『声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何かに無我夢中になって、
周りも見えない位に、
声が枯れる程に、叫ぶとか。
そんな情熱、素敵すぎるよ。
見つけたいなぁ。
『声が枯れるまで』
歌う、叫ぶ…この2つには共通するものがある
バーチャルシンガーは声が枯れるまで歌い続け
叫び続ける
歌い手も同じ
芸能人は誰かが笑ってくれるまで笑顔になるまで
声が枯れるまで話続ける
誰もが声が枯れるまで全力を尽くす
1人1人が違うようで同じ声が枯れるまで頑張っている
今日も明日も、声が枯れるまで誰かが頑張っている
全力を尽くしている
運転中の車内で一人叫び散らかす
(声が枯れるまで)
声が枯れるまで、叫ぶしかない。
おかしい。おかしい。おかしい。
それで、やってきたつもりか。
妥協点を見つけたつもりか。
人を外に追いやって、掻い潜ったつもりか。保身の立場は逆転する。私が、本当に立ち向かわなければいけない相手が、顔を出した。十年の眠りが、研ぎ澄まされた。頭は、まだ冴えわたっている。あの真っ黒な空気は嫌だな。何とも言えない。家族を必死になってバラバラにしようとした。される事は、確かに宿業だが、それだけで、済まされる筈もなく、相手に返っていく。その重みは、勝負である。
私達は、乗り越えて行く。
だから、そんな中でも留まる事が出来た。
病気だからと、逃げるつもりは無い。
時の流れだと思う。そういう空気が流れている。
声が枯れるまで109
また来週月曜日
チャレンジ92(声が枯れるまで)
衆議院選挙を控え、各地で演説が行なわれている。公示日には普通の声だった候補者は、投票日の前日には、声を枯らしている。
最後の、最後のお訴えに参りました。
「お訴え」とは奇妙な言葉である。あまりにも悲痛な声に、よく頑張っているなと同情したくなる。当選したら、訴えの真剣さと熱意を、国民のために活かしてほしい。
〚声が枯れるまで〛
叫びつづけるよ、君のために。
「声が枯れるまで:舞の叫び」
起:
高校2年生の舞は、演劇部の中心的存在で、彼女の声はまさに舞台の命。伸びやかで表現力豊かなその声は、誰もが憧れるものだった。次の大会に向けて、舞はまたも主役を任されていたが、ある日、練習中に事件が起きる。体育館での練習中、部活中の男子バスケ部のボールが飛んできて、見事に舞の顔面に命中。「ゴンッ!」と響き渡る音に全員が一瞬凍りつく。
その後、舞は倒れ込み、しばらくして起き上がるが、みんなの前で叫ぼうとした瞬間、「え?声が…?」。驚いたことに、舞の声がほとんど出なくなってしまった。花が「大丈夫?でも…その低い声、ちょっとカッコいいかも!」と気を使うが、舞にとっては大問題。どうやら、声帯を一時的に痛めたようで、まともな声が出ない状態に。
承:
大会はもうすぐなのに、舞の声はかすれたまま。顧問からは「少し休めば治る」と言われるが、舞の焦りは募る。しかも、練習中に出てしまう低いガラガラ声に部員たちが「それ、悪役っぽい!」とからかう始末。花も、「もういっそ、全編通して悪役に路線変更する?」と冗談を言って笑わせるが、舞は笑えない。
そんな中、顧問が「声がかすれてるなら、それを逆手に取って新しい表現を作りなさい」と提案する。「声が枯れている状態を活かして感情を爆発させるのよ!」と。最初は戸惑った舞だが、「この声だからこそ伝えられるものがあるかもしれない」と前向きに取り組むことに。花も「じゃあ私が特訓相手になるね!」と協力を申し出る。
転:
舞は、かすれた声を活かして独自の演技スタイルを模索し始める。低くて枯れた声で感情を込めてセリフを言う練習を続けるが、最初は「なんか、ホラーっぽくない?」と花が言ってしまい、二人で大爆笑。しかし、次第に舞の声には一種の迫力が生まれ、独特な魅力が出てくる。
