変わらないものはない』の作文集

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変わらないものはない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/27/2023, 8:32:46 AM

─変わらないものはない─

何に置いても、変わらないものはない。

簡単に言ったら、年齢や時間。

深く考えて言ったら、人生や愛情。

全てのものが、いつか何かへと変わって行く。

その変化は、それぞれ良いことであったり、

はたまた悪いことであったり。

どちらにせよ、それを受け入れるしか、方法はない。

12/27/2023, 8:24:38 AM

「ほら〜早くしなさい。」
母さんが言っていくる。
「又、ブロッコリー残して、
いい加減チャレンジしてみたら?」
この言葉を何度聞いてきたことか、
ブロッコリー、私は大っ嫌いだ。
小さい頃に虫がついていてそれ以来
見た目も味もダメだ。
「絶対に嫌だ変わることはないよ」と、
いつもより強めに文句を言って
そさくさと学校に行く準備を進めた。


明日、友人のまきの家に行く
まきが昼ごはんを振る舞ってくれるそうだ。
あんなにかわいいお弁当を毎日手作りしている
まきのことだお昼ご飯はすっごく美味しいのだろう。
想像を膨らませワクワクしながら今日が、終わった。


次の日
「ほら〜早くしなさい。あら、又ブロッコリー残して…
母さんが又同じことを言っている。
この人は機械なのだろうか。
私は、二つ返事をして準備に取り掛かる。
今日はまきの家に遊びに行くのだ。
何よりお昼ご飯が楽しみだ。
自転車に乗り私はまきの家を目指してこぎ始めた。


ピンポーン
「はーい」
「菊池です。まきちゃんいますか?」
「ふうかちゃん!今行くね!」
ガチャ
まるメガネのハムスターのような
可愛すぎる少女が出てきた。まきだ。
「ふうかちゃん。ささ、どうぞ上がって」
「お邪魔します」
中は白を基調としたような感じの部屋だった。
まきの黄色いワンピースがよく目立つ。


ここに座ってとテーブルまで連れて行ってもらい。
まきが、キッチンに行った。
すると、まきはオムライスを2人分
持ってこっちにやってきた。
さっきできたばっかりなのと言って
私の前に置いてくれた。
綺麗な黄色だと思ったら
右上に何か見覚えのある緑色がある。
ブロッコリーだ、えぇどうしよう。
母さんの前だったら残しても大丈夫だが、
まきが作ってくれたものだ我慢するしかない。


覚悟を決めて、、、虫はいないな、、、
あむっ
もさ、もさ、
まずい?いやなんか美味しいかも
このほんのりの塩加減もまたいい。
意外といけるな。
変わらないと思ったのに
大人に近づいてる証拠なのか。
母さんの前で食べたら驚くだろうか、

12/27/2023, 8:10:23 AM

「はぁ、変わらないものはないんですね」
 「どうし――――ン゛、ぼくデジャヴ感じてる」

 カチャリと置かれたカトラリー。はぁ、とまたため息をしたきみはキッチンにおかわりを盛りに行った。
 常々思う。きみはよく食べる。
 ほんと、まあ、よく食べること。
 一般的に言えばきみは細身なほうなのに、本当によく食べる。カレーなんて一晩寝かせる間もなく、その日に食べきっちゃう。

 巻き戻されたみたいに盛られたお皿を見て、ふと思った。

 「話変わるんだけれど、きみってばそんなにたくさん食べて、将来、お腹出るんじゃない?」

 お皿に向かっていたきみの手が止まる。

 「――――――ません」
 「え?」
 「話変わってませんッッ‼」
 「あー……」

 頭を過ったのはここ数日の食事。
 世の中が浮かれてるってことはその世の中に生きるぼくたちも浮かれてるってこと。イベントだからって手の凝ったものをつくっては食べ、甘いケーキで普段の摂生をなかったことにし、年末だからと冷蔵庫の中身もあれよあれよと捌けさせた。
 のに、新年に向けて冷蔵庫に蓄えている。
 ついでにお酒も。
 今年はおいしいワインをきみと呑めてよかった。

