『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜明け前
また何も変わらない朝を迎えてしまった。
山ずみの問題は次の日に持ち越し、
自分は今日でもある昨日を思い返してまた後悔する。。
ああ、これから時間が経ってしまえばさらに
次から次へと問題が降ってくる。
今だけは何者でもない、ただ自分の事だけを考えられる。
おひさ
普通に今日文化祭だった。
友達と色んなところ回ったけど、やっぱ一番は……………、
ごめんほぼ覚えてないわ。
やる事がある友達のところに行って、めっちゃ虚無状態になって仕事してるのが面白かった。
夜明け前、あなたと居られる、景色はラストかな
また、だよね、知ってはいたけれども……。
何回も、何回も、夢で繰り返し見てしまうんだ。
夢じゃないって事も分かっている、けども……。
あの言葉は、嘘だったのかな…?なんでよ……。
"偽り、それは、今である。なんてね。"
"自分らしく生きてね。"
あぁ、感情がなくなったみたい。
辛いよ、うまくいかないことばかり、
知らなければ、よかったよ。
本当に。
今日はなんと13日の金曜
僕はいづとの待ち合わせに1時間遅れたが、いづは
優しく微笑んでくれたと思う
その後
いっぱい仕事をこなした、
やっと年金事務所の予約も入れた
よか日でした
#夜明け前
出来たてで一番綺麗な空気
いろんな人が吸って
いろんな人のため息が混ざって
重たくなる前の一番綺麗な空気
ほんの少し窓から顔を出して
寝起きの肺を驚かせるように
息を吸って吐いて
汚してしまったな
なんて思いながら
目に光が入る
今日を生きる準備をしよう
夜明け前
学生の頃のテスト前日を思い出す
ただでさえ一夜漬けなのに
朝までまだ何時間かある!って漫画を読んだり
よく分からないことに熱中したり
ハッと気付くと、いつも4時くらい
まだ何もしてないのにー!!
ってとりあえずノートや教科書を慌てて机に出して途方に暮れる
そして諦める
それが夜明け前
休日、夜明け前まで一睡もしないことがよくあった。
罪悪感と目の下が引きつる感じが後悔を表している。
目を閉じると昼に目覚める暮らしは充実していないように思える。
『夜明け前』
【始まりの中の終わり】
午前2時半。
私は小説を書き上げ、背伸びをした。
はぁっ。
疲れたっ。
ここ1ヶ月ほどずっと小説を書き続けていたので、かなり大きな達成感がある。
もう何もしたくない。
でも、まだ全体の見直しとか色々打ち合わせしなければいけないことがあるので、ここで気は抜けない。
でももう何もしたくないっ!
私はファイルを保存してパソコンを閉じた。
そして机に突っ伏した。
はあぁぁ。
小説書きたい…
さっきまで小説を書いていたというのに、何故かそんなことを考えてしまった。
こういうことはよくある。
私は、本当に創作することが大好きなんだろうなぁ。
そんな私が、いちばん好きだと思える。
小学生の時に「読書」という趣味に出会った私は、次第に小説家を志すようになった。
こんな物語があればいいのにな。
こんな人であれたらな。
その理想を押し付けるのに、執筆活動はうってつけだった。
しかし、世の中はそんなに甘くなくて、
「そんなんじゃ、小説家になれないよ?」
なんて言葉は腐る程聞いた。
「センスないね」
「まともな仕事ついたら?」
「いい加減現実見なよ(笑)」
そんなの、言われなくたって理解してる。
悔しいことに、次第にもう一人の私まで罵詈雑言を吐き出すようになった。
それでも、自分のセンスをYesと信じてやってきた。
この前、ちょっとした賞を受賞した。
芥川賞みたいな大きな賞ではないのだけれど、あるコンクールに応募して入賞した。
そのことを知って最初に思ったのは、
「ああ良かった、報われた」ということだった。
周囲の人に、自分に才能を否定され続けたけれど、
私は腐ることなく何年も努力を続けてきて、
そうして掴み取った栄光は何よりも眩しかった。
とはいえ、小説家で生計を立てるのは本当に難しい。
1回受賞したからといって、いきなり億万長者になれるわけではない。
小説家とは、そういう仕事だ。
現に、私は小説家以外にも副業を幾つも行っている。
そうしないと生き抜けることはできない。
それでも、自分が本当にやりたいことができるのなら、
これよりも幸せなことはないだろう。
しばらくぼうっとしていたらしい。
30分も経っているではないか。
もう寝なきゃ…
私はベッドでしばらく眠ることにした。
リビングから寝室に移動するとき、
ふと外の空気を吸いたくなった。
ベランダに出ると少し冷たい風が頭を撫でてくれた。
最近、少しだけ冷えてきたような気がする。
気のせいだろうか。
見下ろすと、若い二人組が歩いているのが見えた。
二人とも大きな荷物を背負っていて重そうだ。
そして仲が良さそう。カップルかな?
