『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜明け前。
世が明けるのは怖い。
だって、次の日が始まってしまうから。
何をするにも疲れてしまったから。
人と関わるのが怖いの。
何もかもが負担なの。
何もかもが不安なの。
常に不安が付きまとうの。
情緒不安定なの。
人に迷惑かけてばかりなの。
失敗してばかりなの。
忘れてばかりなの。
人の期待を裏切ってばかりなの。
言われたことを覚えてられないの。
聞こえているのに頭で理解できないの。
自己嫌悪が止まらないの。
私は偽善者なの。
もう、感情なんて無くなってしまえばいいの。
もう、壊れてしまった方が楽なの。
何も感じなければいいの。
トラブルは起きないし、
嫌なことも淡々とできるし、
何もこだわらないし、
なにより、
死にたいとか、
疲れたとか、
眠いとか、
だるいとか、
そういうこと言わなくてすむもの。
どうにもならないことを望んでも仕方ない。
でも、今の私なんて消えてしまえばいいの。
周りに迷惑かけて、
人に嫌な思いさせて、
空気読めなくて、
空気を悪くして、
もう、自己嫌悪しかないの。
もう、死んでしまってもいい?
「悲しむ人がいる」とか、
「残された人が大変だ」とか、
そんな綺麗事は聞きたくない。
そんな、死にたい人のことを考えてない
言葉なんていらない。
陳腐な慰めの言葉なんて、もう聞きたくないの。
もう、慰めの言葉はいらないの。
自分が惨めになる。
もう、どうしようもないから。
もう、我慢するしかないの。
もっと、気を使って。
嫌なことを嫌と言わない。
私が我慢すればすむことだからって。
なんて、本当は助けて欲しいの。
私のことなんて、誰も助けてくれないか。
もう、どんどん死にたくなっていく。
日を重ねる毎に。
月を重ねる毎に。
歳を重ねる毎に。
もう、我慢できなくなっていく。
感情が溢れ出してきて、止められない。
助けてよ。
もう、休ませてよ。
もう、眠らせてよ。
ねぇ、もう、疲れたよ。
夜明け前の空
うすむらさきいろ
あまりの美しさに
ベランダで一人で眺めた
30年前
またいつか見れるだろうか
夜明け前
朝
昼
夜
君を見ていると
すぐ過ぎてしまう
あの花読んだらめっちゃ感動した🥹
〜夜明け前〜
嬉しい日でも
辛い日でも
どんな時でも
明日はくる
明けない夜がないように
日の出は
誰にもやってくる
夜明け前…
何も持って無い!と、
絶望しがちな今が、
何も失う怖さが無いから、
一 番 幸 せ な の か も ね
「夜明け前」
人生で一度だけ夜明けの瞬間を過ごした
夜明け前は誰よりも早く起きていて得をした感じがする
夜が明けていく瞬間を見て "おはよう、朝" と思った
“夜明け前”に、彼と2人だけの夜道を歩きたい。街灯が私たちを照らして、はたまた明日を迎える日光を、わたしたち、たった2人で浴びる。
なんて、まだ今は教師と生徒の夢物語を語ったけど、夜とか危ないし、朝方も危ないし、もしも彼がおかしなチンピラに襲われたらどうするの。もしも急に体調悪くなって、辺りに助けてくれる人がいなくて、窮地に陥ったらどうするの。あんなに愛しい彼を外に出したら、そもそもどうなっちゃうんだ…?