 ……じゃなくて。
 
 きみを見れば止まっていた手は順調にお皿の上を片付けていた。さめざめとしていた割には、ひょいぱく、ってなかなかの食べっぷり。

 「おいしい?」
 「……えぇ」

 少し硬い声で、でも確かに頷きながら答えるきみに思わず苦味を含んだ笑いがこぼれちゃう。
 盛っちゃったものは仕方ないね。食べなきゃもったいない。

 味変がしたくなって傍らのビールを一口。
 しゅわしゅわの大人の味が口の中で弾ける。炭酸の爽快感が喉を通って油っこいのももったりとした味覚の集合体もぜんぶ流してくれる気分。思わず目を細めちゃうほどおいしいやつで、これぞ至福! って感じに近い。
 あーお酒おいしい!

 「あなたもですよ」
 「え」

 じーーっと見てくるグレイの目。
 エッいつから見てたの?

 「あなた、わたくしほど食べませんけれど、うんとお酒を吞みますよね?」
 「えー? 普通じゃない?」
 「だとしても、それが蓄積されてゆけば後々、将来お腹は出るでしょうね」
 「エ゛ッ……」

 それは困った。
 とっても困る。

 お皿を持ったきみがスッと席を立つ。

 「変わらないものはないんですよ、何事も」
 「……そうだね。ところでそれは?」
 「? おかわりですけれど」
 「そ…っか」

 ゆるく、ゆるーーーく変わってゆくのもいいよね。
 ウン。



#変わらないものはない

12/27/2023, 8:05:40 AM

俺は昔からこの性格が嫌いだった。
何に対しても無差別に煽ってしまう癖。
何度治そうと思っても治らないばかりか、どんどん悪化してるような気さえする。
最初は仲良くしてくれてた友達もだんだん離れていった。俺はただ楽しく会話をしていただけなのに。無意識に煽ってしまうため、相手をイライラさせてしまう。所詮、どれだけ取り繕っても中身は変わらないのだ。どれだけ笑顔でいても、明るくいても、話を合わせても。自分の悪癖も、周りとの距離感も、最後にできる関係性も、何もかも変わらない。
もう、疲れた。もういいんだ。無理に人と関わるのはやめよう。
そう諦めがついた。諦めさせた中学生活。
傷つくくらいなら初めから何もいらない。
と心に決めて入学した高校生活。
入学式でたまたま隣の席になった彼はどこかで聞き覚えがある声で。
まだ声変わりのしていない幼さが残った声で挨拶をされた。

小学生の頃に仲良くしてくれていた彼だった。
まだ子供ながら、その頃から煽り癖のあった俺にも仲良くしてくれていて。たくさん遊んでくれて。喧嘩になることが多かった俺とクラスメイトとの間を持ってくれることも多くて。常に明るく笑顔が絶えなかった。小学生ながら周りがよく見えていて、彼の周りには常に人が集まっていた。彼のおかげで小学生時代はクラスメイトとの関係性は大きく悪くなることはなく楽しいまま終わることができた。
そんな彼は中学は進学校に行くらしく地元の中学にはいなかった。なにひとつ言われなかった。てっきり俺は中学でも同じだと思っていたからその事実を知った時勝手に裏切られたと傷ついた。
彼がいなくても友達が作れるようにと彼を真似て。お手本にして友達を作ろうとしてて。まぁ、それも結局失敗してる訳なんだが。

