『天国と地獄』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
(天国と地獄)
病気、年齢で亡くなった人はだいたい天国
だけど、自殺をしたら地獄。親の前に死んだら地獄。ってなんなんですか。理不尽過ぎません?
まぁ、信じてないんですけどね。
消えたい。親の前に死んではダメですか?怖がられて毎日苦しいです。誰か助けてくれる人は居ますか?もう、苦しまなくていいんだよ。なんて言ってくれる人はどこですか…居たとしても結局は裏切られる存在なんでしょうけど。。
“天国と地獄”
この世は
誰かには 天国 かもしれない
一方で どこかでは
地獄 を味わっているだろう
人類だけではない
地球では
天国があり 地獄が存在する
ただ、“そこ” を
天国 と判断するか
地獄 と判断するかは
当事者自身
なのかもしれない
天国と地獄
どう考えても
天国が良い
これから先に
地獄に行かないように
がんばって
人生を過ごす
天国と地獄
やっぱり天国へ
いきたい
なな🐶
2024年5月27日1342
玉入れや「天国と地獄」の校庭
「天国と地獄」の螺旋めく耳鳴り
天国と地獄
どちらもしあわせ
どちらもつらい
両極端
だから…
おなじ仲間がいれば
天国でも、地獄でもいい
ひとりぼっちが一番
さみしい…
おなじ仲間がいれば、
1人じゃないんだって思える…
ありがとう
天国と地獄
天国と地獄も私にとっては
どっちもつらいと思う
行ったことがないけど
幸せと不幸に分けられてる場所なんて
行きたくない
この世は天国か地獄か
今、この時点では地獄としか思えないけど
どこかの時点で天国に変わるのか
そうならず死んでしまうのか
それはわからないけど
少しでも天国に近づけるように
現世を楽しんで生きていくしかない
「天国と地獄」
いつも天国と地獄は真逆な場所として説明される。
天国はなにもかも<いい>場所。
地獄はなにもかも<悪い>場所。
だけど天国と地獄は人それぞれ違うもの。
じさつする人は天国に行きたかったんじゃない。
今ある地獄から抜け出したかっただけさ。
天国と地獄は実は同じ線を繋いでるものなのかもしれない。
私は神を信じることにしました。
彼も神を信じていました。
そう、信じてました。
彼はある日、事故に遭って死んでしまいました。
神から貰った命を自ら絶つのは愚行であり、
そういう輩は地獄に行く。
彼はいつかそう言ってました。
私に残されたのは彼から聞いた神の教えのみ。
私は神を信仰し始めました。
本当は今すぐ会いに行きたいのですが、
それでは彼と同じ所に行けません。
なので私は、毎日神に祈りを捧げます。
どうか私を殺して下さい、と。
「天国と地獄」
僕を主役にしてくれた彼奴はどこに行ったのだろうか。
教祖様の大事な花瓶を僕に投げつけて壊した彼奴。教祖様の怒りをかって牢屋に入れられ、処刑されてしまった可哀想な彼奴。
僕は彼奴を迎えに行かなくちゃ行けない。
彼奴は天使なんだ。僕に聖水をかけてくれたんだ。
天国と地獄
死んだら人は天国か地獄に逝くらしい。
寝付けない真夜中にジャックはふと思った。
実際のところジャックには本当かどうかわからない。わかるのは魂を運ぶ冥府があるといったことのみだ。
では、ソールイーターに喰われた魂はどこへいくのだろうか?
いや、そもそも魂は消滅してしまったのだから。このことを考えてもしょうがない。そのことはわかっているのだが、考えが止まらない。
(もうないってことは、彼女とはもう会えないのか。)
寂しさ、虚しさ、胸がきゅーっとする。
人から聞いた話によると、ジャックはあまり感情が豊かではないらしい。
お前は不気味だの、何を考えているのか、なんてことも言われたこともあった。お前は地獄に堕ちるなんてことも。
そう考えたら、ジャックは地獄に言われた通りきっと堕ちるのだろう。
彼女を、他の人を救えなかったのだから。今の役割を放棄していないのも罪滅ぼしのためなのかも知れない。
そうして、また朝が来るのだ。
*
「はいこれ。今日中。」
「ごめーん!今日友達と遊ぶから、これ、よろしくねっ!」
「ここ間違ってるけど?何回言わせりゃ気が済むんだお前は?」
お金。
それはどんな綺麗事であっても、結局辿り着いてしまうもの。
愛。
それは同じ愛なんてなくて、一人一人違うもの。
「すいません」
「いや、すいませんじゃなくてさ。何でこんなことも出来ないの?」
「……すいません…」
謝罪。
それは……自分を下げるのに一番簡単な方法。
人からものを貸してもらったら、
「ごめん、ありがとう」
この世はなんて非常だろうか。
いや…違う。
勝手に世の中の所為にするな。
ただ、日本人が大きな譲り合いの精神と、
なぜかすぐ謝ってしまう国民性があるからだろう。
そうであって欲しい。
決して自分のせいではない、と逃げているのも、
日本人だからだ。
自分を自分で洗脳するしか、
逃げたり頭を空にして物事を進めたりする最善の方法がない。
「もうすいませんは聞き飽きたよ。はやく取り掛かってくれ。」
「はい…すいません」
とぼとぼと歩いて、どすんと自分の椅子に座り、じっと目の前のパソコンを見つめる。
机の上には空き缶と沢山のタスクと、付箋と…。
隣の同僚も目が虚ろだ。
スマホの黒い画面に映る自分は、自分じゃ無いような顔だった。
ぴろんっ
スマホの電源がつき、通知が来た様だ。
その瞬間、疲れが全て弾け飛んだ。
“今日の晩御飯、なにがええ?”
