『大空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『大空』
私は宇宙飛行士のメンバーに選ばれていた。だが、ありもしない疑惑をでっち上げられて、メンバーから除外された。必死で違うと弁明しても、誰も信じてくれなかった。世間からは大きなバッシングを受け、家の前には大勢のマスコミが押しかけてきた。
もう嫌だ。
もう疲れた。
気がついたら高層ビルの屋上に来ていた。
あぁ、やっと落ち着ける。死んだらあの大空の上に登れるといいな。そう思いながら私は身を投げた。
大きな空は、何が大きいのか。
広い空、青い空は分かる。
けれど大きい空という表現にはどうも違和感を覚える自分がいる。
何が〝大きい〟んだろう?
そこまでぼんやり考えて、ふと空を見上げる。
「――」
低く垂れ込めた灰色の雲の切れ目から、大きな赤い目が覗き込んでいた。
〝大いなる空〟で、大空かぁ。
END
「大空」
必ず忘れてしまう。
そして失ったあとに気づく。大切さに。
生活している中で、空の存在を忘れることがある。
だけど、見上げてみると、とても広くて、新鮮で
心が洗われる。世界でも繋がったかというくらいに終わりがない空は、大切なものの存在も気づかせてくれる。
人生の中で忘れ物をした時は、目の前にある大きな空を見上げてみよう。
心の落し物が見つかるはずだから。
No.4
この大空に翼を広げ飛んでいきたい、誰しもが一度は思うこと
でも実際に行動に移す人は、移せる人は数少ない。
この違いって何かな?
「大空」
嫌なことがあった時
考えるのが大変になった時
日々の生活に疲れた時
ふと上を見る
夜でも昼でもどちらでもいい
見上げてみる
そうするともちろん空がある
でもいつもより大きく見える
僕はこんなにも小さいのに
世界はこんなにも大きい
生まれた瞬間から
誰しもが奴隷だ
他人の生活は理解できないし
自分が正しいとどこかしらで思ってる
同じところがひとつあれど
どこかは違う
他人のことを思える人達が
増えてくれればいいのに
そう空に愚痴をこぼす
返事は無いけど
風が吹く
みんな頑張ろう
僕は一日を生き抜くのが精一杯
僕より劣悪な環境の人がいるのは知っている
でも僕も辛い
お前より辛い人がいるから頑張れ
そう周りから言い聞かされた
じゃあ頑張らなくていい
最後の一人は
どれほど辛いの
教えてよ
大空
この青空を、突き抜けて、宇宙に飛び出したなら…
月の都に居ると言われる、かぐや姫に会えるのだろうか…
中学生の時に、古典の授業で習った、竹取物語…求婚してきた、高貴な人々に、難題を出して、全て断って、月に帰った…そんな内容だったと思う…
平安時代の頃に創られたらしいけれど、千年位前に、そんな宇宙人、と言うか、異世界と言うのか、判らないけれど、そういう世界と繋がる話が面白く、勉強は嫌いだけど、遠い昔の人がそんな考えをしていた事に、興味が持てた…
其れから、もしも、かぐや姫に会えるなら、あってみたい…大空を見上げては、そんな事を考えている…
【書く練習】
[ちょっといいもの]
夕食にあたった
今日はお休みします
食べなれないものはダメだね
#今日のお題#大空
#華と空と私
小さい頃夢を見てた。祖父の大きな広い背中に乗ってよく
地元の田んぼを見ながらじいちゃん!!あっちにおおっきな鳥さんいる!!!!と言った。その日はまっさらな晴天で雲一つない大空だった。
じいちゃんはあれな、白鳥っていうんだよ。って教えてくれた。私はへぇー、白鳥って
言うんだね!かわぁいい。
と言っていた。いつからだろう。青く、広い空を見上げて手を伸ばすようになったのは。懐かしく、優しい光に
今も心が痛みだす。大きな空に手を伸ばしていたらきっと
届くきがして。もう届かないよって言い聞かせてるのに
苦しい
思が溢れて
涙に変わる
きっと
あの頃と変わらない
想いを胸に抱き
今日も1歩ずつ歩く
降る光の帯の指先を照らす葉の昼間の初めて囁きになる風の音
『大空』
大空
大空と聞くと、昔見たコナンとルパンのコラボ作品を思い出す。
「籠の中の鳥は嫌!大空を羽ばたきたいの!」一国の王女が、自由になりたい一心でルパンに行った言葉。
どうしようもなく、今日が苦しい。今いるのは籠の中なのかもしれない。大空でなくてもいいから、もう少し広いところを飛びたい。
