夢と現実』の作文集

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夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/5/2023, 4:13:51 AM

夢を囮にする者

夢から覚めた午前3時
よく覚えていないが、
日向の匂いのする温かくて、ふわふわした心地の良い夢を見ていたような気がする。

現実は真っ暗で冷たく真冬の夜明けはまだ遠い。

でも、再び夢の中に戻るのはためらわれ、寝床からはいだし明かりをつけた。

「ちっ!」

舌打ちした何かの影が部屋の隅から消えたように思えたけれど、それは、気のせいかもしれないし、心地良い夢に乗じて私を連れてゆこうしていた者....なのかもしれない。

はっきりしないけど、このまま朝を待とうと思う。
知らぬ間に闇にさらわれないように....。

お題「夢と現実」

12/5/2023, 4:04:28 AM

幼い頃の無邪気な夢に全く手の届かなかった現実。
少し大きくなって、冷静になって抱いた
ささやかな夢すら叶えられなかった現実。
やるべきことやれなかった。
努力が足りなかった。
私がダメだった。
夢を見た過去と、それでも続いていく現実。
ならどうにもならない夢を見よう。
宝くじに大当たりして、左団扇で暮らす夢でも。

12/5/2023, 4:02:21 AM

積み重ねたパンケーキと高く彩る白いクリーム。

「こーゆーのってもっと平べったいパンケーキな気がする・・・何が違うんだろ」
「かなり分厚いね」

更に積み上げられたパンケーキはふわふわとしていて三枚も重ねたら口の中の水分は全て持っていかれそうだ。

「あとさぁ、クリームない」
「コンビニで見たことある」
「これから買いにいくの?生クリーム泡立てるやつないじゃん」
「振ればクリームにならない?」
「ならない。クリームになる前に腕がちぎれ飛ぶと思う」

あーだこーだ言っているうちに六枚目のパンケーキが完成。香りは最高。味だってキギョウドリョクでいいはずだ。
あとはお店のパンケーキのようにデコればいいのだが、

「コンビニで適当なケーキかシュークリーム買ってきてクリームをパンケーキに塗り付ける」
「それはない。マジでない。絶対ない。だったら腕ちぎる」

かわいい夢のようなパンケーキはかないそうもない。
でも目の前にこいつが笑ってる。

それでいいかな


2023/12/04 夢と現実

12/5/2023, 3:49:46 AM

「夢と現実」

 現実の中で夢を見ているのか
 夢の中が現実なのか

12/5/2023, 3:49:09 AM

夢の中では、その手を掴んで引き寄せるのに
実際は触れることすら諦めている
夢と現実を区別し弁えているから、とか
負け惜しみなんて言っていないで
指先ひとつ触れただけで
変わる世界もあるんじゃないの

(夢と現実)

12/5/2023, 3:48:43 AM

夢と現実が
ごちゃごちゃになること
ただ多い。
なんだろう?
これは夢なのかな?
これは現実なのかな?
ってなること
多くない?
ただ悲しいことより
嬉しいことの方が現実で
悲しいことは
夢で終わらせたいこと多い
幸せだよね?
生きてるってことが…
感謝しながら…
前へ進もう🚶‍♀️
後悔しないで、
1歩ずつ進もう🚶‍♀️

#夢と現実

12/5/2023, 3:47:09 AM

【 夢と現実 】

夜、寝るのが楽しみだ。
入院生活で、これといった楽しみもない僕には、
夢の世界だけが何よりも大事だった。

宇宙飛行士になって、宇宙遊泳したり。
体育教師のときは、子どもたちと本気でスポーツしたり。
デキるサラリーマンなんてのも面白かったな。

朝目覚めて、夢は夢に過ぎないことを痛感するのも、
もはやルーティンだ。

次第に夢を見なくなる日が多くなって、意識も朦朧状態。
自然と、自分の終わりが近いことを察するようになる。
もう、夢見た職業に就くのはもちろん、夢見ることさえ、
僕には許されなくなってしまうんだな…。

(来世とかあるなら、丈夫な体がほしいもんだ…)