やっぱり夢は夢のままが良い、世の中は危険なことが多すぎる。たとえば、生徒が教師に夢中になってしまうだとか。
夜明け前
夜明け前に、君に言えなかった言葉を伝えてから朝日にのまれたい。
日々家
静かな夜明け前に、ふと目が覚めた。なんだか、とても怖い夢を見たな。あんなことがもし現実に起きたら、どうしたらいいのかな。そんなことを考えて、ひとり震えていた。
何かが起こりそうな夜明け前。
されど、心は静か。
穏やかな優しい気持ちに満ちている。
さあ、扉を開けて
黄金の夜明けを見に行こう。
新しい一日を祝福するために。
黄金の光に包まれたなら、
もう、迷うことはない。
心が望む行きたい場所へ行き
会いたい人に会いに行こう。
明星のひかりがメラメラと燃えている。肌の白さがよく映える、温かなひかりの色。それは窓際に置いた白濁の浮かぶグラスにも揺らめいていて、時折、雲の影に隠れて、皆既月食を担う。
「フランボワーズ」
かび臭さがするりと鼻を通るような、あちこちのほつれたクリーム色の枕を抱きしめる。
「コンヴェルサシオン」
ライスペーパーのように薄いシーツで上半身を覆って、右斜め下にワタがくるまってしまった掛け布団をもて余す。足首に冷たい風がひゅるりと舞い込んだ。
「ココ・カラメル」
ベットの下に放おったままになっていたバッグから怠慢な動きで煙草を一本抜き出して、シャツの胸ポケットから取り出した愛色のライターで火をつける。聞き慣れた音が耳にじんわり、平たい金属の塊をべったりと汚すように滲む。
「………アーティショー」
灰の代わりに手のひらを掠めたのは、三枚の写真だった。
一枚目はひどく質素で、草原の草原に柔い色が差し込み、麦わら帽を被った愛らしい少女が微笑んでいる写真だった。伏した瞳から伸びるまつげが美麗で、すうっと通った鼻筋一つとっても、嘘偽り一つなく、ただただ真っ当に、可憐な少女に見える。写真の端っこには白馬の馬が覗いていて、恐らく、一人ではないのだろうということがわかった。
二枚目は、1枚目とは打って変わって、広い城の中を背景に、様々な表情の人々が並んで立っている写真だった。仰々しく奉られた二対の銅像に囲まれて、細く弧を描いた瞳でこちらを見つめる婦人や、今にも蝶を追いかけていってしまいそうな子ども。仏頂面の男性の足元には真っ黒な尻尾やらピンと張った耳やらがちらりと覗いている。真ん中には一枚目の少女がおり、隣の、柔らかな微笑みをたたえた青年と、勝ち気に笑う、同年代くらいの女の子に話しかけられて、笑みをこぼしているかのように、自然な笑顔を写していた。
どちらも金の刺繍のようなもので縁取られた印刷で、この少女はいま、裕福かつ、心底しあわせなのだろうとわかる。
「ッ、リュス!!」
煙草のフィルターを噛み潰す。吸い殻の先の火種を指の腹ですり潰すと、勢い任せにそれを投げ飛ばした。部屋の向こうでぽつり、淋しげな音が響いた。
「…プチフール・ヴェノア、」
震える指でかさり、最後の写真を取り出した。
三枚目は、先程までとは打って変わって、やけに古びた写真のようだった。
小さな男の子が無邪気に笑っていて、その男の子を抱きしめるショートカットのかわいらしい少女が笑っていた。二枚の少女と顔立ちがよく似ているものの、布を切って縫っただけ、のようなワンピースの袖の端は上下にズタズタで、子どもを抱える手首も、ぽきりと折れてしまいそうなほどに細く、頼りない。背景の家は窓枠だけが写っていて、その家もやはり、ボロボロだった。
まるでこの家のように。
手紙を握りつぶして、窓際からすっかりさめざめとしてしまったグラスを手に取る。あの煌めきはどこへやら、部屋には青々とした日差しが運ばれかけていて、夜明け前なのだ、と思い知る。この青空の向こうで、彼女はこの写真みたく、僕の知らないみんなの前であんなに、しあわせそうに笑っているのだろうか。
「ッヴェノ、ねえヴェノ、……僕にだけ着飾らない、おしゃまな君が、ヴェノ…君がだれよりも好きだった」
白濁の液体を飲み干す。彼女好みの蜂蜜入りホットミルクティーは、僕にはすこし甘すぎるのだと初めて知った。
夜明け前
夜明け前
たくさんの人々が眠っている
起きているのは
早寝早起きの老人