(今思えば実に勝手な話だ。
 アイツからした俺もたくさんいた友達の1人だっただろうし。教えるぎりなんてまったくないんや。)
…第一。もうお前は俺のことなんて覚えてないんやろ?
俺は決めたんや。何もいらない。誰もいらない。
もう…傷つきたくない。
と、無視を決め込んでいた俺にアイツはもう一度話しかけてきた。
「ん〜?聞こえんかったか?
 おはよう。久しぶりやね!小学生以来や」
んふふ。とあの頃から変わっていない笑い方をしながらこちらを覗き込んでくる。
…。今、なんて?
「ひ、……ひさしぶり?」
「ん、あれ?もしかしておれのこと覚えてないん?」
震える声でこぼした言葉を彼は丁寧に拾ってふんわりと笑った。
だって。覚えてるはずがないと思ってた。
その他大勢の俺のことなんて。
「んふ。変な顔。また、今日からよろしくな!」
泣きそうな顔を笑われて、嫌な顔をされずに純粋に俺に話しかけてくれて、また。“また”よろしくと言ってくれた。諦めた関係性。無理なんだって思った普通の会話。
「…。ま、またなんてよく言えたもんやなぁ。
 久しぶりなんに、小さいところはお前は昔から変わらんなっ。成長期こなかったん?」
あぁ。違う、ちがうんだ。こんなことを言いたかった訳じゃない。
「あんさんは相変わらずやなぁ。んふ、成長期はこれでもきた方なんやで?」

「…また。またなんて言わんといて。
 そうせお前も変わるんや。俺を置いていくんや。
昔のままなんてありえないんや。
お前にはわからんやろ?黙って置いて行かれた気持ちが。俺は、友達だと思ってた。たった1人の友達だと思ってた。でもお前はちゃうもんな。お前には友達たくさんいるもんな。」
これは自分勝手な感情で。アイツは何も悪くなくて。
言うつもりがなかったことまで口走ってしまって。
一度口を開くと止まらなくって。止められなくって。
誰かにぶん殴ってでも止めて欲しくって。
たった1人の俺の友達をこれ以上傷つけたくなくて。

「…せやなぁ。何も言えなかったことは本当に悪いと思っとるんよ。
……生きているうえで変わらないものなんてないんよ。人は常に変化して、成長していくもんやからさ。
でも、でもな。変わらないものもあるねん。
あんさんの癖やったり、おれの悪癖やったり。
おれらがずっと友達だってことやったり!」
「、、、は?」
「いろいろ、あったんや。本当に沢山。
いろんな人に会って、いろんな経験をした。
嫌なことも沢山あって、しんどい時もあった。
でも、おれはずっとおれだったし、ここであんさんとまた再開できたのも運命だと思ってる。
たしかに友達は多いほうや。けど、あんさんを他の誰かと一緒にしたり、蔑ろにしたつもりは一切ないんよ。
でも、あんさんを傷つけたことには変わりない。
それでも、こんなおれとまた仲良くしてくれたらうれしいな。」

こいつはこんな時でも俺の気持ちを汲んでくれて、自分だけが悪いというような言い方をして。
こいつにも言えない事情があったかも知れないのに、こんな自分勝手気周りない俺を許してくれて、受け入れてくれて。”また“と何度も言ってくれて。

必死に涙を堪えながら俺が今できる精一杯の笑顔で
「なんや。おもろそうなことがあったんやなぁ。
 まずはその話を聞くところからやな!」
と煽ってしまった。

お題「変わらないものはない」
黄視点(黄桃)学パロ

P.S.
着地ミスりました。どこだここ〜?( ᐙ )ナンダコレ

12/27/2023, 8:05:32 AM

「まぁ、まぁ。ベタなハナシよな。『不変は無い』」
伝統工芸とか郷土料理とか、「変わらないように」を目標にしてそうな分野の方々のことは、どうなるんだろう。某所在住物書きは配信の通知文に8割9割賛同しつつ、残る1割2割の「変わらないものはない『わけではない』」を探してネットをさまよっている。
ことに、菓子や料理の世界では、「味変わったね」より、「いつもと同じ美味しさだね」を尊ぶ界隈も、ありそうで、そうでもなさそうで。

「……無いと断言されると反例探したくなるやつ」
何か無いかな。物書きは諦め悪く、ネットの中を探し続ける。

――――――

職場の先輩が、なんでも年末に捻挫だか肉離れだかを起こして自宅のアパートで在宅ワークしてる、
って聞いたから、日頃の恩だの借りだのもあるし、私もちょっと急だけど、リモートの申請出して先輩のアパートに様子を見に行ってみたら、
先輩は普通にお昼ご飯の準備してるし、歩く時どっちかの足をかばってる様子も無いし、ベッドの上では「エキノコックス・狂犬病対策済」の木札を首からさげてる子狐がヘソ天してるし、
本人に「どしたの」って聞いたら、「治った」、「多分気のせいだった」って言われた。

