『声が聞こえる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
____声がする____
部活の先輩に恋をした
先輩は3年生でもうすぐ引退する
もう、会えなくなる
思いを伝えられないまま先輩は引退した
2年後の春私が卒業する
桜の木の下にいると後ろから声がする
振り向くとそこには先輩がいた
『 卒業おめでとう
あのさ、俺と付き合ってほしい 』
花束を持った先輩が私にそう言ってきた
もちろんokした
※ フィクションです
2022.9.22
使われなくなった第2音楽室から
たった1人の
君の澄んだ歌声が聴こえる。
「声が聞こえる」
真っ白な世界を歩く
周りには何もなくて
ただただ白い空間がそこに広がっていた
なんだかふわふわして、気持ちよくて
ご機嫌で歩いていたら
微かに、君の声が聞こえた
どこから聞こえているのかもわからないけれど
何故か、私にはハッキリわかった
「あぁ、呼んでる」
手を伸ばして、気が付いたら
真っ白な天井と、君の泣き顔が目の前に広がった
『声が聞こえる』
俺は日本中誰もが知ってる歌手になるという夢を持っていた。
高校を卒業してから大学には行かず、東京に上京した。
毎日バイトと路上ライブやライブハウスで歌を歌っていた。
そしてたまにオーディションや自分が作曲したものをコンペに出してたりしていた。
だらだらと続けていたそんな生活。気づけば上京してから5年経っていた。
シンガー仲間やバンド仲間とライブをし、打ち上げで酒を飲み、騒ぐ毎日。そんな生活に心地良さを感じると同時に、正直このままでいいんじゃないか、音楽は趣味でいいんじゃないかと思い始めていた。
どんなに頑張っても何も実らない日々。
最初の頃の熱い思いはすっかり無くなっていた。
曲を作ろうと思ってもメロディーも歌詞もなにも浮かんでこない。
――スランプだ。
そんなある日、シンガー仲間から連絡が来た。
“今度ライブあるけど来ない?新曲出来たから聴いて欲しい。トリ1個前の3番手だから!”
乗り気では無かったが、付き合いもあるし、ちょうどその日は何も無かった日なので行くことにした。
当日、正直シンガー仲間の新曲は何も響かなかった。
でも羨ましかった。ソイツは俺がライブハウスに出だした頃には既にライブハウスで活動をしてた奴なのに、バンバン新曲を作っていたからだ。響かなかったのは妬みもあるだろう。
トリはオケ音源で歌って踊る女の子だと聞いた。
“木の実リンゴ”
聞いたことの無いステージネームだ。
俺は興味本位から聞いてみることにした。
フリフリの衣装を着た20代前半くらいの女の子が出てくる。
ステージの真ん中に立ち、音源が流れ始めた。誰もが知ってるアイドルの代表曲だ。
木の実リンゴは踊り始める、だが、彼女は歌わなかった。
メロディーしか聞こえず、口パクと振り付けのみだ。
でも何か違和感を感じた。
テレビで見ていたアイドルの踊りとは全く違ったのだ。
『手話?』
彼女はアイドルの曲の歌詞を手話で歌っていたのだ。
1曲目が終わり、木の実リンゴは舞台袖からスケッチブックを持ってきた。
“初めましての人ははじめまして!
いつも来てくれてる人はありがとう!”
“木の実リンゴです!”
“私は耳がほとんど聞こえません!”
“でも、歌とダンスは誰よりも大好きです!!!!!”
“次の曲は―”
俺は鳥肌が立っていた。そして衝撃を受けた。
『耳が…聞こえない?』
2曲目が始まり、木の実リンゴは手話と体を使って曲を全力で表現していた。
アイドルには興味なかったし、曲もテレビで聞いたことあるな、というレベルだったが、その曲の歌詞と思いが伝わってきた。
俺は魅入って、そして“聴き入って”いた。
木の実リンゴのステージが終わり、シンガー仲間は
「なにあれ、歌じゃねえじゃん」
と笑っていたが、俺はこれこそが歌だと思った。
耳には聞こえないが、心に響いてきた。
木の実リンゴの心の声が、ハッキリと伝わって来ていたからだ。
『――歌いたい、曲を、作りたい!!!!』
俺はライブハウスから出て、走って家に帰った。
ギターを抱え、ジャカジャカと弾き殴る。
冷静に考えたらめちゃくちゃな歌詞だが、今の思いを全力でメロディーに乗せた。
隣の部屋からの壁ドンでハッと我に返ったが、忘れないように急いでコードと歌詞を書きなぐる。
『――出来た!!!!』
曲名は、“ 君の声 ”
だらだらと続けていたライブも、これからは魂のこもったライブに変わると確信した。
次のライブが、楽しみだ!!!