小学生の頃に歌った歌が、今貴女の頭に浮かびましたね。
そして同時に、私はあの頃から何も変わらないな、とも思いましたね。
貴女はきちんと成長しています。
あの頃のままであるだなんてことは、あり得ないのです。
作品No.265【2024/12/21 テーマ:大空】
見上げた空は、大きく高く、どこまでも広くて。
ちっぽけな私じゃ、私なんかじゃ、届かなくて。
摑んでみることもできなければ、触れることも叶わない。
大空を飛ぶなんて、夢物語だ。
大空を飛べる発明品
「とうとう飛行機を発明したぞ!」
十年前、私は世界初の発明を成し遂げた。この発明品を売り出せば飛ぶ鳥を落とす勢いで流行すると確信していた。
しかし、発表当時の売り上げは雀の涙だった。経済的にも苦しい時期が続いた。
それから数年。鳴かず飛ばずだった飛行機と私に、転機が訪れた。
「便利で楽しい。三児の母の私にとって、これは一石二鳥、いや三鳥の発明です!」
「仕事場に導入されて以来、重宝しています。感謝してもしきれません」
子育て世代や医療の現場からの暖かい手紙が届き始めたのだ。瞬く間に流行が始まり、今に至る。
これが私の半生だ。おっと、お客さんが試乗から帰ってきた。新しい飛行機、気に入ってもらえただろうか。
「最高です、この飛行機に決めました」
「ありがとうございます。乗って帰られますか?」
「家まで運んでいただきたいです。たまには翼を動かして自力で飛んで帰らないと、体がなまってしまいそうなので」
無条件に広いあの青空の下で
私は草原に、大きく寝転んで
意識も何もかもを溶かしながら
私も、無条件に
青になる。空になる。
目を閉じても、見えるような青空は
どこまでも。
どこまでも。
【お題:青空】
街灯のない空気の綺麗な場所で空を見上げると大空いっぱいにきらきらと輝く星が見える。どの星が一等星かも分からないくらい全部の星が強い光を放っている幻想的な景色は日々の生活の中でふとした時に思い浮かべる漠然とした不安を忘れさせてくれる。自然セラピーというやつだろうか。
幼い時は星を見るために空を見上げることはほとんど無かったし、星を見る事で忘れられるような悩みや不安も持っていなかった。それくらい毎日が輝いて見えた。
星空が霞んでしまうくらい幸せだったあの頃、全てが楽しかったあの時期に戻りたいと思ったことは何度もある。もっと苦しくない生活がしたい。だけど、今見上げているこの空が以前よりも綺麗に見えるのは今生きているこの瞬間がどうしようもなく真っ暗で終わりの見えない闇の中だからなのだろうか、そう思うともっとこの景色を目に焼き付けておきたいと思う。
はやくこの地獄から解放されたい。その時自分はまだ星を見ることが好きなのだろうか、好きであって欲しい。
まぁそんなことを思ったって、今見ている星々は例えいつか空を見上げなくなったとしてもずっとそこで輝き続けているんだろう。自分が空を見なくたってあの時もこれからも全く同じ空がそこにある。過去の星空を見ないで良かった自分に羨ましさを覚え、いつか来るかもしれない自分が見ていない星空に悔しさというか儚さというか複雑な何かを覚える。だから今この綺麗な空を見上げる。
大空
'24年12月21日 大空
駅から少し離れたところに工事現場があって、何を建てるのかなぁと通勤途中にたまに見てた。
夏の暑い日、ふと見上げると背の高いタワークレーンが2基。
雲一つない真っ青な大空に、赤白模様が良く映えてた。
双子のように同じ向きに並んでて思わずスマホを向けて写真に収める。
二基でこれから大変な工事のお手伝いをするんだろうな。
思わず、頑張ってねと心の中でつぶやいた。
【大空】
眠すぎるので布団に入ります。大空を飛ぶ夢でも見せてください。それがだめなら、目が覚めた時にサクサク筆が進むネタが浮かんでいますように。
おおぞらをとぶ、と言えば私的にはラーミアですね。なかなか進められていませんが、この時代にリメイクを遊べる機会があることが嬉しいです。
きみと月の話をしたい
お互い見た半分ずつの月が
丸く1つになるみたいに
この綺麗な月の話の
答え合わせをしようよ
【大空】
時々、
窓に映しだされる空を見つめることがある。
見つめる、というより、観察?
