『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
嗚呼…あの子、あの人かな…
あの青年か少年か…少女か彼女か…
まぁ、いいだろう…何方にしても、大事なのは変わらないのだから、
人形のように弱く…脆いあの子は…
大事にされない人生を送ってきた…それなのに、
貰えないのに…私は貰う日々…
とうとう我慢ならなくなって私は…私は…
結局何も出来なかったんだ…
あの子を大事にしたい…でも…私には出来ない…
じゃあ仕向けるしかない…でも私には出来ない…
嗚呼…なんて気持ち悪いのだろう…
大事にしたい
気持ちがソワソワして
落ち着かない気持ち
大事にしたい
今の気持ちを大事にしたい
自分を大事にする。よく言われることだけれど、どういうことだろう?
検索してみると「趣味や好きなことでリフレッシュする」、「嫌なことは嫌という」、「自分を褒めてあげる」、「大事な意思決定は自分でする」……と出てくる。
趣味や好きなこと?わからない。
嫌なことは嫌という?尊重されることもないのに。
自分を褒めてあげる?褒められるようなことをどれだけしただろうか。
大事な意思決定は自分でする?決定が覆され否定されることがあっても?
自分の趣味も好きなことも忘れ、褒められる記憶もなく、否定も決定も他人に嫌われ拒絶されることの恐れが勝る。
臆病な自分がこれからどれだけ自分を大事にすることが出来るだろうか。
自己が無いまま、他人の望むまま、ありきたりで生きてきた。
いっそこのまま、自分が何者かわからないままで他人に望まれる姿で生きていく方が世間から見れば正解なのだろう。
自分独りで生きていくことは出来ないし、他人との関わりを断ち切れない以上、ある程度の好感度は必要だろうから。
ただ、それは本当にそれでいいのだろうか。
最初は難しいかもしれない。
臆病な自分を否定せずに受け入れ、多少他人から否定されても、検索結果に出て来たことをこれから1つずつ、実行することが出来たら初めて自分は自分を心から褒めることが出来るだろう。
大事にしたい
私は心を大事にしたい
私の心はもちろん
大切なパートナーや親友の心を
雑には扱いたくない
そう思ってます
疲れすぎると爆発しちゃうけど
そんな時も私もあるよね
ずっとスーパーマンではいられない
休まないといけない時がある
だから
愛する人達も私も
心をゆるめて人生笑って生きていきたい
そう思います
休憩所に行くと、花畑が一人でいた。
俺を見るなり、ぎくりと顔をこわばらせる。わかりやすいヤツめ。
「や、薮さん。お疲れ様です」
「お疲れ。珍しいな、一人?」
「あ、はい。今日は、ちよっとーー」
言葉を濁して、すすすと戸口へ向かおうとする。
おいおい。
「そう逃げんでもよかろう、あからさまだぞ」
俺だって傷つく。避けられてる自覚はあるが。
「に、逃げてなんていませ」
ん。と言おうとして、ぐうううううと盛大に花畑の腹が鳴った。
!!? 俺たちは同時に顔を見合わせた。
花畑は真っ赤になった。そして硬直した。
「花畑、腹減ってるのか? 昼はどうした」
「お、お昼はその、たべてないです」
「なんで? ダイエットか」
「いいえーーはい」
とっさに本当のことが出て、すぐ嘘をついた。ったく、分かりやすすぎる。
「嘘をつくな、なんで食ってないんだ」
「そ、それはその……会社に着いて、携帯、水没させちゃって。お財布もうちに忘れたし。もうここでコーヒー飲んでるしかなくて」
めそっと泣きそうになる。
俺はつい声を上げた。
「携帯を水没させたあ?何でまた」
「話せば長いんですう〜」
うわぁんと本気で泣き出した。
やれやれ……何だか俺も泣きたくなってきた。
しようがねえな。俺は持参したランチボックスを花畑に差し出した。
? と目をこすりながら花畑が俺とボックスを交互に見る。
「食べなさい。まず食ってから事情を聞くよ。俺でよければ」
そう言うと、「え?でもこれ、愛妻弁当ですよね。頂けません」と抜かす。
「俺は独身だ。愛妻が居てたまるか」
「えー、じゃあ誰が作ったんですか」
「俺だよ」
答えると、本格的に花畑は固まった。
「薮さん、料理するんですか」
「悪いかよ、するよ」
「……」
「言わんでいい。似合わないとか思ってるんだろ」
「思ってます」
「お前なあ。食うなら食えよ。俺の料理食えないっつーなら返せ」
花畑は一瞬考えた。一瞬だけ。そして、
「食べないと査定に響きますか?」
派遣の自分の立場を気にする。阿呆と俺は一蹴し、「見損なうなよ。査定よりも午後の仕事に響くだろう、腹が減ってたら。食いなさい」
俺は再度促した。これで断られたら退こう。そう思っていると、おずおずと花畑はランチボックスを受け取り、テーブルに着いた。いただきますと手を合わせて箸を取り出し、食べ始める。
……。
箸使いも、所作もきれいだった。思わず俺は見惚れた。
はじめ、おっかなびっくりおかずを口に入れていたが、そのうちペースが上がった。もくもくと食べ、咀嚼し、俺の弁当は米粒は一つ残さず空になった。
完食。
花畑は満面の笑みをうかべ「ごちそうさまでした!美味しかったあ」と満足そうに言った。
ーー俺がこいつに落ちた瞬間だった。
大事に、俺の作ったものを平らげてくれたとき。全部腹に収めて嬉しそうに笑ったとき。満腹ーと天井を見上げたとき。薮さんて、見かけによらず繊細な味出しますねと気が緩んで調子に乗ったとき。
この子を大事にしたいと、痛烈に思ったーー。
「やぶと花畑2」
#大事にしたい
「大事にしたい」
私たちを痛めつけた彼奴は、
今も変わらずのうのうと生きているというのか?
