『夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜の海
夜の海はすぐ想像できないけど
夜の湖は見たことがある
辺りに街灯もなくて
曇りで月明かりもなくて
陸との境目も
空との境目もわからなくなって
どこまでが自分の体なのか
どこまでが自分なのか
わからなくなった
真っ暗闇
私はたったそれだけで
自分を見失ってしまうんだな
夜の海って落ち着くよね
吸い込まれそう
ちなみに崖から××するなら
頭から逝くのがいいらしいよ?笑
夜の海は怖いよ
河童が出てくるかもしれない
幽霊が出てくるかもしれない
恐竜が出てくるかもしれない
だから夜の海には行きたくない
海を楽しむなら昼間に行け
昼間に行ったほうが楽しい
まぁ、昼間に出てくる可能性もあるな
気をつけてな
遠くで汽笛が鳴っている。
やおら底を覗き込めば思わず吸い込まれてしまいそうな真っ暗い輝きを放つ。
海はキラキラ凪いでいた。
どんなものも優しく迎え入れてくれるような静けさにA子はうっとり目を閉じる。
頭の中ではひたすら騒がしいのに眼下の景色とはまるで真反対。
嗚呼、ここだ。ここが私の居場所。やっと見つけた。
ただいま。
胸の高鳴りと共に彼女は一歩を踏み出した。
目を閉じて、夜の海を想像する。
真っ暗な中、波の音だけが聞こえる。
引きずり込まれそうな闇。
怖くてたまらない。
このとてつもなく大きな暗闇は
わたしの中に膨らんだ闇を飲み込んで、
ちっぽけな存在にしてくれる。
ぐだぐだと考えるのはやめよう
「夜の海」
真っ白な月明かりが水面を照らす
揺らめく光の道を歩いて
ずっと遠くの星にまで行ってしまえたらいいのに
無意識にオールしちゃったよねって話
深夜3時過ぎになってようやく眠りに着こうとリビングから2階の自室まで足を運びベットに腰掛ける、手元にスマホがあったから眠る前に少しTwitterでも見ようと、画面をスクロールしていたら夜が明けていた。
ずっとスマホの画面だけを一点凝視していた私は、ようやく顔を上げ辺りを見回したら空の色が鮮やかな青みがかった色をしていることに気づいた。
夏場のはずなのに涼しい空気が漂っている事が、窓ガラス越しでも感じられた。
早朝の空気を味わうのは何十日、いや、何ヶ月ぶりだろう?
じんじんとうさったらしい夏の日差しが照りつける昼間とは違って、爽やかだった。
今ね。いとこが家に来てるの。月曜日から来てるんだけど昨日喧嘩(?)をした。絵を描こうって言われたから絵を描いてたんだけど。私はバラを描いてたら「キャラクターを描いて」って言われて「なんで?」っていうのを何回か言ってたんだけど、そしたら「キャラクターを描かないなら消すよ」と言われて「別にいいけど」って言って正直いいよとは言ったけど消してほしくなかったんだよね。ここ最近で1番って言えるほど上手く描けてた。私よりいとこのほうが上手くて、美術の成績2のやつが上手く描けるわけなくて普段からも描かなくて、誰かに描いてって言われてもごめんなさい描けません。と断ってきた私。そんぐらい絵に自信が無くて。それでもバラの絵は上手く描けたの。自分でもわかんないけれど、嫌なことでもいいよって強がっちゃうところがあって私のほうが2つも年上なのに私のほうが子供っぽくってあなたの事が羨ましく思う事がたくさんあるの。謝りたい。けどなんて言ったら…って考えてる間にもう朝の5時20分だ。寝れなかった。いつも、いくらでも沈んでしまう夜の海。
ねぇ置いてかないで
一緒に連れて逝って
僕に生きて欲しいなら
一緒に帰ろうよ
_夜の海
→名作探訪 第223回
珈琲焙船『夜の海』の『ヨルノウミ』
珈琲焙船『夜の海』は、大きな外輪を船の側部に持つ外輪船だ。そのシルエットは巨大な手廻しコーヒーミルのようにも見える。
店名を冠するオリジナルブレンド『ヨルノウミ』は、珈琲好き垂涎の一杯として知られている。異なる四季の夜の海に落ちた星々を丹念にハンドピックし焙煎。純度の高い星々のかぐわしい香りは遠い宇宙を想起させる。抽出する水にもこだわっており、焙煎度合いにあわせた深度の塩抜き海域水を使用。同海域にセイレーンが多く生息することから『ヨルノウミ』の余韻は長く、しばしば耳に妙なる歌声を残すため、車の運転など眠気覚ましには不向きである。
住所不定
電語番号なし
テーマ; 夜の海
2X1X年
夜の海は好き、私だけの世界で安心するから
2X3X年
夜の海は好きよ、貴方と二人なことがよく分かるから
夜の海は、誰もいないから
泳ぎ放題よ!
ザパァーン!
「……人魚」
・・・・・
チャポン
「あ、逃げた……」
人間いたァ!?!
