『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
❴夏❵
夏
それは、私の嫌いな季節
それは、彼女の好きな季節
じりじりと太陽が照っていて暑い夏
私と君は夏、海に行くことになった
その昼、、、
君は、ひき逃げにあった、、、
夏
立葵のてっぺんの花が咲く頃の梅雨明け
もうすぐ咲きそうだ
夏がくる。
薄紫の山の向こうに積乱雲がわきたつ
草いきれが匂い立つあぜ道
今年は訪ねられそうだ
夏は一年の間で嫌いな季節です。
暑さもそうですが、
大気の不安定で雷雨になる事が
嫌だった。
近年、梅雨の時期も遅れてやってくるし、雨が降ったとしても豪雨になり降り出す。
昔はしとしとと降って梅雨らしさがあった事も年々、雨の降り方が違う事。地球温暖化は進んでいると感じます。
夏
夏は暑くて気温が高い
私は暑がりというわけではないが
夏場はあまり好きではない
一番苦に思っているのは紫外線だ
紫外線対策に一枚シャツやカーディガンを
着るため尚更暑いけれど焼けたくなくて
仕方なく着ている
今年もこれから暑さとの闘いが始まるが
乗り越えていかねば!と思っている
「いやぁ夏だねぇ」
「急にどうした」
「だって夏じゃん」
「それはそうだけど。つーかお前、夏休み何すんの?」
「ん?僕は毎日補習さ☆」
「まじか、お前そんな馬鹿だったか」
「失礼な。ただ試験が全部0点だっただけだし」
「馬鹿じゃねぇか」
「補習おわったら、夏祭り行かね?」
「良いね!行こう行こう」
「よっしゃ。奢ってもらお」
「ん?僕金目当てで誘われた?」
「きっ気のせいだぞー」
皆さん!夏ですね!
プールに海にバーベキューに!
沢山の楽しみがありますが!
全力で楽しみましょー!
あ、でも勉強は忘れずに(笑)
それじゃ!
水分を摂って
塩分もしっかり摂取して
それでもまだ
なにかが足りない
そんな夏
【夏】
毎年、夏が来ることに恐々としている。
暑いのもつらいが、気づくと側にいるでっかい虫が怖い。田舎住まいなのに虫が苦手なのは変わらず、遭遇したら逃げ回るばかりだ。
ドラッグストアで虫除けを眺めるのが恒例行事になってしまう季節、夏。
私の心は変わらなかったのに、彼女は何処に行ってしまったのか。会えるとは、宿に来させるためだけの策略だったのだろうか、心がモヤモヤとした。帰る前に、思いきって宿の者に彼女の事を聞くと、彼女は病気になってしまったとのことだった。案内されて裏の座敷に行くと、縁側の柱に寄りかかり目を瞑る君がいた。夏の風物詩の風鈴が、呼び鈴のようになると、閉じていた目が私を捉えた。すると花は、あの時のように、いらっしゃいと微笑んだのであった。そして、その姿はなんとも妖美で、私の心を再び捕らえたのだった。
冷たいビールと花火
砂の照り返しと波音
貝殻とシーグラス
瓶ラムネと鮮やかな夏野菜
木陰で聴く蝉しぐれ
揺れる稲の緑のざわめき
すぐそこに夏が来てる
#夏
No.43『夏』
夏はあまり好きではない。
友達とあまり会えないし、夏課題は多いし、暑いし、その暑さで毎日体調が悪いし。
でも普段会えない幼馴染と遊びに行けるのは嬉しい。
今年の夏もそれを楽しみに頑張って過ごそう。
そう思う。
夏
ツンと冷たいアイスを豪快にシャクシャク食べる。歯に残る余韻が熱い風で忘れられていく、たちまち海の匂いで満たされた。
砂浜の大きな石ころを、足つぼ代わりに踏みしめる。スッと寄ってくる波がくるぶしまで覆った。勢いで服のままザブザブと奥の方まで。持ち上げたスカートの裾が、水を吸って藍色に。元の色よりこっちがいい。
「夏」(一行詩)
デッキブラシは夏の思い出か道具の一つに入る訳で
◆
タコ焼きをアテに冷酒を飲み干す
◆
炎帝の元で冷や甘酒のかき氷を食らう
◆
少年の夏の盛りはカブト虫と野球帽子
夏が好き
高く青く突き抜ける空
真っ赤に焼ける夕日
ホタルが飛ぶ星空
爽やかに吹いている風
すべてが飲み込まれそうで
まっさらになれる
夏が好き
夏が好きだった。
夏休みもそうだけど明るくて自由に創作ができる時間だったから。
でもね。去年からは夏が来るのがどうしても耐えられないぐらい怖くなったよ。
あー。もう1年は半年しかないのかな。
あー。来年の今頃は何をしているのかな。
大人になんてなりたくないよ。
20歳になれば人生は終わると。もう人生謳歌したと思いたいのになぁ。