私はこんなにも苦しんでいるというのに?
復讐、復讐などしなければ、
私はこれからも普通で生きていられる自信が無い。
まずは、嫌がらせから始めて。
それからだんだん、少しづつ、苦しめていく。
私たちを狙ったことを後悔させてやる。
もっと、もっと、大事(おおごと)にしなければ、
彼奴は、彼奴は生きていてはいけないから。
生きている意味などないから。
存在自体この世に必要ないから。
いや、あの世にもきっと居場所などないな。
【#88】
大事にしたい
大切な人と過ごす時間
大好きなことをする時間
身体を休める時間
自分と向き合う時間
今を生きる時間
大事にしたい
大事にしたい事
僕は何も考えずに生きてるから
サンジの女は蹴らないだとか
そういう自分の核になる決まった考えとかがない
どこにでもいるただの高校生
それも隠キャのね
夏休みの宿題は最後までやらないし
テスト勉強してねぇーと言い訳をするし
掛け算は7の段が苦手
何か努力をしてるわけでもないから
この考えを大切にするとかがない
まぁこれから生きていく内で
おじいちゃんくらいになったら見つければいいや
そういう考えが自分を縛るかもだし
今はただ気楽になんも考えなくてもいいんやな〜
おい毎回オチがねぇぞどーすんだ
毎回脳みそとスマホを直結させて思ったことを
つらつらと書き並べてるだけだから
いいことを書いてるわけでもないし困っちゃう
みんなって下書きとかしてるの
なんかもうこんなのしか持ってない
好きだけど下手くそみたいな
運動も文章もぜーんぶできない
好きこそものの上手なれだっけ
そんなことねぇな
いくつになっても
どこへ行っても
誰といても
何をしてても
昼も夜も
晴れの日も雨の日も
『大事にしたい』
えがおー!
まー
#大切にしたい
真っ白な肌
つるつるお肌
大きなお目
無邪気に笑うあなた
ぷにぷにお手て
頭を撫でると嬉しそうにするあなた
あなたを産む時
死ぬ
と思った
だけどあなたを初めて抱いた時
大切にしたい
大切にしなければ
そう思った
あなたは初めて外の世界を知った時なんと思ったのだろう
人生どうでもいい
どうにでもなれ
そんな日々
幸せになってから
過去と考えが真逆になりました✨
今は日々を大事にしたいです!
生きる中で大事にしたい事
相手が誰であろうと自分の言いたいことを言う
社交辞令を言わない
常に本音を話す事ぬえ₍₍(\(◉ Ө ◉)/)₎₎
それで嫌われても構わない
自分として生き抜きたい(◜ᴗ◝ )チュポン
【大事にしたい】
人だ
これはブレない
綺麗事を言いたい訳ではなく
たくさんの人に支えられ
背中を押され
今ここに立てている実感
自分を作る様々な要素は
間違いなく
今までに携わってくれた人達によるものだ
良い事もあまり思い出したくない事も
どれ一つとして欠かすことの出来ない要素だったんだと思う
自分の弱さも強さも
人が気付かせてくれた物だ
ピリッとしない自分を
それでも受け入れ
期待や信頼を寄せてくれる人達
自分の発した想いや言葉に
共感や意見を示してくれた人達
少しでも報いたいと思う
もう叶わぬ相手も居るけど
それは次の誰かに返して行けるはずだ
こんな時アイツならきっとこう考えそう
こう行動しそう
それに応えられる自分で在りたく
自分にはそれを果たす責任がある
なんて思ったりする
自分がさせた期待に応える
ようやく自分を認めれるようになった
おじさんのようやく定まりそうな自分探し
そんな気づきをくれたのは
すっごい年下の子だったりするから
まだまだ未熟なおじさん
改めて先輩達は偉大だったとしみじみ
やはり時間だけが人を成長させてくれる訳では無いみたいだ
今この時を大事にしたい。
そう思う反面、どうでもいいやとも思う。
理想の自分とはかけ離れた哀れな自分の今は、
本当に大切にしなければいけないものだろうか?
