『夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【夜の海】短編③
少女はひとり
夜の街をゆるり
ヒトケの無いところに出まして
古い街灯がチカチカ
淋しい道を進みますと
風がさわさわと道案内
夜の海が見えました
月は少女をやわらかく照らし
波はざわざわ揺れました
夜の海は静かで暗く
穏やかでどこまでも
優しいのでした
少女はひとり
砂浜にふわり
やがてゆっくりと
闇に沈みました
深夜、彼と抜け出してツーリングに行ったことがある。
そこで初めて夜の海を見た。
何もかも飲み込んでしまいそうな、昼間は隠れている恐ろしさ。
暗くて深い波の上に月の光だけがゆらゆらと輝いていて。
聞こえてくるのは横を通り過ぎる風と波の満ち引き、バイクが放つ騒音。
肌寒いのにどこか心地よいその温度は、月が綺麗な夜空を見ると今でも思い出す。
【夜の海】
夜の海。
あの日君は「またいつか!じゃあね!」
と言って溶けた海。
ぼくはこの場所が好きじゃなかった。
だけど、今は君がいる気がしてすき。
『夜の海』
美しい夜空と海で心が癒される。私は学校で辛いことがあったけど夜の海を見たらそんな事どうでも良くなっちゃった
夜の海
夜の海ってなんか綺麗だよね、
周りはしーんとしてるけど
海だけは音を出してるとか
ほんとにすてきだとおもう。
初めて2人で行った
夜の海
暗いけど
静かで心地よい波の音
ずーっとみてたかった
穏やかな波
幸せな時間だったなー
今頃気づいて
悲しくなってしまった
砂浜
海
夜
鳥居
花火
海上の上に鳥居があって
花火が上がってる
そんな神秘的なイラストを書いている
まぁ好きで書いてるわけじゃないんだけどね
お題 夜の海
夜の海ではないが、子供の頃【夜の川】を怖いと思った事がある
昼のその川は、全く怖くなかった
むしろ、【見える】からこそその川や川のそばの汚さがよく目立っていた
怖さのカケラもなかったのが、昼の川の印象だった
だが【夜の川】は違った
何かに引き込まれるかのような、何ともいえない恐ろしさがあった
その先に行ってしまえば、2度と戻ってこられないような、そんな恐ろしさがあったのだ
川でも夜になれば、これだけ怖さ恐ろしさがあるのだ
【夜の海】になんて行きたいなんざ思わない
いきなり、
今夜、海に行こうだなんて
どーゆーつもり!?
貴方と心中をしたいのです
静かな夜
綺麗な海
眩しい星
美しい君
心中、しよっか
『夜の海』
水面に映る月。
響く波の音。
水の音ってね、
人の心を
浄化してくれるらしい。
だからわたしは
苦しくなった時
辛くなった時
よく海に行く。
そしたらね、
心が何故か
少し楽になる気がするの。
波がわたしの心の
苦しさや辛さを
その時だけ
さらっていって
くれるのかな、、、
夜の海
二人っきり海辺を走る
あなたの走っているのを
見ると 涙が出そう
愛しているわ 愛しているわ
どこまでも 追いかける
お題《夜の海》
夜が還るまで。
幻想と現実の狭間を彷徨う。
夜は言葉を走らせる。
淡い水彩の海のノートに、想うままに言葉を描き殴る。
最近入ったアンティーク雑貨専門のお店で、すてきな万年筆を見つけた。希少な木からつくった一点ものと言われたら買うしかない。それから深蒼という、珍しい深さの蒼とかいうインクを買った。
子供の頃なりたかった夢のカケラを夜になると、想い出す。
絵本作家の夢は、夜の海から始まって。
悲しい時姉さんが夜の海へ、ドライブに誘ってくれたのだ。
「夜の海には、月光くじらが希(まれ)にやってくるの。そのくじらはね、月灯りが食事なのよ。気分がいい日は星屑を吹きだすの」
姉さんは画家で、夢のある絵を描くのだ。
姉さんの部屋には木漏れ陽がさし、木漏れ陽の海にキャンパスがあるようだった。カラフルなお菓子の入った瓶に、たくさんの画材と本。
ずっと、魔法使いだと信じてたんだよね。
今でも夜の海を想い出すと、描くのは姉さんのいる美しい世界。
ぼくは今海辺にいる
星が瞬き波が揺れている
僕の隣には友人がいる
彼はもうすぐいなくなってしまう
悲しくて涙が出てきた
その時友人がこう言った
[またね]
ああ…
行ってしまった
月はとても輝いていた
🍀夜の海
夜の海…
月明かりに照らされて水面がゆらゆら、きらきら
夜の海…
ザァッーという音の元、一足飛び込めばゆらゆら、ぷかぷか
夜の海…
2つの宇宙が広がる、上は、きらきら、下も、きらきら
海より深いものはなんだろう
海より広いものはなんだろう
先生と行く海はどうだろう
楽しいかも?
