『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最近面白くない。伝わってこない、テレビの、出演者がひな壇にたくさんすわったり、コメンテーターの井戸端会議になってから、テレビの中だけの人が楽しんでる感じ。萩本欽一さんは、お茶の間にいる、私たちの心の中にまで笑いと花束をとどけられる素晴らしい番組をつくっていたなあ。何かが失われていると思うの。
天気のこともいいけど、僕はもっと君のことを知りたいな!
「今日いい天気だね。」
「あ、そうですね。」
彼女に天気の話をしたかったわけじゃない。
なんでこう好きな人の前だと
上手く言葉が出てこないんだ。
「明日も暑くなるんだって、
水分補給と汗の後始末しっかりしないとね?」
「う、うん」
彼女の話がつまらない訳では無いが
僕はそれどころじゃなかった。
天気の話なんてどうだっていいんだ。
僕が話したいことは、僕が君を好きってこと。
この気持ちがしっかり君に伝わるといいな。
─────
『天気の話なんてどうだっていいんだ。 僕が話したいことは、』
随分とご機嫌で話しかけてくる君が
まだ心臓を動かしてる君なのか
それとも僕の頭の中が見せる
幻なのか
会えてよかった。僕も連れてって。
そう言っていい存在なのか
亡霊なのは、どっちだろう。
–天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは–
どうだっていい。天気の話だって、テレビの話だって。所詮、自分一人で完結してしまう話でしかないのだ。だから、私が話したいことは完結しないこと……なんて、つまらない人間って言われちゃうかな。
【天気の話なんてどうだっていい、僕の話したいこと】
今日は雨かな?もう梅雨だね〜
そんな話はどうだっていい。
僕の話を聞いてくれるかい?
つい最近部活に後輩が入ってきたんだ。
僕は人見知りではないけど人見知り気質な感じだから
結構緊張して、普段通りに話せなくて…
悩んでるんだ。
今は先輩が大体のことを教えてくれているけど
もうすぐ引退しちゃうし
このままじゃいけないと思うんだ
どうしたらいいかな。
僕の後輩時代は慣れてきたところくらいから
先輩と仲良くなったから
後輩が慣れるまで待ったほうがいいのかな
慣れれるような雰囲気作りをして,
慣れてからしっかり関わればいいかな。
だから僕もそれまでに慣れる。
頑張らないと…
――――――話を聞いてくれてありがとう。
天候の話なんてどうだっていいよね
本質的なこと、私たちの存在 について
そして日常の気づきについて語ろう
幸せに満ちた話題も楽しいね
また、より深遠な哲学について語れたら
興味深いだろうね
スピリチュアルな話も好きだなぁ
なぜなら私たちはみなスピリットだからね
『今日もいい天気だね!明日はどうだろうな〜』
…
天気の話なんてどうだっていいんだ。
僕が話したいこと、
僕が、話したいこと、は…
あぁ、まだまだ話したいこと
沢山あったのになぁ…
そう、 【 僕の声はもう届かない 】
あなたに手を合わせながら
あまりにも重たすぎる現実から目を背けたくなる。
たとえ届かないとしても伝えたい!
そう思ってきたのに、また無理そうかな…。
しばらく見つめ合ったあと
『また明日も来るね』と夕暮れの星に声をかけ
僕は家へと帰った。
あぁ、明日は伝えられるかな…
だいすきだよ
あなたの前では恥ずかしくて言えないけどね…w
騙されたと思って、読んでみて…
『パイナップル』 第1話
~今日はいい天気だね~
「今日はいい天気だね!」
どこを見ても青い空の日に
彼女は僕にそう言い、優しく微笑んだ。
ザーザー ザーザーザー
雨が、降っている。
ヤツらは雨の日になると、雨を避けるかのように学校の中に入ってくる。
「ようちゃん!今日の夜ご飯なに~?」
幼馴染の加奈子が、俺の方に向かって駆けてくる。
「今日は、こないだとっておいた
パンの耳かな」
「えーーー…、またそれ?
お腹いっぱいになんないよぉ」
悲しそうに加奈子が言った。
「しょうがないだろ。贅沢言うな
今日は雨だから、出歩くのが危険なんだ。」
俺は少しとげのある言い方をした。
「そっかぁ、、仕方ないね。」
と言いながら加奈子の瞳は少し潤んでいた。
俺は少し可哀想に思い、
「明日は鯖の味噌煮にしようか!」
と言った。
「んえぇぇぇ!!ほんと?やったぁ⸜(* ॑ ॑* )⸝
ご馳走だぁぁあああああ」
加奈子の嬉しそうな声が教室に響く。
「なになに!なんで?
