夢が醒める前に』の作文集

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夢が醒める前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/20/2024, 9:44:58 PM

初めて訪問したその日、鏡に映る自分に向かって、
「ちーちゃん?そこで何してるの?遊ぼ?」
彼女は話しかけていた。

幼児退行も見られ、自分の名前も言う事が出来ず、介助者の指示も入らない重度の認知症だった。

じっと座って食事を摂る事が出来ず、常に居室を徘徊し動き回るため、既にかなり痩せていた。

ワンピース姿に、常にぬいぐるみを抱いている。

放尿の症状も始まっており、廊下に座り込み排尿する彼女を、夫は強く掴み怒鳴った。

彼女は酷く怯え、金切り声に近い泣き声を上げ、別室へ逃げて行った。

認知症がここまで進んでいるのに、夫は病院に連れて行こうとはしていなかった。

異様な光景に立ちすくむ。

夫はそこから、自分のこだわりを語り出した。
まるで、妻は自分の「物」かのように、これまで全てにおいて「制限」していたようだった。

彼女の腕や足に、痣が出来ている事は、訪問してすぐに気付いていた。

然るべき手段を取らなければ…

そう頭の中で考えている一方、

きっと彼女は、長年の夫からの支配により、
夢の世界に入る事を選んだのだろうと、想像する。

今の彼女は、彼女にとっては幸せな世界。

夢が醒めない方が幸せな人もいる。



※題「夢が醒める前に」

3/20/2024, 9:42:25 PM

王子様のキスで
目覚めるなんて
無理なのはわかっているから
せめて夢が醒める前に
あなたに触れたい

3/20/2024, 9:31:24 PM

夢が覚める前にやっと夢だと自覚するから、その前に目の前に居る登場人物に悩みを吐き出したい。
起きたくない。ここに居たい。勉強めんどくさい。
学校行きたくない!!
頼むから覚めないでくれ!



願いも虚しく意識が浮上する。あぁまだ言いたいことあったのに…ていうか夢の続きも気になる。


………二度寝しよ。

3/20/2024, 9:30:25 PM

ゆめがさめるまえにみていたゆめがさめるまえにみていたゆめはどこに

ここだよ|•_•)ノ


(こういう絵文字手打ちしちゃうんだよなあ…

3/20/2024, 9:16:16 PM

夢が醒める前に

あなたはわたしを
覚えていますか

あの頃、あなたを
好きだったのは
夢だったのかも
しれません

正夢なのかいまは
分からなくなりました

でも、あなたのことを
好きなのに、どうしても
あなたを好きだと認めたく
なかった…

傷ついて
血を流していたから

あなたの愛情表現が
独特で理解できず
傷ついてばかりで
つらかった

あなたの独特なところに
惹かれていたけど、
いまは、
わたしは迷路に彷徨って
しまいました…

どうしたらいいのか
わかりません

もう…迷路から抜け出せ
ないのか
不安…

夢から醒める前に
あなたから…
迷路の楽しみ方を
教えてもらえたら
良かった…

あなたなら…
迷路の達人のように
人生を色々迷いながら
楽しんで見えたから

夢から醒める前に…

3/20/2024, 8:54:16 PM

あっこれ夢だ
僕以外に夢だと気づいた者がいるか探してみるか

この夢が醒める前にね

3/20/2024, 8:50:35 PM

《夢が醒める前に》
見た夢を毎日書いていた頃がある
夢日記 というもので
当時 「夢占い」にハマっていて
本を片手に調べていた

時代の流れで今ではアプリやWebサイトで
検索できる
 
眠い頭でペンを取り見た夢を箇条書きにしていた
何故なら 夢は直ぐ頭から消えてしまうから

この夢日記 読み返してみると面白い
今は猫さん達に起こされる日々で
マッタリと夢を思い起こす暇もない

3/20/2024, 7:56:47 PM

『自身は淡白なのだろうか』

誰の目に留まることなどなく
ただそこに存在しているだけで
何かを成すこともなかった

其れがいなくなった事実は決して悲しくはなかった
たった一日の涙で終わってしまった
それなのに
そうだったはずなのに
其れの記憶は数年経っても消えなかった

其れの姿。形。顔。声。香り。好きな色。
其れが作ってくれた南京の煮物の味。
其れと行った場所。
其れとの会話。
全て常に覚えているわけではない
ただ、ふとした瞬間に記憶が蘇っていく
けれど決して悲しくはなくて、辛くはなくて
そんなことあったな、なんて
無心に思い出す

其れは善人とは程遠い存在だった
夫を捨て子を捨て他の形へと去っていった
今でも其れはどこかに記憶として残っている
其れを信じていた
其れを愛していた
其れが善人だと信じて疑わなかった
其れは裏切った
生まれてからずっと傍にいた其れが
自身を捨てるとは考えてもみなかった
そして自身がその事実を一日の涙で終わらせたことに
また、驚いていた

