『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ねぇ、君が大事にしたいものって何?」
2年前の5月、修学旅行の際に迷子になってしまった僕と会話をしてくれたある少女に投げかけられた問い。
あの1時間にも満たない時間で、忘れてもいいはずなのに忘れないのはきっと一目惚れが混じっているはずだ。
艶で満ちた胸元まである黒い髪の毛、どこの学校ともさして変わらないはずの赤いリボンのセーラー服。
どれも特別という訳ではないが普通という訳では無いけれど、どれも頭から離れたことはなくて2年が経過していて、投げかけられた問いに対しても未だ悩んでいる。
大事にしたいもの、大事にしたいかは曖昧だけれど今の僕なら君と出会えたあの瞬間の恋心を、せめていつか散るその時までは大事にしたいと思うよ。
目の前に立つ、2年前に出会った彼女に目を合わせて、僕は今から大事にしたいものを失うかもしれない。
「こんなところで会うなんてね。」
大事にしたい
楽しみにしていた合宿に行かない人、担任の先生を怒らせた人、帰宅直後から深刻そうに友達と泣きながら話してる人……………
ママの心は心配と心配と心配ではち切れそうになります。あなた達が傷つけられたり、傷つけたり、悲しかったり、しませんように!
あなた達の笑顔が大事てす!
大事にしたい。僕の宝物。
くりくりした目で、ふわふわしてて、赤いフリルのお洋服を着た君はお人形のようで、端正すぎるほど整った顔は絶世の美女というに相応しい
君はいつも僕のそばにいてくれた。
泣きたいときも笑ったときも、優しく傍にただ何も言わずに寄り添ってくれた。愛しているよ。
「にゃあ」
拾ったばかりの頃とは見違えた君にキスをする
キミを一生大事にしたい。
だからオレにとっての大事にしたい。
嫌だ嫌だ嫌だ。
好きになんかなりたくない。
好きなんかじゃない。
私にはもう好きな人がいる。一年前に好きになった人がいる。
だから、だからだからだから、ちょっと一緒にいただけで、数日一緒に作業していだけで、好きにならないで。
私にはもう、好きな人がいるの・・・・。
────大事にしたい
「大事にしたい」
友達を大事にできる人でありたい。
中学生の時に一度、友達のちょっとした秘密を漏らしてしまったことがあった。そのときは本当に心から反省した。また信用してもらえるとは思ってなかったけど、少しづつまた仲良くしてもらって嬉しかった。
これを機に高校で友達を作った時は、外に何も漏らさないように内容をなるべく忘れることにした。
あと変わったこととしては、「それ私に言って大丈夫なの?笑」を使うようになった。一度裏切ってしまったからこそ本当に信用されているのか分からないから相手に確認してしまうようになった。でも友達は私を信用してくれているから「うん、言う」という感じで教えてくれる。今でもこの言葉を使う時がある。
大切なものだから友達を大事に…というよりは私が裏切る形にならないようにしっかりと気をつけると言う意味で友達を大事にしたい。
大事にしたい。この気持ち。
この気持ちだけは、絶対に誰にもじゃまされたくない。
大事にしたい
時に冷たくした。
時にそっけなく、
無視したり、
嘲笑ったり。
時に痛めつけ飢えさせ1人閉じ込めて
それを楽しんだ。
私は最低な人間だ。
世界にたった1人しかいない私に
そんなことをするなんて。
できるなんて。
私は私を大事にしたい
大事にしたい
彼の事を諦めるとか諦めないとか
そんなの分かんないけど
どっち選んでいいのか分かんないけど
ただ今は
今だけはこの気持ちを大事にしたい
大事にしたいものって、沢山ある。
いつの間にか、荷物がいっぱいになって、1歩1歩が遅くなる。重くなる。
もしかしたら、手放すことも、大事なことなのかもしれない。
大事にしたいものは、大体とても重くて、大きいものだったりするから。
大事にしたい 〜彼女のblues〜
「大事にしたい」と思いました
そう言いました
それは嘘じゃなかったし
今も嘘じゃない
「愛している」今もなお
だから 二人は別れを決めました
二人で 名前を消して
二人で 灯りを消して
二人で 鍵を閉める…そんな歌がこれほど沁みる日が来ると知りました
この 命はあなたに託します
ひどい 女と思ってくださいと伝えて
「大事にしたい」と思いました
そう言いました
それは嘘じゃなかったし
今も嘘じゃない
それは 彼女だけが知っている真実
「愛している」今でもずっと
だから、あなたを置いて行きました
ベルが鳴り 光が彼女を呼びました
何時ものように 愛の歌うたいます
どうぞ 憎んでください
どうぞ 自由に生きなさい
どうぞ 反省はしても後悔はしないで
そう 生きなさい
反面教師にしているうちは
大人な子どものままよきっと
捨てられた子どものまま
彼女のbluesは響かない
彼女は 今日も
何時ものように 愛の歌うたいます
大事にしたい想いを 心の奥に仕舞
後悔しないで 歌いあげます
大事にしたい 喝采に向い
令和6年9月20日
心幸
大事にしたい
あなた
と
わたし
推しのいない生活
2024/09/20㈮日記
従姉妹がお文具さんが好きで
新しいシリーズのガチャを
見かけたのでやってみた。
前のシリーズも購入してあって
お正月に渡そうと思う。
他にも何があるかなあと見ていたら
アイシナちゃんがあった。
僕には推しがおらず、収集癖もほとんどなく、寂しいものでシナモンを推して行こうかと思ってもシナモンって
夢かわ(そういう感じであってる?)過ぎてちょっとなあって
思うけどアイシナちゃんは
可愛さが抑えられて良いかもと
思って試しにどれだけ心惹かれるか
1回だけ試しにしてみる事にした。
キーホルダーでガチャには
「アイシナ?」って書かれていた。
そうそう、僕もアイシナって何?だった。
出てきたのはサングラスを掛けて
バケットを持っているカッコ良い
アイシナちゃん。
パン好きの僕には良いかも。
でも他のも欲しいとは思わず
満足した。
好きが小さかったかな。
「推して行こうかと思う」って
考えている事がもう既にダメだね。
お昼にケンタッキーの月見バーガーを
大きく口を開けないように気をつけて食べた。
とろりとした卵が美味しかった。
マクドナルドとケンタッキーどちらが美味しいか決めがたい。
ロッテリアも月見バーガー販売しているんだって?