明日なんかの大切な日なのーっ?」
にやにやしながら加奈子が聞いてくる。
「明日はお前の誕生日だろ。
ちゃんと覚えてるよ」
加奈子はもっとにやにやして
「もーっ!ようちゃんは
本当私のこと大好きなんだから!!」
と言いながら、笑っていた。
あいつが突然消えてから、もう1週間が経った。いくら探しても見つからない。
「そういえば、あいつが消えたのも
こんな雨の降っていた日だったな…」
あいつの名前は知らない。
歳も、どこに住んでいるのかも。
あいつと初めて会ったのは、
確か晴れた日だったな。
どこを見ても青い空の日。
太陽の光が沢山さしていて、とても暑い日だった。
俺は加奈子を安全な所において、
学校の外へ助けを探しに行っていた。
「はぁぁ、なんで今日こんな暑いんだよ。」
ポケットの中のスマホを取り出し、
天気予報を見た。
「35度!!??そりゃ暑いわ」
と嘆きながらコンクリートの道を
ひたすら歩いていた。
すると、先に公園が見えた。
「少しあそこで休憩するか」
公園の中に入ると、のこぎりを持った女の子が滑り台の上に立っており、ヤツらに取り囲まれていた。
「な、なんだあれ…
少なくとも30はいるぞ!?」
早く助けないとと思い、すぐにその女の子の方へ駆け寄ろうとした。
すると、、「来るな!!!!」と
その女の子が大きな声で叫んだ。
瞬きする間に滑り台から飛び降りて
ヤツらの首を一瞬にしてはねた。
俺は呆然とそれを眺めていた。
すごいと言うよりも、美しかった……
高い位置で結んだ髪が揺れるのと同時に
ヤツらの血飛沫が舞い、次々に倒れてゆく。
誰にも真似出来ないそのしなやかな動きに
見惚れてしまっていた。
そして彼女の赤く淡い瞳は、
光り輝くルビーのようだった。
ヤツらを全部倒し終え、
彼女は軽い足取りでこっちへ近づいてきた。
「今日はいい天気だね!」
どこを見ても青い空の日に
彼女は僕にそう言い、優しく微笑んだ。
晴れの日は さわやかに
雨降る夜は しっとりと
曇りの日は すずやかに
風吹く朝は せいじつで
いつも僕は そんな君を
とても 愛おしく 思うのです
『天気の話なんて、どうだっていいんだ。
僕が話したいことは、』
「いいお天気ですね。」
「ええ、あなたはどうしてここに?」
「いいお天気ですね。」
「はい?たしかにいい天気ですけど。」
「いいお天気ですね。」
「だから、」
彼は同じ問答を3回繰り広げた後に形相を変えて耳打ちをする。
「天気の話なんてどうでもいいんだ。僕が話したいことは、」
彼はそう口走った瞬間、ふらっと白目を剥き泡を吹いて倒れてしまった。空から無数の人の手が伸びたと思ったら彼の生気を失った身体を持ち上げて回収して言ってしまった。
ふと空を見上げると雲だと思っていたものは無数の人の集まりだった。じっと見つめるとそれは確かに雲であることは間違いないが、ぼんやり見つめると無数の虚が私に視線を送ってくる。
空は青く澄み切っている。
「ああ、まさにこれは」
ソレに気がついた時、私は雄大な自然と悠久の時をそこに見つけた。人によって作られるものでありながら、人工物ではない。まさに自然が人を使役した結果なのだ。なんとまさしく美しい。
自然は本当にー
などと考えているとまた人がやってくる。
「いいお天気ですね。」
私は問いかける。
#天気の話なんてどうでもいいんだ。僕が話したいことは、
天気の話なんてどうだっていいんだ。
僕が話したいことは、
明日のドッジボール大会のことだよ!
そもそも雨天決行だし
ってか
ファミコンの
熱血高校ドッジボール部で対決って
アホだろ!
それな〜
なりたか最強らしいぜ。
とりあえず明日晴れるといいな?
天気の話なんてどうだっていいんだ。
俺がはなしたいことは、
?
どうした
くにおくん?