其れがいない人生は何ら変わりなかった
困ることだって対して思いつかない
ただいない、という事実だけがそこに在った
それもさして気にならなかった
其れがなくてもそれなりに幸せで
其れが原因で人生を続けられないなんてこともなかった

いつしか考えるようになった
自身はどこかおかしいのではないか、と
其れを信じて愛していたのに
何故その事実が辛く、悲しく、苦しくなかったのか
其れの人として最悪な事実を知った時も
何故怒りを露にせず
まるで他人事のように思ってしまったのか
自身はこんなにも薄情だったのか、と

自身は、私は、それ程母を愛していなかったのかな

3/20/2024, 6:52:07 PM

夢が醒める前に

「夢が醒める前に、死んでいたらいいのに」
友達の口から、うっかり、とでも言うように転がり出た欠片。
そーだよねー、わかるわかるー。
と、食べ物の好き嫌いの話をするように流しながら、私は脳内の景色をフル回転させる。
あの日の彼女も、違う日の彼女も、いつも愛らしく笑っていた彼女のえくぼ。
なにか心当たりはなかっただろうか。このトゲトゲの欠片を丸く磨いて彼女の口に押し返すヒントは。

別に彼女が明日死んでも、悲しむけど、生きていける。だから、私はこの場を穏便に流したいという利己心だけで彼女の明日を望んでいる。

だって、このパスを拾えなかったから、彼女が消えたとか考える人生、嫌なんだ。
私はずるい。どうしようもなく自己中心的だ。
必死で彼女とすごした日々のフィルムを凝視する。

言葉の前に、雫が落ちた。
「貴女のそういう繊細なとこ、とても好きよ」
完璧な角度を描くその唇に、暴力的衝動をぶつけたくなる。でも雫が邪魔で何も出来ない。

私は卑怯で自己中心的な人間です。だから私のためにそばにいてください。

どうせ彼女には届きゃしない独白を抱きしめて、雨やみを待った。

3/20/2024, 6:47:10 PM

お題:夢が醒める前に

あなたと一緒に沢山笑った。沢山ドキドキした。沢山頑張った。沢山汗をかいた。沢山泣いた。沢山喜んだ。沢山ご飯を食べた…。

あなたと沢山過ごしてきて、沢山色んな時間を過ごしてきて、感じた。

夢が醒める前に伝えたい。

あなたが大好きだ。
これからもずっと私をよろしくね♪

2024/03/21/(木)

3/20/2024, 5:30:51 PM

音もなく消えてしまいたい夜がある

痛みも苦痛もなく、
誰かの迷惑にもならないように。

線香花火が落ちるみたいに、
ふっとなくなってしまえたらと。


この世に必要なひとって、一体誰なんだろう。


その人が最初から存在していなければ

それはそういうものとして、
きっと世界は回っていく。


存在していなければならないひとって、誰なんだろう。

どうしたらそれに、なれるんだろう。


不要なひとを知ったら、
消去法で分かるのかな。

でもそれが、自分だったら悲しいな。

消えたいくせに、矛盾だらけだ。



かすかな街の灯りが揺れる。


───明けるだろうか。

この、不安定で、朧げな夜が。

3/20/2024, 5:29:53 PM

まるで
羊水のような
あたたかい
ぬるま湯の中に浮かんでいる

目醒めのときは近いのだ
生誕のときは近いのだ

私は、もうすぐ
冷たい外に
身一つで

予感がするから
このあたたかくて
優しい海にもう少しだけ
守られていたい
できるだけ長く
浸っていたい

薄ぼんやりとした
意識の中で

どうか、
この夢が醒めるまでは、と
微睡みの中の
幼い祈り

私はまだ
瞳の開かぬ
赤子でいたいのだ

「夢が醒める前に」

3/20/2024, 5:28:19 PM

『ソラニン』
酷く苦々しい夢を見た 部屋着で半日が過ぎていく
誰も責めてないのに 罪悪感が沸々と湧いてくる
その根は削ぎ取るべきか ともに暮らしていくべきか
雑記帳の文字が滲む 結局私は着替えずに鬱屈とした
夜を迎える

3/20/2024, 5:22:16 PM

1秒でも長くこの光を浴びていたい
拍手 喝采 アンコール
もっと、もっとたくさん舞台にて

夢から醒める前に

3/20/2024, 5:20:25 PM

眠っているとおい、と名前を呼ばれた。
最近は名字にさん付けというかなり他人行儀な呼び方なのに珍しいこともあるものだと目を開けると逆さまになった黒髪の男が俺の顔を覗き込んでいた。