ただぼーっと見ている。
あっ、この雲こっちに来そう。
おっ、知らん間に形変わってた。
みたいに。
でもそれは声に出さない。
みんなに伝わると、私だけの空じゃなくなる。
ただこの空を独り占めしたいなんて、
思ってはない。
ずーっと、 ぼーっと、
見て、考えて、観察して、
それでやっと、私のものになるのだ。
雲の形が変わるのも、空の色が変わるのも、
私だけが知っているように思えて。
世界は広いから、そんなことは不可能だけど。
この大空にただ浸っている時間が
私は大好きだ。
余裕で30分は見れる。
ぼーっと、見つめるだけでいいのだ。
心が浄化されていくのが分かる。
よし、明日の空を見るために
早く寝よう。
大空
物語 大空と地上の関係
「地上の星」
風邪の中の昴
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス
街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
崖の上のジュピター
水底のシリウス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろ
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
詞 中島みゆき
輝く地上の星は大空からしかわからない
近くにいると、見失う地上の星
上ばかり見ていると足元の石にも、直ぐ近くにある輝けるものにも気付けないつう話。
或夜、月に住む月の息子ちゃんは、星と追っかけっこをしたりして遊んでいました。ある日月のお母様が、寂しそうにしているのを月の息子ちゃんは見つけました、お母様どうしちゃったのだろう、月の息子ちゃんは悲しくなって月に帰って来た、かぐや姫に相談しました。「お母様、最近ため息ばかりついて寂しそうなんだ、何故だろう、分かるかぐや姫」とかぐや姫に尋ねました、かぐや姫は少し俯いて「分かる気がするわ、お母様きっとひとりぼっちで、お寂しいのよ、私も地上から帰って来て、あの青い地球を見ているとお爺さまとお婆さまのことが思い出されて寂しいもの、だって見てご覧なさい青い地球は本当に綺麗よ、そこにいるとその美しさに気付けないもの、月も地上から見ると夜ごと姿を変えるその姿は魔物が宿るように妖しくて、本当はこんな裁く世の果てのようで寂しところだとは思わないもの、私も地上にいた頃は側にある、お爺さまやお婆さまや私を想ってくださる殿方の気持ちの純粋な輝きに気づかず、夜ごと姿を変える妖しい月に魅せられて毎日月を見上げて泣いていたもの、お母様もきっと今、青い地球に魅せられて、寂し独り身を嘆いてらっしゃるのよ、あなたあの青く美しい地上の星の欠片をお母様にひとつもって帰って来てあげなさいな、きっと慰めになるから」そうかぐや姫に言われた月のお坊ちゃま息子ちゃんは寂しい寂しい独り身の月のお母様に光る地上の星を贈るために、つばめに姿を変え地上に降りたのでした。
長い長い旅でした、青く美しい地上の星は地上に舞い降りるとその美しさを失いました。何故だろう?月の息子ちゃんは悩みながら飛んで行くのでした、見上げると大空の青は美しく澄み何故だか寂し気持ちが引き起こされました、もしかして、これが郷愁と言うものか?月の息子ちゃんは夕闇せまる大空にポツリと浮かぶお月様お母様を見上げました、「あんなにポツリと白く浮かんでらっしゃるから、きっと寂しくて夜ごと姿を、お変えになられるのだ、太陽よりも暗闇が似合って、煌めく夜空の小さな星よりも弱い、寂しがりやのお月様お母様は、なんて可哀想なのだろう」月の息子ちゃんは地上から大空にポツリと白く寂しく薄っぺらいお月様お母様を見上げて目に涙をいっぱいためて眠りにつくのでした。次の早朝つばめに姿を変えた月の息子ちゃんは、朝の光りの中に消えて行くお母様お月様を追いかけ大空たかく舞いました、もうこれ以上舞い上がれないかと思い、つばめ返しでひらりと地上に身を返した時、白く輝くお月様お母様が地上におられたのです。それに気づいた月の息子ちゃんは一直線にその白く輝くお月様お母様めがけ突き進みポチャンと月を写した水面に突っ込んだのでした。どれくらい潜ったのでしょうか、気づくとその地上の下の下の川底に輝く手鏡を見つけました、覗くとまだ小さな消え落ちそうなお月様お母様の姿が写っていて「なんて美しい」と月の息子ちゃんはその母なる白く薄っぺらい月が写る鏡を手にしていました、すると、つばめの姿から息子ちゃんの姿に戻ってしまった息子ちゃんが息絶えようとしているところでした、夜は明けお月様お母様は姿を隠し太陽が姿を現しました、一部始終を見ていた太陽は、母親思いの優しい月の息子ちゃんを憐れんで、月の息子ちゃんを掌に乗せ、大空たかく上げ月に返したのでした。
気がつくと、月の息子ちゃんは月の裁くの果てに寝ています、起き上がる月の息子ちゃんの手には地上から持ち帰った手鏡が握られていました。覗き込むと、自分の顔が写りその向こうの漆黒の闇の彼方に青く輝く美しい地球が写っていました。「やった!これでお母様お月様は寂しい月じゃなくなる、自分越しに青く輝く地球を見ることが出来て、月と地球のツーショットも見ることが出来る」月の息子ちゃんは、大喜びでその手鏡をお月様お母様に手渡しました。
お月様お母様は、今夜も孤独で寂しくて、その姿を変え友達沢山従えた夜の呪術会を独り身で独り何役もして4役くらいして(笑)いましたが、それを哀れんだ優しい息子ちゃんに地上から持ち帰った手鏡を渡されると涙を流して喜び手鏡に自分と地球を写しました。
自分の美しさは自分ではないものが教えてくれます。大空の美しさは地上が教え、地上の星は大空が教えてくれるように。
令和6年12月21日
心幸