『夜景』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題《夜景》
このひとつひとつの灯りに
人の命の煌めきが宿る
夜空の下では淡い光の海がゆれる
私にとって夜景とは、キラキラ輝く眩しいもの。
夜景という言葉を聞いたとき、真っ先に思い浮かぶのは、その眩い光を共に見たいと思う人の姿。
家族、友人、大切な人。
一人で見る夜景はきっととてもきれいなのだろう。しかし、それを一緒に見てくれる存在がいれば、もっと何倍にも輝いて見えるだろう。
夜景という言葉を耳にしたとき、夜景を見たとき、自分にとっての大切な人に思いを馳せることができる人でいたい。自分がその美しい光景を見せたいと願う人とずっとそばにいたい。
夜景。
私が見た
神戸の夜景は
本当に綺麗だった。
神戸生まれの
推しの地元なら
もっとじっくりと
見れば良かった。
神戸には
また行きたい。
展望台から見下ろす、私の街。
昼と夜では、景色がガラリと変わる。
街の街灯、車の灯り。
地上では気づかない、壮大な灯りの景色。
疲れたときにまた、夜景を見に行こう。
お洒落なレストランじゃなくていい
ただ君の横で見る街の灯りが
私の中で最高の夜景です
車で乗り付けた
夜のベイブリッジ
皆ドラマの主人公気分でキラキラ
若く、軽く
ムードだけのフィルム
長い年月越え 夜の海に来れば
ただただ生ぬるく
塩臭い風と
後悔と眠気
脳内でたまに再生される思い出
別に夜に来なきゃいけない
理由なんか無い
夜景が見たい。
そう思った。
雨の中を走って山の中の神社に向かった。
走って走って
雨の中の街は、とても綺麗で
キミに見せたかった。
青を見たらキミを思い出す。
空
絵の具
海
花
それらすべてキミのようで
とても美しい。
夜景も美しい。
まるで世界がキミを祝福してるようだ。
雨の中で笑う。
多くの光の粒が自己主張して
この光景を作っている
家では受験生が勉強している
マンションでは親子が映画に夢中
橋の上で男女が抱擁を交わしている
ビルのヘリポートの赤色灯が
そんな感情に見向きもせずに
瞬きを繰り返している
夜景と夜空に挟まれながら
今日を捨てて、明日を探す
____夜景____
君が私にプロポーズしてくれた場所は夜景だったね
街が綺麗に輝いていた
君は私にこう言った
『 俺は、お前を悲しませない
だから、俺とおばあちゃんになるまで一緒に居てほ
しい』
と、私はめっちゃ嬉しかった
私が初めて愛した人にプロポーズされて、泣き崩れそう
だった
私は勿論okした
彼にプロポーズされた夜景の場所は私たちとって大切な場所になりました
※この話はフィクションです
2022.9.18
街を見渡せる丘からは、見慣れた夜景の姿は確認できず、ただ墨を流し込んだような夜闇がどこまでも広がっているだけだ。
あんな遊びするんじゃなかった……。
私だけではなく、みんなも同じことを考えていることだろう。
マンションのエレベーターを使った遊び──決まった手順で昇降を繰り返すと異世界に行けるというオカルトチックな遊び──
ふざけ半分でやってみたばかりに、まさか本当に異世界に迷い込んでしまったとは。
見た目は私達がいた世界と全く同じだ。けれど、決定的に違うのは無人だということ。
無人ゆえにインフラが機能しておらず、街に明かりがない。だから、それまで当たり前にあった夜景を見ることができないというわけだ。
明かりがない=電力が供給されていない──つまりそれは、エレベーターも動かせないということ……。
エレベーターが使えない=元の世界に帰る術がない。
そんな恐ろしい事実を叩きつけられ、私達は呆然と立ち尽くすしかなかった。
テーマ【夜景】
あなたと見る 夜景は
とても綺麗です
あなたに恋をして
綺麗なものに
いっぱい触れています
とても幸せです
あの明かり
一つ一つに
物語がある
暗闇の向こうに浮かぶ
家々の明かりに
暖かい食卓を囲む
幸せそうな家族
そんな優しい光景を
自分勝手に想像し
独り別世界に居るようで
伝う涙をそのままに
あてもなく走り続けた
いくつもの夜
生きにくさの訳を
手放せないまま
それでも
歯を食いしばって
生きてきた
「夜景」
高層ビルの高層階から眺める夜景。
輝いて見える街だけど、一人ひとりが作っているってことを忘れてはいけない。