ここで合点が行く。これは夢だ。
今の彼は髪をキラキラとした金に染めている。
顔も整っているからどこかの王子のようだ。柄は悪いのに。

「なに寝ぼけとんねん」
「ん…?やっぱり黒でもカッコイイなぁ思て」
「いきなりなんやねん!」

彼の顔が一瞬で赤くなる。
夢の中でもこの人はトゥーシャイシャイボーイだ。
これ以上褒めると(イジると?)拗ねてしまうのでいつもならここで留めておくのだが、今回は夢である。
俺の夢、明晰夢。つまり好きにしてもいいのだ。

「金髪もキラキラしてて好きやけど、黒のあんたもええなぁ」

うわ、耳まで真っ赤だ。彼の顔を下から覗き込む。
彼は俯いて手で顔を覆い隠した。
そういう反応するから余計に弄りたくなるのだが。

「あ、茶髪も好きやで?銀も似合ってたな」
「おっ前マジで黙ってくれ……」
「照れんなって〜」

手を退けさせようとしたら、逆に手首を掴まれた。
調子に乗りすぎた?夢の中でもこの力関係は覆せないのか。
ぐいと引っ張られて、すっかり赤みが引いた彼の顔が真正面に来る。この距離平気なの?いつもなら目を逸らすくせに。
夢の中だからか。なら今すぐに醒めてほしい気分だ。
なんせ俺はこの綺麗な顔に弱い。

「おたくはいつまでも、可愛いですね。
……ふ、ははっ、照れんなって〜」

腹の立つドヤ顔。挙句意趣返し。でも何も言い返せない。
いつもと違う距離と言葉にさっきまでの手のひらを返して、もうちょっとこの夢を満喫していたいと思ってしまう。
別に可愛いと言われたかった訳ではないけど、可愛がられていた幼い頃が恋しくなることはある訳で。
懐かしいなぁと同時にもう夢でしか聞けないと思うと、
切なくなった。

「お、おい!なんで泣くねん!泣くなって!」

ぽろぽろと涙を流す俺をおろおろとしながら彼が慰めようとする。情けない声で懐かしい名を呼ぶ彼にまた涙が溢れ出した。

『夢が醒める前に』










蛇足

「おはよぉー、え何この状況」
「分からん、急に泣き出してん……」
「どないしたん?」
「ゆめ、さめんとってほしっ……て」
「夢?なんの事?なんか知ってる横山君」
「知らん。急に俺の事かっこいいって言い出して…」
「えっ、急に惚気て来たこの人」
「ちゃうわ!!」
「あれ、……たつくんめがね、…これゆめ、ちゃうん?」
「夢とちゃうよ。ほっぺたつねってみる?」
「かわいいって、いわれたん現実?」
「そんなんいうたん?……やるやん横山君」
「もう黙っとけ!!」




作者の自我コーナー
いつもの2人。
夢が醒める前に(現実だと気づく前に)
黒髪さんは見た目が全く変わらないので、金から黒にしたことを知らない泣き虫ちゃんが夢だと勘違いした設定です。
泣き虫ちゃんが説明した通りいつもだったら弄り過ぎないところを(夢だと勘違いして)弄りまくったので、黒髪さんがキャパオーバーして吹っ切れてしまった故の意趣返し。

解釈は委ねたいと思っているのですが!でも僕の考えも知ってほしいと思ってしまう複雑な作者心……

3/20/2024, 5:11:55 PM

貴女に伝えたい。

いつもは言えないような言葉たちを。

3/20/2024, 5:08:26 PM

夢が醒める前に

1.ベットに入る

2.目を閉じる

3.夢の中へ_____..


夢のなかは自分だけの空間

醒める前に、もう一度亡くなった母さんに会わせて


追記
 夢のなかで死んだ親に会いたい子の話。上の1.2.3に従ると明晰夢みたいになるのかな?
深夜テンション爆上がりでやべぇ(2024/03/21 02:08:22)

3/20/2024, 5:07:07 PM

辛い時にも死にたくなるけど、
幸せな時も死にたくなる。
夢が醒める前に、
死にたくなる。

3/20/2024, 5:01:48 PM

不明瞭な感覚が遠のく。
夢だと認識していた私は改めて確信する。
夢から醒めるのだと。
短かったような長かったような。
不可思議で、でも心躍る夢の中。
もっとここでまどろんでいたいがそうはいかない。
またね。大好きだよ。
ようやく言えた。
次に言うべきは目が覚めた時。


夢が醒める前に

3/20/2024, 5:01:14 PM

夢から醒めるまでに
私は私に何かを残したい

でも、何も残せないと思うから

私は私の味方だよ

それだけ、そっと私へ送ります
夢から醒めても
私には1人味方がいるよ

私へ

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