明日ならいないはず……
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
チラ
……またいる
自由に泳げないじゃない!!!
……そうだ!
……怖がらせればもう来ないんじゃない?
「?」
ザパァ!! 食べちまうぞー!!
「ふふ、可愛いですね」
(か、可愛い////?!?)
「私は別に君を捕まえようとか
思ってないから安心してください……」
…ほんと?
「あと、これ、やっと返せますね」
私の髪飾り……!
なくしたと思ってた!
あ、ありがとう……
「いえいえ、見つかってよかったですね…」
「では、これで……」
まって!?! がしっ!
「?!」
えっと、えっと、あ、貴方なら別にぃー
見られてもいいわよ//// モジモジ
(優しい人間もいるものね
べ、別にす、好きとかじゃないけど…ね)
「……っ////」
「本気になっちゃうじゃねぇか//(ボソッ)」
なにか言ったかしら……?
「いいえ?何も?」
「(ぜってーに、惚れさせる……)」
夜の海
海辺の夏の夜。
君と二人で、浜辺を歩く。
私達の頭上には、
煌めく夏の星が瞬き、
眼の前に広がる暗い海の上には、
青白い月が、月の光の道を作る。
夜の海を見ていると、
その深い青闇色に、
吸い込まれそうになり、
このまま夜の海の波間に、
消えてしまいたい。
そんな想いに駆られる。
この衝動に抗わなければ、
私は楽になれるだろう。
だが。
繋いだ君の手の温もりが、
私をこの世に繋ぎ止めていた。
ふと、
貴方が一緒に居てくれるなら、
私は何処へ行っても幸せです。
そう言って、君は微笑んだ。
私は、繋いでいた手に力を込めた。
例え二人の身に何が起きようとも、
君の手を決して離さぬ様に、と。
夜の海は、静かな波の音を立て、
そっと、私達を呼んでいる。
…そんな気がした。
愛されたかった事を知って愛していた事を知りました。
夜の海は真っ暗で荘厳でまるで
足元に広がる宇宙のようで
寄せては帰す波はまるで
私を呼んでいるような、または
追い返しているような様子で
ただ静かにそれを繰り返していました。
海が家から遠くで良かった、少しは冷静になれたみたい。
膝を撫でる波が私に追い縋るように重く感じるのはきっと
その証拠に違いないと思うのです。
夜の海は変わらず、静かにこちらを見つめるだけでした。
冷えた足で砂を踏み歩き出す私の背中を見つめていました。
「綺麗、、、」
1人ぽつりと呟いた
そこには
夜の海に浮かぶ綺麗な蛍が
水を覗くと海月がそこに
満月を背景にとっても綺麗な光景がここに
「夢みたい、、、✨」
そう、、、1人呟いた
もうすぐ終わるこの世界に、、少し寂しさを感じながら
「脈、安定しません!!」
「血液が止まりません!!」
夜の海沿いの病院で1人の少女が運ばれた
まるで、、、眠ったような表情をしながらも
体は血塗れな少女が、、、
お題『夜の海』
誰もが寝静まり、波の音がよく響く。
少しむせかえるほどの潮の香り。
足元を照らすのはあまりにも儚げな月の光のみ。
砂浜を歩き、足跡を一つひとつと残してゆく。
あぁ、これだからやめられない。
目の前に広がるのは、月はもちろん星の輝きさえも反射する海。
『夜の海』だ。
__夜の海__
形骸化した砂の城
彫まれた地上絵
誰かの忘れ物
境界線なしの星空模様の真っ黒沼
懐かしい香りと
夏の音
人工的な光をあびて
屋上のフェンスにもたれていた
どこもかしこも、空が狭い。
煙草に火をつけて、パーカーのフードを被った。
自分だけが辛いように見えるように。
孤独に見えるように。
見知らぬ誰かへのアピール。
「だる……。」
今日という日の延長が明日になったのは
いつの頃だったか。
毎日を千切っては捨て、千切って捨て。
そんなことを繰り返したせいで
自分までゴミみたいだな、と思うようになってしまった。
そのくせ、誰かに必要とされていたいし
愛されたいし、見つけてほしい。
空は狭いし、暗い。
星のひとつも見えない。
帰ろう。
生きる場所はここじゃなかった。
コンクリートよりも、砂がいい。
空は広くて、星が見えて。
月が反射した水面を見ながらの一服も
きっと悪くない。
孤独は波音で消すんだ。
夜の海はなんでも包み込んでくれそうな気がして好きだ
もう終わりでいいか。
貴方の瞳は夜の海。そこに浮かぶ光は月の光に透ける海月のように、ゆらゆらと揺れ動く。その潤む深い濃紺をずっと見ていたくて、その光を私だけのものにしたくて。不思議な引力を秘めたその瞳に惹き付けられて動けなくなってしまうその前に。小綺麗な箱のなかに閉じ込めて、中を静かな濃紺で満たしましょう。小さな夜の海の中でゆらゆら浮かぶ海月を眺めながら満足した私はうとうと夜の海へ船を漕ぎ始めた。