意識を手放した僕は、目覚めるんだろうか?
恐怖を感じるよりも早く、僕は必然の眠りについた。

願わくは、これこそが夢であってくれと祈りながら。

12/5/2023, 3:43:53 AM

#夢と現実




なにかに一生懸命取り組んで、夢叶えて
充実した生活送って
誰かと一緒に生活して……


一生懸命取り組もうにも出来ないことが多くて
夢も叶えられるか分からなくて
充実した生活を遅れるかも分からない
この先誰かと暮らすことも無いかもしれない



夢と現実、その差が大きすぎるし
現実でも分からないことが多い

でも夢は現実にできる

12/5/2023, 3:36:10 AM

夢と現実。理想の自分を夢見たところで現実の自分は無気力な人間でしかない。

 夢というと二種類あるな。将来なりたい職業、あるいはこうありたいという理想の姿。次に寝ている間に見る夢。

 このお題はどちらとも取れるな。なら前者の方を書くか。

 人には多かれ少なかれ理想の自分がいるはずだ。俺の場合はダイエットに成功して毎日小説を書く自分が理想の自分だ。

 しかし現実の俺は食欲に負けて痩せられず眠気に負けて寝てばっかりで小説をほとんど書いていない。

 現実とは実に残酷だ。何もできない自分しかいない。

 じゃあ努力すればいいと簡単に人は言うが長年怠惰な人生を送った人間がそんな簡単に努力できるはずもなく、こうして今日も寝てばかり。

 思えば子供の頃から否定されてばかりの人生。もっとまともな人間の親の元に生まれたかった。

12/5/2023, 3:25:50 AM

『夢と現実』

そろそろと訪れる夜明けは夢のその身を端からくずおれさせていく。夢は夜明けに食われることを当たり前のように受け入れて、いやむしろうれしそうでさえある。
「終わりの見えぬ私など、この世にあっていいはずはない」
一夜のまぼろしは一夜であるからこそなのだ。

12/5/2023, 3:22:59 AM

夢と現実の境が曖昧になる。
私は誰なのだろう。その現実の私を表明するものが何も無くなった時、私は何になれるのだろうか。
私はわたしだし、それ以外の何者でもないが、それを表明できるような何か秀でているものも無い。
私という個は、何をもって認識して、他に認識されているのだろうか。

12/5/2023, 2:17:34 AM

気高き理想も今は在りし日の夢の中。
時代に取り残されたこの身は、何も成すことなく等しく大地へ還る。

本当に?何故、私は剣を握り続ける?

答えは未だ見つからず。

「夢と現実」2023/12/05

12/5/2023, 2:04:12 AM

「ここは、夢と現実の間の世界。」

鏡は言った。

「え?」

「あなたがこうなりたい、と思った方向に、私は導く。例えそれが、マイナスのことでも。」

「どういうことだ!?」

「こうなりたくない!と願えば、なりたくないというその思いを、強く受け取ってしまう。だから、こうなるといいなという、イメージを大切にしなさい。」

「なるほど、イメージか……」

明須海は、手にした鏡をもう一度見た。

【夢と現実】

12/5/2023, 1:51:06 AM

夢と現実

ジリジリと照りつける
太陽を 頭上に浴びて
俺は、目を眇める。
ぐっしょりと濡れて汗染みを 
作るYシャツを ボタンを外して
首元に風を入れる。

「はぁ~」俺は、公園のベンチに
座り ため息を吐く
肩を交互に ぐるぐる回し
凝り固まった 疲れを 解す。

営業課に 三六年勤める俺は、
この 営業回りの 仕事も
自分で 言うのは 何だが
板に付いてきたと思う。


新人の頃は、仕事を覚えるので 
手一杯で 仕事のミスも多く
よく 上司に怒られ
そのたびに落ち込み
何度 辞めようか 思ったか知れ無い

それでも 入りたての頃は、
それなりに 夢や期待を持ち
仕事の意欲も 早く皆の役に立ちたいと
一生懸命に取り組んでいた。

それが 今は、どうだろう
仕事には、慣れた ミスも減った。
上司に 怒られる事は、減らないが
あの頃よりは、打たれ強くなったと思う。

けどあの頃の気持ちのままかと
いうと そうでも無い。

仕事も意欲や やる気と言うより
しなければならないと言う 抑圧に
変わっている。

嫌というわけではない。
生活が あるのだし
給料を貰っているのだから
働くのは 当たり前だし
年も取ったのだから
あの頃の気持ちのままというのも
おかしな話しだ。

だけど...

