『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「大切なもの」
皆さんの大切なものはなんですか。
よくある質問。
特にないんだよなぁ。大切なものとか。
家族、ペット、友達、、、。
ベタなこと書いてもつまんないし、どうしよう。
私の大切なものは、、、、、、
大切なもの
私には大切なものがある。
それはとても小さくて、守らないといけないもの。
私の中で育つ、小さな小さな命。
この子のためになる事は何でもしたい。
この子のために、私は私自身も大切にしないと。
私は想像する。
私似かな?あの人似かな?
どんな服が似合うかな?
どんな、毎日になるのだろう。
楽しみで、楽しみで、不安で、楽しみ。
だって何もかもが初めてだから。
初めてのお母さん。
初めての小さな命。
大丈夫、守るから。
元気でこの世界に産まれてきてね。
待ってるよ。
了
お題『大切なもの』
俺は魔王様を慕っていた。だが数年前、勇者に討ち果たされてしまった。ただの側近だった俺は、たまたま殺されることなく途方に暮れた。魔王様は、住む場所もなく、飢えに苦しんでいた幼い俺に手を差し伸べてくれた。住む場所も、飢えに苦しむこともなくなった。その分、村を襲うとか、略奪するとかの命令を自分の配下にしていた。魔王様に対する恩義があるから罪悪感がない。魔王様は俺にとって親のように大切な人だった。
だが、勇者は魔王様を討ち果たした。ちまたでは『英雄』と呼ばれ称えられているらしい。俺にとっては『英雄』でもなんでもない。『仇敵』だ。
ならば、奴の大切なモノを奪おう。さらに殺してしまおう。そうすれば、さすがに勇者も絶望するだろうから。俺と同じ絶望を味わわせてやる。
かたわらの少女が目をぱちくりさせる。こいつは勇者の娘だが、さすがというべきか否か、魔王様の力を得て、世間で言うところのおぞましい悪魔の姿をしている俺に対して一切動じることがない。
「お前、俺が怖くないのか?」
「うん」
「今のこの状況、分かっているのか?」
「ユウカイ、でしょ?」
少女は淡々としている。
「なぜ、怖がらない」
「あの人に比べたら、貴方の方が怖くないから」
その言葉を聞いて一瞬、言葉を失う。
「あの人は勇者だけど、本当はお金と女の人が好きなだけ」
「それでも、お前の父親だろう。助けにくるはずだ。それに、お前を殺せば流石に奴も嘆き悲しむだろう」
「そんなことないよ」
いよいよ、なにも言えなくなる。
「私、ママが死んじゃって。勇者様をたよりなさいと言われたから行ったら追い返されちゃったの。浮浪児の世話をしてる暇なんてない。そう言って、あの人は知らない女の人達と一緒にどっか行っちゃったの。だから、私のことは殺してもいいよ。どうせ来ないから」
よく見ると、少女はボロ布を上から被っただけの服を身に着けている。髪もぼさぼさで目はうつろだ。
まるでかつての俺を見ているようだった。
「なぁ、お前」
「なに?」
「俺のところへ来ないか?」
少女の目に光が灯る。なんだ、俺は魔王の側近だぞ?
