夜の海』の作文集

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夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/15/2024, 10:54:32 AM

波の静かな、月下の元

凪いだ水面は、眩く星空を優しく揺らす

そんな光景を眺め、「綺麗だな」なんて呟きながら

潮風に背中を押されるままに、一歩一歩と歩みを進めた

耳の痛くなる様な世界から、逃げ出してしまう為に

--二作目--

星月を映し揺らす海

それを、ただ静かに見詰める、貴方の横顔


―――嗚呼、ダメだ


僕は貴方を、後ろから思いっ切り抱き締めた

今此処に居る事を、確認する為に

夜凪に攫われ、泡となって、消えてしまわぬ様に


#夜の海
388作目

8/15/2024, 10:51:54 AM

夜の海を見渡して
このままどこかに流れて行けたならと思ってしまった
ここにいたくない
どこにもいたくない
君に会えないなら生きていたくはない
流れた涙が海に混じって涙色が広がっていく
夜の海を見ながら流した涙は
きっと君には届かない

8/15/2024, 10:51:34 AM

夜の海といえば
月に照らされた穏やかで幻想的な景色を連想する
喧騒とは無縁のとても静かな世界

けれども海の中では
そんな幻想的なイメージとはかけ離れた
激しい自然界の攻防が繰り広げられている

食うか食われるか
食うか飢えるか
逃げ切るか食われるか

昼も夜も関係なく
海の世界は常に生きるための戦いで満ちている

そんな海の中に思いを馳せるのも
たまには悪くない

8/15/2024, 10:48:17 AM

題 夜の海

静かな夜の海

無償にきたくなって。

夜の電車を乗り継いできちゃった。
他の人から見たら、危ない人かな?
若い女性一人で夜の海なんて

でも、ただ、見に来たかったんだ。
普段から海をみるのは好きなんだけど、夜の波の音をただ、聞いていたかった。

癒やされたくて。

この波の音が大好きで、癒されるから。

私が大きな岩に座って静かに波音に聞き入っていると、携帯の着信音が鳴る。

出ると、焦った彼氏の声が聞こえてきた。

「カナ?!どうしたんだよ、急に夜の海行きたいってメールしてきて、本当に夜の海行ったのか?」

「うん、今夜の海にいるよ」

私がそう言うと、彼氏の声のトーンが何段階も上がった。

「何してんの、一人で行ったら危ないでしょ?!すぐ行くからどこにいるか教えて!!」

「う〜ん」

私は満月と波音を聴きながら一瞬迷った。
今日は一人でいたい気分なんだよなぁ。
彼氏にメールなんてするんじゃなかった。

「え?どこにいるの?聞こえない」

彼氏がたたみかけるように言ってくる。
心配してくれるのも分かるけどなぁ・・・。

「じゃあ約束して、私、静かにこの海を楽しみたいから、来ても話しないで静かにしててくれる?」

「・・・カナがそうしたいならいいよ」

若干不満気な彼氏。でも、良かった。納得してくれたみたい。

「分かったよ、それじゃあ、言うね・・・」

私は海岸の名前を告げる。

そして、電話を切ると、空を見上げる。
星と月が綺麗、そしてなんと言っても夜の海の魅力。
暗い中ざぁざぁと流れる波の音が私の心に響いて、癒しに癒される。

ああいったものの、彼氏が来たら無言ってわけにはいかないだろうし、今のうちにこの静かな時を楽しもうっと。

私は心を静かに落ち着けて、波音のヒーリング効果を堪能したのだった。

8/15/2024, 10:47:02 AM

波の音が聞こえる。

向こうの空は薄紫だ。

てっぺんのほうは黒っぽい。

粉みたいにさらさらの砂浜に寝っ転がって見上げると無数の星。

チカチカと光るあれはたぶん飛行機。

スイッ スイッ

流れ星たちが流れてく。

ジュッ ジュッ

海に落ちたらきっとこんな音がする。



「夜の海」

8/15/2024, 10:46:40 AM

「本当に人間は勝手なんだから」

「あー、はは。なんかごめんね」

 真っ黒な海を月が照らす。打ちよせる波が月光を反射しては消えて、また光る。なんてことのない夜の海だった。
その中で異質なのが彼女だ。正直、彼女と呼んでいいのかも分からない未知の存在である。

「あの人はわたしのこと忘れちゃったのかな」

 潮焼け知らずの髪と肌は真っ白で、月の光を浴びて一層輝いてみえる。すらりとした上体は人間の女性であるが、問題はその下。人間ならば脚があるはずのそこは鱗に覆われた魚の尾であった。
 ひらひらと金魚のような大きなヒレが華やかだ。水面を打って飛び散る雫がまるで彼女を引き立てる宝石のようで、つい見入ってしまう。

「毎日欠かさずわたしのところに来てくれたんだよ」

 キャッキャと女子高生のようにはしゃぐ姿は可愛らしいが、なんとも人間臭い。もっとこう、童話に出てくるような人間とのズレや伝説のような恐ろしさがあると思っていたのに。

「ねえ、聞いてるの」

 もちろん聞いている。毎晩同じ話をされていい加減聞き飽きてはいるけども。
よくもそんなに語れるものだ。もう何十年も前のことを、とっくに終わってしまった恋心を、何もかも知っているはずなのにどうして。

