『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夕暮れの中彼と2人並ぶ帰り道は
ちょっとぎこちない距離を保って
駄菓子屋によって近所子供たちと選ぶアイスは
田舎の夏を感じさせる。
そんな子供たちに
「おねぇちゃん、彼氏いたの!!」
なんてからかわれる帰り道は
私を赤面させる。
こんな帰り道が私の青春で
この夏が好きだったりする。
─────『夏』
夏には冬の動画を見る。
雪の降るクリスマスの動画を、ただひたすら見る。
今日は、夏だから友達とプールに行くことに 友達の名前は、ひまり(私)となおみとゆうまと行くことになって、 今プールに向かっているときに
制服、海沿いの坂道、自転車で2人乗り、冷えたMATCHの微炭酸、、、
まるでレンジでチンされる青春の夏
これから問題を出します。
自由にお答えください。
貴方は突如不幸な事故で命を落としてしまう。
しかし、
幸運な事に脳だけは原型をとどめることが出来た。
とある研究者が貴方の脳を電極とコンピューターに繋いだ。
その甲斐あって、貴方は意識を取り戻すことが出来た。
意識を取り戻した貴方は、事故の記憶が無い状態で、生前と変わらぬ日常を過ごした。
美味しいものを食べ、喜びを感じ、風を感じた。
しかし、
それはコンピューターが見せている仮想の世界だった。
貴方は脳が電極とコンピューターに繋がれる前に
死んでいるのだ。
身体は無い、感覚があっても、それはコンピューターが作っている感覚なのだ。
とはいえ、
貴方はその世界がコンピューターで作られた世界という事実を知ることは無い。
疑うこともない。
ここで質問です。
この話を前提に貴方は、
今生きている世界が本当に実在していると言い切れますか?
窓を開けると
夏の香りがしてくる
雨上がりの午後
蒸される空気と
照りつけてくる日差し
今年も夏がくる
【夏】
あの日遊んだ
カンカン照りの
外も今では
人が死ぬ
「夏」
今年、最後の夏を迎える
時の流れは早いもので
気づいたらもう高校三年生
君に片思いして二年半
"今年こそは"を繰り返して
引けない所まで来てしまった
今を逃せばもう二度と戻れない
そんな事は分かっている
分かっているつもりだった
不安ばかり気にして
後回しにして
のちのち後悔するのなんて
分かっている筈なのに
言葉を飲み込み
苦しくて仕方ないのに
吐き出すことが出来ない
このままじゃいけない
取り返しのつかない事になる
きっと、高校を卒業したら
疎遠になってしまうだろう
立ち止まっている時間はない
刻一刻と迫る別れから
目を背けそうになる
これは多分試練だ
意気地なしの僕への
小さな勇気を握りしめ
眩い光に必死に手を伸ばすけど
足りない、まだ届かない
そんな事をしているうちに
君がまた遠ざかっていく気がする
それは嫌だ
咄嗟に君の手を掴んだ
不器用に言葉を紡ぎながら
君に愛を伝えた
"君の事が好きだよ"
余りにも途切れ途切れな告白
とても不格好で
それでいて純粋な言葉たち
君の笑顔は
まるで陽だまりの様だった
今年の夏は終わりを迎えようとしている
あの日見た花火は、どんな時よりも
美しく見えて、記憶の片隅で輝いている
色褪せることなく
いつか滅びるんだなと感じるここ数年の夏。
銀色の日傘を買った。未来の色で光を弾く。
紫外線は老いの源。太陽は死をゆっくり進める。
ビタミンDもサプリメントで摂れる。
セロトニンも日光以外で確保できる。
科学で便利に若さに延命を重ねる。
美意識がそうさせたわけじゃない。
健康意識がそうさせたわけでもない。
やることがないから日焼け止めを塗っている。
美しく長く生きることは良いことらしい。
それがなぜ良いかはわからず従ってみている。
空虚な目的に意志なくなんとなく従ってみている。
夏の光は凶暴で焦らせてくる。
滲む汗がこのままではいけないような気にさせる。
拭ってもまたすぐに流れる汗が不条理を感じさせる。
いつか滅びる。不可逆に。
そう感じながらクーラーを作動させる。
精神が夏バテしている。
弟の友達が僕の荷物に悪戯、
いや、、気味が悪いことをしていた
「あ''?なに、やってん''だよ!!」
「おい!!お前止めろよ!!」
胸ぐらを掴んだその瞬間
何かを忘れてることに気づいた
「まって、、〇〇は?!〇〇はどこ!!」
居たはずの大好きな子は家のどこにもいなかった
「どこ!!返事して!!」
とにかく探した探して探して
僕は風呂場に向かった
なぜか そこいる気がした
「〇〇!!!!」
開けたはずの蓋は閉められていて
お風呂の水は抜かれてるが底にその子が眠ってた
直ぐに運んで心マをした息を吹き返した
次の日から何事も無かったかのように会話をした。
でも僕が話していたのは人形だった。
【目覚めた僕の涙】✂ーーーーーーーーー✂
つまりその子は生きていなくて
話していたと思ったその子は
姿形が似た人形だったということ
夏…
忘れられない旅がある。
佐渡に行きたいと言ったら
行こうということになった。
今日。
え?今日?