「いいの?」
「あぁ、お前に住む場所も、衣服も与えてやろう」
「本当に?」
「疑うなら俺についてこい。すこしはマシな飯を食わせてやる」
俺はその場にしゃがむと、自分の背中を指差す。少女はおそるおそる近づいていくと、俺の背中にくっついてくる。立ち上がって、背負った少女は異常に軽かった。
その時、俺の胸に知らない温かい熱を帯びた感情が中央から広がっていくのを感じた。
あれから何年か経ち、その感情の正体が「幸せ」で、少女――今となっては、俺の娘は魔王様、いや、自分の命よりも大切なものとなった。
「大切な物、大切な者、大切な藻の?」
ひらがな部分は漢字変換による格好のイジり場所。某所在住物書きは「もの」の予測をたどり、
パタリ手を止め、過去投稿分のお題を検索し始めた。
「喪の」では少々センシティブ。「Mono」はギリシア語由来の接尾辞で「ひとつの、唯一の」といった意味――先月「お金より『大事な』もの」を書いた。
「過去配信のお題の類似系か」
物書きは天井を見上げた。
先月「大切なもの」として書いたのは頭だった。
『ストレスでズッタズタになった頭は現代医学じゃ元通りにならない』と。
「……今回こそ『大切な藻の』書くか?」
あるいは無難に「大切な者」で安牌を切るか。
――――――
最近最近の都内某所、某職場、朝。
先月からの突然の異動によって新しい業務をさばく者がおり、名前を藤森、旧姓を附子山といった。
早めに部屋に入り、掃除を行い、ポットの湯を補充して灰皿を清めて観葉植物の枯れ葉を整理し、
最後に、消耗品たる来客用のティーバッグやインスタントコーヒー、茶っ葉の在庫等々を確認する。
クリスタルガラスの菓子器の中の、クッキーだのチーズあられだのが少し減ってきた。
じき「買ってこい」の一声がかかるだろう。
先月から藤森の上司となった緒天戸は、給料が給料ゆえに高級菓子も多々食うだろうに、しかしながらその辺のコンビニで買えるような安価を好んだ。
「はぁ」
藤森のため息が室内に溶ける。
緒天戸いわく、異動前の2月分と異動後の3月分では、藤森の給料は確実に後者の方が上がるという。
残業も早朝の労働時間外勤務も、すべて明確にし、正当な報酬を得よとのお達しであった。
が、しかし、藤森は首を傾ける。
「……観葉植物の世話だの菓子の買い出しだのに時間外労働を適用して、本当に大丈夫なのだろうか」
――「あ?何言ってやがる。『働いた分は貰う』、『時間外は申請する』、規則に書いてるだろう」
昼休憩、バナナおやつ論争の抑揚で「菓子の買い出しと観葉植物の世話は時間外労働に入りますか」と問われた緒天戸である。
「掃除、鉢植えの世話、ゴミ出し、茶とコーヒーの補充。ああいうのは『名前の無い家事』だ」
某じゃがべーのスナック菓子で、タバコの口寂しさを紛らわせながら、眉をしかめた。
「やらねぇやつは、一切やらねぇ。だが誰かがやらなきゃ全員が困る。れっきとした『仕事』だ」
お前のやってることは確実に「大切なもの」だよ。
緒天戸は付け加え、ポリポリポリ。じゃがべースナックをかじった。
「『名前の無い家事』、ですか」
「俺は昔それで女房に大目玉食らった。当時は『名前の無い家事』なんて言葉は無かったがな」
「ご家庭で?」
「『家事に協力してくれないなら時給制にします』、『夜8時以降のおつまみ用意は時間外ですので自分でやってください。それか夜勤手当として5千円頂きます』、『お皿洗ったら拭いて食器棚に戻しなさい』」
「はぁ」
「知ってるか。ゴミ出しってのはな、ゴミ袋の口を結んで集積場所に持ってくだけじゃねぇんだ」
「存じています。一人暮らしなので」
少しの掃除でも菓子の補充でも、それは大切なもの。大事な仕事だ。れっきとした「環境整備」だ。
覚えておけよ。
窓の外を眺めながら、緒天戸は呟いた。
過去を思い返しているらしく、何ともいえぬ表情をしている。それはさながらオヤジの悲哀である。
小さな仕事、名の無い業務、「誰でもできる」としてないがしろにされる作業を、しかしそれこそ大事と断言する緒天戸の信条は、何十年前とも知れないが、どうやら嫁との過去の云々が理由らしい。
(……といっても、職場で「掃除したんで時間外ください」は、現実的にはだな……)
それ、なかなか難しいし、勇気の要るハナシですよ。
藤森は緒天戸に伝えたかったが、
ため息ひとつ吐いて、それを胸に一旦しまった。
「で、藤森。例の地震と津波の続報、どうなってる」
「はい?」
「仕事しながら情報収集してたんだろう。スマホで」
「すいません。つい。
津波警報に関しては、注意報に切り替えられて、それから正午頃にすべて解除されたようですね」
「デカい動きがあったらすぐ教えろ。あの地域から来てるやつは、大切な客にせよ大事な従業員にせよ、双方、一定数いるからな」
「はぁ……はい」
”大切なもの“
大切なものってなんだろう?
考えてみよう
家族?友人?恋人?思い出?