パソコンを前に昨日を続ける人
そして
悩みがあり眠りが浅い人
私もまた悩みを抱え
夜明け前の散歩に行っていた
規則正しく歩くリズムと
冬の冷気で頭の靄も晴れていく
動物園のトラは
同じ場所を行ったり来たり
細い檻に閉じ込められている
その頃の私も
夜明け前の時間を行ったり来たり
子育ての合間の
ひとりになれる時間を求めて
お題「夜明け前」(雑記・途中投稿)
より瑠璃色な? しか出て来なかった。……そんなエロゲの話。
詳しく書くと「夜明け前より瑠璃色な」って題名のエロゲがありまして。
略称は「明け瑠璃」と「けよりな」の二種類あるとかAugust発売とか絵はべっかんこう(と脳みそホエホエもかな?)とか主題歌は榊原ゆいが歌っててとかPS2にも移植されててとか書き連ねるより、「キャベツの作画崩壊アニメ」って書くのが多分一番通り良いのが辛い。
ええあの場面のやつですよ。泣きたい。アニメをそもそも見ていないどころか買った原作ゲームすら詰んで十年ぐらい経った気がする。
発売十五周年記念の移植版コンプリートパックで、パッケ絵が誰こいつってなるぐらいべっかんこうの絵柄が変わっててびっくりした。(メインヒロインのフィーナなのは分かったけど)
今改めて検索したら、塗りとか雰囲気変わっただけで、拡大して見たら普通にべっかん絵だった。びっくりした。ちょっと安心した。コミケにしか出てくれないから近年のAugustの動向は全然知らない。最後に見た題名は大図書館の羊飼いか? こんな題名なのに相変わらずテレカを売っているエロゲ界隈にびっくりした。どうせ使わないならせめて図書カード売ろうぜ? その後は知らない。今調べたら三作ぐらい出ていたわ。アイリスミスティア? が六周年だったらしい。コミケのグッズセットにあった卓上カレンダー便利だったなー。
そういえばAugustで初めてレコード買ったな。(CDではなく)August十周年記念のやつ。なお全く聴いてない。CDもついているんだけどそれすら聴いていない。年末帰ったら吸い出すか。夜明けなとかFAとかの歌、ニコニコ辺りから落としたやつなんだよね。CDの方が音質良いはずだし。はにはにも穢翼のユースティアも歌知らないし。
エロゲは何作かやったんだけど、元々物語的にはいわゆる実用系というか、elfとかstudio e・go!とかの系統が好き。
唯々月たすくが一作目の絵を担当したTemptationシリーズが一番やったかな。三作全部買った。
割とエロゲですら積むタイプだからなぁ。魔女と帽子と本の旅人も買った気がするけど。あれカーネリアンって何買ったっけ。処女はお姉さまに恋してる(おとボク)は借りてやってそのまま返してない。
でも絵はAugustが好きかなー。いやまあ嫌いな絵柄ってあんまない……ない? Tonyはあんま好きじゃないかそういえば。シナリオに恵まれないと聞いて大笑いした思い出。(嫌いではない)
脚本は好きとか嫌いとか言えるほど本数やってない。Augustのメインライターが榊原何たらって名前だった気がする程度にしか覚えていない。あんま興味もないし。
近年新しい歌を発掘していないなと思ってエロゲの名曲集を調べて片端から聴いたら、「最終痴漢電車3」って名前の通りの陵辱系エロゲが最初に良いなと思ったの我ながら笑った。でもめっちゃ恰好良いんだよ。被害に遭う女性側の視点で女性歌手。(操り人形の夜)
そういえばエロゲ絵師では一応山本和枝がべっかんと並んで好きなのにstudio e・go!もでぼの巣製作所も買った事ないなぁ。TSUKUMOだっけ私が大好きな触手が出てくるらしいのに。まあ巫女さんには興味ないけど。
他は……メーカー名忘れたんだけど、終ノ空ってのが確か前のお題「さよならの前に」で触れたさよならを教えてと並ぶ名作扱いされてて、歌が良かったからやってみたい。
うん、インプットが足りない。アニメもちゃんと見たいな。映画以外で最後に自力で見たの何だろう。(映画を含めるなら先週一応ベイマックス見たし、映画館なら近年のシティーハンターもあるけど)
実家にいた頃にアイマスシンデレラガールズの一話見たのと、FORTUNE ARTERIAL(多分綴り違う)一話は見たっけ?とアイマス四話まで見たかな?