私はすぐに返信する。
“オムライス!”
すぐに既読がついたあとOKのスタンプが来た。
“了解!仕事がんばってな。家で待ってるで”
と、優しい言葉を載せて。
私、幸せだ。
お題:天国と地獄 2023/05/28
僕は向こうの仕事に就きたかった。
僕にここは不向きだ。
僕は門番をしている。
怒号と悲鳴が混じりあう人々をなだめ、別れる道々へ案内する日々。
上から下から文句ばかり言われて、平穏な日々を求める僕にこの仕事は刺激的すぎる。
もっと穏やかに静かに生きていたい。
私は門番をしている。
私はとても退屈していた。
ここの仕事はやりがいも何もなく、従順な人々を導くだけ。
いつもと違うことがあるとすれば、困惑している人を落ち着かせることくらいだ。
それも生来の性格からして大人しい人が多いため、それほど刺激になることもない。
退屈だ。もっと楽しい、激動の何かが欲しい。
遠めではあるが、こちらとあちらの門は互いに見ることが出来た。
下層から分かれていく人々を見送る。
あちらの門へ行く人は、なんて穏やかな顔をしているのだろう。
ぼんやりと見ていると、あちらの門番と目が合った。
何かが走った気がした。
信じられない。あちらの人間がそんなことを考えているとは僕には露ほども考えられなかった。
どうやらあちらも同じ考えのようだ。驚いた顔をしている。
僕たちは、互いの生活を羨んでいることがわかった。
テレパシーとでもいうのだろうか。
彼と目が合った瞬間に彼の意志が流れ込んだ気がした。
彼にもまた、私の意志が伝わってしまったようだ。
少し恥ずかしいな。天国の私がこのような荒々しい考えを持ってしまっているとバレてしまったなんて。
しかしそれは彼も同じだろうな。地獄の者でありながら天国の暮らしを羨むなんて。
自分と同じような者がいたことに、久しぶりに心が躍った。
/『天国と地獄』
私には許嫁がいる。
先日ふらりとやってきた仲介人が言っていた。
川向こうの人と縁を結んでくれるそうだ。
今度、仲介人を介して「指輪」を運んでもらうことになった。
しかし困ったことになった。
たった2〜3度のやり取りしかしていないのに、私は仲介人に恋をしてしまった。
確実に会えるのはあと一度。
指輪を持ってきてもらうその日だけだ。
どうしたらいいのだろう。
また指輪を運んで来てもらうことになればいいのだが、せっかく結んでもらった縁談を断るのも気が引ける。
もし、指輪を受け取る――受粉しなければ、彼はまた私のもとに来てくれるだろうか。
/5/18『恋物語』
38天国と地獄
天国にのぼるヤコブの階段
地獄につづく死刑台の13階段
死にまつわる話には階段がよく出てくる。死んだあとまで階段を上らなきゃいけないなんて、つくづくめんどくさい。
だったらまだ生きてた方が楽なんだろうか?