【声が聞こえる】~完~
作詞作曲出来る人、素直に尊敬します。
0から音を作るなんて、簡単な事じゃないと思うし素敵なことですよね。
いつも♡︎ありがとうございます♡!!
『声が聞こえる』
必死に私を呼ぶ声が聞こえる
「いなくなったら、寂しいよ」
貴方に言われたかった。
その声が聞きたかった。
誰かに必要とされている
それだけでも自己満足ができる
僕は小学6年生で、いつも一人で下校していた
僕は毎日通る道があってボロボロの建物の前
猫がいたり人が勝手に入って遊んでいたりしている所を見た時がある。
僕「……暇だな」
このところ色んな人に話しかけても無視されるんだよね。まぁ、学校ていじめられてるし笑……怖かったなぁ、
?「�����!!」
僕「?」
建物から声が聞こえた、何を言っているか分からなかった。
僕「え、こわ」
でも、好奇心が分からないが体は自然と建物へ行っていた。
近づくにつれ声は段々と聞こえるようになった
?「ゃメテ」
?「ボ、クガナニ��テぃゥ!!」
どうしたのだろう?
なにか騒いでいるようだ
目の前にばドアがありその奥から聞こえる
僕はドアノブに手をかけ回した
僕「し、失礼します」
僕「え、」
そこには僕が血を流して倒れていた
声が聞こえる
声が聞きたいな
あなたの声が
松永希さんの、「声」の歌い出し
今日のお題をみて、
ずっとこの曲が頭の中で鳴っている。
あなたにもありませんか?
何かのきっかけで、頭から離れなくなる曲や歌。
今日のわたし
希さんの
声が聞こえる
私を呼ぶ声
君だけが使う渾名
本当に大好きで・・・
今も微かに耳に残るよ
でも
分かってる
知ってる
時の流れに乗って
少しずつ遠ざかり
いつか
聞こえなくなる
「声が聞こえる」
受信した。今回の知らせは特大らしい。
周りの受信機たちの騒ぎからそう思った。
もちろん周りの受信仲間にも知らせた。
体が熱くなって働いてる気がする。
受けとることが生きがいで
この瞬間が一番満たされる。
受信機たちは感情を踊らせるようにして
いつもアンテナを張っている。
電池が切れるまで。
テーマ「声が聞こえる」
声が聞こえる
苦しい時
辛い時
悲しい時
思い浮かぶのは
同級生達で。
私にとって
家族と同じぐらい
落ち着ける声。
どれだけ大変でも、
皆の声や言葉を聞いたら、
頑張ろう、
いいや、
「頑張れる」、そう思える。
そんな
私に
温もりをくれる
染み渡るほどに
優しい声。
甘やかされると、
ぐだぐだしてしまうから、
そう甘えられないが。
でも、
必ずしも
私にとって欲しい言葉を
皆が与えてくれるとは思わない。
彼らは私じゃない。
それにそんなことは出来ないから。
だから、
たくさんクラスメイトと話せる、
多くの声を聞くことが出来る、
この環境に
心から
感謝してる。
これから先、
どんな困難にぶち当たったとしても、
みんなの声が聞こえる度に
私は頑張れると思うから。
みんなの声が、
私の強さになる。
9.22
お題「声が聞こえる」
心が折れそうでも、負けそうでも
どうにかこうにか立ち止まっているとき
「頑張れ」とか「もう少し」とエールをくれた記憶が
蘇ってくるときがある。
「そんなこと言われても出来ねぇよ!」と
切れてしまいそうなときもある
でも、その反骨精神で乗り越えられた夜があるのも事実だった。
PASSION ―声が聞こえる―
25時。
明日に備えて早く寝ないと、と焦れば焦るほど、私の眼は開き、肩は小刻みに震え、寒気が襲ってくる。
バドミントン部に入ってから、初めての大会。
ずば抜けた反射神経も、強い腕の力も、戦略的にプレーする明晰さも、私は持っていない。
こんなので勝てるだろうか?