雪が降った。多大なる遅刻なのか、はやる気持ちがゆえのフライングなのか。どちらにせよ季節外れの雪だった。
今は梅雨のはじめ。春から夏へ気温と景色の変化を見せていたここら一帯は、この白い妖精の登場によって困惑と少しの高揚感を持ち朝を迎えた。
広範囲に行き渡った寒さ。いつもの情報番組も、SNSのトレンドも、今日はその話題で埋まっている。
それでも社会とは厳しいもので、いつも通りの生活を強いられるのだ。
もうしばらく出番はないからと奥にしまい込んだ上着を引っ張り出して、幸い真冬ほど冷たくはない空気の中に出ていかなければならない。重い足跡をぽつぽつと先へ、歩道を薄く覆う雪を潰して溶かしていく。
朝は苦手だ。起きられない。こんなに冷える朝なら尚更だった。どう考えても間に合わない時刻を表示する液晶画面をポケットにしまい込み、快適な温度を求めて駅へ入り込む。環境音しか聞こえないような小さな駅は、雪のせいでいつもより寂しく思えた。
切符を買って無人のホームに出ると、ちょうど目の前で発車していく電車を諦めと落ち着きの感情で眺めた。
長い空白の時間は座って待っていようかと、ベンチの置かれた方へ顔を向ける。
ホームには一人、自分以外の誰かの姿があった。
おそらく先程の電車から降りてきたのだろう。何故かどこに行くこともせずに、ただしんしんと降る雪を見て立ち尽くすその誰かには覚えがある。
「久しぶり」
近寄って声をかければようやくこちらに気が付いたようで、呆けた顔は瞬く間に驚きと懐かしさを孕んだ表情に変わった。
彼は何年か前にここを去った友人だった。離れた直後は、定期的とまではいかずとも連絡を取りあっていたが、その回数も月日が経つにつれ減った。存在こそ頭の中にはあれど、最近は全く関わりを持たなくなってしまった。そんな仲。
背丈は何センチ伸びただろうか。声は、顔はどれほど大人びただろうか。記憶の中にいる彼の形は随分すり減っていて、目の前にいる彼の変化の大きさを具体的に実感できない。
「久しぶり。いやぁ、一瞬誰かと思ったわ」
「そんな変わってないよ。……帰ってきてたんだ」
「ん、ちょっとな」
自分から話しかけたくせに、そうなんだ、などと当たり障りのない返事に頷きをそえて返すくらいしか出来なかった。
距離感をはかりかねている。気まずさが拭えなかった。別に仲違いをした訳でも、自分から連絡を絶った訳でもないのに、昔のように話題を繰り出すことが出来なかった。関係の自然消滅などよくある事だというのに、それを元通りにする方法も、そうすることが正しいのかも知らない。
「変な天気だね」
「な」
彼の方はどうなのだろうか。今の今まで、こちらのことなど忘れていただろうか。もう馴染んでしまったどこかの街で、充実した生活を送っているのだろうか。
なんでもないようなその態度の裏が気になって、しかしそれを直球に聞くのはよくないことのような気がして躊躇われた。
普通なら誤魔化しのように思われる天気の話題は、今日ならば新鮮な話として持ち出せる。今はこの雪が有難かった。
「確か雪、好きって言ってなかったっけ」
「よく覚えてんな。今も好きだよ、なんかテンション上がるし」
度々雪を眺める沈黙を挟みながら会話を交わす。聞きたいことや話そうと思っていたことはいくつもあるはずなのに、それを切り出す勇気は出ない。それでも、はじめよりはこの距離が上手く近付いているのではないか。
早く次の電車が来ることを願う一方で、もう少しだけこの時間が続いて欲しいとも思っていた。
ちらりと携帯で時計を確認する。電車の到着予定時刻まではあと数分。この気候で遅延などはしていないだろうか。わざわざ確認することはしなかった。
徐々に両方が口を閉ざす時間も短くなってきて、ほんの少しかつてのような温かみを取り戻してきたその数分後。互いの声をさえぎって近くの踏切が警報音を鳴らした。電車は自分とは違い、ほぼ予定通りに来たようだ。
「あ。俺もそろそろ行かなきゃ」
彼も時間を確認し、見計らったようにそう声を上げる。それなりの時間をここで過ごしてくれたのは、こちらとの交流を望んでのことか、それとも。
過ぎった考えは気分を沈める上、彼にも失礼だと急いでかき消す。どうか前者であって欲しかった。
「待ち時間に付き合わせてごめん、寒いのに」
「いや、久々に話せて楽しかったよ」
手を振る。別れはすぐだ。まだ話したいことの半分も話せていない。天気の話は場を繋ぎ、緊張をほぐすのには有効だが、関係の修復には力不足だった。
ここで再び会えたのは偶然なのだ。ならば。
迷惑と距離を、相手の今を崩さない方がいいのかと考えるばかりに踏み込めなかった一歩。これっぽっちも大きくはない、昔からしたら当然で何気ないこと。
「また連絡するね」
