声が枯れるまで』の作文集

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声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/22/2024, 2:45:25 AM

私はこれといった特別な趣味はない、
唯一歌を歌うのが好きだ、上手いわけではないけど、
カラオケは一人でも行く、まさに声が枯れるまで歌い
気持ちをすっきりさせる、今日あたりひさびさにいこうかな!

10/22/2024, 2:41:59 AM

「声が枯れるまで」

荒れる波間の岩の上、人魚は唄う

海の男を恋に狂わす魔性の人魚

されど、求めるはあの人ただ一人の呼び声


人魚はこいねがう

波に揺られる大船の甲板に立つあの人へ

とどけ、とどけと声が枯れるまで

吹き荒ぶ風は美しき歌声をさらい

あの人の耳へはとどかない

10/22/2024, 2:40:01 AM

【お題:声が枯れるまで 20241021】

「それでね、薫くんがね、今度一緒に⋯⋯」
「ごめんね、悠斗くん。叶美が泣いてるの。私行かなくちゃ」
「⋯⋯うん、わかったよママ。僕、ひとりで遊んでいるね」
「悠斗くんがいいお兄ちゃんで助かるわ」

本当のママは、僕が2歳の時にお空に行ってしまったんだってパパが言っていた。
でも僕は、本当のママの事はあまり覚えていない。
本当のママの顔は知っている、前にパパが写真をくれたから。
だけど、本当のママの声も手の温かさも僕は覚えていないんだ。

今のママは僕が4歳の時におうちに来た。
パパが新しいママだよって教えてくれた。
本当のママがいなくなってからパパはずっと大変そうだったんだ。
おばあちゃんやお手伝いさんが来てたけど、それでも大変だったと思う。
だから僕はいつもいい子にしてた、そうすればパパが喜んでくれるから。
寂しいとか、パパと遊びたいとか言わないと決めていた。
だって、パパが困った顔をしちゃうから。

パパと今のママとの赤ちゃんができて、パパも今のママも凄く嬉しそうだった。
もちろん僕も嬉しかったよ。
だって妹ができるんだ、お兄ちゃんになるんだからね。
今のママのお腹が大きくなると、お家には今のママのママが来てくれるようになった。
今のママのママは、僕のことはあんまり好きじゃないみたいだった。
ちょっと叩かれたり、ご飯を無しにされたりしたし、幼稚園の送り迎えでは本当のママの悪口を言われたりした。
僕がすごく悲しくなって泣いたりすると、今のママのママはいつも言うんだ。

『泥棒猫の子が』

って。
うーん、泥棒猫って何だろう?僕はパパと本当のママの子供なんだけど?
妹が生まれると、パパも、今のママも、今のママのママもとても嬉しそうだった。
僕もすごく嬉しかったけど、パパがいない時には、僕は妹には触っちゃダメだって言われた。
泥棒菌が移るからって、今のママのママに言われたんだ。
泥棒菌ってなんだろうね?
僕にはよく分からないけど、きっと妹には良くないものなんだと思う。
だから僕は、妹に触らないことにしたんだ。



「⋯⋯あれ?写真がない」

パパから貰った本当のママの写真がなくなった。
なくさないようにって、宝箱の中に入れておいたのに。
本の間とか、おもちゃを置いてある場所とか、鞄の中とか探したけど見つからない。
カーペットの下とかクッションの隙間とか、探しても見つからなくて。

「どうしよう⋯⋯、あ、もしかして⋯⋯」

昨日公園で薫くんと遊んだ時に、落としたのかも。
持って行った記憶はないけれど。
でも、昨日はお手伝いさんがいたから公園に行けたけど、今日はお手伝いさんはお休みの日だから、公園に連れて行ってもらえない。

「ママ⋯⋯」

ママは妹と一緒にお昼寝中だった。
どうしようかなって、少しだけ考えて、僕はひとりで公園に行くことにしたんだ。
大丈夫、公園までの道は覚えているよ。
車が危ないから、道の端っこを歩くんだ。
道路を渡る時は手を挙げて、車が来ないかきちんと確認するんだ。
ほら、ちゃんとひとりで公園に来れたよ。

「ないなぁ」

どこに行っちゃったのかな、本当のママの写真。
おかしいな、大事に大事にしまっておいたはずなのに。
パパに言ったら怒られるかな、せっかくあげたのにって。
ごめんなさい、パパ。
僕、いい子でいようと思って、たくさん頑張ったんだけど、いい子じゃないみたい。
泥棒猫の子だからかな?
ごめんなさい、本当のママ。
僕のせいで本当のママが悪く言われるの。
僕、もっともっと頑張って、いい子でいるね。
だからいつか、僕のことをぎゅってしてくれる?