捻挫と肉離れって簡単に治るもんじゃないと思う。
どしたの。何があったの。

「そもそもお前、どこから私が『足を捻った』なんて情報拾ってきたんだ」
せっかく見舞いに来てくれたからって、先輩はお得意の、ちょっと低糖質なパスタを出してくれた。
「隣部署の宇曽野か?まさかこのアパートの管理人じゃないだろうな?稲荷神社の狐とか冗談はよせよ」
元々は、100g食べたって糖質30gにも満たない、バチクソ優秀な低糖質のやつを使って作ってくれてたやつだ。
3週間くらい前、たしか12月9日近辺のことだと思うけど、製造元がその乾燥パスタを「おいしくリニューアル」して、塩分量がバチクソ多くなっちゃったから、今は、他のパスタよりは糖質少なめって程度の、全粒粉パスタが、代用品として使われてる。

低糖質麺の、低塩分なパスタ。需要はニッチ。
売るためには時々「おいしくなってリニューアル」をしなきゃいけない。
相当「いや、ウチはこの味で/この形で/この方法でずっと通すんだ」って強い信念が無きゃ、
商業品で、変わらないものは、無いんだと思う。

「宇曽野主任が、『お前の先輩、昨日の夜、俺の目の前で足腰捻って、痛そうにしてたぞ』って」
わかめスープの素と小さくされたミンチ肉、それから少しの大葉とアマニ油で、たらスパみたいな風味になってるパスタを、くるくる。
「てっきり私も主任も、捻挫とか、肉離れとかだと思ってたのに。来てみたらコレだもん」
プリン体少ないし、塩分ちょっとで済むし。たらスパモドキはなかなかにアリだと思う。
「うん。先輩の料理、変わんないね。おいしい」

「これでも色々、変更箇所は有るんだがな」
野菜じっくり煮込んだらしいベジスープをよそいながら、先輩が言った。
「ところでお前、油揚げ食うか?諸事情で大量に手に入ったんだが」

「油揚げ is なんで」
「お前と同じく見舞いに来たやつが、昨日居てな。約200年、変わらない製法で、伝統を守って作られているそうだ。炊き込みご飯が美味かった」
「新人ちゃん?」
「『稲荷神社の狐』と言ったら、お前どうする」
「はいはい冗談冗談。で?」

「子狐触るか?」
「さわる」

12/27/2023, 8:00:32 AM

「ねぇ、もう別れよっか」


君への気持ちだけは。
それだけは変わらないと思っていた。
好きだった。大切だった。愛していた。
これからもずっと一緒にいるって、そう信じて疑わなかった。
けれど今から私が口にする言葉は。
/変わらないものはない

12/27/2023, 7:58:25 AM

変わらないものはない

難しい。

変わらないものはないと言われれば、
いや、そんなことはない。
変わらないものもある。
と、言いたくなるし、
変わらないものもあると言われれば、
いや、時と共に変わるでしょと思ってしまう。

結局、“変わらないもの”はあるのかないのか。

とりあえず、自分の中から探してみようかな。
paki

12/27/2023, 7:49:27 AM

変わらないもの

変わらないものは無い。今でも時間は進む。
もう2023年は終わるし、どうせまたすぐ2025年になる。
予言なんて信じられない。ただの偶然。
もし変わらないものがあっても、不気味でたまらない。
「人間は知らず知らずのうちに変わることを願っているのかもね」

12/27/2023, 7:48:07 AM

友情だって、


愛だって。





なんだって変わらない。





ほら、





私は今も虐められてる。








ほらね、、、、変わらないものはない。





#変わらないものはない
#4作目

12/27/2023, 7:44:00 AM

過去やらかしたことは変わらないと思う。
過去に手を入れることは出来ないよ。

そのことの評価は変えられるかもしれない。
そのことが正義にすり替わるかもしれない。
そのことは忘れられるかもしれない。

でも、やらかしたことは変わらないよ。
少なくとも私には変えられない。

(変わらないものはない)

