『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#夏
夏は私の嫌いな季節だ
暑いし、虫めっちゃ出るし、
夏祭りは好きだよ?でも、
嫌なんだよなぁ。
夏休みは楽しいよ?でも、
嫌なんだよなぁ。
‘`,、(๑´∀`๑) ‘`,、’`,、
夏本番の頃↓
( •᷄ὤ•᷅)は?(暑すぎて)
(*´꒳`*)(夏祭りと夏休みは楽しい)
(☼ Д ☼) クワッッ!!!(太陽を見てしまったとき)
砂浜で見つけた貝を耳にあて
打ち寄せる波の音を思い出す
日に焼けたいボクは真っ赤で
キミはどんなときも真っ白で
秒で登れるかきごおりの青色
ビー玉のカラフルが水に浮ぶ
ジリジリと刺すような太陽は
もくもくの雲をじっと見てる
蝉時雨蝉時雨、蝉時雨蝉時雨
ボクは思う
浴衣のおんなのこ 万歳!
『夏』
汗だくが
嫌で嫌で
汗だくで誰かと触れる肌が
嫌で嫌で
折角のメイクが崩れるのが
嫌で嫌で
蝉が鳴く声が飛び立つ羽音が
嫌で嫌で
蚊の羽音も刺されて紅く腫れる肌が
嫌で嫌で──
何かと理由をつけて
夏を嫌っていた
夏は私を孤独にするから……嫌いだった
仕方がなくて
夏が嫌いだった
けれど、貴方に出会って
二度目の恋が走り出して
少しずつ見え方が変わってきてるよ──
(2023.06.28/夏)
家から小学校までとても近かったので夏休みもよく学校に通ってた。
プールで友だちと遊ぶのも好きだったし、ひとり図書室で本を巡るのも好きだった。
こっそり三階の非常階段の鍵を開け、夜、友だちと肝試しに忍び込んだりもした、やっちゃダメなやつだけど。
家ではよくスイカが出てきた、近所の人がやたらスイカを提供してくれるせい。
父と庭で花火を楽しむのも好きだったし、ホタルを一緒に探しに行くのも好きだった、真っ暗な夜に出歩くワクワク感が夏の夜には有る。
家族でキャンプに行ったり夏祭りに行ったりもした、海水浴も好きだった、弟のアザラシの形をしたボートが沖に流されて浮かんでる所を遊覧船のスタッフに救出されていたのを今でも覚えている。
幼い頃の夏の思い出たちは太陽の眩しさと一緒でキラキラと輝いているものが多い。
大人になった今は夏の暑さに死にかけてる、暑い!という感想しか出てこなくなったし、エアコンが無いと生きていけない、暑さと戦うというより最初から勝負に負けてる瀕死の敗者。
あの眩しかった夏は蜃気楼か何かの幻影だったのかもしれない。
【夏】#13
夏といえば、青春が思い浮かぶ。春という漢字なのに夏を思い浮かべるのはきっと、夏休みがあるからだろう。少し変わった物事でも肩を押されて挑戦することができるからと思える私は、恵まれてるらしい。
好きな季節を訊かれると「冬」と答える
暑い夏は薄着でも暑いが、冬は重ね着で多少どうにかなるからだ
しかし改めて考えると毛布にくるまっている怠惰な時間がない分、夏の方が生産的ではあるのかもしれない
外的要因に左右されない人になりたい
視界が揺れる。
ゆらゆらと、コンクリートも建物も、海も砂浜も、夏の暑さで揺らいでいる。
ジリジリと肌は焼けていくし、耳は痛い。
なんで私はこのクソ暑い中、海に連れ出されたのだろうか。
最初は楽しんでいた。だけど夕方になって耳が猛烈に痛くなって、熱も出て―――
「中耳炎ですね」
は?
はぁぁぁぁ?
酷くないですか?
私、1人だけ病気のせいで、肝試しに行けなかった。
そして今日は、熱は下がったものの、1人置いていけないからと、海に連れ出されて、ビーチパラソルの下でワイワイ騒ぐ仲間たちを見ることに……。
悔しいぃぃぃぃ!