部員たちも最初は笑っていたが、徐々にその新しい表現に感動し始める。低く枯れた声でも、しっかりと感情が伝わり、舞の存在感がさらに際立つようになる。花も「ほんま、なんか凄みが増してる!」と感心し、舞は少しずつ自信を取り戻していく。
結:
そして迎えた大会当日。舞は、かすれた低い声を最大限に活かし、全身全霊で演技をする。彼女の声が普段のような美しさではなくとも、そこには魂が込められていた。会場中がその独特な声に引き込まれ、観客は舞の感情を肌で感じる。
最後のシーン、舞は声を振り絞り、かすれた声で「愛してる」と叫ぶ。舞台裏で見ていた花が思わず涙を流しながら、「舞、やっぱすごいな」と呟く。観客も感動し、会場は拍手の嵐。
舞台が終わった後、部員たちは「新しい悪役女優の誕生や!」と冗談を言いながらも、舞の努力を讃える。舞自身も「声がどうであれ、全力でやり切ったことが大事やな」と満足げに笑い、みんなで舞台の成功を喜び合う。
声が枯れるまで
貴女が枯れてしまって
もう3年になりますか。
順調に育った木は花をつけて
咲き誇ることができました。
その姿を留めようと必死になり
根が細くなっていることに
気づきませんでした。
水を吸い上げることができなくなり
枯れて倒れてしまいました。
横たわった貴女は声も枯れて
何も話さなくなりました。
その後どうされていますか?
LINEのステータスメッセージには
“通話不可”の文字。
貴女のことも気がかりですが
なかなかLINEもできずです。
どうか、貴女の声で
私を呼んで笑顔を見せてください。
気づいていますか。
貴女はまた起き上がろうと
細い根を延ばしていることを。
声が枯れるまで
何かを叫んだことはあるだろうか
僕にはない
というか、生まれてこの方、
声が枯れたことがない
自分のガラガラに変化した声を
一度も聞いていないのだ
ちょっと興味があったので、
バカすぎると自覚しつつ、
頑張って枯らしてみようと思った
とりあえず防音の部屋で
大きな声を出しまくった
大声で叫んだり、
大声で好きな歌をいくつも歌ったり
なんだか謎の気持ちよさを感じたが、
すぐに精神的な疲労がのしかかってきて、
やる気をなくしてしまった
わざと声を枯らすのは難しい
そんなことを考えて諦めた翌日
喉風邪をひいた僕は、
強制的に生まれて初めての
自分のガラガラ声を聞くこととなった
うん、実際聞いてみると、
特に面白くもなんともない
というか早く治したい、つらい
声が枯れるまで
声が枯れるまで研磨に愛を叫ぶよ。
…うるさい?
ごめん笑
でも、やめてあげない。
だって…大事なことは伝えたいし。
「伝えられなかった」って後悔したくないからね。
声が枯れるまで
声が枯れるまで自分の正当性を叫んだり態々人を差して自分の正当性をアピールする必要ないんだよ、それこそ本質を突けていないだろう、君がやっているのはただ言われた事への腹立たしさを紛らしているだけだ、それこそそこのテーマからかけ離れているだろう。君は本性を見抜かれて誰かの為に怒っているのではなく自分の為に怒っているのですよ。
君は「小学生レベル」は酷い表現と分かっても「中学生レベル」は酷い表現と分からない人間だと、そう自分で告白したことに気づきなさい。ものの例えに引っ掛かり自分が言いましたとゲロしていることにも気づけない、それこそものの本質を突くことが出来ていませんという表現も可笑しくて、ものの本質が見えていません、だから心の機微が分からないのですよ何時まで経っても(笑)
人に差した人差し指を自分に向けましょう正しい賢者さんなら(笑)
SNSの闇は深いねぇ〜。
滑稽で面白い世界だ。
令和6年10月21日
心幸
突然降ってきた雨を窓越しに見つめて、小さくため息をついた。このカフェからマンションまでは走っても10分はかかる。それにやっとのことで完成させたこの資料を濡らすわけにはいかない。