開いたドア。空いた車両に乗り込む前に、彼がこちらに背を向けて去る前に。たった一言そう言った。
「おう」
返ってきたのは笑顔と肯定。なら、これはきっといい兆候だ。気にしすぎていたのはきっと自分だけだ。
安心とどこか晴れたような気持ちを胸に、友人へ軽い別れの挨拶を残した。
季節外れの雪は小降りになって、代わりに遠くで晴れ間が見えていた。
【天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、】
困った時は
いつも天気の話をしてしまう
暑いねとかね
ほんとはもっと
仲良くしたいから
踏み込んで質問とかしたいんだけど
どこまで聞いてもいいかとか
分からなくて
結果が天気
当たり障りがなくて
ついつい使ってしまう話題
勇気を出さないと
仲良くなれないのは
分かってるけどできないの
天気等という日常の普遍な些事は話す必要がない。何を話すかは僕が決める。お前は僕の話したい事を話し、聞く人形であるべきなのだ。
それが言葉に滲む貴方の性格。そうやって貴方は世界を支配したがっている。会話は一人では成り立たない事さえ理解せず、美術館で陰鬱に佇む彫像にでも話し掛けるように貴方は独り善がりを纏って言葉を踊らせる。
その醜い滑稽さに恋や情や若さとセルフライナーノーツを付ければ後世に名を残す芸術作品の完成。教科書にはこう記される。
「自分の世界をつまらなくてくだらない物にしているのは自分自身なのだ、と訴えかけている作品」
「ピカデリーサーカスにある老舗百貨店の最上階で優雅にアフタヌーンティー、それが貧乏旅行を飾る唯一のハイライトになるはずだったのに。
どうして私は湿っぽい路地裏で、石畳にぐらつくヒールと密かにバランスゲームしながら下手なナンパに付き合ってあげているんだろうって、静かに悩んでた。
『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは…』だなんて、目の前の青年は英国紳士の流儀をかなぐり捨ててぐいぐい迫ってくる。
時間も押していたし、大声の一つでもあげてピシャンと断ってやれば良かったのに何故かそうしなかったのよ。
でも」
と祖母は言葉を切って、にっこり微笑んだ。
「もし私があそこで彼を追っ払ってたら、貴方のお母さんはこの世に生まれてなかったでしょうね」
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天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、
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所感:
運営さん、ちょっと落ち着いて?
このお題は流石に書き出しづらい。
英語版のお題とスイッチしようかな。
と思ったら!
英語版のお題も「I don’t want to talk about the weather. What I want to talk about is…」で同じ内容だったというオチ。
「……今日、いい天気だね。」
沈黙を破りたくて、口をついて出たのは在り来りな、天気の話。雑談や世間話としてよくある話題だけど、天気の話はイマイチ話を広げづらい。
こんな話題で沈黙を破った私も、次に出す言葉を探して、視線をさ迷わせた。
こんなこと、話したかったわけじゃない。もっと、もっと違う話をしたかった。もっとあなたの事がわかるような話を
天気の話なんてどうでもいいんだ。
私が本当に話したいことは
君の好きなもの、君が今思っていること
君を知れるならなんでもいいんだ
君の今の本音を知りたい
私に出来ることは君に寄り添うこと
安心して君が過ごせるように
だから私はどんな話でも
君の話をいつでも聞くから
「今日の天気は雨だな」
「うん」
「傘は?ちゃんと持ってきた?」
「うん、大丈夫。持ってきたよ。今日も一緒に帰る?」
「あったりめーだろ。ほら、行くぞ」
「う、うん。ところでさ……」
「ん?」
「……やっぱり、いいや。なんでもない。帰ろっか」
「なんだよ、変なやつ」
そう言って、口を尖らせる彼。僕はそんな彼の横を歩くのが大好きだ。ちょっと低めな声も、見た目はヤンキーっぽいけど、中身はすんごい優しい性格も――もっともっと好きな点はある。今日もまた、伝えそびれた。僕のこの想いを。
心の中はずっと大雨。傘なんかささずに、ずっと晴れるのを待っている。快晴の青空が広がるのを夢みている。
〜天気の話なんかどうだっていいんだ。僕が話したいことは、〜
まだ本調子じゃない少し暗めの青空は
教室で響く2人きりとこの空間を
特別なものにしてくれる
このまま時間が止まればいいのに