私は気がつくといつも答えのでない自問自答を
繰り返している。
【大事にしたい】
大事にしたいものがある。
心を、感情を、愛を、記憶を、時を。
空を、海を、太陽を、植物を、風を。
美しくて愛おしい地球を、大事にしたい。
大事にしたい
今いることを大事にしたい。
相手が、
私が。
【大事にしたい】
学生の時から10年以上 仲良くしている親友から
『私、難病抱えてるんだ」と打ち明けられた。
普段、明るく楽しそうにニコニコしてるあなたが??
一瞬目を話した隙に知らない人と打ち解け合い
連絡先を交換出来てしまうあなたが、、?
ついでに
" 写真撮ろー!"って楽しそうにしてるあなたが、、?
…信じられずに唖然としていると、
理由は男性からのDVが原因だと教えてくれた
そして、ストレスによってフラッシュバックを
起こし、記憶が数年抜け落ちてしまうこと
「あ、だからいつも写真を皆と撮ってるのか!
記憶が無くなっても辿れるように」
『そう!そういうこと!』
写真が好きだと思っていたからその事実に衝撃が走った
そして、ひとたび記憶がなくなってしまうと
運転も出来なければ、仕事にも行けない
自分が今まで何をしてきたのか、今何をしているのか
わからなくなってしまう
そして、一生抱えて生きて行かなければならないこと
大切にしている親友を傷つけたその男に
一瞬でも " 笑顔を奪った "その男に
怒りが込み上げ、悲しみに苛まれた…。
……
それからその病気について詳しく聞き
私には何が出来るのか、何をして欲しいか教えて貰った
……
「話してくれてありがとう」
『これからも、記憶がなくなる可能性があるから
そのときは助けて欲しい…いいかな?』
「もちろん!いっぱい楽しい話しよう」
「ずっと家だとつまらないでしょう?」
「美味しもの食べに行こう!」
『ありがとう…』
……
だって、
私が辛くて潰れそうになっていたとき
笑顔にしてくれたのはあなただから
私にとってあなたは大切な人だから
あなたが笑顔でいるから、私も笑顔でいられる
私はあなたの笑顔を" 大事にしたい "から
《守ること、守られること》
(刀剣乱舞/明石国行)
明石国行という刀は、普段はやる気が全くないのにも関わらず、蛍丸と愛染の同派に対してだけは少しだけやる気をだす刀である。
特に蛍丸については【大事にする】という意識があるように見受けられた。
それは愛染から蛍丸への態度も時折同じように見えた。
2振りにとって蛍丸は【大事に守るべき存在】なのだろう。
けれども蛍丸は決して弱くなどない。ああ見えても大太刀なのだから、腕っ節は2振りよりある。
では何故か?
あくまでこれはある審神者にとっての憶測だが、
現世においての蛍丸という大太刀は【所在不明】なのだ。
かつての大戦後に接収され、行方知らずの大太刀。
『もう二度と会えないと思っていた同派の仲間に会えた』となれば、大事にするのも道理なのではないか、と。
明石に関しては、大事に守られ続け、国宝に成るほどの美しい姿を保っている存在。
大事にされてきたからこそ、その心を誰よりも知る刀。
あの飄々とした姿の奥底には、人知れず抱いている想いがあるのではないだろうか。
大事にしたい
自分の心
壊れてしまったら
二度と戻らない
大事にしたい
この感情を
君に触れる位置に居たことはない
君を町中で見かけたこともない
君の紡ぐ声すら聞いたこともない
君がどんな表情を見せるのか想像もできない
だけど、こうして手にとってみると
心の底から知りたいと思った
貴女はどんな生き方をしたの?
貴女はどんな女性だったの?
何十年ぶりかに空気に触れた、君。
捲っても捲っても どこもかしこも 白黒の世界
君は真正面に きりりと口をつぐむ
出来ることなら 覗いてみたい
わたしのルーツである四代目の君が生きた時代を
大事にしたい
この好奇心を この密かな探究心を
もう誰にも 問うことはできない君に
暫し 想いを馳せる今宵
形でありたい心を執着と呼ぶ人がいた。
変わらぬ愛を、確かな地位を、永遠の命を、求める心が人を苦しめると説いた。
形というものは存在していないから。
形でありたい心を持つことを止めるという形を求めることこそ、僕には難しい。
君の料理を明日も食べたいこと、君の眠る時間を守りたいこと、君の帰る場所であることを、自然と願う。
僕らはかしこくないんだろうね。
明日も形があるとは限らない。
それでもこの形が、なるべく長くあるように、君の未来になるように、営むこと。
僕はそれを愛と呼んだ。
題:大事にしたい