嬉しいかも?
恥ずかしいかも?
夢のまた夢。
私は大いなる海を目の前にして足を竦ませる
「夜の海」
ベランダに立つとね幾数千、幾数万の星達が泳いでる
ちかちかと微かな光を発してお喋りしてるんだ
楽しそうに、時に辛そうにね
吸い込まれそうになるんだ
それはとても心地よく
僕らが地上の一つの星として生きているのなら
昼間に隠しているリアルな悩みが夜に浮き彫りになって
闇夜に謙虚に表れるのかもしれない
夜に孤独な海を それでも
懸命に生きていこうと足掻いて
寂しさから人を求め互いの傷を舐めあい
或いは
一人静かに反省会なんかしてるんだ
そう思うとね
夜の海は嫌いじゃないんだ
悩みに大小なんて関係なく
みんな何かしらを抱えて生きていこうとしてる
だから
こんなに心地よい安心感が生まれてくるんだろうね
吸い込まれそうになるのはきっと
私の意識が飛んでるのだろう
夜の海に
だから 次の日も頑張ろうって気持ちになるんだろうね
大丈夫
私は独りじゃない
みんなも独りじゃない
夜の海。
真っ暗。何処までも真っ暗で、何も見えない。
車のライトだけが明るく照らしているが、
エンジンを止めてしまえば、一瞬で暗くなる。
ドアを開いて外に出れば。
むわっと生ぬるい湿った空気に、海の匂い。
防波堤を踏む感触は、昼間の暑さを伝えてくる。
ざざぁっと打ち寄せる波の音。
引いて押してを繰り返す。
見えないけれど、確かに音で伝わるのだ。
目の前に、海がひろがっていること。
別に、夜の海に来たかったわけじゃない。
海を楽しむなら、青く、水平線が続く海を見たい。
そのほうが、色んな色を楽しめる。
遠く近くの海の色、打ち寄せる波と泡。
砂と岩に、コンクリート。沢山の生き物たち。
また、明るい時間に来てみようか。
昼間の日差しは、痛そうだけれど。
遠くの方。海岸沿いの空の上。
ピカッと、何か光って消えて、
どぉんと、遅れて音が響く。
あぁ、始まった。今日は、隣町の夏祭り。
ちょっと大きな花火があがる。有名では無いけれど。
海の近くであげるから、海に来たら見えるんだ。
波の音を聴きながら。
小さく見える、花火を見つめて。
いつもと違う、夏の夜。
夜は必ず1回は決まった時間に起きる
そして、決まって海に行く
夜の海はとても綺麗で静かだった
誰もいない
夜の海は私だけの場所
私の大好きな空間だった
夜、
海岸線をただあてもなく
車で走らせていた。
田舎なものだから外灯も少ない。
月の光と車のライトが頼り。
カーラジオを消すと
波の音。
波の音は
母親の胎内と例えられるらしいが
だからなのか、
懐かしさを感じる。
暗い、暗い中、
それでも安心できる
守られている、安堵。
ドライブは、終わり。
家に帰ろう。
お題 夜の海
夜の海
夜の海は、とっても静か…。
さっきまで、ワイワイしていたのに、
静か…
私の心も、静かで…。
最近は、テンションが低くなってしまっている。
どうしよう…登校日にバレちゃうな…。
辛いって言いたくないよ…。
バレたくないよう…。
私は、そうして、
笑顔を毎日偽っている。
自分のばーか
夜の海
1人夜風を感じながら…
夜の海へ…
自分はどうして
生まれてきたのか
なぜ、ここにいる
のか…
漠然と疑問に
考え更けっている…
時間だけが経っていくの
…
でも
目を閉じて…
波の音に癒され…
心地よい風にまた
癒される…