海風で耳の鼓膜が痛む。
手でふさぎ、風もそして仲間たちの楽しそうな声すら遮断する。
後ろに倒れ込み、視界に映るパラソルと空。
こんなのが夏の思い出に残るなんて屈辱的だ。
今年で3回目。
この季節が近づくと、
君は真っ白のシャツを身に纏う。
少し袖を捲って、日によっては半袖だったりして。
運動部らしく健康的な腕は君を逞しく見せて。
服に隠れた部分と焼け始めた肌のコントラストがやけに眩しく思えて。
ふいに抜けた風が、君の髪を揺らした。
君と、目が合う。
…あぁ、顔が熱くなってゆく。
それもこれも全部、夏のせいだ。
夏
去年の夏も今年の夏もこの先もずーっと何も変わらない
日照りが続き
渇きを抑えられない
滴る汗と滲むシャツ
泥だらけのクツ
......................。
あれからどれだけの時間がすぎたのだろうか
このまま枯れて砂となり
風に乗って消えてなくなりたい
存在そのものを無くしたい
ツラいツラい今を生きる為には
泥だらけになってもがいたところで
何も変わらない
滴る汗が地面に落ち蒸発する
ツラい過去を噛み締め歩んできた私の道は
どこを探しても見渡す限りの
砂丘の様に
同じ景色をしていた
「夏」
短編小説「夏のせい」
昼の熱気がまだ残る真夜中の帰り道。
つい30分前にあったことを思い出して
頭の温度が2度上がる。
自販機で麦茶を買って首に当てて歩いた。
いい風が吹いてきたので公園のベンチで一休みした。
家庭の事情で会社をやめることになった先輩の送別会は
2次会には会社辞めてる人が来るくらい人が多かった。
面倒みがいい先輩はいろんな人に慕われている。中には泣いてる人もいた。
入社二年目の私には少し居心地が悪い。
でも人生相談も含めてたくさんお世話になったから二次会まではと思ったけど、明日が早い。
迷ったけど途中で帰ることにした。
深酔いの同僚達に囲まれていた先輩は「可愛い後輩との最後の別れだからな〜」と、いいといったのに店の外まで見送ってくれた。
「歩いて帰るのかぁ?大丈夫かあ?」
「ここからなら30分くらいだから大丈夫ですよ〜」
と私が言うと
「明日からお前に会えないと思うと寂しいぞ」
と頭をなでた。
これがセクハラにならないくらいの裏表のない優しい人で、偽りない言葉に私も泣きそうになるのをこらえて
「私も寂しいです」と笑顔で言うと
彼は額を私の額にコツンと当てた。
そんなことは初めてだったからびっくりして固まっていたら
キスされた。
無意識に私も目を閉じてしまった。
数秒二人で黙っていると
「かわいいからやっちまった〜」と照れて空を仰いだ。
「恥ずかしいから店に戻る!気をつけて帰れよ!」と店のドアを開けたとき
振り返って
「これは夏のせいだからな!水分とって体に気をつけろよっ。元気でな」と笑って店に入った。
私がなんて返したか、全く覚えてない。
なんで?どういう意味で?と頭の中をぐるぐるいっぱいにしながら、
ふと、
大きな体に似合わない雀のようなかわいいキスだったなあと思った途端笑ってしまった。
奥さんの療養のため、大好きな仕事もやめて奥さんの実家に行くとわかったとき、先輩らしいと寂しいながら納得もした。
淡い気持ちもあったけど、もちろん私は彼氏が好きだし、恋にも至らなかった。
でも…
「キスはずるいなあ」と空を仰ぐ。
ぬるくなった麦茶をごくりと飲んだ。
月が滲む。
汗が頬を伝う。
明日から、もう会えない。
スマホを取り出し、先輩のアイコンを見つめた。
好きなサッカーチームのマスコットだった。
熱く語るサッカー愛。
仕事がうまく行かないときは隣で泣かせてくれた。
気が弱くなって落ち込んでる姿が大人の男の人なのに可愛く見えた。
いつも率直な意見をいうのに、人を批判しないところを尊敬していた。
奥さんの病気のことを話すとき、初めて泣くところをみた。
大きな手でいいことがあっても悪いことがあっても頭をぽんぽんと叩いてくれた。
キスの前に初めて見た、あの表情は…
(先輩?意味を教えてほしい)
snsの画面を見つめて送信を押すか迷っていたら
ぴこっと、
通知がきた
「花菜、送別会終わった?迎えに行こうか?」
彼氏から。
「夜も暑いから水分とれ〜」
と時間差で届く。
スマホを抱きしめながら先輩の最後のセリフが被って
わらってしまった。
うん、そうだな。
「あーもう!夏のせいだなっ」
メイクも流れた顔をハンドタオルで拭いて、