やる前から、分かっている。
諦めちゃいけない、なんて、勝利を予定されている幸運な誰かの綺麗事に過ぎない。
私は幸運じゃないから―。
所詮、平凡な私だから―。
「何言ってんの」
え?
何か聞こえた。
「絶望だわ。俺の持ち主こんな奴なん?」
誰?
私の頭の中に響いてくる声。
私、とうとうおかしくなった。
「俺だよ。お前のラケット。」
…やっぱりおかしくなったようだ。精神科に行ったほうが良いだろうか?
「バカが。俺だって言葉くらい話す。」
何言ってるの?
「いつもお前の汗まみれの手に握られ、時には体育館の床に削られ、時にはくるくる回され。俺はお前に1日24時間振り回されてるんだよ。そこまでしてお前に尽くしてやってんのによ、なんだよ大会前になってその弱気は。」
なんだろう。
目頭が熱くなる―。
「バドミントンってのはな、まあどのスポーツも共通だが、気が大事なんだよ。勝つって信じてる奴が勝つ。負けるって怯えてる奴が負ける。」
わかってる。わかってる。
でも、私は弱い。すべてのことにおいて弱い。
「ったく。ふざけんなよ―」
その声は小さく笑った。
「お前頑張ってただろ」
頑張ってた……?
「そういうこと言うな。俺がついてる。
好きなだけ俺を使え。どんなシャトルも受けてや
る。気だけは誰にも負けんなよ」
声は聞こえなくなった。
気づけば眠っていた。
嘘。
信じられない。
私が優勝なんて―。
声が聞こえる
色んな方向から聞こえてくる
風の音 波の音 葉っぱの音
いろんな音が重なって
いい音を生み出して声になる
とてもいい声だ 今日も響いている
あぁ、声が聞こえる。
いるはずのないアイツの声が。
幻聴なのはわかっている。
だけど、だけど今だけはその声に浸ってもいいだろうか。
その声に沈んでいてもいいだろうか。
『声が聞こえる』
あの日、
僕はあの子を知らなかった。
あの日、
いつも通りの燦々とした朝だった。
あの日、
いつも通りだと、
勘違いした朝だった。
あの日は、
朝から何かが違った。
気のせいだと笑っていられるほど、
小さな違いだった。
いつもは、
どれだけいい朝であろうと、
あんなことは思わなかった。
でもあの日は、、、思った。
"散歩しようかな"
そう囁いた僕は、
いつもと違う自分にあっさりとした顔を浮かべ、
少し微笑んだ。
向かったのは、
今咲き誇る桜の木が一本、
大きく立つ公園だった。
そして着くなり一瞬で僕の視界を奪ったあの子は、
後ろ姿さえ透き通る黒髪を揺らし、
現れた。
風の中には、
その子のものらしき声も、
囁きを隠していた。
僕はそのとき確信した。
"あぁ...僕は毎日ここに来るんだろうな" と。
Theme.声が聞こえる
私には、幻聴が聞こえる。毎日毎日死ねと言われる辛い誰か助けて
声が聞こえる
配信行けば声が聞こえる...
貴方の声が聞こえる
声聞かな安心出来ん...
落ち着かんし...
でも貴方の声聞けば安心する
こえが きこえる
あいつのこえ
てもあしもでないように
しばってやったのに
ちかふかく うめたのに
まだきこえる
あいつのこえ
こえが きこえる
声が聞こえる
いや、聞こえたことないな。
幻聴はないです。
声が聞こえる___
「最近、クジラ性格悪いよね」
えっ…と焦る。
「えー!うっそー。まじかぁー!!」
彼女は斜めしたに目線を落とす。
「こいつ自分が何したかなんにも分かってない」
きっとそう思っている。
わかってるよ。自覚あるよ。最近、人に優しくできていないって。自分の意見を優先しているってわかっているよ。でも、1年半、私は彼女の言うとおり行動した。そのせいで、学校に行けなくなりかけた。
「我慢しなくていい」
そう先生に言われた。だから、少しだけ我慢しなくても大丈夫だと安心した。だけど、それは間違いだった。私の我慢は優しさ。我慢して優しくする。だから、我慢しなくなると優しさも消える。そして、彼女は私を避ける。
また、我慢しなきゃいけないの…?
聞こえる。
優しくしないと私は貴方のそばにいれないの?
きこえる。
また、前の私に戻らなきゃいけないの…?
キコエル。
優しくしないと私は嫌われちゃうの?
キコ、エ、ル。
____また、イヤホンをして考えるのをやめる