ロッテリアは食べる機会がなさそうだから残念。
おやすみ。
『らゅくん!投稿おつかれさま!3:20のとことか、8:56のとことかめっちゃすき😂♡次の投稿も楽しみー!』
20分前の元推しの投稿にコメントした。
別段思ってもない言葉である。
らゅくんへの思いはもう殆どないが彼を大変推していた時期は毎日毎日欠かさずコメントしていたので今も続けているだけ。
続けている事が大事かなと思っているので彼が活動を辞めるまでこの思ってもないコメントは続ける気だ。
何故私はこんな無駄なことに時間と思考を使えるのか。私が知りたい。
大事にしたい
ぽこんと丸いトゲトゲの小さくてかわいいサボテン。
初めて家に来たときより、少しだけ背が高くなった。
春には花を咲かすらしい。
大事にしたい
「迷惑だろう」
「忙しいだろう」
「私との雑談なんて」
「同じ土俵で話せるだろうか」
「変に思われないだろうか」
いつからこんなに弱くなった?
私はきっとこのままの距離感で日々を過ごすのだろう
そしていつしか異動になるんだ
だからこの限りある、同じ場所で働ける時間を
大事にしたいと思うのに
私は変われない臆病者
私から話しかけなければ
会話なんて生まれるはずないのに
話したいのに
タイミングばかり見計らって
喉まで出かかったその人の名前さえ
声にならずに脳内へ戻される
あんなに近くに居るのに何も
大事にしたい
大事にしたい、宝物。
大切な、宝物。
なのに、押しには弱いから……
人にあげてしまう。
譲ってしまう。
大切な物も
大切な人も
僕にとって大切な物。
全て《完全》には、大切にできなかった。
でも、
誰にも譲れない、大切な人や物。
今は、ちゃんと守っているよ。
失った後から後悔したくないから。
「“今度”は大切にするよ」
僕はお墓の前で静かに手を合わせた。
コロン、カラン、ポーン、チリン。
私の首にはコップのように小さく、
壺のようなものが左右についている。
生まれた時からあったのだが、
割り箸などで叩いてみると
どんな楽器でも出せないような
不思議で特別な音が出る。
楽しいのは家の中だけで、
外ではショールを巻いてるけど
最近はショール集めにハマってきて、
外でも楽しい思いをしている。
そんなある日、
母から
壺のようなものの切除手術ができる病院を見つけた。
どうしたいかは自分次第だが、
手術するなら早めに連絡をくれ。と、
連絡が来た。
正直、
手術してもいいかなと思った。
毎日髪の毛にまとわりついてうざったいし、
お風呂も寝る時も邪魔だし、
ショールをしていても
不自然に膨らんでいる首周りが変だ。
でも、
何か引っかかる。
モヤモヤして、
考えるのが嫌になってきた。
適当に壺のようなものを叩いていると、
なんだかいつもより綺麗な音が出ていた。
耳に焼き付いて離れないこの音。
そうだ。
壺のようなものがついてる私にとって、
この演奏は私にしか出せない音。
大事にしたい。
音、音、音。
母に手術を断るメッセージを打っている間、
ずっと音と呟いていた。
もう大丈夫。
迷いなんてなくなった。
墓場まで持っていくよ。
翌日、
母に頼んで壺のようなものに
ある一言が書いてあるラベルを貼ってもらった。
"Good Midnight!"
一緒にいい真夜中を過ごそう。
人間じゃないみたいな人間なんて、
そこら中にいるし、
人間って人間がいるわけじゃない。
私はこのまま
ありのままが1番いいんだ。
今まで大事にしてた
君との時間も。
思い出も。
楽しみも。
幸せも。
日曜日も。
期待も。
大事にしない。
君が消えたなら。
大事にしない。
大事にしたい
ちょっと前に、似たようなこと書いたから、全然違う話。
今日たまたま立ち寄ったブックカフェにて、占いをしてもらってる若いお嬢さんを見かけた。
何にお悩みなのかは分からなかったけれど、深刻な表情で占い師の方のアドバイスに耳を傾けておられた。
恋かな、家族かな、健康、それとも職場の人間関係とか友人関係、はたまた人生全般かな、なんて。
こちらで勝手に憶測しながら通り過ぎたわけですけど。
悩む、悩むよね。
真面目に生きてても、不真面目に生きてても。
男だろうが女だろうが。
老いも若きも関係なく。
キラキラ歌ってるあの子達も、ギラついた眼で街を練り歩くあの方達も、遠距離恋愛の恋人達も、片思いが実ったとしても結局いつか何かで悩む。
「今の自分は過去の自分が作った」わかってはいるけど、そんなこと言われたらお手上げです。せいぜい同じ間違いをしないように生きるのが精一杯。
特に恋愛なんてこの歳になっても、いやおばさんだからかな、全然わからない。
お馬さんに蹴られるのだけは避けたいと思ってる。
さぞかし痛いでしょうから、ね。
end