『声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
声が枯れるまで
声が枯れるまで、叫んだ。
絶対届かないあなたに。
切ない。
夢とかき消えた。
でも、笑って、お元気で。
涙滲む眼で。
声が枯れるまで
昔は沢山友達がいた。
休み時間は、誰か一人の机の周りにたかって、声が枯れるまでお喋りして、笑っていた。
私もそれなりに明るくて、面白いことを言ったり、バカ笑いしたりしていた。
そんな自分はもうどこにもいません。
何かに一生懸命になって、声が枯れるまで友と誓いを叫ぶことは、きっともう一生ない。
声が枯れるまで😱
本当に声が枯れたことはありますか?
私はあります
いくら、口を開けても全く声が出ず
相手に言葉をかけても届かず
歌も歌えない
この世の終わりかと思うほど
絶望します
いくら、仕事でも
いくら、応援したくても
いくら、叫びたくなっても
声は枯らさない方がいい
-声が枯れるまで-
どうして、みんなパパとママをいじめるの?
ほんとうは、やさしいんだよ。
ぜんぶ、ぼくがいけないの。
ときどき、すごくこわい。
でも、となりのおばちゃん、みないふりしたの。
きょうもふたり、かえってこない。
おなかすいたよ。さみしいよ。ママ、、パパ、、
「だいすきだよ。」
(5歳男児虐待死)
近所の方)声が枯れるくらい泣いていました。
「どうすれば、この悲劇は無くなりますか、」
声が枯れるまで
もし、誰もいない場所に1人で行けたら、誰にも言えない、、、
『本音』を叫びたい。
この声が枯れるまで、沢山、言いたい。けど、人生は甘くない、そんな弱音を吐くのではなく、ただ、聞く側にしか行けない。
声が枯れるまで
今年は、
今年だけは、
クラス合唱、
負けられない。
最後なんだもの。
少しぐらいは、
担任にいい夢見せても、
いいじゃない?
私も、
絶対コロナになんか負けないから。
絶対に陰性判定を受けて、
文化祭に出るんだ。
10.21
改めて言葉の大切さを知った
残りの文字数を知っていたら
あなたに伝える言葉も違っていた
あの時の私に伝えたい
その言葉でいいんですか?
サボテンを育てながらそっと零す
声が枯れるまで
こんなことなら、
声が枯れるまで君に好きだと伝えればよかった。
君がいなくなって1ヶ月。
君のことを考えない日は無かったよ。
君が好きだったお菓子、
君の使っていた歯ブラシ。
君との思い出が沢山ありすぎるこの部屋で、
君を思い出さないなんて無理だった。
でも、
僕がこんなに君を思っても、
君は他の人と幸せになるんだろうな。
僕が幸せにしたかった。
今までありがとう、
これからはどうか幸せに。
僕たちー私たちはー
〇〇学校を旅立ちます!
楽しかった修学旅行!
がんばった運動会!
思い出がいっぱいの六年間ー
今、大空へはばたきます!
