『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夏が好きという人たちは、今年初めに夏でやりたい事を頭に思い浮かべて見てほしい。
ちなみに、私はプールに入りたいと思っている。一概にプールと言っても、自宅でのプール、施設でのプール、市民プールといった種類があるが私は自宅でのプールが好きだ。
理由としては、家族でプールの水を使って水鉄砲で水を掛け合う遊びがバカらしくて楽しいからだ。
だから、夏が本格的に来る前にダイエットして理想の体型に作り変えようと思う。
遊ぶだけならダイエット必要ないと思うかもしれないけど、理想の自分でいられる時間って私達が思ってる程長くはないからね。
一緒に、どう?
お終い
夏
最近の夏は暑い。
耐えられなくなっている。ちょっとでも暑いって思うと暑くなるんだろう。
今年は程よい暑さならいいのに。
一昨日の晩に、TVで映画音楽がしていて『オズの魔法使い✨』のオーバーザレインボー🌈がかかっていた。
再び、夢を見ようと思った_φ(・_・🌈
昨日、お昼にヒルナンデスで『真夜中のマリア』がの曲が使われていた💦
私、また、だらけている頑張らなきゃと、思わされた。
ちょっと、メッセージのような気もして怖かった……。『あんず、トマンナヨ』😱
大きく捉えて、先ずは頑張ろう(。>﹏<。)♫
あんずや夏音ちゃんや陽葵ちゃんや高橋悟君や木田君や苺先生やレイン君やもも先生やーー先ずは、ページの向こうのみんなに会いに行こう🎵
そしたら、多分、物語は、動き出すはず🎵
『真夜中のマリア』さま、ちょっとだけ待っていて下さいネ(=^・^=)🎵
畏れ入ります。💦でも、迷わないように貴女を描けるように私は、精一杯に頑張るつもりです🎵
言い訳はもうしないでおこう〜_φ(・_・
終わり
暑い。日に焼かれた肌に汗が流れる。音量を上げたラジオから遍くへ知らす声が、数多落命を抱え日 と一幕の終わりを告げる。空は抜けるように青かった。
『夏』
ふと鉛筆を走らせる手を止めて外を見た。
縁側の向こうに見える田んぼの畦道を見知ったおじさんが自転車で通り抜けていく。
夕日が当たる田んぼにはいつの間に作業を終えたのか、誰もいなくなっていた。
冷蔵庫を開けて昨日から冷やしておいた2ℓのサイダーを取り出す。
ペットボトルのキャップを捻ると、パキッという心地よい音が鳴り、炭酸が抜ける。
食器棚からガラス製のコップを出して、その中に氷を入れる。
コップが充分に冷えたところでサイダーをそそぐ。
しゅわしゅわと音を立てながらコップが透明な液体で満たされていく。
一杯分のサイダーを注ぎ終えたところでペットボトルの蓋を閉め、冷蔵庫にしまう。
机に戻ってしばらく経つと、コップは汗をかき始める。
いくつもの小さな泡が下から上にのぼっていく。
涼しげなその光景を見ているだけで体温が数度下がった気がした。
キンキンに冷やされたサイダーは口に含むとぱちぱちと弾け、舌の上に軽い、爽やかな痛みをもたらした。
その痛みが癖になり、一口、もう一口とサイダーを飲む。
満杯にあったサイダーは、いつのまにか半分以下にまで減っていた。
扇風機の作動音、サイダーの泡の粒が弾ける音、氷が溶けてコップにぶつかる音、外から聞こえる蝉の声…。
様々な音に包まれながら再び鉛筆を走らせる。
溜まりに溜まった宿題は果たして今日中に終わるだろうか。若干焦りを感じて冷や汗が頬を伝う。
まるで嘲笑うかのように氷がカランと音を立てた。
染み入るような蝉の声
照りつける太陽
身体を灼く熱線は、いつの間にか肌を焦がしていく。
湿気を伴う土の匂いは、夏の到来を感じさせる。
ラジオから流れる陽気な音楽が、にわかに心を弾ませるのだ。
「夏といったら、何が思い浮かぶ?」
