『夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大きくなったら何になる? それは小さい頃に誰もが問われた夢。
その問いに答えたあの日から10年。その時の夢を現実にできた人は、全体の何パーセントなのだろうか。
夢は夢であるから、キラキラした存在であって、それが叶ってしまった時でも、キラキラしたままなのであろうか。
パパのお嫁さんになる、さすがにこれは夢は夢のままである典型的なものだ。
戦隊物のレッドになる、これは本当に極々狭き門をくぐれた者だけ、年に一人は誕生するかもしれないが、これも夢は夢で終わるであろう。
パン屋さんになる、お菓子屋さんになる、確かになることはさほど難しくもないが、それが現実になると、経営学やら衛生管理やら、学ばなければ辛くなることもある。
そんな時、あぁ、夢は夢のまま、趣味でやってた時のほうが楽しかったな、なんて思うこともあるのだ。
好きだったから、夢になって、好きだったから、なりたかったのに。
現実になってしまうと、そのギャップに落胆することも多いであろう。
現実になって、成功を掴めば、また新たな現実的な夢や目標ができるのかもしれない。
ただ、それは本当に一握りの人だけ。
あなたが昔、思い描いた夢は現実になりましたか? そして、新たな夢はできましたか?
【夢と現実】
お題《夢と現実》
折れた筆は何も掴まない。
折れた心は何も映さない。
努力すれば叶うのなら、きっとみんな叶ってる。
それでも。
それでも追いかけるのなら、折れても掴める者であれ。
そこから希望がはじまるから必ず。
幼い頃は、烏になりたかった。
真っ黒で、艶めいて、夕日に向かって飛んでいく彼らが落としてくれた風切羽。
それを拾い集めていれば、いつか俺もそれを身に纏い、彼らと共に飛んでいけると思っていた。
今も見つけたら集めてはいるが、烏に本気でなれるとは思っていない。
高校生の時は、ただ一人になりたかった。
静かで、孤独で、しかし、誰にも邪魔されずに本を読んでいられる。
そんな世界にいられたら、きっとこんな自分でも生きていけると思っていた。
別れを告げた者たちも、今も共にいてくれる者たちも、どちらも、総て人生には必要不可欠だったと思う。
今は、このぼんやりとした夢を、どうにもならない現実の狭間で見ていたい。
どうだろうか。あまりにも厳しくて恐ろしい現実に尻込みして、曖昧な夢など押し殺してしまうだろうか。
まぁ、なんだかんだここまで生きてきた俺なら大丈夫、という確信もある。
夢と現実
#夢と現実
【終わりがないのが終わり】
薄暗い部屋で目が覚める。
現在時刻は朝 4:30
人影に追われる夢を見た。
大人ほどの背、がっしりしていたから…
おそらく男性…誰かまでは分からない。
制服に着替えてリビングに向かう。
リビングでは母が朝ごはんを作っている。
現在時刻は朝 4:58
「おはよう、そこ座ってて」
私はテレビをつけて椅子に座る。
そこに父が来て、椅子に座り新聞を読み始める。
『おはようございます。12月4日日曜日の5:00、最新のニュースをお伝えします。』
父が席を立ち、キッチンに行く。
「母さん、コーヒーってどこにあるかな…」
「そこの棚にありますよ。」
父がコーヒーを作り、椅子に座る。
その後すぐに母が朝食を運ぶ。
朝食は食パンに目玉焼き、ソーセージとサラダ。
母が椅子に座り、みんなで手を合わせる。
朝食を食べ始めた時、ガシャンと大きな音がなる。
「何の音かしら…」
音がしたのは物置部屋の方。
母が席を立ち、音のした方へ向かう。
「あら…ガラスが割れてる…石を投げられたのね」
「物騒だな…」
その時、私は何者かに後ろから殴られ気絶した。
現在時刻 5:15
……………………………………………………………
薄暗い部屋で目が覚める。
現在時刻は朝 4:30
「さっきの…夢だったのか…」
人影に追われる夢を見た。
大人ほどの背、がっしりしていたから…
おそらく男性…誰かまでは分からない。
制服に着替えてリビングに向かう。
リビングでは母が朝ごはんを作っている。
現在時刻は朝 4:58
「おはよう、そこ座ってて」
私はテレビをつけて椅子に座る。
