『大好きな君に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#大好きな君に
数学の授業中、真面目で冷静を装う私だが
今すぐ帰って愛犬のソラを撫で回したい。
男子に呼び出され告白されている私だが、正直今すぐ愛犬のソラに全身にキスしたいだる絡みがしたい。
テニス部の後輩からの相談に乗っている私だが出来れば愛犬のソラの匂いを嗅いでスハスハしたい。
話半分に対応しているのと思われていたら、本当に申し訳ない、しかし私はソラが一日中頭から離れない、好きでたまらないのだ。
早く会いたい、大好きな君に。
「大好き」
大好きな君にはいくら言っても言い足りないや。
ほんとに大好きなの、大好きすぎてたまらない。
この幸せがずっと続きますように。
お題《大好きな君に》
季節をあげたかった。
眠るように、この春突然君は旅立った。
浅き淡い夢を見ているようで。
尽き果て無い涙は、一体身体のどこから湧いてくるのだろう。心が壊れてしまったかのように、降り止まない涙雨。
写真嫌いな君が、たったひとつだけ赦してくれた写真を握りしめて――どうかはやく、生まれ変わって、もう一度出逢わせてよ神様――。
そんなの叶うはずなんてないと想うのに、そう願わずにはいられなかった。
僕は君に誠心誠意尽くすよ。
何でもする。
だって、大好きだからね。
どんな時も僕が心の拠り所になっていたらいいな。
僕だけをずっと見ていてくれたらいいな。
君と両思いだったら、いいな。
なんて妄想を広げる。
あ、そういえば今日は君の誕生日だね。
ハッピーバースデー。好きだよ。
そう、これはお祝いと告白。
大好きな君だからこそ、僕自身をプレゼントするよ。
だから……好きなようにしていいよ?
〜大好きな君に〜
【大好きな君に】
目を覚ませば、ほら。
……見える。見える。瞼を閉ざす程の陽光が。
窓の、網戸の、カーテンを越えた先で。
……聞こえる。聞こえる。耳に響く車の発信音が。
隣家の、庭の、アスファルトを伝って。
……香る。香る。鼻孔に馴染んだふとんの匂いが。
横たわる身体の、服の、感覚を通して。
五感が刺激されるたびに覚醒していくように感じる。
体温も、手触りも、声の出し方も、身体の動かし方も、全てを思い出していく。そんな目覚め。
上体を起こし、フローリングに素足で降り立つ。
フラフラ、ユタユタとした足取りでリビングへ向かう。
見慣れた廊下を通りすぎようとして、ふと足を止めた。
廊下の壁に小さく空いた正四角形のスペース。
およそペットボトル一個分の縦横比で、写真立てや観賞用のミニ苔などが置かれている。その真ん中でポツンとたたずむスケッチブックに、なんとなく手を伸ばす。
中を開くと、目に飛び込んできたのは、散り際の桜の大木のイラスト。力強く描かれた太い幹と淡く桃色に彩られた花びらは、独特な春の趣を感じさせる。
2ページ目には、雄大な山々に囲まれた湖面でただようスワンボート。3ページ目には、たくさんの紅葉と銀杏で埋め尽くされた土の地面。
ページをパラパラとめくるたびに流れていく風景画は、さながら車窓から眺める光景と似ていた。
現実に悩み苦しんでいた私に、"現実にある良さ"を教えてくれたスケッチブック。それを渡してくれた持ち主の笑顔が、今日も写真立ての中で輝いている。
せっかくの休日だから、家まで会いに行こうか。
そして、大好きな君に「ありがとう」と伝えよう。
大好きな君に、花束を渡そう。
花言葉はよくわからないから、花屋さんに相談だ。
大好きという気持ちを詰め込んで、ほんの少しの薄暗い独占欲もこっそり盛り込んで。
君は花言葉を分かってくれるかな?
花を飾ることが好きな君は、きっと満面の笑みで喜んでくれる。
大好きな君に
大好きな君に捧げる言の葉を
魂と愛を込めて綴ろう
優しいことばになるように
君の心をしっかり包むように
かならず届くように
壊れないように
永久にとこしえに
ふたりを見えない糸で繋ぐように
大好きな君に私は幾つの傷と後悔を植え付けたんだろう。
君はもう、自分のこと好きじゃないんだな。
今でも思い出す。君が笑ってる顔や君が自分をあだ名で呼ぶ声も。別れたから7ヶ月くらい経つのに今だに君を好きのままだ。君を忘れるために新しい恋をしようとしたでも君のこと忘れなかった。別れたからもう君はあだ名で呼ばなくなった。甘えてもこなくなった。なんかとても悲しくて切ない。もしまた付き合うことができたらなって、もうそんなことはないだろうけど。君は新しい人ができて幸せそうだね。別れてしまえって思ってしまう自分がとても嫌いだ。タイムマシンで幸せだった頃に戻ってやり直したい。#大好きな君に
大好きな人がいるって
幸せなことだね
#大好きな君に
『君が転校してしまう』
君が転校してしまう なんの記念日でもない今日に嘶く雷 三角定規を立てては倒して 全ての定理に僕は問う 無論、答えは無い 昼下がりに夏目漱石 『それから』と言われても 唯、耳が痛いだけ
たったひと言呪文のようにあの言葉を投げかける勇気が足りない 精一杯そっけなく手を振った 君の笑顔は一瞬なのに 夜が永く続いていく 都合よく雑草に寄り添って朝を迎える 窓を開けよう 朝の匂い、朝の匂いがする 鬱屈な僕を諫める朝の匂いが
大好きな君に