冷房の効いた部屋で涼みながら、私は彼に聞いてみた。夏にはたくさんイベントあるからなぁ、やっぱりお祭りかなぁ、とぼんやり考えていると、彼は答えた。
「うーん、スイカですかね?あとはかき氷とか」
「食べるのが好きなあなたらしいね」
一瞬拍子抜けしたが、そういえば彼はたくさん食べる方だったとすぐに納得してしまった。
「そういう貴方は何が思い浮かぶのですか?」
「やっぱり夏祭りかな、花火を見たり、屋台でいろいろ食べたり…」
「貴方も食べる事を考えているじゃないですか」
彼にそう言われて、はっとした。そしてお互いに笑いが込み上げてきて、私たちやっぱり似たもの同士だねと笑いあった。
テーマ「夏」
縁側に
吹き抜けて来る
青田風
毎食並ぶ
胡瓜とトマト
【夏】
夏
私は夏が好きだ。
なぜなら、映えるからだ。
例えば、木々の緑。青い海。色鮮やかなかき氷。ギンギンに光る太陽があると何でも映える。
だから私は、夏が好きだ。
夏
夏休みはやってみたいことがたくさんある。
映画を見たい。本を読みたい。服を買いたい。とか
でもやっぱり、好きな人と花火を見に行きたいな~!
できたらね、告白もしたいと思ってる。
あゝ美しい風。清い旋律のよう。
これがいつか走馬灯になるんだものなあ、
火葬場の裏で水飲む青い蝶 煙草喫みつつ眺めてた夏
題目「夏」
『夏』
今年もこの季節がやってきた。
毎年、毎年、やりたいことが沢山あるのに出来ないこの季節。
そう!【夏】
今年は何をしようかな〜と考えていると
「何、ニヤニヤしてんの?」
「な、なんだよ。いいじゃんか〜ニヤニヤしても」
「まぁ〜そんなことはどうでもいいんよ」
「どうでもいいって笑」
「今年のこの日暇?」
「あ〜この日なら何もないよ」
「だったらさ!祭り行こうぜ!祭り!」
「おお、いいじゃん!行こうぜ!」
そんな話をしてる中、ちらっとドアの隙間から覗いている女の子がいた。
目線をそっちに向けると、その子は走って行ってしまった。
(用事あったのかな?)と思いながらもこいつの話を聞いていた。
その子が、今の妻になっているとはその時は思いもよらなかった。
「どうしたの?ニヤニヤして?」
「昔の友達と同じこと言ってるな?笑」
「あら、そうだったの笑」
「今年さ、あいつも誘って祭り行かね?」
「いいね〜私もあの子誘おうかしら」
「お?いいじゃん!今年も楽しみだな〜」
昔も今も変わらずお祭りの話をしている。
そこは変わらないな〜と思ってた。
そういえば昔、この話をしてた時も今日みたいな天気のいい日だったな
いつだって忘れない物語
私達は2人でひとつだった。森に入れば慌ただしく止める声を発したのは彼だった。次第に私達は友達の枠を飛び越えて親友になっていた。
あれは暑い暑い夏の日、私達は村外れにある小屋で出会った。彼はいつもこう言っていた。
「奇跡って本当にあるんだね」
奇跡。その言葉は私は嫌いだった。この世に奇跡があるなら私は生まれなどはしなかった。私は何の為に生まれてきたのか、当日まだ五歳だったがそんなことを考えていた。
「なぁ、お前の名前聞いてなかったな」
セミのぬけがらを見つめながら彼は言った。私は名乗るのが嫌いだった。だから偽名を使って誤魔化すことにした。
「真田一」
真田というのは分からなかったが、一という言葉にはナンバーワンという意味が込められてるらしい。何かで一番になりたかった。当日は生きる意味を見いだせなかったから自己顕示欲を高めたかったのだろう。
「一か、良い名前だな!俺は手塚内侑!よろしくな!」
私が放った嘘に対して彼は随分ストレートに言ってきた。目の奥には真っ直ぐな何かが宿っていた。(私とは違う、彼は本当の事を言っている)
I'll write it later.