12/27/2023, 6:55:41 AM

お題:変わらないものはない

 物も人も変わらないものはない。
物は劣化し壊れ、人は老化して死んでいく。
 『愛は永遠だ』という人もいるが、愛に永遠はないだろう。
愛は有限だ。
無償の愛をくれる人も与える人も居ないだろう。
気持ちの移り変わりは誰にも止められない。
見限られる時はあっさりと見限られるだろう。

 変わらないものはないのだから驕らずに生きていけ。

12/27/2023, 6:43:41 AM

変わらないものはない


 十年以上通っていた美容院が、この秋で閉店してしまった。
 女性二人でやっていたお店で、私の家から近いし、話題にも困らなくて、とても居心地が良かったし、ずっとそこにあるものとすっかり安心していたから、かなりショックだった。

 変化はあった。まずこの夏に私をずっと担当してくれていた美容師さんが辞めた(お別れも言えなかった)。その後は店長さんが一人で頑張っていた。前に行った時、店長さんはかなり痩せていて、「病気じゃない」と言っていたけど、やっぱり体調が良くないのか。そう思って、恐る恐る店を閉める理由を尋ねてみると、地方に移住すると言う。
(移住!?)
 四半世紀続けたお店を閉めて、五十歳(だそうだ)から新たな場所でリスタートする。
 店長さんの陽気な笑顔の下で何があったんだろう。どんな思いがあったのか。
 心配になったけれど思い直した。
 大人になってからの人生は、短いようで結構長い。変化が欲しいと思うなら好きにしてもいいじゃない。一度きりの人生だもの。
 彼女には美容師としてずっと働いてきた腕があるし、健康さえ気をつければ、どこでもやっていける人だろう。

 変わらないものはない。
 その言葉には何となくマイナスのイメージを持っていたけれど、まだ変わっていけると新しくとらえ直そう。
 そして彼女の次の挑戦が充実したものでありますように。



#131

12/27/2023, 6:43:29 AM

人も物も好みも変わって当たり前
変わっていくものだから、変わらないように努力するんじゃなくて変化を見る、変化を楽しむ、波にのるをしてみてもいいかも

12/27/2023, 6:32:19 AM

変わらないものはない




「…またね」
真夏、炎天下で告げられた言葉。

その言葉で、目が覚めることが多くなった
小学5年生の夏、親友やったしょうが転校してしまった。
当時は、スマホなんてものは持ってなくて、
その後、一切連絡もとれんくて、
俺はこの春高校2年生になる。
あのあと、ずっと同じ土地で暮らしてる俺は
地元の、進学校に入学した。
サッカーが好きやったから、サッカー部にはいって
今ではエースをしている。
でも、やっぱりしょうがおらん日々は退屈で
人となるべく関わらんように過ごしていた。
しょうがおったら
そう考えた時に、もしまたしょうにあったとき
俺が変わりすぎて嫌われるかもしれない不安が残る
そもそも、しょうが俺のことをちゃんと覚えてるのか。
「……はぁ、会いたいなぁ」
そう呟いて、返ってきたのは
からすの鳴き声だった。
でも、そんな呟きは実現した。
「……しょうです、元々ここに住んでて、
一度東京に引っ越してまた戻ってきました。
仲良くしてくれたら嬉しいです」
しょうや、そう思った瞬間、想いが込み上げてきたのを
グッと堪えて、毅然と前を向く。
「…そうやな、じゃああの窓際の一番後ろの席行ってね
れん、学校の事教えてやってくれ。」
……さすがに、嬉しすぎるやろ
「…しょう、覚えてる、?
れん、やで、?」
「……うん、覚えてるよ。れん、また会えて嬉しいっ」
それから一日ずっと一緒におった。
まぁ、あんなに誰とも関わらんかった俺が
他人に、しかも転校生と話してる姿をみて
クラスの皆は驚いていた。
まぁ、一部の女子はイケメンとかいって騒いでたけど。
「なぁー、しょう学校案内するで着いてきてやー」
「……うん、おれもれんとたくさん話したい」
体育館、音楽室を回って教室に戻ってくる時には、
西日が傾いて、オレンジ色に染まっていた。
「……しょう、ほんとに会えて嬉しい。
もう、会えんと思ってたから…
ごめんな、しょうがおらんとなんもできんくて、
このクラスでも、誰とも仲良くできんかったんよ
変わってまったな、俺。ごめんな。」
「……ふふ、そうだね、れんはたくさん友達いたのにね笑
俺がいないとやっぱ駄目なのかな~笑
でもさ、れん。別に変わったっていいんだよ。
俺だって、変わってるよ。標準語になっちゃったし笑
この世に変わらないものはないんだから。
変わったれんも、昔のれんもずっと大好きやで
これからもよろしくな」
「……っ、しょう、話せるやんっ、
ありがとお、俺もしょうが大好きやで
ずっと一緒にいような」



