『声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『声が枯れるまで』
よくみんなでカラオケに行ったね
いつも同じ歌を歌ってたけど
楽しくて何時間もいたよね
そうそう何曲かみんなで一緒に大合唱
声が枯れるまで歌ってた
今みんなでカラオケに行ったら
昭和歌謡ショーが始まるね🎙
休みの日は一日、家で過ごすことが多い。
ひとりの時間が好きだから。
人と過ごすことが嫌なわけではない。
たまには気の置けない仲間と思い切り
声が枯れるまで笑いたい時もある。
翌朝、喉の痛みを感じて、そんなに笑ったんだなぁと
嬉しくなる。
そんな余韻に浸りながらまた、一日ひとりで過ごすのだ。
(声が枯れるまで)
声が枯れるまで
大声で泣きたかった
気が済むまで叫びたかった
でも、
私は沢山の人と暮らしてたから、
誰か聞いているかも知れない
私を見てひそひそと話しているのかも知れないって
恐くて、
押入れにしまった布団に顔を押し付けて
声を殺して叫んでた
声にならない様に息だけを吐いて
ずっと、
忘れろ忘れろ、、って
自分に命令し続けてた
そうすると、
自然と涙が止まって、
全てを忘れられた
私は大人になって、泣く事も無くなって
あの頃の事を少しずつ思い出して
上手く泣き叫べなかった私に
上手く怒れなかった私に
笑顔で居るしか無かったあの頃に
頑張ったねって
ずっと生きてるよ私って
教えてあげてる
声が枯れるまで
彼女は応援を続けた
その声が彼に届いているか
分からないまま
届いていなくても
彼女は満足していた
「応援してる」ってことは
「つながってる」ってことだから
題「声が枯れるまで」
朝起きたら
ライナスの毛布がなくなっていた
その時のボクの気持ち
わかるかな
声が枯れるまで
なき続けたよ
だって
唯一無二の毛布なんだから
『声が枯れるまで』
呼んで呼んで呼び続けて
届かないと知っていても
叫ばずには終われない
愛よ
愛よ
尊きヒトよ
それでも護り慈しむモノよ
どうか、どうか、
声がどこで枯れるかなんて人それぞれだよ。
学校の部活動の時
他の人より声が枯れているのに
声が出てないって言われる。
でも、声が枯れてるって限界だって
言ってるようなもんじゃない??
もう無理。そんなくだらない比較されたくない。
自分らしく生きよう。
イエエエエエエーイ!!!
『声が枯れるまで』
君の声が無くなった。
声だけじゃない。
温もりも、全て。
だから僕は、君の分まで君に伝えるよ。
精一杯の「愛してる」を。
僕の声が、尽きてしまったとしても。
この声が枯れるほど
愛してる
そう、貴方に伝えたい
夢中で君を目で追って応援していた。
#声が枯れるまで
足が動かなくなるまで走り回った
声が枯れるまで必死に応援した
勝ったときは仲間と抱き合って喜び
負けたときは悔しすぎて涙も出なかった
10年間の部活動生活
あれは紛れもなく
私の青春だった
声が枯れるまで
声が枯れるまで
声が枯れるまで
叫んだ
泣いた
なんで君だったんだろう
なんで僕じゃないんだろう
君に降りかかった不幸が
とても多くて
とても重くて
それでも1人で背負い込んでた
それに気付かなかった
気付けなかった
君がいなくなってから
気付いた
気付かされた
君の重さを
声が枯れるまで
この声が枯れるまで、彼女に愛してると言えばよかった。
最後の夜、一緒に連れて行けばこんな思いせずに済んだのかな。
彼女のいる世界を覗くたび胸が締め付けられる。
叶うならば、もう一度会いたい
私の夢は歌手になること
理由は歌が好きだから
聞くのも歌うのも大好きだ
歌っていると時間を忘れられる
嫌な思い出も全部忘れられる
辛いことがあった時、私は好きな歌を声が枯れるまでずっと歌う
今日とても辛いことがあった
初めてこんなに辛くなった
私は鼻をすすりながら歌を歌う
声も命も枯れちまえ
もう全てどうでもいいんだ
声が枯れるまで
「 違うんです 、あの事件の犯人は○○さんじゃないんです!!! 」
今日も 、あの子は 声高らかに叫び続ける 。
「 あの日 、あの人は 事件現場には 居ませんでした !見たんです私は!」
そう言っても 、誰一人と 聞く耳を持たない 。
いつまで 叫び続けるんだろう 。
あの事件は とっくに時効が過ぎてるのに 。
「 お願いです 、話だけでも…… !」
誰にも 信じて貰えずに 、可哀想な子 。
あの子は毎日こんな調子だ 。流石に 警察官も ぐったりしている 。
嗚呼 、うんざりする 。
いっそ この子も 消してしまおうか 。
あの 両親と一緒に 。
イライラする気持ちを 必死に抑え 、彼女の横を 通り過ぎていく 。
…… 彼女の 視線が痛い 。
ハッキリと 、こちらを見つめている 。
「 あ 、あの人だ 。」
―声が枯れるまで―
いつかこの声が枯れるまで、
白い部屋でずっと眠る貴方を
呼び起こす声は止めない。
いつかこの命が尽きるまで、
決して目を覚まさない貴方を
待ち続ける事は辞めない。
そして今日も私は白い部屋に居た。
涙を浮かべる勢いで貴方の名前を呼び、
祈るように手を合わせ、貴方の目覚めを乞い願う。
声が枯れるまで。
喉がおかしくなるくらい。
歌う。
曲に合わせて。
叫ぶように歌ったり。
泣きたくなるぐらい、歌詞に共感したり。
大好きな曲で、気分良くなったり。
好きなように、好きなものを。
好きなだけ。
ひとりだけど。
ひとりだからこそ。
日々、溜まってしまった気持ちを晴らすため。
気がすむまで、声が枯れるまで。
歌い続ける。
声が枯れるまで
世界の全てを憎んでも
生まれたことを後悔しても
過ちを犯しても
涙が海になっても
何したっていいから
死を、死そのものを疎んではいけない
其れは生者の驕りでしかない
声が枯れるまで
二人の少女の歌声が夕方の空に響く。歩道橋を渡る二人は手を繋ぎながら、楽しそうに歌っていた。
数日後、一人の少女が歩道橋の前にいた。小さく息を吸い込み、歌い出す。弱々しい歌声に嗚咽が混じる。
しかし、少女は歌うことをやめなかった。大きな声で、天にまで届くように歌う。涙が流れ落ちるのをそのままに、声が枯れるまで歌い続けた。
視線を下げ、少女は握りしめていた花束をそっと横断歩道の脇に置く。置かれたたくさんの花束に埋もれるように置かれたそれにはもう一人の少女が写っていた。
ずっとあなたを見ていました。
あなたは高嶺の花で、僕なんかが告白出来る訳もなくて。
ただあなたの背中を、目を細めて見ているだけでした。
だからなんでしょうね、認知さえされないのは。
けど、もし…もし、僕が声が枯れるまで叫び続ければ、あなたは僕を見つけてくれてましたか?