大好きな君に伝えたいことがあるんだ。たとえば、ご飯はちゃんと食べているのかな、とか。ちゃんと睡眠時間を取れているかな、とか。
疲れていないかな、とか、息抜きしてるかな、とか。
何かに悩んで苦しんでないかな、とか、ちゃんと笑って、ちゃんと泣けているかな、とか。
君に聞いたら、何それ、当たり前じゃん、なんて返ってきそうだけど。その当たり前をちゃんとできているのかな、ってときどき心配になるんだ。
君は優しいから。一生懸命だから。真面目だから。自分でも知らないうちに自分のことを疎かにしていないかな、ってそう思うんだ。
疲れているのなら、一緒に休もうよ。悩みがあるなら、話してよ、一緒に考えさせてよ。嬉しいも楽しいも、君とだから何よりも輝かしいし、悲しいも苦しいも分け合っていこうよ。
大好きな君が健康でいてくれて、隣で世界一幸せそうな顔をしていてほしいんだ。そんな顔を見ていたいんだ。
大好きな君に伝えたいのはありきたりだけど、そういうことで、そんな君に訪れる今日が優しくて素敵なものでありますように。
大好きな君に 言いたいこと
ずっと大好きです
ずっと愛してます
ずっとずっと 君だけを想ってます
これからも 君だけを
君だけを 大好きです
44テーマ【大好きな君に】
大好きな君に伝えたい
産まれてきてくれてありがとう
私と出会ってくれてありがとう
いつかは離れる時が来る
出会いの先には別れがあって
新たな出会いに感謝する
誰かが自分の大切なように
自分も誰かの大切なのだ
大好きな君へ
大好きなんで言うのは何だか恥ずかしいけどね、最近げっそり痩せて心配しています。ブロック塀登ったの見てたのよ。
近所の野良猫のことです。柄がサバみたいだからサバ猫。
ツンデレなの、わたし。本当は大好きみたい。
サバ猫の餌やりしていた近所の高齢の奥さん。旦那さん亡くなって引越しちゃった。ご飯貰うところ無くなって痩せたのね。
わたしが飼えばいいのに、それが出来ないから辛いのよ。
生まれるまえから一緒にいるの
苦しさをぜんぶうけとめて
私が吐き出したものすべて吸い込んでくれた
私の一部
砂漠のような肌
雪のように白く色あせて
何度も触ったから擦り切れた帽子に
入れ替えても萎んでいく綿
何度も入れ替えて
年々年老いていくあなた
年々年老いていくあたし
あなたと同じ形のぬいぐるみを探し回った
けれど気づいた
あなたを抱き寄せた唯一無二の感覚に
その人より暖かい体温に
あなただけが知る私
長い耳で私を包む
いや、腕だったかも?
誰よりもあたたかく
柔らかくキスを
幼なじみで
親友で
家族で
恋人で
私自身
大好き
愛してる
ボロボロでも
いっしょうあいしてる
テーマ:大好きな君に #112
私には、小さいから仲良くしていた友達がいた。
彼女は不慮の事故で事故死した。
突然のことだった。私は理解できなくて、現実と架空の世界を行き来していた。
架空の世界にいる彼女は、本当に今も生きているかのように元気で、私に笑顔と勇気を与えてくれる。
そんな私を見て両親は
「現実を見なさい」
そういった。
「いつまで引きずっているんだ」
そう言われたとき、あぁ、この人たちにとって彼女はもう過去の人でしかないんだと思った。
大好きな君がもうこの世に存在していないんだと知るのが怖かった。認めるのが怖かった。
大好きな君のことを忘れることが怖かった。
私はその日、泣いた。涙が枯れるまで泣いて、泣いて、泣きまくって。
次の日には普通の人と同じ、現実の世界で生きていた。
彼女の墓参りに行った。彼女はここにいる。そう思った。もう私の手の届かない、遠い場所に行ってしまった。そう思うと鼻の奥がツンとして、また泣きそうになった。散々あのとき泣いたのに。
彼女を思い出すたび、あの優しい笑顔を思い出す。
大好きな君に伝えたいのは、また、会いたい。
また、転生して私の近くに来てよ。
私を励ましてよ。ただいまって言ってよ……。
一言なんかじゃ収まりきれない。
あなたのことが大好きだから。
昔日公開された、ある作品の主人公二人の誕生日には今でも制作会社宛にたくさんの贈り物が届くそうだ。物語の中では辛い出来事もあったし、彼等の結末について今でも人によって評価がかなり分かれているのは知っている。それでも私は各々の信ずるものを貫き合った故で迎えたあの最終話を、それを目の当たりにした時に感じた余韻を今でも忘れない。
大好きな君たちへ。生まれてきてくれてありがとう。色々あったと思うけど、こちらの世界では本当にたくさんの人が君らの生まれた日を祝福しているんだよ。
メッセージが返ってきて喜ぶ
自分のチョロさを実感する
それでも
返信を待って
またメッセージを送る
大好きな君に
大好きな君に
会えるなら、毎日の仕事だって頑張れる。
なんにもなかった僕の心に
君と出会ってから、春が来たように
ぽかぽかして、ものすごく頑張る力が湧いた。
周りの同僚からも
「人が変わったみたいだな。」
「何があったんだ?」
…て驚かれるようになったんだよ。
君に会って話したら、なんて言ってくれるだろう?
喜んでくれるだろうか?
後、2週間で会いに行ける。
この日を休みにしたんだから、準備は完璧だよ。
あぁ、楽しみ過ぎる!早くこの日よ来い!
ライブの後の握手会…眠れるだろうか?
ドキドキ…今からしているよ。
早く大好きな君に会いに行きたい!