こんな二人が、付き合うのはまた先の話

12/27/2023, 6:25:55 AM

すべては原子という小さな小さな粒の集まり
形あるように見えても隙間だらけの小さな粒の集まり
だから自分を構成してる以外の粒が
近づいて来たり入って来たら
影響受けて元気になったり不安になったり
ふわふわした小さなたくさんの粒が
しばらく震えて不安定な集まりになる
一粒ずつかもしれないけどそうやって
震えて不安定になってまた落ち着いて
一瞬一瞬小さくても変わってく

12/27/2023, 6:25:44 AM

「変わらないものはない」

歴史は変わらないものはないと思っていたけど
時代が移る変わりにつれ、新事実が発見される度に
今まで語り継がれていたものが変わっていく

変わらないものはないなんてないんだと。

12/27/2023, 5:48:52 AM

世界は流動的だ。一刻一刻、様相を着替える。世界を構成する小さな細胞みたいなどれもが、溶岩のように溶けたり固まったりしながら化けていく。四六時中リアルタイムな速さで代謝し続けているものもあれば、中にはそれがあんまりゆっくり少しずつなので、いつも安定しているように見えるものもあるかもしれない。
でもみんながみんな、揃いも揃って化けていくわけなのだ。
速度が違うだけなのだ。

足並み揃えて、常識に従って、ルールに倣って、人の言うことをよくきいて。
当たり前のような気がしても、これらは全て不安定で揺るぐ。
最後に残るのは自分自身だけだ。
だからその己同士で通じ合った相手というのは、我々が思うより希少で尊いものなのだ。
その相手だって化けていくわけだ。だから通じて重なり合っている時間さえ絶対ではなく希少だ。一瞬一瞬かけがえがないのだ。

だから、今を生きてください。変わらないものなんてないのだから。

(お題:変わらないものはない)

12/27/2023, 5:38:59 AM

変わらないものはない

あなたの言葉によって

あなたの行動によって

少しづつ、良くも悪くも
気持ちは変わっていくよ

12/27/2023, 5:26:37 AM

変わらないものはない





私達の関係もね

変わっちゃうんだよ この世界は

12/27/2023, 5:04:20 AM

変わらないものはない。

 ――というお題を元に物語を執筆していた。
 なかなか良さそうな物語が書けた。ちゃんとした物語だ。

 操作をミスした。
 一瞬で書いたものが消えた。
 これだからスマホは嫌いなんだ。パソコンならCtrl+Zで一つ手前の作業に戻せるのに。
 泣きたい。

 変わってしまった。物語が、一瞬で、白紙に。

 変わらないものはない。
 わかっているけど。そうじゃない。
 こういうのは、時間が経ち、街並みが変わってしまったとか、人が変わってしまったとか、そういった物語の為にあるもので。
 物語を白紙に変える為のものではなくて。
 今、その実体験は、いらない……。


『変わらないものはない』

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