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話を思いついたので書きます
大学生の時、夏休みを利用して海辺の民宿で住み込み1ヶ月のアルバイトをした。
先に決定していた人が女性だったので、同性の私も採用された。
やることは、夕食を部屋まで運ぶ&片付け。翌朝朝食を部屋まで運ぶ&片付け、部屋の掃除風呂トイレの掃除以上。
10室程の小さな民宿で、初めて会う民宿のオーナー夫妻と先に採用された女性バイトは、人当たりの良さそうな人たちだった。オーナー夫妻の人柄か、客の家族連れもいい人たちばかりだったし、民宿の近所の人もいい人ばかりだった。
大学をやめてここで暮らせたら幸せなんじゃないかと思った。
約束の1ヶ月が終わると、オーナーからバイト代とは別にお金をわたされ、3日間好きに過ごして良いと言われた。休みを満喫してから帰りなさいと。
私は3日間とも夜明けとともに防波堤に座り波音聞き、水平線の向こうの空が夜から朝に変わっていく様をみて、まだ日差しの強い日中はどこにも行かず本を読んで過ごした。
いただいたお金は必要無かったので返そうとすると、「とっておきなさい。」と言って受け取ってもらえなかった。
他人と関わるの苦手な私が、勇気を振り絞ったチャレンジはたった1ヶ月だったけれど、人に恵まれたことで何とか乗り切れた。この経験は大学に戻った私にすぐにいかせられるほど甘くはなかったが、後々少しずつ他人とも上手にかかわれるようになっていった。
全国民が外出制限された年、その民宿の電話番号にかけてみたがつながらなかった。優しかったオーナー夫妻は今はどうしているのだろう。
お題「夏」
夏
お前と飲む、バイト終わりの一杯が好きだ。
バイト先の近くの、ちょっと広い公園の中にある、
紙コップのジュースの自販機。
そこで、炭酸のジュースを一杯ずつ買って、その場で一気に飲むのが。
俺と彼の、夏の習慣だったりする。
ぷはぁ、とジュースの半分以上を一気に飲み干した、お前が。
「今日はマジで忙しかったよな」
「あぁ、休憩もまともに取れなかったし」
「それにさ、新しく入ったヤツは全然仕事、覚えねぇーから、時間ばっか過ぎるっつうか」
「それな。先輩は教える気ねぇーから、俺らばっか面倒見なきゃなんないの、マジでキツい」
なんて。
バイト中の愚痴を、二人で言い合うのがストレス発散になっているし。
ちょっとした楽しみだったりもするから。
正直、バイト先には不満しかないけど。
お前と知り合えたことだけには、感謝している。
そんな俺の気持ちが伝わったみたいに。
ジュースを飲み干した彼が。
「俺さ、お前がいるから、今のバイト続けられてんだと思う」
帰りにこうやって、お前と一杯やんのは楽しいしさ、と。
空になった紙コップを、ゴミ箱に入れながら、彼がぽつりと言うから。
……さては、コイツ照れてるな。
なんて、俺の方を見ない彼に苦笑していれば。
「何笑ってんだよ、お前」
「ははっ……いや、一杯やる、ってなんか、酒飲んでるみたいじゃね、とか思ってさ」
俺も彼も未成年で。
お酒はまだ飲んだことが無いけれど。
「あぁ、確かに。サラリーマンが仕事終わりに居酒屋行くとか、こんな感じの気分なのかもな」
……だとしたら、大人になっても、お前と仕事の愚痴を言いながら、冷えたお酒を飲んだりしてぇーな。
なんて、俺はふと考えて。
そんな、お前との未来をぼんやりと思い描く、夏のある日だった。
End
じっとり生暖かい風