「先輩~」

俺が悶々と考えていると
元気な 後輩の声が俺の耳に
飛び込んで来た。

「先輩やりましたよ!契約
一個取れました!」
拳を握って 元気良く言う後輩に
俺は、苦笑した。

「先輩 どうしたんですか?
疲れたんですか
俺飲み物買ってきましょうか?」

「いや...大丈夫だ... ちょっと
お前が羨ましいなぁと思っただけだ...」

「何ですか それ?」

「いや...すまない...忘れてくれ
ちょっと嫌みっぽくなってしまったな...」

「しっかりして下さいよ!」
バシンと後輩が俺の背中を叩いた。


「弱音を吐くのは、良いですけど...
先輩には、いつも前を向いてて
貰わないと...
俺...先輩に憧れて この会社に入ったんですから... だから 先輩が前を向いてないと俺が 困ります。」

後輩の その言葉に 俺は、目を
見開いた。

後輩は、照れくさそうに
頬を掻きながら
「ほら 行きますよ先輩!」
俺に背を向けて走って行った。

「ああ...」俺は、返事をし
後輩の背中を眩しく見つめながら
その後を追い
二人揃って 会社に戻った。

12/5/2023, 1:32:43 AM

私の親は今で言う毒親だった。
もし親になれるのなら優しいお母さんになりたい。
反面教師にしてみせる。

現在。その意思に反して、子供を叱りつけ罵っては言わなくていい事まで口にしてしまい、後悔する毎日を送っている。

ごめんね、こんなお母さんで。

寝付いた後の顔は天使のよう。丸い頬に小さいお口。
寝起きの伸びをするお顔は赤ちゃんのときのまんま。
だっこをせがまれて抱き上げるといい匂いがするんだ。

現実は昔思い描いた以上に過酷で色鮮やかだった。なんて可愛いんだろう。

12/5/2023, 1:31:08 AM

お題 夢と現実

どうして夢と現実はこうもかけ離れているのだろう?夢は甘美で現実は残酷だ。夢を叶えようともがくも現実はままならない。

そんなあくせくとした日々を過ごすうちに、夢をみる事を忘れてしまった。変わらない現実に飽き飽きした。

「現実が変わらないなんて事はないよ。昨日と全く同じ出来事なんて、今日起きなかったじゃない?だから昨日と少しづつ変わった事が今日起きたわけ。明日も昨日や今日と全く同じ出来事が起きたりしないのよ。だから少しづつ変わっていっているのよ」

そんな事を言って不敵な笑みを浮かべた彼女がいたな。

そうだな。後少しだけ夢を叶えようともがいてみるか。不敵な笑みを浮かべた彼女を信じてみよう。

夢を夢で終わらせないために……

12/5/2023, 1:26:48 AM

【夢と現実】

「これが現実だったらいいのに」
と思う夢を見ることはあまりないが、
「これが夢ならどんなにいいことか…」
という現実の出来事ならめちゃくちゃある

とりあえず、過去に起こってしまった
思い出したくないような出来事は
「あれは全部夢の中のことだった」
ということにして自分を納得させている

だから今、僕は生きている

12/5/2023, 1:04:34 AM

はっきり言って夢も現実も大差はない。
ただそこにあり、体感する物なのだ。
人は良い事があると夢なら覚めなければ良いのにと言い、その一方悪い事があると夢なら早く覚めてくれと願う。
この習性は夢に対して都合が良すぎるのでは無いか、などと考えたりもする。
まあ人間は自分の都合のいいように願うのが常だし仕方の無いことなのだが。

12/5/2023, 1:02:59 AM

喧騒の中
本を開く。
遮断された世界の中で
ぬくぬくと守られているわけでない。
少年は
にじり寄る現実と夢と自我と
適当に選んだ物語の主人公と
闘い続けているのだ。
そうして
ふうっと息を吐き出した時
少年は何かを手に入れた。
喧騒の中
少年は少年のまま
深いシワを緩ませ
そのまま微笑んでいた。







「夢と現実」

12/5/2023, 12:45:31 AM

「あのね、あたし、海に行きたい。崖のところで誓いの言葉を聞かせてくれない?病める時も健やかなる時もってやつがいいな。

…え、嫌?仕方ないなあ、じゃあハイって答えてね。それだけでいい。しっかり抱きしめて欲しい。抱きしめて、私を絶対に離さないで欲しい。

いいの!?やったあ!!強盗さん大好き!!」


そうして、海に着いた。


「ここ、本当に立派な崖だね。綺麗。ここなら誰も気付かなさそう」

「ああ」

「強盗さん、なんで私の家に来たの?」

「たまたま」

「運命的だね」


目を閉じれば、夢のように綺麗なドレスを纏って、タキシードを着た強盗さんが私を待っている。

誓いのキスは無いけれど、ウエディングドレスを着て一人で歩く私。


「生まれ変わっても、私と死んでくれる?」

「仕方ねぇな」


私達は、一瞬だけ冷たい風に触れて、海の中へ落ちる。

「愛してる」なんてちんけな言葉は、泡に包まれて消えた。




────次のニュースです。‪✕‬‪✕‬海の中から、二人の男女の水死体が発見されました。警察は心中と判断して捜査を続けており────

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