はい。
声が小さかった人がいたのでもう一回最初からやり直します
[声が枯れるまで]
テーマ“声が枯れるまで”
声が枯れるまで
泣いた事も
声が枯れるまで
笑った事も
声が枯れるまで
怒った事も
声が枯れるまで
叫んだ事も無い。
感情が乏しいと
嘲笑われた。
けれど
そんなに感情の起伏が激しい人の方が
普通では無いと
気が付かないのだろうか。
我々の勝利を喜び
歌い続ける民達
疲れし戦士たちも
胸を張り我が地に戻る
家族との再会
声なく瞳を潤ます
戦地に消えし友達のために
声を枯らし叫び歌う
鎮魂の歌
この世にはもう俺以外誰もいないみたいだ。
朝早く目が覚めてから1度も誰とも会っていない。
6日前くらいまではいたような気がするが、急にパタリと辺りが静かになった。
聞こえるのは鳥のさえずり、風で木々が揺れる音。
誰の声も聞こえない。
俺は誰かいるかもしれないという淡い期待を込めて、今日も呼ぶ。
「おーい!誰かいないのか!?」
返事がない。
『今日はもう少し遠くまで行ってみよう。』
力をふりしぼり、勇気をだして探しに行く。
というのも、俺の命は長くは無い。
終わりが近いと、そんな予感がしている。
ただ自分の最期に誰かにそばにいて欲しいだけなのだ。
ふと視界になにかが写り、ハッとして何かがいた方に向かう。
見たこともない生物がそこにはいた。
「お前は誰だ?」
と問いかけるが、返事がない。
『言葉が通じてない?というより、この世界の生き物なのか?』
それは黒黒しく、自分よりも大きい。楕円形のてっぺんにツノのような何かが付いている。
明らかに自分よりも強そうだが、こちらを攻撃する意思はないのか、それは飛んで行った。
『なんだったんだ…でも、とりあえずは安全な生物らしい。』
俺は安堵しつつ、再び誰かを探しに出かける。
それにしても、寒い。ひゅう、っと肌に冷たい風が当たる。
体だけでなく心も寒い風が吹いていた。
残り少ない命に寒い環境。これは早く誰かを見つけなければ。
俺は叫んだ。周りを見渡しながら移動しては叫び、移動しては叫びを繰り返した。
孤独に死んでいくなんてゴメンだ。
せめて誰か、さっきのような異形の物ではなく、せめて言葉が通じるものがいい。
でも、もうダメかもしれない……。
少しずつ前に進む体力が無くなってきた。
それでも叫ぶ。精一杯生きたい。そして悔いなく死にたい。
―――俺は1本の木にたどり着いた。
すごく大きくて立派な木だ。
『ここで俺は死んで、土に還るのか。それも悪くない。』
俺は残りの力を振り絞り、叫び続ける。
冷たい風に乗せて、遠くまで自分の声が届くように。
叫びながら思う
『長いようで短い人生だったな。』
叫びながら思う
『せっかくこの世界を楽しいと思い始めたのにな。』
叫びながら思う
『本当に誰もいなくなってしまったのか。』
叫びながら思う
『……彼女欲しかったなあ。』
最後の最後にこれか。
俺は笑った。大きな声で笑った。
「ミーン ミン ミン…………」
声が出なくなる。力がどんどん抜けていく。
俺は倒れて仰向けになり、空をただただぼーっと見ていた。
『あぁ、眠たい。』
こうして俺の7日の命は終わった。
【声が枯れるまで】~完~
セミ目線で初めて書きました。
私はヒグラシが好きです。夏の夕方、ちょっとセンチな気持ちになるから。
いつも♡︎ありがとうございます!励みになります!
目の裏に過る、身も知らぬ景色の全容が
あなたに逢えば、解ける気がした
「声が枯れるまで愛を叫ぶよ」
その言葉で、カップルたちの物語を締めくくる。
数秒、高音のシャウトとタンバリンの音が聞こえてきた。
次の曲までが長い。
1人カラオケで1番虚しい時間は正に今。
ずっと手をつけていなかったウーロン茶を飲む。喉のために水分補給は必要だ。まぁ、私の声は既に枯れているのだけれども。
あなたと出会ったきっかけは歌。
あなたに初めて会ったとき、
こんな恋出来たらいいのになんて考えながら、
私は恋の歌を歌っていた。
あなたが私の歌を聴いてくれ始めたとき、
あなたに向けて、
声が枯れるまで、
私は恋を歌っていた。
あなたが私に飽きてきたころ、
あなたに、いや私自身に、
涙が溢れるまで、
私は失恋を歌っていた。
一度、一度だけでいい。
あなたに届くまで、
好きを歌わせてほしい。
078【声が枯れるまで】2022.10.21
古き良き笑点メンバーのうち、すでに鬼籍にはいっている歌丸師匠に、最近旅立った円楽師匠。
皮肉屋の歌さんと腹黒の楽さんのドツキ合いは、子どものときから慣れ親しんできた伝統芸能だけど、おふたりともとうとうこの世からいなくなっちゃったのは、さすがに骨身にこたえるなぁ。
まさに、噺家の命である声が枯れるまで、高座に立ち続けた師匠方。
生き様、しかと見せていただきました。
・・・・
この場所で数のことをいうのはヤボですが、さきほど、♥が1000をこえました。
調子の良い日も悪い日も、出来栄えにムラがありつつも毎日がんばったことへの、皆様からの応援のご褒美。ありがとうございますm(_ _)m
〜声が枯れるまで〜
はぁはぁと荒げた息を整えながら鳥居をくぐる
白独神社
ここで出会った白いキツネは今どこにいるんだろう、
あの時狩人に殺されそうになってた白いキツネは……
ガサガサと当たりを探す。
鋭い枝やトゲの木などで、体がボロボロになっても蛍が飛ぶ時間になっても探す手を止めれなかった
「おい、娘何してるんだ、そんなにボロボロになってまで無くし物か」
え…?