ベタベタ肌に張り付く服
気が狂いそうな蝉の声
恐ろしい程のカンカン照り
夏だ…
今年も夏が来た…
『あっつ〜』今日は6月29日
まだ春のはずなのに気温はもう30°を超えている。
私は毎日不登校が通える所から従姉妹の家まで
歩いて帰る。その距離は3キロ、あまりにも夏すぎて
最近はアイスを食べながら帰る。
『もう夏か〜はやいなぁ』
「ひとまず去年の夏は、フェーン現象を覚えた」
だって「体温超え」だぜ。なんなら局所的に40℃だぜ。嘘だろっていう。
某所在住物書きは今後の夏の投稿ネタに向けて、ネットで涼し気なものを調査していた。
去年はざる中華・中華ざる・ざるラーメンと呼ばれているらしい冷やし麺を物語に織り込んだ。
山形発祥の名物には、冷やしラーメンという美味もあるらしい。ただ温かいラーメンを冷やしただけではなく、いくつか工夫が凝らされているという。
「冷やしシャンプーってどこだっけ?」
それも山形か。物書きはカキリ、首を鳴らした。
「冷や汁は宮崎が発祥か。
……え、山形バージョンも、ある……?」
――――――
前々回投稿分から続く、ありふれた日常話。
都内某区、某職場休憩室。どんより曇天に、鬱陶しいまでの湿度を伴った6月最終営業日の始業前。
雪国出身の藤森と、その親友であるところの宇曽野という男が、ぐるぐる巻きの低糖質ソフトクリーム片手に語り合っている。
予報によれば、その日の最高気温は29℃。
完全に、夏の始まりの暑さであった。
「お前のこと、一昨日あの稲荷神社で見たぞ」
「稲荷神社のどこで。証拠は」
「あそこのデカいビオトープのホタル。去年はたしか後輩から電話が来てビビって飛び上がってた」
「ちがう」
「痛い図星を突くとお前は必ず、まず『ちがう』だ」
自分のようなカタブツが、夏の蛍光の数十に、少年少女の如く感激するのは「解釈に相違がある」。
昔々の酷い失恋、初恋相手に刺された傷が、未だに捻くれ者の魂と心の深層を蝕んでいる様子。
チロリチロリ。ソフトクリームを舐めては、懸命に友人の証言を否定しようと努力している。
藤森の健気な照れ隠しと懸命な抵抗が、親友として痛ましくも少々微笑ましく、宇曽野は笑った。
「夏だな」
呟く宇曽野は休憩室の窓の外を見た。
特に何か、空の青だの自然の緑だのが見えるでもなく、年中ほぼほぼ一定の景色は人工物が約八割級割を占領している。
「今でも思い出す。数年前の夏、お前の帰省にくっついて行って、田んぼに咲く青紫色を見て、それから、誰も居ない夜の海でダベった」
8月なのに朝が寒いのは心底驚いたな。
付け足す宇曽野の視線はただただ遠く、向かい側のビルなど見ておらず、そもそも現在にすら居ない。
それはコロナ禍前、藤森の故郷たる雪国に、親友たる宇曽野が興味本位で同行した数日間であった。
絶滅危惧種たるミズアオイの咲く水田は広く、海と見紛う夜の湖は静かで、波音が聞こえるばかり。
詳細は過去投稿分8月14日から16日の3日間あたりを参照だが、スワイプが面倒なので気にしない。
「夏だ」
ともかく。宇曽野は再度、ぽつり呟いた。
「その夏のことなら、私もよく覚えている」
「だろうな」
「お前は私の故郷の、8月なのに朝が涼しいのを知らなくて、寒い寒いとベッドで毛布を。
それからお前に実山椒を摘んでたっぷり食わせてやったら、それが『それ』だと分からなかった」
「……そうだな」
「結果舌と唇が数秒死んで報復に私の口にも実を大量に突っ込んだ」
「お前の後輩もいつか連れてけよ。それか友人の付烏月あたり。あの朝寒くて夜静かな北の夏に」