うん。
私の夫はそういう人だった。
車に乗って直江津に着いた。
駐車場に車を停めて
フェリーの時間を確認しに乗船場に行ったら、
あと数分で出航時間だった。
文字通り、私たちは船に飛び乗った。
車もおやつも何も持たず、カバンひとつで。
佐渡の海は、とてもとても美しかった。
あんな旅はもう二度とできまい。
『夏』休みは嫌いだった。
私は周りから見て
教室でよく話すけど
学校外で遊ぶほどではない友人
というポジションだったのだろう。
夏休みに遊ぼうと提案された事はほとんどなかった。
だから約1ヶ月半家から出ず
アニメを見るか、ゲームをやる毎日だった。
夏休み明けの教室は
人間関係がリセットされた所から始まる感じがして
すごく苦手だった。
その時から
長期休みはいらないから
週3日休みにしてくれと常思っている笑
夏
6月生まれの俺は夏が好きだった。
だが今では、それも「子供の頃までは」というダサい蛇足付きになっているけれども。
別に汗かきでも暑がりでもない自分には、世間の人々がなぜ夏を嫌うのかがよくわからなかったのだが、一人暮らしを始めて、ようやくその理由がわかった。
虫だ。害虫だ。夏の悪夢はあいつらなくしては始まらない。絶対始まってほしいないのだが。
白状しよう。
俺は害虫駆除業者に85000円を取られたことがある。
自分で呼んでおいて「取られた」という言い方をしちゃダメなのかもしれないが、それにしても85000円は流石にぼったくりだ。
せめてふんだくられたと言わせてもらう。
夜の11時、白い壁を伝って部屋を闊歩していたゴキブリくんのことを俺は一生忘れない。
彼らがあの世に持っていった9札の諭吉のことも俺は忘れない。
自分の手中を離れた彼らのことを思いながら、次に出てきた時には、万難を排してでも自分一人で立ち向かおうと誓った俺だった。
海の魔人
海の温度が高くなるこの頃。人の世界で言う夏という季節。この時期になって水面に上がれば沢山の人間が海水浴を楽しんでいるのが、目に映る。
(……随分と楽しそうにしてるじゃん)
遠くにある砂浜にいる人間たちを眺めながら、俺はそう思った。楽しそうにはしゃぐ声があちこちから聞こえる。
あいつらは考えもしないんだろうなぁ。お前らの知識には無い、未知の存在である俺たちのことを。見つかったら怖がられるか、好奇心から捕まえに来るのかもしれない。
(変なの。こんなところにいてもしょうがねえし、海の底に戻ってお姉さまと人魚ちゃんと遊ぼうかな)
踵を返して潜ろうとした時、ふと人間たちのいる砂浜から少し離れた岩礁に一つの人影を見た。そいつは微動だにせず、何処かぼんやりした様子で海を見ている気がした。
そうだ。一人きりなら、少し脅かしてやろう♪
些細なイタズラ心で俺は岩礁へ向かった。
一人でこの海に来たけれど、何もすることが無い。ただこうしてぼんやりと海を眺めるだけ。
海は好きだ。わざわざ海の中に入らなくても、聞こえてくる波の音や潮の香り。夏は海の青い色が太陽の光に反射して、時折白く光る。まるで宝石のようで、見ているだけで幸せ。
「ねぇ、そこのおじょーさん」
「え?」
声が聞こえたのは海の方向。目を向けると、岩礁に上半身だけ乗り出した水色の髪に青い瞳を持った綺麗な男の人がそこにいた。
いつの間に近づいていたんだろう。泳ぐ時に聞こえるしぶきの音が聞こえなかった。
「はぁい♪こんなところに一人だけど、何してんの?」
「……あの、別に何もしていません。ここにいて海を眺めているだけです」
「ふぅん?あいつらみたいに泳いだりしないの?」
「眺めるだけで良いんです。確かに海は表面上はとても綺麗だけど、その中は何がいるか分からない未知の世界。そんなところに踏み込めるほど度胸は無いです」
私の言葉に男の人は楽しそうに笑っていた。
「くくっ、なるほどねぇ。じゃあさ、俺がもし人魚だって言ったらお前は信じてくれる?」