はたまたお金?車?
それとも…なんだろう。
たくさんある気もする
この世でたった一つしかない大切なものは?
それは…私
自分の心が壊れるときっと自分にとっての大切なものも壊れてしまうから
“大切なもの”の中にたった一つの”私“を入れてあげても
良いかもね!
鳥籠に入れずに放し飼いして、必ず戻ってくるその姿で愛情を確かめる。そういうやり口は悪趣味で非常識だと、籠に入れても自由に出ていく鳥本人に咎められた。それでも思うところがあったのだろう。このときからだ。帰り際の「さようなら」が「また来ます」に変わったのは。
(題:大切なもの)
大切なもの
大切なものは強さ 強くなる事
誰にも負けない強さ 理不尽な暴力に
負けない強さ 心も体も強くなりたい
そうすればもっと大切な君を何物からでも
守れるから....
大好きな君をこれからも守れるから
僕自身の手で君を守れるから
だから僕はこれからも強さを大切にし
心も体も目一杯鍛えて行きたい
君に誇れる僕になりたいから....。
他の誰に
価値がないと言われようとも
自分にとっては
何にも代え難いもの
それが、私の大切なもの。
「大切なもの」
「…大切なもの…か…」
あなたの大切なもの、と書かれたプリントを睨む
次のレポートのテーマである『大切なもの』
このプリントが配られて一週間が経とうとするのだが
何も思い浮かばず途方に暮れていた
なんとなく、生きていた
なんとなく、いろんな選択をした
なんとなく、間違えて
なんとなく、正解して
なんとなく、繰り返した
そんな生活に芯となるようなものは存在しなくて
何が大切で何がそうじゃないのか
時間が経つにつれて判断できなくなっているのを実感した
目的も目標も夢も希望も何もあったもんじゃない
だからこんな生活終わりにしてやりたいとさえ思っている
そんな人間に大切なものはなんですかなんて聞かないでほしい
軽く苛立ちを覚えつつネットサーフィンをする
こういうのはネットの模範的な回答を真似してしまえばいい
自分で考えるのが難しいときは素直にこうするのがいい
家族、恋人、友人、趣味、推し、衣食住関連、金、健康、時間
…金と時間は大切だな、よし…これでいこう
様々な記事の内容を次々とメモにコピペして
重複した箇所を丁寧に消していく
言葉遣いを整えて
一つの文章にまとめる
この作業は嫌いじゃない
バラバラの文章を自分の手で一つにまとめていく工程が楽しいのだ
やっと完成したレポートを読み返す
まあまあの出来だな
レポートは完成したけれど
また考え直してみる
自分にとっての、大切なものとは何か
小一時間考え込んで出た答えは
自分にとっての大切な何かを見つけることが大切なんじゃないかってことだけだった
大切なもの僕のばあちゃんの家には猫がたくさんいました。しかし2日ほど前に1匹亡くなってしまいました。そしてすごく泣いたので大切なものは命だと思います。(実話です)
私にとって大切なものは
君にとって大切じゃないかもしれない
君にとって大切なものは
私にとって大切じゃないかもしれない
だから理解していきたいな
君の大切が私の大切なものになるように
─────『大切なもの』
私の大切なものは自分ではなく
『他の人』だ
その人が無事に助かるのなら
自分はどうなったって構わない
いつもそんな考えだった
今日だって、他の人が明らかに悪いのに
また自分を責める
「ごめんなさい、ごめんなさい」
そして友達が
「〇〇(私)は悪くないよ」
「なんで謝るの?〇〇悪くないのに」
といつもと同じセリフを言う
そう、これだよ
これが気持ちいんだよ
みんなが私のことを慰めてくれる…!