「何故そこでウチの後輩と付烏月さんを出す」
「お前と仲が良いだろう」
「彼女も彼も、私のことなど、何とも思っていない。そもそも双方、私のことなど」
「にぶいなぁ。藤森」
式には呼べ。スピーチくらいは引き受けてやる。
軽く笑い飛ばす宇曽野は自分の白を片付けて、じき始業開始であるところの己のデスクに戻っていく。
「誰がもう恋などするか」
予想外に量の多かったソフトクリームを、なんとか短時間で解消しようとした藤森。
大口で塊を崩し、強引に喉に通して、
「……ァ、がっ……、つめた……!」
それが食道を通り胃へ落ちる過程で、地味な氷冷に苦しんだ。
燦々と照る太陽が肌を焼く。思わず太陽に手をかざしてしまうほどに太陽は眩しかった。ガリガリ君を齧りながら塾へ向かい密室特有の蒸し蒸しした暑さに身悶えながら机に齧り付く。
家に帰って風呂を浴びてお気に入りのバンドのプレイリストを流す。3曲目に入ったあたり、不意に
「そのバンドいいよなー」という声が聞こえた。こんなマイナーなバンドを知っている身内がいたのか。と思いながら、あたりをキョロキョロ見渡すと、真正面を見た時、ぱっちりと特大の蝉と目があってしまった。「キィヤアアア」とうら若き乙女もかくやな絹を裂くような悲鳴を上げ、その場から尋常じゃない勢いで離れた。
「まぁ落ち着けよ。」とのんびりした調子でいいながら器用な仕草で足を組みながら机でふんぞりかえっている蝉に私は「ヒイイ」という情けない声をあげながら台所の隅でプルプル震えることしかできなかった。
これが私と喋る蝉の蜻蛉の出会いであった。
その日、なんとか蜻蛉と話せるようになったのは、夜の0時を回った頃だった。まだ慣れきれずに少し青い顔で蜻蛉の話を聞いた。蜻蛉はここの近くの久山という山で育ったらしい。
そして自分だけ何故か喋れるらしい。
その日はもう夜遅かったので、まだ喋り足りなそうな蜻蛉を無理矢理帰して、寝た。
次の日も変わらず、塾へ行った。
いつもと違うのは、家に帰ると巨大な蝉がヨッとチャーミングな動きで私を出迎えることだ。
私達は昨日からなんの話をするかは決めていた。何故なら蝉と人間では話す話題が違うからだ。
何度も試行錯誤を繰り返しようやく互いが話せる話題が蝉トークであった。
例えば私が「蝉っていつも死んでると思ったら急に驚かせてくるから、腹ただしい。まるで現実世界のゾンビみたいだ。」というと蜻蛉がすかさず「セミだって今を必死に生きているんだ。そんな最期まで抵抗しようという気高い意志を気持ち悪いと一蹴するのか?」と論破する。ような展開が何日も続いた。
後退することなんてないし私が論破できるわけでもない。そんな日がずっと続くと思っていた。
ある日いつもの如く家に帰ると蜻蛉がぐったりとしていた。どうした?と聞くと蜻蛉は消え去りそうな声で「もうすぐで死ぬんだ」と言ってきた。
そのまま看病?したが、虚しく蜻蛉は死にかけから1日で死んでしまった。
無心で蜻蛉を土に埋めていると涙が溢れて止まらなくなった。蝉も実はいい奴かもしれない。そうたいして赤く焼けてもない空を見上げて思った。
そして歩き出した途端、サクッという軽快な音がして下を見るとそこには蝉の死体を踏んづけた自分の足があった。その日、とある町で1人の少年の絶叫が聞こえたという。そして私が蝉が再びトラウマになったというのは、自明の理である。
お題夏
ここまで読んでくださってありがとうございました。
少しグロ描写を書いてしまったことにお詫び申し上げます。