なんてことを考えながら、死後硬直のはじまりかけた遺体をブルーシートに包んだ。詳しい事情は省くが、電話一本で死体を処理する仕事をしている。
今日もこれから、いくつものプロセスをへた完璧な死体隠しをやらなきゃいけない。刻んだり煮たり、埋めたり沈めたり。人体を熟知した冷静なやり口というやつで。
どこかに魔法のような、上って放り込むだけで死体が消える便利な穴ぼこでもないものだろうか。
そんなものはない。
階段を一段ずつのぼるように、地道な作業を繰り返すしかないのである。
さあ今日も、天国にいくのか地獄にいくのか分からない死体を、勤勉に丁寧に、跡形もなく消していこう。労働にハレルヤだ。
天国と地獄
今の季節で思い出すのは運動会のBGM
必ずと言っていいほど流れていたけど大人になってあの曲が「天国と地獄」という曲だと知った
凄くせかされる曲だとは思っていたけど
タイトル含めて運動会にピッタリの曲だと思った
勝てば天国、負ければ地獄
今は勝ち負けを決めない学校もあるみたいだけど
それだと運動会じゃないような気もしてちょっと寂しい
「天国と地獄」
猫好きの天国「猫カフェ」
だけど僕にはちょっとした地獄だ。
なにしろ猫アレルギーなので。
(猫はかわいいと思う。映像か画像で見ている分には)だから、猫大好きな彼女がいつか、
「猫カフェ(じごく)に行こうよ!」って言い出しませんように、と日々祈っている。
私は生前、何をやっても上手くいかないと感じる時期があった。毎日生きるのが辛かった。他の人に話しても『そんなことで』と一蹴されるのが怖くて1人で抱え込むしかなかった。その時の一瞬の気の迷いだったかもしれないとも思うが、変な行動力を発揮してしまい、自殺した。
死んだはずなのに目が覚めた。私が死んでどのくらい経ったのかは分からない。でも目を開けた瞬間にここが死後の世界であることはすぐ分かった。天国だの地獄だの、そんな話は完全にファンタジーだと思っていた私はかなり目を疑った。列ができていてその先に鬼...?いや多分閻魔大王ってやつだろう、アニメで見た事ある。思ったより大きくて顔が怖い。この距離じゃさすがに何を言っているかは分からないが、列から1人ずつ閻魔大王の前に立ち、閻魔大王はその人たちを右や左に次々と振り分けていく。振り分けられた人達は不思議な円の上に立つ。すると一瞬で姿が消えるのだ。恐らく天国と地獄に振り分けられて、ワープホールみたいなもので飛ばされているのではなかろうか。生前居た世界では考えられないことだが、1回死んでいるのもあってかなんかあっさり飲み込めた。とりあえず並んでみるか。
並んでみると意外と待ち時間が長かった。私はどっちに振り分けられるのか、ソワソワする。でも正直分かりきっていた。私の行先なんて地獄に決まっている。ストレスに耐えかねて自傷行為がエスカレートしていったとき『親から貰った体を大切にしないなんて〜〜』とか、『もう少し頑張ってみたらきっと報われるよ』とか色々言われた。全く刺さらなかった。当事者以外からは自傷行為なんて親から貰った体を傷つける行為にしか見えないらしいし、私みたいなやつの気持ちなんて絶対に分からないのだ。ああなんか憂鬱になってきた。
ついに私の順番。怖い顔の閻魔大王が鋭い目付きでこちらを見る。
『お前は...天国行きだ!』
え...?聞き間違い?案内人のような人が来て天国行きのワープホールへ案内しようとする。
「ちょ、ちょっと待ってください!なんでですか?」
閻魔大王も少し驚いていた気がする。後から聞いたことだが、地獄行きの人間が理由を問うことはあっても、天国行きの人間が理由を問うことはあまりない事だそうだ。
『...お前は生前大罪を犯したわけではないだろう』
「私は自殺しました。親から貰った体を傷つけもしました。頑張れませんでした。」
言いながら涙が出てきた。取り返しのつかないとんでもない事をしてしまった自覚が湧いてきた。死んだことを後悔はしているわけではないが周りの人間は私を愚か者だと言うだろう。
『確かにお前の体は親から貰った体だったかもしれないが、貰った時点でお前の体だろう。そしてその傷や跡は自分を傷つけてまで必死に生きようとした証なのでは無いか?頑張れなかった?頑張っていない人間は死にたいとは思わないし、そういう奴に限って無責任にもっと頑張れなんて言葉をかけるものだ。』
言葉を失った。こんなにも生前の私の気持ちを分かってくれるなんて。閻魔大王はすぐに次の人間を振り分け始めた。それに伴って私は案内人に天国へのワープホールに連れていかれた。
初めて誰かに認められた気がして本当に嬉しかった。ずっと私はあの閻魔大王の言葉を忘れられないし、何度も思い返すだろう。
天国と地獄
「あは、猿みたい」
4歳の私は、生まれたばかりの弟の顔を見て思わず呟いた。
それを聞いた母親の顔、まさに鬼のようだった。
「お前の顔はもっと醜かった!」
そこから私の地獄が始まった。
母親は徹底的に私を無視した。
蝿のように叩き、汚いと怒鳴り続けた。
ささやかな天国が訪れたのは結婚してからだった。
夫と猫の里親になってからだ。
人見知りで神経質な猫は、子供の頃の私に似ている。
何度も猫を抱き締めて、大好きと繰り返す。
私の心がゆるゆると溶けていく。
私のささやかな天国。
天国と地獄なんてない
正直、私はそう思う。
仮に。『 天国と地獄』というものが存在していて、
どこにあるのかな。と聞かれたら私はこう答えるだろう。
この世界だと思うよって。
いい人ほど願いが叶わなくて、
クズみたいな人間は自分のやること、
『 本当にいいのか?』
と考えもしない。
行動に移して思いどうり。
ほんと、天国なんてないよ
あなたを初めて見た時
衝撃が走った
この出会いによって向かう先は、天国か地獄か
『天国と地獄』