(要するにどれも完走していない)
最後まで見たアニメとかまじで多分ない。友人にお勧めされて見せられたユーリ on ICE!!!とかゾンビランドサガぐらい。リベンジは最後まで見ていないはず。ぼっち・ざ・ろっくは途中で止まっているし。
でも映画が見たい。ぼざろは映画前編見逃したけど。今後編が上映中ならグッズだけ買いに行きたいな。
明後日頃には買ったタブレットが届くからとりあえずカン・フューリー(ってフランスの短編映画)(映画?三十分ぐらいしかないのに??)からだな。
……と思っていたのに、積み上げた電書ちょっと入れたら容量終わって泣いた。アプリすら入れられねえ。
夜明けよりも少し早起き。休日だから損した気分。
君はまだ隣で寝ている。
頬につんと指をさす。起きる気配は無い。
寝っ転がったまま寝顔をぼんやり眺める。
部屋の白い壁が影の中から浮き上がり、窓から差す光の筋にほこりが舞う。
烏を殺せば誰も朝を告げない、と言った人はかっこつけだったんだろう。
カーテンを閉めたって、明かりを壊したって、スマホをミュートしたって、朝日は昇る。
決まった時間に起きる。私たちは知っている。
君のスマホが鳴る。画面の家族写真に君が触れるより先に、私はアラームのボタンを押した。
君は半分だけ目を開けて、首をかしげる。
たまには二度寝しようよ。そう言って布団をかけ直した。
題:夜明け前
夜明け前
DOES思い出す。
凄い好きだったのよね。
今は声優さんの歌ばっかり聴いてる。
─夜明け前─
スマホの画面には君の名前とLINEアイコン。
…嗚呼、また夜を更かしてしまったのか。
もう何回目かわからない通話。
夜明け前の、淡い青空になるくらいまで通話することもしばしば。
なんでこんなに電話するようになったんだっけ。
…あ、そうそう。君が控えめな僕に何故か話しかけてくれて。
アニメの話とかで盛り上がって、LINEも交換して。
通話を通していくうちに、なんでも話せる仲になって。
君も、僕のことを心から信用できるやつだって言ってくれて。
でも…たまに。本当にたまに、君を殺してしまいたくなる。
いつか君が…僕のことを裏切って、嗤う日が来てしまうんじゃないかって。
今までの思い出が、すべて演技だと突きつけられるんじゃないかって。
そんな日がいつかくるのかと、話す度に怖くなって。
だからそんな日がくる前に、君を殺してしまいたい。
…きっと僕を信用してるのは本心なんだろう。
けど疑ってしまう。怖くなってしまう。
そんな僕を、君は友達と呼べるかい?
彼女が目を覚ますと、背中から恋人の温もりに包まれていることに気がついた。
眠りについた時、こんな状態だったかな?
彼女はそんなことを考える。
だが無意識でも、意識があった状態でも、今のように自分のだと主張するように抱き締められるのは嬉しい。
彼女は青年を起こさないように気をつけながらベッドを抜け出した。少し喉が渇いたので、冷蔵庫からペットボトルを取り出して、口に含む。
居間のカーテンを少し開けると、暗い空の端にうっすらと光が見え始めていた。日が昇りきるまで、もう少し時間が必要のようだった。
遠くに視線を送ると、ビル群の明かりがチラチラと見える。
住んでいる場所は、そんなに栄えているわけでは無いからこそ、グラデーションのかかった空と、ビルの光に心が奪われた。
すると、腰にするりと手が絡まる。同じタイミングで恋しい人の温もりが肩にかかった。
「居ない〜……」
青年は、なんとも気の抜けた声を発する。恐らく完全に目が覚めたわけではないのだろう。あるはずの温もりが無くなったことに気がついて、ぽやぽやの状態で探しに来た。そんなところか。
彼女は振り返り、青年を優しく抱きしめる。慣れた愛しい香りに心が落ち着いていく。
きっと彼も同じものが欲しかったのだ。
「起こしてごめんなさい。寝ましょ」
「うん……」
目をほとんど開けることない青年の手を引きながら、冷たくなったベッドに潜り込む。
身体を寄り添わせながら、瞳を閉じて意識を手放した。
おわり
一二〇、夜明け前
もう少し暗めの藍色、そしてアクセントにきらりと可愛らしい蜜柑色。
不安感に襲われた日にはよくこの光景をみるなあ。
もしかしたら私を励ましてくれているのかもしれない!
君はそう思わせてくれるね。
昔から君は私の話を親身に聞いてくれるから
私にとって1番の友達かもしれないね。
私がどこに行こうと君はいる。
時間は限られているけれど、
毎日は会えないけれど、
これからも私のくだらない話を聞いてくれるかい。
君は何も言葉を発しないけどね。
またすぐ会いに行くよ。
【夜明け前】
夜中に呼び出された
寂しいから来て欲しいと
話をしていると夜明け前になってしまった
そろそろ帰ろうとしたとき
彼が私にキラキラ光る指輪を指にはめてきた
お題《夜明け前》
悪夢が明けてゆく。
君の笑顔が光の海になる。
結び合った約束が、満開の桜を咲かせる。
君がついた嘘が、今、真実となる。