私は人間観察が好きだったりする。
他の人も、自分と同じように一喜一憂しながらも毎日を生きていることの不思議。
他の人の生活を想像することが好きだ。
しかしあのカップル、よくこの時間帯に出歩いているな。
私がここに引っ越して3年ほど経つが、この時間帯に外に出れば必ずあの人達と会っているような気がする。
なぜだろう。
そこで私の脳には様々な想像が流れ込んできたが、今は一旦シャットアウトすることにした。
今は睡眠が最優先、生活習慣には気を遣うべき。
私は中に入り、廊下を進み、ベッドに潜り込んだ。
目を瞑り、私は最後にこう思った。
夜が明けるときも、私は一日の終わりにいるのだろうな、と。
夜明け前
仄暗い空に輝く星と傾く月
燦然と耀く光のお出ましを待ち
暗闇に震える小さきものたちを励まし
暗闇に紛れる強きものたちを労い諌め
未だ見えぬ光にふかくふかく礼をして去っていく
貴方方の潔さと慎ましさがいつか陽の光を見るように
「シンの髪ってキレイだよねーっ!深い海みたいでとってもイイ」
シューさんが唐突に言ってきた。
「そうですか?ありがとうございます。でもシューさんの髪色も可愛いですよ」
窓からの風がシューさんの髪を梳く。
やはり日に透けるオレンジジュースのような綺麗な色だ。
彼女はへへっと笑って、ソファの上でごろごろした。
「なんでワタシがこの色にしたか分かる?」
「なぜでしょう…元々は違う髪色だったんですか」
シューさんは若干下を向いて考えるようにして、その横顔を一層強い風が撫でた。
「そう…だね、全然別の色だった」
彼女に過去のことを訊くといつもこの表情になる。
過去の顔だ。
「じゃあ、ポップな色だからですか?あるいは柑橘系の果物の色だからとか」
「ブブー違うねえ」
憎たらしい笑顔。
「正解は、朝焼けの色だからでした〜」
「朝焼けですか?」
夕焼けとかでもなく?
「そーだよっ!?ここの朝焼けってとてもキレイなんだ!」
次の日早起きをして、2人で朝焼けを見た。
濃く、しかし限りなく淡く淡く、踊るような泣いているような、青も白も桃も混ざって調和する世界のはじまりの色。
「綺麗だ…」
そう言って吐いた息は白く、空気に透けた。
「えへ、なんとなくいい日になる気がするでしょ。ワタシも無条件に世界は面白いかもって思える、そういう怪盗を目指してるんだ」
「良いですね」
彼女の髪は濃く、でも淡く淡く透ける朝焼け色をしていた。
オールでゲームしてたとき、新聞配達のバイクの音で夜明けを知る。
夜明け前
もっとも暗く
夜の闇に包まれている時にこそ
希望は見出すもの
朝が来ることの奇跡
【夜明け前】
夜明けというと思い出すのは、縁あって滞在したフィリピンの海辺。緊張か、環境に慣れなかったせいか、夜明け前に目が覚めて眠れず、まだ暗い海の様子を見に行った。
たまたま海からの日の出が見られる方角で。
ゆっくりと明るくなっていく空は、紫がかった淡い色合いで美しかった。そこに桃色が混ざりオレンジが混ざって、太陽が現れて。無音ではなかったはずなのに、とても静かだったと記憶している。
その日は寝不足だったけれど、異国の海で日の出を見られたのは良い経験だったと思う。
下手なりに写真を撮ったはずなのに、画像を紛失したのが残念でならない。
背中からそっと
夜空を剥がした薄皮で優しく包むから
不安も期待も抱いたまま
一歩前へ
進め
(夜明け前)
夜明け前に最近起きてる私。
高校生なのに8時間睡眠してる今日このごろ!
流石に授業中も眠くない!肌の調子もよい!
ただ課題は終わらない✩
最高❣睡眠しか勝たんです♡♡
夜明け前
夜明け前の静けさが心地よい。
張り切りすぎて、設定していたアラームよりもずっと早くに目が覚めてしまった。
まだ外は暗いけれど、部屋の中は温かい光に包まれている。
僕は彼女のために作った朝食をテーブルに並べながら、心の中で小さく笑っていた。
仕事人間である彼女の朝は早く、僕の目が覚める頃には居ないのが当たり前となっていた。
仕事の準備だけでも大変なはずなのに、彼女はいつも僕に朝食を作ってくれていた。
僕は胸がいっぱいになるくらい嬉しかった。
けれど彼女は「冷めたご飯しか出せなくてごめんね」なんて悲しい顔で言うものだからとても申し訳なくなった。
だから今日からは、僕が君に朝食を作ろうと思う。
君みたいに上手くは作れないかもしれないけど、休日に練習する予定だから今日は許して欲しい。
そんな事を考えながら食器を並べていると、優しくゆっくりと寝室の扉が開いた。
出てきたのは、目を擦りながら驚いた表情でこちらを見ている彼女。
その顔を見るだけで僕の心臓は高まっていた。
「おはよう。」
これから毎日、彼女との時間が増えるのなら早起きも悪くないかもしれない。
夜明け前の午前5時。
静かで落ち着く、すっきりした朝のひととき。
この時間をぐっすり眠って過ごすか、
朝のストレッチや勉強タイムにするか、
趣味を楽しむか、
この時間の過ごし方には、その人の色(個性)が出る。
今日の明け方の空は何色ですか?
払暁の奇襲だ。
戦に限ったことではない。
あらゆるものの夜明けを見極めて勝ちとれ。
#夜明け前
何も考えなくたって生きていけるのに
なにか考えなくちゃ生きてけない。
そんなことは無いけど
「タンデムシートはシングルに取り換えた」
こんな歌詞から始まる歌がある。
クレイジーケンバンドの「カフェレーサー」だ。
この歌の最後は、「夜明け前が1番暗い」と歌っている。
そう、夜明け前は本当に1番暗くなる。
そうは言っても、夜明け前って実際何時の事なのだろう?
太陽が覗く瞬間?うっすらと明るくなってきたのを感じた時?
多分どっちも違う。
自分が思う夜明け前は、そのまま、1番暗いと感じた瞬間だ。
それは、毎日感じ方が違う。もう何時でも構わない。
夜明けは必ずやってくる。その前の一瞬、夜明け前を今日も感じる為にカフェレーサーに跨って夜を走る。
(夜明け前)