「……海の中に何がいるかは分からない。信じる、とまではいかなくても、人魚とかそういう不思議な存在はいると思ってます」
「そっか〜♪お前、面白いね。他の人間なら真っ向から否定すんのにさ。面白い答えを聞かせてくれたおじょーさんに、俺から良いものを見せてやるよ」
そう言ってその人は私に向かって手を差し出した。相手は水着でも着ているから手を差し出せるんだろうけれど、今の私は白のワンピース姿だ。
「……服が濡れてしまいます」
「大丈夫だって♪ほら、手を出してみ?」
あざとい感じで片目を瞑ったその人。普通なら嫌がるはずなのに……この人なら良いかもしれないと思っている私がいる。
私が手を伸ばせば、相手から私の手を取ってくれた。
「さぁ、こっちに来な?」
ざぶん。
海に飛び込んだせいで、私の視界が白い波飛沫で染まる。唇に一瞬冷たくて柔らかいものが当たった気がする。やがて波飛沫が消えると、目の前の男の人が笑っていた。しかし、その下半身は青い尾鰭に覆われている。
「ようこそ♪海の中へ。息を止める必要はないよん♪ほら、普通に呼吸が出来るだろ?」
「……本当だ」
「さぁ、お嬢さん。俺と一緒に海中デートでもしない?お前にとって忘れられない日にしてやることを、約束するからさ♡」
目の前にいる人じゃない存在。けれど、その美しさに私はすっかり魅了されていた。握られた人魚の手を握り返して、私は答える。
「連れて行ってください」
「了解♪このアルバートに任せておいて♡」
その夕方に、少女がいた浜辺には彼女の両親と友人、そして警察が彼女の行方を探していた。
昼頃に海に出かけると言った娘が一向に帰ってこないことを両親が心配したからだ。しかし、砂浜や海の中、何処を探しても少女の姿や所持品の一つも見つからなかった。
昔から海の魔人が暮らすこの海の中には、彼に魅了されてそのまま行方不明になる人が続出している。
少女はあの日から五年経った今も行方不明のままである。人々はこう言った。
「あの子は海の魔人に連れ去られたのだ」と。
❴夏❵
夏
それは、私の嫌いな季節
それは、彼女の好きな季節
じりじりと太陽が照っていて暑い夏
私と君は夏、海に行くことになった
その昼、、、
君は、ひき逃げにあった、、、
夏
立葵のてっぺんの花が咲く頃の梅雨明け
もうすぐ咲きそうだ
夏がくる。
薄紫の山の向こうに積乱雲がわきたつ
草いきれが匂い立つあぜ道
今年は訪ねられそうだ
夏は一年の間で嫌いな季節です。
暑さもそうですが、
大気の不安定で雷雨になる事が
嫌だった。
近年、梅雨の時期も遅れてやってくるし、雨が降ったとしても豪雨になり降り出す。
昔はしとしとと降って梅雨らしさがあった事も年々、雨の降り方が違う事。地球温暖化は進んでいると感じます。
夏
夏は暑くて気温が高い
私は暑がりというわけではないが
夏場はあまり好きではない
一番苦に思っているのは紫外線だ
紫外線対策に一枚シャツやカーディガンを
着るため尚更暑いけれど焼けたくなくて
仕方なく着ている
今年もこれから暑さとの闘いが始まるが
乗り越えていかねば!と思っている
「いやぁ夏だねぇ」
「急にどうした」
「だって夏じゃん」
「それはそうだけど。つーかお前、夏休み何すんの?」
「ん?僕は毎日補習さ☆」
「まじか、お前そんな馬鹿だったか」
「失礼な。ただ試験が全部0点だっただけだし」
「馬鹿じゃねぇか」
「補習おわったら、夏祭り行かね?」
「良いね!行こう行こう」
「よっしゃ。奢ってもらお」
「ん?僕金目当てで誘われた?」
「きっ気のせいだぞー」
皆さん!夏ですね!
プールに海にバーベキューに!
沢山の楽しみがありますが!
全力で楽しみましょー!
あ、でも勉強は忘れずに(笑)
それじゃ!
水分を摂って
塩分もしっかり摂取して
それでもまだ
なにかが足りない
そんな夏