振り返ると浅黄色の袴を着た白髪の目立つ男性が声をかけてきた。
「何を探しているんだ、こんな時間におなごは早く家に帰れ」
そう言って乱暴に追い返そうとする
待って…!!わ、私…キツネを探してるの…白いキツネ
そういうと彼はピクっと反応したと思ったがグイグイと腕を引っ張って鳥居の外に私を押し出す。
「帰れ」
え…でも捜し物…
「ワシが探しといてやる、早く帰れ」
そう言って鳥居の中に消えていった。
時刻は夜の11時
今日は家じゃなくておばあちゃんの家で助かったなと思いながらおばあちゃんを起こさないように家の中にそっと入る。
テーブルの上には、ラップのかかった私の分のご飯が置いてある。
今日はハンバーグだったらしい。
レンジで温めてゆっくり食べてお風呂に入る。
勉強は明日でいいやとしないでそのまま夢の中へと眠りに入った。
朝の10時
いつも学校に行かない私は今日も相変わらずあの古びた鳥居をくぐり抜けてキツネを探す。
見つからない…どこにいるのかな……
そう思っているとすりすりと私の服に頬ずりする白色の"キツネ"
あ…!!居た……!!あの人本当に探してくれたんだ…!!
キツネはすぐにどこかに行ってしまったがまた会えて嬉しかった。
幼い頃から通っているこの神社は学校が嫌な時に来る場所だった。
そこで毎回毎回この狐さんを撫でているのが私にとっては普通だった。
周りになんと言われてもこれが私の普通だったのだから。
満足になったから家に帰り昨日の課題を終わらせる。
あ…お礼言ってないな……居るかな
たったっと軽い足取りで階段をかけ登りまた鳥居をくぐる。
どこにいるかな…
1時間くらいずっと探し続けていたが全く姿が見当たらない。
大声で呼び続けてたためか私の声は枯れてしまった。喉がイガイガして痛い
それでもお礼を言わなくちゃと思い、一人夜になるまで探した。
それでもいつまでたっても見当たらないから、家に帰りお風呂に入った。
次に目覚めた時はおばあちゃんが心配そうに私のことを覗いていた。
熱が出てリビングでぐったりしていたと言われ、帰りに雨に打たれたせいかもしれないと反省した
熱が下がったらまた探すよ。
私の声が今よりももっと枯れてしまうまで
『声が枯れるまで』
君がこの世を去る時に
私は声が枯れるまで、叫び続けたいけど
私の声で引き戻すのは
可哀想な気がして
泣きながら黙って
我慢して、そばにいるから
どうか長生きしてね、ちびた
中学の音楽会。
私たちのクラスは声が枯れるまで練習した。
最優秀賞をとるために。
結果は優秀賞だった。
ものすごく悔しい。
後悔もある。
でも、もう経験することのない尊い思い出になった。
#13 空一面雲で囲まれた暗い夜空。
ただ1人。苦しんでいるところを見られたその人に、一瞬涙を見せそうだったけど、必死に堪えて、その場を離れた。
笑顔をつくりながらも、目は潤んでいたと思う。
「大丈夫…だよ」そう言って走ってたけど。
帰ってからも、ずっと苦しかった。
秘密に近づいてしまうことを知られてしまったし、苦しんでいるところも初めて見られた。
だけど、心のどこかでは安心していたから。
隠していたのに、その人ならよかった。
気づかれかけて、嬉しかった。
自分のベットで声が枯れるまで泣いた。
1年前のあの日から一度も泣かなかった。
強がって、平気なふりをしてきた。
弱くならないように笑って、忘れて、明るくして。
思い出せば思い出すほど、悲しくて、今までずっと溜まっていた思いを全て吐き出していた。
___声が枯れるまで