今日は朝から電車は遅れるし、気がついたらブラウスにケチャップは飛ばされているし、サトウさんには嫌味を言われるし…とにかくついてない。
履いていたヒールを右手に持って思い切りサトウさんの後頭部目がけて振り下ろすところを想像したのがいけなかったのか。
雨に罪なんてないの、ワルいのはいつもわたし。
ワルいついでにダイエットも中断することにして、チョコレートケーキとデカフェのアイスコーヒーを注文した。これってゼロカロリーコーラみたいじゃない?カラダにいいのか悪いのか分からないのよ、実際。
不毛な自問自答で暇を潰していると、店員さんがこちらへやって来た。
「申し訳ございません。チョコレートケーキなんですけど本日分が今しがた終ってしまいまして…」
(ほら来た!)私は心の中で叫んだ。
「他のケーキはご注文いただけますがいかが致しますか?」申し訳なさそうにしている店員さんににっこり笑って「他には何があるんですか?」と涼しい顔をして聞いた。
「ただいま秋のリンゴフェア中でございまして、発酵バターのアップルパイと焼きリンゴモンブラン、アップルシナモンシフォンケーキとなっております」。
(…私はりんごが嫌いなのよ!)心の声が顔に出そうになるのを必死におさえて「いや、やっぱり…結構です」とひらひらと手を振りながら言った。店員さんはきまりが悪そうに「かしこまりました。申し訳ございません」と言い、そそくさと退散した。
いいのよ、ここまでくるとむしろ気持ちがいいぐらいだわ。
窓の外はあいかわらず雨が降っているが、もうどうでもよい気分になってきた。必死でつくったプレゼンの資料もケチャップのついたブラウスもヒールで殴り損ねたサトウさんのことも。
しばらく窓の外を見ながらデカフェのアイスコーヒーをすすっていると「お待たせしました」と後ろのほうから声がした。
「コーヒーとチョコレートケーキでございます。ご注文の品は以上でよろしいでしょうか?」私は思わず後ろを振り向いて、最後の一つの私が食べるはずだったケーキを注文した客のほうを睨みつけた。
そこにはぽかんとした顔をしたサトウさんが座っていた。
「あ…ぃあぁお疲れさまです?びっくりしたな。カワイさんだったのか。どうしたんですか、そんなに怖い顔をして」
私はその場でどんな顔をしたらいいのか分からず、逃げ出したくなったが、そうするには遅すぎた。「サトウさん、チョコレートケーキ食べるんですね」私はテンパると本当のことしか言えなくなる。つまり、機転がきかない性格なのは自分でも分かっているのだけれど、どうしようもない。
「カワイさん、これ食べたいんですか?」
「私、りんごが苦手なんです。それしか食べられるケーキがないんですけど、それが最後の一つだったんです」そう言いながら、まるで子供だなと自分で思った。
「じゃあこれ、カワイさんにあげます。僕はりんご、好きだから」
断ろうと思ったが、サトウさんはさっさと店員さんを呼んでアップルパイを注文してしまった。
「すみません、なんか無理言ってしまいまして…」
「それは、あんな顔で睨まれたら…ねぇ」サトウさんは明らかに笑いをこらえている。
私は自分を呪いたくなったが、嫌味を言われた事を忘れたわけではない。
「昼間のアレ、ちょっと言いすぎました」。
サトウさんは窓の外を見ながらそう言った。窓に映った顔はいつになく真面目だった。
「いいですよ。チョコレートケーキもらったんで」。もちろんチョコレートケーキをもらったからではなく、サトウさんがちゃんと真面目な顔をしたからだった。
「雨、やみますかね」
「困りますね、やんでくれないと」
「そうですよね、私傘持ってきてないんですよ」
「僕、傘持ってるので一緒に行きますか?」
「…じゃあ、お願いします」。
始まりはいつも…
『声が枯れるまで』
