かしゃんと鍵をかける音がして、灰色のスニーカーが二、三歩先で立ち止まる。それがちょうど影になって、目の奥がちかちかとする気持ち悪さが少しずつ収まっていく。太陽を遮ってくれる同居人が細くため息を吐いた。
「二日も家に籠って読書をし続けていればそうなるだろう。普段から外に出ないならばともかく、お前は散歩と言ってよく出かけるのだから」
「んー、ひたすら本読んでたい気分だったんだよなあ」
……正確には、本の内容以外のことを全部頭から追い出したかった。いろいろと疲れることがあったのだ。
「気は済んだか」
「まあ、そこそこ」
数日前に全身を支配していた暗くて重い感情はだいぶ落ち着いた。今日一日、同居人とのんびりしていれば、明日から職場に行けそうだ。
「……にしても眩しくねえ?」
「冬の日差しは夏よりも強いと聞くな」
「ふつー逆だろぉ」
まだ顔が上げられない。太陽め、冬のくせに頑張りやがって。
「冬の日差しも好ましいが」
「なんで?」
「空気が澄んでいて、陽の光がまっすぐに届くような気がする」
「そっか」
お、だんだん目が開けられるようになってきた。何度か瞬きをすると、ぼやけていた視界がはっきりしてくる。
「落ち着いたか」
「ん」
紺色のコートを着込んだ姿を見上げても、逆光のせいで表情が見えない。灰色の髪が陽に透けて静かに光っている。ぼうっと見ていると冷たい風が吹いて、家の周りの落ち葉が音を立てた。セーターを着てきたのは正解だったみたいだ。
「そろそろ立て。じっとしていても寒いだろう」
「んー」
あたたかい毛糸に包まれた手がこちらに差し伸べられた。布地越しの手をぎゅっと握ると、予想外に強い力で腕が引っ張られて、ややバランスを崩す。
それに文句を言おうと口を開きかけて、何も言えずに閉じてしまった。
「……なんで笑ってんの」
マフラーに隠れそうな口元が、ほんの少しだけ緩んでいる。分かりにくいこいつの笑い方だ。
「いいや」
そう言って、あたたかそうな灰色で顔の下半分を隠してしまう。勿体無い。追求するのを潔く諦めて、繋いだままの手を引いた。
「どっか行きたいとこあるか?」
「いや、……」
何か思いついたことがあったようで、薄水色の瞳が少し伏せられる。
「お前は、普段どんな道を歩いているんだ」
「ん、散歩コースってことか」
「そうだな」
それなら慣れたものだ。こいつと歩いてみるのもいいかもしれない。
「疲れたらすぐ言えよー」
「ああ」
こいつは普段書類仕事が多いから、どうしても俺より体力が無い。普段と同じペースで歩いていたらあっという間に息を切らしてしまうだろう。
「あ」
「ん?」
歩き出した矢先、ふと立ち止まったと思うと、さっきの俺みたいにしゃがみ込む。
「どした?」
「団栗だ。ほら」
立ったまま手元を覗き込むと、紺色の手袋の上にころりと転がっていたのはまるいどんぐり。秋はそろそろ終わって、冬の気配が強いっていうのに。子供が拾い損ねたのかもしれない。
「お、そこにもある」
「本当だ」
指差してやると嬉しそうな声をする。なんか学生時代にやった気がするな、こういうの。
「随分と懐かしいな」
「どんぐりが?」
「覚えていないのか、学園に通っていた頃に拾っただろう。落ち葉や松ぼっくりで写真立ても作った」
「そういやそうだった」
こいつの部屋で見た記憶がある。その時に作ったものだったのか。
「ああ。宝物だ」
「……」
たからもの、か。
透き通った瞳がこちらを見つめる。その水色に太陽の光が反射して、眩しさに思わず目を細めた。水面がゆらゆらと揺れて光を蓄えているような瞳だった。
「……まぶしいなぁ」
「次はサングラスでも持って来るか」
「いんや、サングラスじゃ防げねえからいい」
不思議そうに見上げて来る瞳は相変わらず光を宿していて眩しい。それでも、目が痛くなるような眩しさじゃなくて、ずっと見ていたいような強くも優しい光だ。
「きらきらだな」
「……?」
「ははっ」
わからなくていい。そのまま光っていてくれ。眩しくても、その光をずっと見つめているから。
(太陽の下)