ねぇ本当のママ、ママはどこにいるの?
ママって大きな声で呼んだら、会いにきてくれる?
それなら、僕、声が枯れるまでママのこと呼ぶよ。
ねぇ、本当のママ、今のママは僕のこと嫌いかな?
だってね、一度もぎゅってしてくれないんだ。
ねぇ、本当のママ、パパは僕のこといらなくなったのかな?
僕ね、もう少ししたらおうちじゃない所に行くんだって。
同じ歳の友達がたくさんいる所だって。
でも、パパや今のママは居ないんだって。
パパは僕のためだよって言うけれど、どうしてパパと一緒じゃダメなんだろう?

ねぇ、本当のママ。
僕、ちょっと⋯⋯ううん、とっても寂しいんだ。
だから早く、ぎゅってしてちょうだい。


━━━━━━━━━
(´-ι_-`) 子供って意外と大人のこと見ているなぁ、と思って。そして我慢しているな、とも思って。因みに写真を盗んだ犯人は、今のママのママです。

10/22/2024, 2:33:40 AM

学生に 戻る数時間 好きなもの
語ってはしゃぐ 金曜深夜

テーマ 声が枯れるまで

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10/22/2024, 2:28:27 AM

少年は歌っていた
私は聞いていた

僕は歌った
少女は泣いている

私は聞いた
なぜ歌うのか

僕は言った
歌いたいから

私は不思議と頷いた
静かに聞き続けた

僕は声が枯れるまで歌った
でも愉しかった

私は泣いた
少年の歌を聞けたから

僕は見た
少女の雨を


私は言った

僕は聞いた



歌は温もりを与える夢である
声が枯れるまで夢を見続けるの

10/22/2024, 2:08:51 AM

「愛」の一文字が
「哀」に成り代わり
愛猫は哀猫と化す

ぼくは一ぴき  きみは一ぴき

夜空の星と 同じ数だけ鳴くよ
しゃがれた声になっても鳴くよ

夜空の星と  同じ数を数えて
ぼくはきみは 枯れた声で泣く

ぼくは一ぴき  きみは一ぴき
愛猫は哀猫 二ひきの寂しがりや

10/22/2024, 2:03:28 AM

昔の記憶を突然、思い出して私は泣いた。泣きすぎて声が掠れている。
悲しい、寂しい、虚しい。
誰も理解してくれないもどかしさと後悔しか残らない感情にどこか怒りを覚える。
でも君の笑顔を見ると、安心とどこ芽生える幸せの懐かしい記憶が蘇る。
ふっと気がつくと知らぬ間に君が優しく抱きしめていた。
声を掠らせながら、聞こえているか分からないけれど、ありがとうと私は呟いた。

10/22/2024, 2:00:11 AM

ライブに行って自由になれたあの日。何度も何度も聴いていたアルバムの曲を、拳をあげて声が枯れそうになるくらい一緒に歌った。あの時の感覚をいつかまたライブで取り戻したい。

10/22/2024, 1:46:38 AM

声が枯れるまで


声が枯れるまで泣いた
地震で大好きだったあなたを失ってしまったから。

あの時ちゃんと逃げれていれば、今頃はあなたと楽しい日々を送っていたかもしれないと思うと悔しくて仕方なかった。

そして改めて地震の怖さを知った。地震によっていつも通りの日常が一瞬で奪われるって事、当たり前だった事が当たり前じゃなくなるって事。地震であなたを失ってから痛いほど実感してるよ。

でも大丈夫だよ!私は希望を捨てずにあなたの分までしっかり生きるからね!