空になった麦茶片手に私は彼に
「あと五分で着く」と返信した。
「夏」
それは、君がいちばん合う季節。
焼けるのいやだ、とぼやく君。
焼けた顔も好きなんだけどな。
夏
夏は得意ではない
嫌いでもない
河川とか湖畔とかの夜はいいかも
あと早朝もだね
朝にはもうそれなりに暑い
なにはともかく暑い
暑いからどうなのかって話だけど
暑いだけです
悪くはない季節
私には悪いだけである
空も風景も書く事柄には
割と夏は選ばれてない気がする
夏といえば
海 花火 キャンプ
アウトドアって感じ
キャンプは好きだけど
1人でのんびり出来るならだね
海は好んでいかない
バーベキューとかくらい
花火を鑑賞するのは好きだね
それ以上に人が多いから
離れた場所から見たい
人混みは時と場合による
実はよらない
長時間同じ場所は苦手で
人が流れてないともっと駄目
眺めれるくらいの余裕があれば
ある程度は大丈夫なんだけど
夏ってのは実りが満ちていく
そんな季節だね
頑張りどころなのかもしれない
秋と冬を繋ぎ
春へと導くのが夏なのかも
色々なものの中間な気がするだよな
長々としたサイレンが、真っ暗な空に響き渡る。
辺りは水を打ったようにシン……と静まりかえり、刹那、真っ赤な火の玉が尾を引いて空へと昇っていった。
暗い空へ、身をくねらせながら天を翔ける龍の如く、ある程度の高さまでいくと、くるりと渦巻いて一瞬消える。
直後、光が弾けた。
魂までも揺さぶられるような衝撃音、キラキラと眩い輝き、人々の歓声。
夜空を真昼のように照らす、超大輪の夏の華。
視界一杯に広がるその華は、色とりどりの光を空に散らしながら、静かな闇の中へと消えていった。
テーマ「夏」
夏を感じる瞬間はどんな時ですか?
窓を開けるとカエルの鳴き声がしてきて
ジメジメした空気のなか過ごす梅雨
セミが鳴きヒグラシが鳴き
空を見上げれば雲ひとつないカラッとした日
仕事終わりのビールが一段と美味しく感じた時
お祭りで賑わう声がした時
遠くから花火の音が聞こえてきた時
ひんやり冷たいそうめんが食べたくなった時
人それぞれ夏を感じる瞬間はありますよね
日本ならではの四季を、こうして感じることができる
今年も視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚
様々な感覚を使って夏を味わいたいですね
親愛なる夏へ
まだ来なくていいです
私より
お題︰夏
強い日差しに濃い青空、覆い被さる入道雲
蒸し暑い風に夏生い茂る草木、煌めく水
夏のすべて、僕のことも攫ってしまえ!
夏は好きだ。その理由としては幾つかある。
ひとつ目は花火大会やお祭りといったイベントがたくさんあるからだ。そういったイベントを通して年に数回しか着れない服装や食べ物といったものを楽しめる。
ふたつ目は、1年で1番長い長期休みである夏休みがあるからだ。その長期休みを通して、家族や友人と旅行や遊びに行くことで、夏の思い出も作りやすい。また、夏休みの宿題をギリギリまでやらず直前に慌てるのも思い出という意味では良いものである。
3つ目は部活の最盛期であると感じるからである。夏には大きな大会があることが多く、色々な部活で盛んに部活動を行っており、生き生きと誰もが青春を楽しんでいる空気感が漂っている。
これらの理由で、人生における様々な思い出が出来うる夏は私にとって大切な季節である。
『 夏 』
夏の景色ってなぜにこんなにも
ノスタルジックな気持ちになるんだろう
眩しい景色
眩しすぎる空の青
力強い真っ白な雲
鮮やかな木々の緑
何処までも広がる群青の海
そんな風景に溶け込みたい
僕の手元にあるのは、一本のラムネ瓶。
海に行く途中にある、僕がよく知っているおばちゃんが営んでいるお店で買った。
おまけで雨も一個くれた。
外はカラッと晴れていて、蝉がひっきりなしに鳴いている。
この時期は、海に限る。
僕は波打ち際まで走り、肺いっぱいに潮の香りを吸い込む。
僕の大好きな匂いだ。
そして、そこでさっき買ったラムネを一気に飲む。
んー、爽快爽快。
空っぽになった瓶を、望遠鏡のようにして持ち、そこから外の景色を覗く。
さっきとはまた違った景色が見られるから、面白いんだよね。
〜夏〜
夏
1番好きな季節
緑の匂い 塩っぱい匂い 煙の匂い
誰かと会いたくなる
懐かしい気持ちでいっぱいの夜
きらきら ズキズキ しゅわしゅわ