そこに父が来て、椅子に座り新聞を読み始める。
『おはようございます。12月4日日曜日の5:00、最新のニュースをお伝えします。』
「夢と同じ…?」
父が席を立ち、キッチンに行く。
「母さん、コーヒーってどこにあるかな…」
「そこの棚にありますよ。」
父がコーヒーを作り、椅子に座る。
その後すぐに母が朝食を運ぶ。
朝食は食パンに目玉焼き、ソーセージとサラダ。
母が椅子に座り、みんなで手を合わせる。
朝食を食べ始めた時、ガシャンと大きな音がなる。
「何の音かしら…」
「まさか…ね、」
音がしたのは物置部屋の方。
母が席を立ち、音のした方へ向かう。
「あら…ガラスが割れてる…石を投げられたのね」
「物騒だな…」
「じゃあ…この後って…」
その時、私は何者かに後ろから殴られ気絶した。
現在時刻 5:15
……………………………………………………………
薄暗い部屋で目が覚める。
現在時刻は朝 4:30
人影に追われる夢を見た。
大人ほどの背、がっしりしていたから…
おそらく男性…誰かまでは分からない。
「え、また…?」
制服に着替えてリビングに向かう。
リビングでは母が朝ごはんを作っている。
現在時刻は朝 4:58
「おはよう、そこ座ってて」
私はテレビをつけて椅子に座る。
そこに父が来て、椅子に座り新聞を読み始める。
『おはようございます。12月4日日曜日の5:00、最新のニュースをお伝えします。』
父が席を立ち、キッチンに行く。
「母さん、コーヒーってどこにあるかな…」
「そこの棚にありますよ。」
父がコーヒーを作り、椅子に座る。
その後すぐに母が朝食を運ぶ。
朝食は食パンに目玉焼き、ソーセージとサラダ。
母が椅子に座り、みんなで手を合わせる。
朝食を食べ始めた時、ガシャンと大きな音がなる。
「何の音かしら…」
「また…また来る…」
音がしたのは物置部屋の方。
母が席を立ち、音のした方へ向かう。
「あら…ガラスが割れてる…石を投げられたのね」
「物騒だな…」
「あぁ…この後…」
その時、私は何者かに後ろから殴られ気絶した。
現在時刻 5:15
夢と現実
あなたの夢をきかせてください
私の夢は現実的に生きていくことです
そう答えたのは夢の中の私だった
夢と現実
綺麗事にまみれた思考が
至らない脳に溜まっていく
美しい生き様に憧れて
決して届かないその理想に
ずっと縛られている
思わず遠い目になって
散らかった空き缶を見つめる
そんな日々に飽きていく。
夢のなかだけでいいから
君と笑い合いたい
そう願いながら
夢と現実の狭間で
私は今日も、
意識を手放す
夢と現実
年齢を重ねると
現実的になってくる
でも夢もある
形を変えて
違う夢が出てくる
いくつになっても
現実を見ながらも
夢を持っている
自分でありたい
「夢と現実」
小さい頃の夢は無邪気にも沢山あって考えるだけでもワクワクしていた。
大人になるにつれて、現状と現実が分かってワクワクはなくなって冷めていく。
でも、ふと考える時「もしあの時こんな風に動いていたら今頃は…」と思ってしまう。
きっと「あの時…」を繰り返しこれからも思ってしまうのだろう。
「夢と現実」
寝ているときにみているもの
起きているときにみえているもの
夢と現実
虚しくなるだけ…
でも
一瞬でもいい
夢に酔えたら
と思う…
足がじわり、じわりと温まる
ストーブの上のヤカンが
湯が沸いたことを知らせ音を鳴らす
近いようで遠いところから声が聴こえる
力が抜けていく、私の頭は夢と現実の狭間で船を漕ぐ
トイレに入り、深呼吸してから、腕をひっかく
腕に痛みが走る、
よかった、夢じゃないと確認してから、私は用事を済ませた、こんなの、いつまで続くんだろう
私は夢と現実の区別がつかない
だから、プライベートなことをするときには必ず
腕を引っ掻いてからする
そうじゃないと、とてもじゃないが
不安で手につかなくなってしまう
やめたくても、もし夢だったらどうしようと不安で
ついやってしまう
いつになったら、治るのかな
【夢と現実】
夢を見るのは、現実があるから。
現実を生きるから、夢を見つけて叶えようと思える。
とっても、素敵な関係性。
俺の夢は…
将来の夢的に言ったら
「雑誌編集者」
なんだよね。
でも、、