この光の中に、キミもいたらいいな―――
お題〈夜景〉
「夜景」
特別な景色じゃなくていい。
大きなタワーも満点の星空もいらない。
ただたくさんの家があって、それぞれに誰かが暮らしていて、それだけ。
それだけで、きっと幸せ。
夜を満たしてく星空のカーテンは
月を隠さないように優しく包む
世界が闇に堕とされても
一片の光の欠片が散って
色と光を足していく
夜景/
君と見るはずだったこの景色
俺が悪かったのかな
いや_
あいつなんかと歩いてたキミが悪いよ
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第二十話」
「ココですね」
志那達は、パズルの拠点の敷地の前まで来ました。
「へー…ストリートなスラム街ってイメージだな」
カインドは、率直な意見を言いました。
「あれ?インターホンとか無いの?」
「志那、そう言うのはスラム街には無いんじゃない?」
スモークは、気楽に言いました。
「とりあえず、入ってみよーぜ」
スプライトがそう言うと、志那達は敷地内に入って行きました。
「結構遠いな…」
ロードは、意外と広い森に気が遠くなりそうでした。
「不思議だな…スラム街に自然が生い茂っているだなんてな」
カインドを始めとする一行は、薄いベージュの肌、青い目、青のストレートショートヘアの髪型、中肉中背だけど痩せ型、きちんとした大人っぽい服装の
ストリートファッションの眼鏡をかけたインテリなオタクの男に目を付けられていました。
「…侵入者か?」
男は、アメジストを見た瞬間、目つきが変わりました。
「林檎の一味だな…!」
志那達は、長い森の道のりにヘトヘトになっていました。
「あー!疲れて来たぞー…!」
「スプライト、そこで根を上げちゃダメだよ」
スモークは、スプライトを元気づけようと、スプライトに回復薬をあげようとすると、
「マリンフロア!」
と言う声が、遠くの方で小さく聞こえて来ました。
「うわっ!み、水?!」
「キャッ!地面なのに?!」
「大丈夫か?!」
アメジスト以外の一行は、皆オーシャンの術にハマってしまいました。
「アメジスト、おンのは分かっとんねん。出て来!」
男は、術を交わして隠れているアメジストの方を見ました。
「オーシャンですか…」
「あと、俺に攻撃仕掛けたら、コイツ等はどうなっても良いと思っといた方がエエで」
「仲間を人質にされたら、仕方ありませんね…」
アメジストは、オーシャンに着いて行きました。
「ん…?!」
志那が目を覚ますと、縄で拘束状態になっているカインド達と、パズルのメンバーと思われる男性6人に囲まれていました。
「み、皆…!」
「お嬢ちゃん、ちょーっとだんまりしといた方が、エエんとちゃう?」
薄いベージュの肌、薄紫色の隻眼、白いウェーブ掛かったボブヘアの髪型、筋肉質の痩せ型でクールっぽいストリートファッションを着てピアスを付けた妖艶な癒やし系の男は、志那に武器を突き付けようとしました。
「スノー、相手は女の子だから怖がらせない方が良いと思うんだけど…」
薄いベージュの肌、水色の大きめな目、水色のウェーブ掛かったセミロングヘア、痩せ型でカジュアルファッションの天然っぽい問題児の男は、スノーを止めました。
「スカイ、お前呑気やな…相手は林檎の追手やぞ」
「はーい、余興はココまでな。アンタ等に聞きたい事タップリあるから聞かせてもらうで」
ベージュの肌、ピンク色の目、ピンクのショートの外ハネヘア、中肉中背、ストリートファッションの無難に見えるパリピ男は、志那達に尋問をし始めました。
夜景
夜の静けさ、ちらちらと見える明かり。
1日の終わりを夜風に当たりながら夜景を眺め過ごす。
それが私の日課。
夜景
わたしにとって、思い出深い夜景
それは、心の中にある一枚の写真よう
育った町の中心に、小高い城跡があった。
そこからの夜景は、
今でも心の中に残っている
隣町の飛行場、
町外れを流れる大きな河川、
そして田舎町の町灯り
懐かしい心の中にある、夜景
死ぬまでに、もう一度
あの丘から見てみたい
風が吹く。
屋上の柵にゆっくりと歩いて、止まった。
ここからの景色は、すごく幻想的。
夜景の中で一番だった。
「別れよう」
私の頬が水で濡れていくのがわかった。
私の横を通って、いままでの思い出が嘘のように去っていった。
ねぇ、どうしたの?
わたし、なにかした?
もう、わからないよ…