能登半島地震で犠牲となられた方々へ
心よりご冥福をお祈りいたします

10/22/2024, 1:42:29 AM

声が枯れるまで君の名を呼ぶ
君は聞こえないふり
近くに来ても距離をとる
自由気ままに過ごす君
たまにくれる芋虫
愛情表現の距離感よ

10/22/2024, 1:42:07 AM

声が枯れるまで

 カラオケとかいかないからそこまで声を酷使することないな。声を出すような仕事でもないし。

 今日は通販で買った椅子が届くし銀行にいって金を引き出しにいかないとだしついでにスイカのポイントチャージしに駅にいかなきゃで忙しい。

 特に銀行まで金を引き出しにいかないといけないのがかったるい。最近なんかクレカ使えないことがあるから現金も持ってないと不安だ。

 こっちのカードに問題があるのか店のカードリーダーに問題があるのか知らないけど最近クレカが使えない時がある。

 別にカードが利用停止されてるとかではない。読み取りに問題があるんだろうな。どっちに問題があるのかわからないけどもうクレカは信用できない。

 だからペイペイとかのキャッシュレスに移行したいけどペイペイって専用のクレカ作らないとチャージがめんどくさそうなんだよな。使ったことないからイメージだけど。

 かといって現金じゃ金を引き出しにいくのがめんどくさい。なのでキャッシュレスにしたいけどペイペイとかモバイルスイカとかなにがいいのかわからない。どうしたもんかね。

10/22/2024, 1:40:33 AM

僕の思いが君に届くまで、僕の声が枯れて、言葉も枯れ果てて届かなくなってしまうまで、全力で歌う。僕の想いが、痛みが、苦しみが、叫びが届くその時まで。僕は僕の心を歌い続ける。

作者のつぶやき:
お久しぶりです。何とか生活も安定したので毎日はできないかもしれませんが、少しずつ書いていこうかなと思います。一つでも気に入っていただける作品があれば嬉しいです。というわけで、リハビリの一本目。

10/22/2024, 1:32:48 AM

「祭りが明けて」

今日は一日できるだけ声を出さないようにしようと思いながら、バスから降りる。
幸いなことに、家を出てからここまで会話をする必要はなかった。
学校前のバス停から校舎へ続く並木道は、色付いてきている。
ぼんやりと眺めがら歩いていると、ふいに名を呼ばれ、肩を叩かれた。
文化祭の準備期間、なんだかんだで話す機会が増えたクラスメイトだ。
ぺこり、とお辞儀をして応える。

「いやー、文化祭が終わったら一気に寒くなったな!」

そう言う彼の声は掠れている。
あぁ、私だけじゃなかったんだ。

昨日は、一日中呼び込みしたり、ライブで盛り上がったり、後夜祭で歌ったり……楽しかった。
その時間も、そのあと残った疲れも、この人と共有している。なんだかまだ夢を見ているみたい。


彼は自分の声のことをまったく気にしていないようで、私の隣の位置をキープしながら、ひっきりなしに話しかけてくる。

「なーんか、今日リアクション薄過ぎねぇ?具合悪い?」

覗き込まれ、心臓が飛び出そうになった。
思わず顔を背ける。

「それとも、俺のこと嫌い?」

いや、ちょっと待って。なぜ顔を近づけてくる?
近い!近いって!


「……ちが……こえ、あんま……でなくて……」

蚊の鳴くような声になってしまった。恥ずかしい。

「良かったぁ。せっかく仲良くなれたのに、嫌われたかと思った」

どくどくと、自分の心臓の音がうるさい。

期待しちゃダメ。
この人は、ただ、クラスメイトと仲良くなりたいだけ。


クラスの中心人物で、誰に対しても優しい彼のことを、ずっと密かに見ているだけだった。
彼は私と話したかったと言っていたけど、こうして気軽に話す関係になりたかったのは、私の方だ。

文化祭の準備で話すようになったけど、気がついたらそれ以上のことを望んでしまっていた。
それくらいは自覚している。


「片付け終わったあとの打ち上げ、来るよね?」

こくり。頷くと、彼は嬉しそうに笑った。



────声が枯れるまで

10/22/2024, 1:15:45 AM

声が枯れるまで

この名を呼んでほしいと願う。
貴方のその声が枯れるまで。
貴方のその綺麗な声が枯れてでも。
わたしが何十年の時を共にしたこの名を、呼んでほしいと願う。
1番最初に忘れられるという、その声を忘れぬように。
わたしの1番大切な音で、わたしの1番大切な言葉を。
掠れたそれが、貴方の本来の声だと錯覚するまで。
ずっと、ずっと。限りなく。

10/22/2024, 1:12:45 AM

私とあなたの距離は近いようで遠い

 色んなところから飛び交う歓声に紛れて
 負けじと声を張ってあなたを呼ぶ
 翌日声が枯れるとわかっていても
 ほんの一瞬あなたの目を見たいから
 めげずに何度も呼ぶ