終わりは始まりって誰かが名言じみた事いうけどさ、成人したら1人で社会に出なきゃいけないんだって。
これからが本番なんだってさ。
保育園の先生は将来の夢は何にでもなれるって言ってたけど。
ペンギンにはなれませんでした。
魔法使いにもなれませんでした。
大人になるのが怖いです。
- 夏 -
風鈴の音色でお出かけ
三角形のちいさなお城
鳥の囀りが呼んでいる
川が側にある所が好き
流れる星が届きそうな
静かな森の住人になる
火を囲む人は肉を焼く
太陽のリズムを刻んで
宴もたけなわ眠る時間
寝袋にすっぽり入って
少し家が恋しくなって
インかアウトか私の扉
ベッドの中で思い出す
蝉が鳴いていたあの日
『夏』
芸術家の男が一人、キャンバスに向かってひたすら筆を向けていた。
そこへ突然、友人の男が飛び込んできた。
「夏だ――――っ! 海行こ!」
「待て待て待て。お前、家に鍵かけてたのにどうやって入ってきた」
「俺達の間柄に鍵なんて無意味」
「意味わからん! そんで、海行く準備万端だな!?」
男は大きな浮き輪を抱え、格好といえば、アロハシャツにハーフパンツ、ビーチサンダル、そして麦わら帽子を被っていた。
「海の王に俺はなる!」
「麦わら帽子で著作権やばくなりそうな発言やめろ! まだ行くって承諾してないし、承諾したところで予定合わせて後日行こうとかじゃないのか? 今すぐなのか!?」
「お前の冷めた心とは違って、俺のこの真夏の熱いパッションは止められない」
「そうだよ。冷えっ冷えだよ。それに、今作品展に向けて絵を描いてるから無理」
「部屋にばっか篭もってたらカビるぞ!」
「そんなことにならないようにちゃんと除湿してるから大丈夫だ」
「そうじゃなくてー! お前自身の心がカビちゃうだろー? 外行こう外!」
浮かれた男が乗り気でない男の腕を引っ張る。
「なんでお前はそんなアグレッシブなのにニートなんだ」
「俺の熱いパッションをこの社会に収めておくことはできないから」
「ちょっとかっこいいこと言ってないで働け」
思わず溜息を吐く。
どうせこいつは諦めないんだろうな。知ってる。なんだかんだで長い付き合いになる。腐れ縁というやつだ。こうしていつも無茶ぶりに付き合ってきた。
それでも、別にこいつのことが嫌いじゃない。むしろ好k」
「勝手なモノローグ付けるなー!」
「心の声を読んだだけだよ」
「あーもう。……しょうがない。今描いてるのがもう少ししたら出来上がるから、そしたら行ってやる。ちょっと待ってろ!」
「やった――――――――!!」
描き上がったその絵は、夏の青空が広がる爽やかな海の風景だった。
『夏』
・1『夏』
私が。
私が、
天気を操っております。
雷を起こし、豪雨を招きます。
暑くて、ひどく暑くて、
入道雲なんて、見ないでしょう。
私が消したんです。
恨みがあって
そうしました。
あの人の好きな夏が
もうやってこないように。
花火大会は全部潰します。
【続く】
「夏」
還暦を過ぎた私にとって、「夏」は、今は都会でそれぞれ一人立ちしている、私の2人の娘たちと、プールや山のキャンプ場で過ごしたことが懐かしく思い出されます。上の娘は花火大会で空高く上がる、あの素晴らしく美しい花火の大音響がとても恐いらしく、幼稚園児の頃はよく泣いていました。それをあやしながら、川沿いの土手を、抱っこして、長い時間歩き続け、私の腕がとても痛かったことを覚えています。親戚の人たちは、幼稚園児だから、自分で歩けばいいと言っていましたが、私は、この子ももう少し大きくなれば、抱っこさせてもらえなくなるから、この時期だけの私の楽しみと思い、何時間でも抱っこをしていました。「夏」の思い出です。
夏
生暖かい風がわざとそうやって背中を押しているみたいで
夜が短くなるのも活動しろって言ってるみたいで
空の澄み渡りようと打って変わった嫌悪するには十分すぎるくらいのうだるような暑さだった
君がクーラーをつけて、毛布で贅沢しますとはしゃぎながら夢の中へ行ったのには笑みをこぼしてしまった
『夏がきたら』
夏がきたらどうしようか
祭りを楽しむのも良い、海を眺めるのも良い、花火を見上げるのも良い、冒険をするのも良い、こう見ると、夏には様々なドラマが詰め込まれていることがわかる
厳しい暑さばかりで外にはあまり出たくないが、少しくらいは夏を楽しもうか