それよりも俺は
推しと
会いたい。
俺さ、まだ小学生だから
ファンクラブとか
親のお金で入らないといけないからさ
それはさ
親に申し訳ないからさ
ちゃんと
バイトして
自分のお金で
ファンクラブ入って
ライブに行きたい。
でも、さ、
そんな簡単のことではないからね
ライブ行けるとか
それでも
俺は諦めない。
いつか、俺が推しの目にかかる
その日まで
俺は、諦めない
夢と現実が違うとしても
夢と現実
夢と現実のギャップって恐ろしい。
現実って、
夢見たことと正反対になるように
創られてるんじゃないかな。
だって、
いつか夢見た理想の私は
失敗なんてしないもの。
いっそ夢を見るのやめようかな、なんて
思ってみても
たられば思考は変えられない
夢と現実
夢は現実に現れることもあるが、現実が夢に出る事ほど嫌なことはない。
と俺は思う。
「夢と現実」
あれは、9月半ばのまだじめっとした蒸し暑さが残っていた日のこと。
夕日が窓から差し込んで、少し眩しくなった誰もいない空き教室で私は、まだほぼ真っ白の原稿用紙とにらめっこしていた。
夏休みの宿題だった読書感想文をそこそこ頑張って書いて、なんとなくで提出して終わったかと思いきや、
学年代表に選ばれ、市のコンクールに出品すると、夏休み中先生から電話で聞かされた。
それからは私の気持ちが追いつく前に、物事が進んで行った。市のコンクールの結果は最優秀賞。
大好きな国語の先生が子供のように喜んでいて、まだ気持ちの整理はできていなかったが、嬉しかった。
そして、「市を突破して、今度は県のコンクールに出品するから、もう一度文字を丁寧にして書き写してくれる?」と、
国語の先生が言っていた。そして、空き教室の状態にいたる。
市のコンクールに出品したものをそのまま書き写すだけだったが、誰もいない教室で一人でいるのは、正直寂しかった。
なんだかやる気がおきなくて、私は机に頭を伏せた。耳をすますと、外から体育祭の練習をしている生徒たちのかけ声が
聞こえた。青春してるなぁと、なぜだか他人事のように呟いた。
そんなことをしているうちに、ふいに、かけ声が遠のいていくように感じた。はっきりしていたはずの視界がぼやけ、
意識が遠くなっていった。夢を見始めていた。寝てはダメだ。作文を書かなければ。そうは思っていたけれど、
まぶたが重くて上がらなかった。辺りが真っ白になった。あぁ寝てしまう。その時、夢と現実の狭間で、妙な音を聞いた。
カツン。すたすた。カツン。すたすた。カツン。すたすた。どこか聞き覚えのある、懐かしい音がした。
軽めの金属がリズム良く地面に叩きつけられるような音と、その隣で歩く誰かの足音。なんだっけ。この音。
ガラガラガラッ。木製のドアが開く音がして、私の意識は一瞬で現実に引き戻された。驚いてはね起きると、
そこには日々網膜に焼き付けた顔が2つあった。担任の先生と、国語の先生。2人とも目を丸くしてこちらを見ている。
あの音は、2人が向かってきている音だった。カツン。というのは、足を怪我していた担任の先生の松葉杖の音。
足音は国語の先生のもの。歩くのが人一倍早いから、分かりやすいはずだったのに、分からなかった。
「どうしたの?暑い?」国語の先生が心配そうに私に聞いた。「は、はい。暑いんですよぉ。」勢いでそう応えた。
そうだよねぇと言いながら、国語の先生はエアコンをつけに行ってくれた。担任の先生はと言うと、
「暑いねぇ」と言いながら私と原稿用紙を見比べていた。いや、あなたもエアコンつけに行ってくれよぉ。と、心の中で苦笑した。
そこからは国語の先生が一緒にいてくれたので、作文は無事に書き終わった。県のコンクールの結果はどうなるかなぁ。楽しみだなぁ。
結局何が書きたかったのか分からなくなっちゃった笑
読んでくださりありがとうございました!
追記:県のコンクールは佳作でした!
『夢と現実』
夢では好きな人と、付き合えるけど
現実はそう甘くはないんだよな
『夢と現実』
「大金持ちになりたいな」
意地が悪い言葉を彼にぶつける
お金があったら
旅行も行って
お家も建てて
キャットタワーでいっぱいにして
飼い猫を遊ばせる
だけど
お金があっても
今がなかったらいやだなぁ
夢と現実
現実の勝ち