 けれどあなたは一度もこちらを見ることはなかった
 ああ 今日が終わってしまう
 どうせ明日も来るからと
 明日の方が聞こえるかもと
 必死に自分を励ましていたら

 あ
 いま
 こっちみ

 私の絶叫が会場に響き渡った


『声が枯れるまで』

10/22/2024, 1:10:52 AM

声が枯れるまで
泣きたかった。でもそれで嫌われることが怖かった。
吐き出したかった。でもそれが報われなかったら嫌だった。
苦しかった、寂しかった、孤独だった。
それを言葉にはできなかった。苛立ちにしかならなかった。

10/22/2024, 12:59:20 AM

カニさんは、実はうさぎさんたちのちょっとしたアイドル。
今日はちょっとうさぎさんたちのところまで遊びにきたんだって。

いっつもはさみを上げてイエーイって感じのカニさん。
最近踊りを覚えたんだって。

「それを見せてくれるって。」

わくわく顔のうさぎさん。
もう一羽のうさぎはそれほど期待もせずに

「ふーん。」

と言う。

カニさんは少し俯いてシャキーンとはさみをクロスして立つ。
これから踊りが始まるらしい。

もうだめです。
こんなカニさんが予想外でかわいすぎて二羽はもう笑ってしまいそうです。

そこからカニさんは両のはさみをぶんぶんぐるぐる。ぎゅんぎゅんびゅんびゅん。
振り回して珍妙な踊りを、けどかっこいい感じでしています。

もううさぎさんたちは大爆笑。

かまわず踊り続けるカニさん。

踊りが終わる頃には笑いすぎてうさぎさんたちの声が枯れてしまう始末。

「笑っちゃったけど、すっごくかわいくて、かっこよかったよ!
いいもの見せてくれてありがとう!」

まだ笑いが収まりきらぬ様子でお礼を言ううさぎ。

カニさんは、どういたしまして!と得意気にVサイン!


カニさんが帰ってから。

喉を癒すようにはちみつ茶を飲む二羽。

「月あかりの中、公園で練習してる人たちがいて、それでカニさん覚えたんだって。」

「へー。」

よく新聞を読むうさぎさんが言いました。

「あっ。そうか。
 あれがきっとオタゲーって踊りだ。」

「オタゲー?」

「うん。正式なものはペン型の照明を手に持ってするらしいよ。
 アイドルとか、誰かを応援する時の踊りだよ。」

「へー。ペン型の照明…
それは雅だね。
 
 アイドルの応援…

 じゃあほんとうは僕たちがカニさんにその踊りを捧げるべき?」


ぷっ。

二羽は、想像して、顔を見合わせ同時に吹き出し、またしばらく笑い転げていましたとさ。
きっと今度は笑いすぎてお腹が筋肉痛になっちゃうね。




「声が枯れるまで」

月の上シリーズ #8

9/11「カレンダー」
9/17「花畑」
9/19「夜景」
9/28「別れ際に」
10/1「きっと明日も」
10/11「涙の理由」
10/20「すれ違い」

10/22/2024, 12:56:01 AM

「声が枯れるまで」

叫ぶよ。なんて、そんな平凡なことに興味なんてない。なかったのに。

あなたと出会って初めて声が枯れるまで叫ばれたいと思った。

幸せになっていて欲しい、もう二度と会えないあなたに

10/22/2024, 12:52:08 AM

澄みきった空気の秋晴れの帰り道に、私らはお互いの気持ちなど考えず、すれ違いをしだした。喧嘩の始まりはいつも自分から、声を荒げて、声が枯れるまで、余計なことを言ってしまった。今思えば、割りとどうでもいいこと。

右から帰るか、左から帰るか、家に着く時間は違うけど、一緒に居れる時間も、行き着く先も、同じなのにね。私は、遠回りして星空なんか見たりして、あの人と過ごしたかった。あの人は、普通に帰って、家で今日の出来事のやり取りを、一緒に振り返って楽しく過ごしたかったらしい、アナタならどっちの意見に近いだろうか。

10/22/2024, 12:50:26 AM

虫をころさないこと
そおっとおそとににがしてあげること
わたしを見たおかあさんに
あんたなにしてるのって
あたりまえみたいにおこられること

みんながひとをわらうこと
笑われたひとが
みんなにわらわれても
なぜかわるいことにならないこと
それにわたしが
すごくむねがいたくなること
みんながわらうあの人にも
お花のような部分があります
みんなといっしょに
どうして咲いちゃいけないの?
               
おこられることだらけ
笑われることだらけ
まいにちが、とってもいそがしい
でも
わたしはおこってはいけない
ひとをわらってはいけない
だって
わたしのこころがいたむから。

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