「じいちゃんが好きだったんだね」

「ちがうよ。『だった』じゃなくて好きなの」

 今でもね、と。俺の目を覗き込んで微笑んだ。
何かを探るように、懐かしむように。俺を通して別の人間をみている。

「俺なら…、いや、何もない」


―――人魚の目をみるな、魅入られるぞ


 じいちゃんの言葉が頭によぎる。月の明るい夜、海に面した窓や戸を閉め切って誰一人外をみることも出ることも許さなかった。
 今になってわかる。あの言葉は本当だった。
もう俺は魅入られてしまった。人間に恋をした人魚に魅入られている。ずっと、ずっと。


                【題:夜の海】

8/15/2024, 10:46:29 AM

夜の海



行ったことは
ないけれど




たぶん



黒い

8/15/2024, 10:46:09 AM

「夜の海」


僕の手を引いて海に入る

夜の海は月明かりが水に反射して

幻想的な空間に変える

「冷たいね」なんて当たり前でしょ

このまま君と海月のように溶けられたら

"幸せだね"

8/15/2024, 10:45:38 AM

#夜の海

静かに寄せるその波が
ざわめきや不安を連れ去ってくれればいい

肌を滑る汐風に乗せて
すべて洗い流してしまいたい

果ての見えない夜の海

炎のようにゆらめいて

すべてを包み込んでしまえ

8/15/2024, 10:45:23 AM

昼間の賑やかさとはかけ離れた夜の海は、さざ波の音だけが響いていた。
「静かだなぁ」
月や星が出ていればロマンチックだったのだろうか。この磯臭さに慣れていればもっと美しく見えただろうか。隣に好きな人がいればさみしくなかったのだろうか。
「私にはこれくらいが丁度いいや」
光の無い夜に、慣れない匂いを胸いっぱいに吸い込む。独りきり、ただ静かに。

8/15/2024, 10:45:00 AM

夜の海

波音が際立つ
白波も闇に染まる
鳥も寝静まって灯台だけが存在を主張して明滅する
夜の海 
練り歩くには危険だけど
吸い込まれそうなくらい穏やかで
掴めないから浸りたくなるくらい危険


お盆の日には
船で送ってさようなら
線香花火で競争をするには
寄せては返す波が風を運んでくる

8/15/2024, 10:44:46 AM

【夜の海】
海の音が静かで暗い夜に
響いてる

心地よい音でリラックスできるけど
時には
暗い波に連れ去られそう

8/15/2024, 10:44:45 AM

昼間の穏やかな顔と、がらりと
変わって、
真っ暗で何も見えないけど
微かにきこえる波音に耳を傾けながら
僕は眠りにつく
明日は仕事だから、また頑張ろう

夜の海/夜凪

8/15/2024, 10:44:39 AM

夜海とは何ですか?
夜の海。
夜海(やかい)とは? 意味や使い方 - コトバンク

8/15/2024, 10:44:34 AM

ある日わたしはヒーリングを受けた。根源の愛につながって、骨にその0のエネルギーを流してもらったら、今まで溜まっていたエネルギーが自然と体から流れだしてきた。指や腕がくるくるまわったり、、首が八の字をえがいたり。目を閉じて八の字を描いている自分の髪の毛とベッドがコスれる音は、まるで夜の海の繰り返すなみのように一定のリズムを刻んでいて、すごく心地よくて、からだが喜んでる、解放された瞬間だった。

8/15/2024, 10:43:30 AM

月泳ぐ
紺の水面に
影二つ
夢を語るる
午後十一時

8/15/2024, 10:41:57 AM

お題:夜の海

夜の雰囲気は落ち着くのでいつか夜に海行ってみたいな。1人では怖いけど笑

8/15/2024, 10:41:23 AM

夜の海。


その暗い空と黒い海の狭間に誘(いざな)われるように。
わたしは波打ち際へと立った。

君の顔が浮かんだ。

先ほどまで穏やかな顔を見せていた海に途端に恐怖を感じて
わたしは思わずあとずさった。

そこから先の記憶はない。

気がつけば、太陽が顔を出していた。

8/15/2024, 10:41:14 AM

「夜の海」

夜の海の、まっくら。
夜の海の、底の底の、もっとまっくら。

そのまっくらな海の底で、私はバスに乗っている。
たったひとりで膝をかかえて、壊れたバスに乗っている。

だあれもいないまっくらな、ほんとうは、よるかどうかも、わからない海の底で、

たったひとりでバスに乗ってる…

バスのライトは生きている。
なぜだか灯台の灯りのようにぐるぐる、ぐるぐる回りながら、

古代の魚の大きな骨の連なりが、
ぎゅるぎゅる、ぎゅるぎゅる回っているのを灯りの中に捕まえる。

私は怯えて肩を抱き顔を膝にもっと埋める。

これをごらん?と言って来るような灯りの中から目を反らして、ぎゅうっと目を瞑ったら…

…目が覚めた。


全身から力が抜けた。ホッと息をついた。

8/15/2024, 10:41:09 AM

夜の海に霞むあなたの影。
追いかけても、追いかけても、離れていく。
思い出しては、目から滴が落ちる。
遠い海の端と空の端の境界は曖昧だ。
そんな空と海の中に煌めく星々。
そのどれかに君を感じた。

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