声が枯れるまであなたの名を呼ぶから、どうかあなたも答えてはくれないだろうか。
声が枯れるまでお前の名を呼ぶ。
ただひたすらに、返事が欲しかった。
お前の笑顔が見たかった。
そんな言葉で、気持ちを封じ込めないで欲しかった。
お前にも、声が枯れるまでその感情をぶちまけて欲しかった。
そうすることのできる相手が、私であればいいと思っていた。
カラオケに行くと声が枯れてからがむしろ本番、
みたいな認識を持っているが、これは良くないのだろう。
声が枯れるまで、いや、枯れる前に退室できるようになりたいものだ。
#声が枯れるまで
あなたに伝えるために生きている。
喉で音を奏でることはできないけれど、
言葉を綴って歌っている。
歌は届くだろうか。
語り尽くせるだろうか。
伝えたいことの半分もうたえないだろうけど。
声帯を震わさずとも伝わる歌
声が枯れるまではまだ死なない歌
掌で耳を覆ってみたら、私の歌が聞こえてくる。
声が枯れようときっと鳴り続ける歌が。
音を挟まなくてもあなたの歌が届くように、わたしも届けたい歌があるのです。そうして語り尽くすまでは枯れない命の歌が永遠に、誰かの胸に残り続ければいいなと思います。
声が枯れるまで
たった今産まれたかのように
泣いて 泣いて 泣いて 泣いて
もう何も出なくなった
“声が枯れるまで”
[声が枯れるまで]
声が枯れるまで叫んだのに
君からの返事が何も来ない
君のもとに届いてないのか
君が応えなかったのか
どっちなのかもわからない
どうしたら私の声は貴方に届くの
こんなにも強く叫んでいるのに
声が枯れるまで叫んでいるのに
そしてもしも届いてるのなら返事をして
お願いだから
ああ、もうだめだ
最後の声は好きな歌で終わろう
ああ、もう疲れた
夢の中で聞こえてきた歌に掠れた声でハモってみた
声が枯れるまで
声が枯れるまで叫び続ければ、君は私の苦しみをわかってくれるのかな?自分らしく生きてるだけなのに、いつもいつも「気持ち悪い」って言われて、悔しいって思ってんのに何も言えない自分が嫌いで嫌いでしかたなくて、親にも担任にもSOSは出した。でも、誰も気づいてくれなくて日々苦しい気持ちがつのっていくばかり。信じたいものを信じられなくて。自分さえも信じられなくなった私を君は優しく抱きしめてくれるかな?「大丈夫だよ」って言って手を引いてよ。「ねぇ目覚ましてよ。なんで私をおいて行っちゃったの?君がいなくなったら私はどうすればいいの?」そう言って私は冷たくなった君の手を握った。もう一度だけ目を覚ましてと上に祈りながら。
いやぁ、合唱コンクールシーズンですねぇ。流石に合唱コンクールで声が枯れるまで歌う人はいないだろうが……口パクくらいはしたことがあるのでは?
声が枯れるまで歌うとは、あまり言わない。だって、そんなことする人、いないじゃん。声が枯れるまで叫ぶ人がいるから、「声が枯れるまで叫ぶ」という言葉ができるのだ。ただ、カラオケでは、たまにいる。声が枯れるまで歌う人。逆にジュースとアイスクリームしか食べない人もいる。僕は前者。ただ、声は枯れない。4時間ずっと夜に駆けるを歌っても枯れなかった。だから、声が枯れるまで歌う人は今のところ、見たことがない。
あ、でも、部活の応援をした時は枯れた。やっぱり、それだけ一生懸命だったっていうことかぁ。あの頃は楽しかったなぁ。
声が枯れるまで
私は叫ぶ
愛を叫ぶ
あなたをおもって
誰にも届くことはない
私でさえも聞くことのできない叫び
世界はとても不公平だと思う
何も持たない私にさえこんな仕打ちなんだから
私は手紙を書く
愛の言葉を綴る
あなたに渡せる日が来ることを信じて
直接伝えられることが一番なのは知っている
でも言葉では伝えることができないから
だって私は声が出せない
心の中で不公平を叫ぶ
私だけの愛をいつまでも叫び続ける
あなたに届くまで
あめ.