やっぱり、一番大切なのは『他人(??)』だ
大切なものはたった1つだけでいい。
それだけを考えて、命をかけて守ればいいのだから。
なのに、そう思っていた僕から君は離れていってしまった。突然大切なものが消えた。僕には守るものがなくなった。
なくなった途端急に虚しくなって。生きてる意味とか考えだしたらキリがなくなった。泣いたし、叫んだ。
僕はそこで学んだ。
大切なものは沢山あったほうがいいんだ。
人でも物でも、見えないものでも。僕が僕でいられるような存在を。
片っぱしから探したら数え切れないほど見つけた。それらは、昔からそこにあったのに気づいてないだけだった。今までは彼女に固執しているだけで見えなかっただけだった。
大切なものは沢山あったほうがいい。1つだけに絞れない。あれもこれも僕にとっては必要不可欠。君を失ったことでそれを知れた。だから失恋とは思わない。おかげで僕が成長できたのだから、君との別れは無駄だとは思わないよ。
大切な時間をありがとう。
これも僕の大切な思い出。
大切なものは、少ない方がいいと思うが気がつけば、私の周りは大切なもので溢れていた。
「あなたって、いつもそれを大切に着けているよね」
私の友達は、私が身に着けている雫型の首飾りを指さしてそう聞いてきた。確かに私はそれを肌身離さず着けており、暇な時はたまに見つめていることもある。
「あぁ、これ?私の愛しい人から初めてプレゼントされたものでね、とても思い出深いんだ」
これは今でも愛し合っている彼とまだ付き合い始めた頃、私の誕生日にプレゼントしてくれたものなのだ。これを着けていると、いつでもどこでも彼が傍に居てくれている気がして、とても穏やかな気持ちになれる。辛い時も、悲しい時も、この首飾りを見つめたり握り締めると力をもらえるから、どんなことも乗り越えていけるのだ。
「そうなんだ。あなたのその表情を見ていると、その人ってあなた思いの優しい人なんだなぁって思ったよ。これからも、その人と首飾りを大切にしてね」
微笑みを浮かべながら嬉しそうに話す私を見て、友達は優しい言葉をかけてくれた。私はその言葉に強く頷いた。
テーマ「大切なもの」
〖大切なもの〗
友達と遊びに行った時にお揃いのキーホルダーを買った
私にとって数少ない友達だったから
すごく大切にしてた
そのキーホルダーを買ってから2ヶ月経った今日
私は変な噂を聞いてしまった
『 ×× が あんたのこと 嫌いらしいよ 。 』
え…?
××とはお揃いのキーホルダーを着けてた友達
正直信じられなかった
私が学区外の中学に入学して初めて話して
同じ部活に入って
合宿でも同じ部屋で楽しく過ごした
生徒会に立候補した時の応援演説もやってくれた
そのお陰で当選もした
それだけ仲良かったはずなのに
裏切られた
きっとそうだ
又聞きだから信じたくなかったけど
彼女がそのキーホルダーをゴミ箱に捨ててる瞬間を
見てしまった
私はこのキーホルダーをどうすればいいのか
大切なもの
なのにな
大切なもの
守れる強さを
与えてください。
_ ₁₇₃
『大切なもの』というタイトルで、書き続けていた長編の外伝を書いたことがある。
あの頃の小説を読み返してみようとすると、まぁ拙い文章で直視できない。恥ずかしさに、薄目で流し読みしてしまう。
あの頃の自分は、このタイトルでどんな話を書いていたんだろうか。何を伝えたくてこのタイトルにしたんだろうか。内容はたしか、家族を失った少女の話だった気がする。
今の自分なら、このタイトルでどんな話を書くだろうか。
あの頃の自分は、たしかに文章が上手ではなかったかもしれない(今も上手いわけではないが)。しかし、きっと情熱はあった。勢いがあった。自分の書きたいものを書いていた。
今はどうだろうか。整ったものを書きたい。ただ綺麗な文章を。誰かに評価される文章を。そういったことに取り憑かれ、あの頃のような文章は書けないのではないだろうか。きっと、あの頃の方が楽しんで書いていた。
書きたい。自分が楽しいと思えるものを。またあの頃のような情熱を。
書くのに大切なものは、きっとまだ失っていないと信じたい。
『大切なもの』
大切であれが故に手元に置くことを恐れた私は遠き地へと向かわせた。
名目は留学といえば反応はそれぞれだった。流石と納得するもの、早いのではと難色を示すもの、羨むもの。
だがだれも私の思惑に気がつくものは居なかった。
大切なもの
話を聞いてくれたり相談に乗ってくれる人
愛してくれる人
時には大切というものを忘れてしまい
当たり前だと思ってしまう。
時には何かのきっかけで
気付かされる大切なもの。
大事にしていきたい。