『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
こんなに大好きな彼には、それは深い深い、“喪失感”を感じて欲しい。負の気持ちの底まで沈んで、俺の人生はもう終わりだと感じて欲しい。
そんなときにふと、再び私が現れる。汚れきった彼を痛いほど愛して、全肯定して、窮地に追い込まれた彼を救うことで「わたししか居ない」という確立した現実を体感してもらう。そんな彼にはもう私しか求められないね。ずっとそれで良いんだよ、14歳も下の私に、彼は溺れる運命なんだ。私の重たい愛情も“喪失感”には勝ってしまうからね
「え、なんて?」
電話越しに聞いたその知らせに、我が耳を疑った。
『だから、ーーちゃんが交通事故で亡くなった、とのことよ。あんた、仲良かったでしょ?お式の日程を今から言うからメモの準備なさい』
母に言われるがまま、急いでメモの準備をする。
電話が切れたあとも信じきれなくて、ただ、書いたメモの内容を見ていた。
ー私、アイドルになるのよー
瞳の奥に輝きを宿して夢を語っていた彼女の訃報。
信じられないまま、通夜の式に参列している。
仲が良かったやつは泣いていた。
棺の窓越しに彼女を見つめる。
「俺、アイドルのお前を応援したかったよ」
胸中を支配する喪失感とともに吐き出した言葉は線香の煙と共に少し漂って消えていった。
喪失感
薄情なのか知らないが人が亡くなって泣いた事がない。
(祖父母、親戚、恩師、上司、同級生)形あるものはいつか壊れ無くなると思っているからかな。
はじまりがあれば終わりもあるし。
終わりは何かのはじりを予感させる。
そのサイクルの中で私たちは生きている。
今、ツラい人もずっと同じ状況が続く訳ではないから!
スィーツコーナーのケーキ
アイスコーナーにて2秒で目視したパルム
ティラミスとみせかけてコーヒープリン
とみせかけてやっぱりティラミスを取り
レジに並んでお会計を待つけど
ホットスナックのコーナーに見つけてしまう、この夏ハマりまくったフランクフルト
引き続き、秋の季節にもお連れいたします。
深夜のファミマは有難いけど
お好みではない 蛍光のみどり。
夜中に1人で行くコンビニは、決まってファミマなのが
今夜はやけに無意味に気になったりして。
意味はないんだし、今日はこのままハシゴとゆことで
好きなコンビニへと歩いてゆく。
というか、無意味な考え事って
実は意図的にしてみようとすると割と難しいという事に気がつく。
言ってるまにまに
1本目の現場ファミマから約300メートル先に位置する
2024年 好きなコンビニランキング2年連続
堂々の1位に輝き中の
私の大本命セブンイレブンイイキブン。
さっきファミマで上げ過ぎてしまったテンションのお陰さまで、購買意欲も程よくニュートラルまで戻り冷静な様子でスィーツコーナーを横目にまっすぐレジへ。
普通にタバコを買う。
あ、2箱お願いします。
あ、あとカリカリ梅は買うよねー。
2本目の現場では、カロリーお化けを難なく既読スルーしたところで
あまり意味のなかったハシゴセブンではあったものの
サーっと軽やかに退店する感じでサーっと。
潜在顕在姉妹のご希望にお応えいたしまして
さすがに直帰で自宅着になります。
割と難しい技術を要するという事実が判明したばかりのほやほやとれたてタイトル
セブン発→わたしんち 行「無意味な考え事#2」
こちらをしっかりと無理なくこなしまして
ファミマ発→セブン行「無意味な考え事#1」に次ぐ
名付けて
"わたしなりの瞑想法"の出来上がりでございます。
丹田鍛錬オールフリー。
入居3年目を迎える我が家に帰宅してとりあえずパルムの存在を思い出して、あっ…れ?溶けて…い?…あとけて
全体の確認は一旦避けて冷凍庫にとりあえず逃しておきましょう。
喪失感を癒す私の深夜のサーカス隊がお送りいたしました。
ソウシーっつん。
#喪失感
喪失感かかえている
君を失なってからずっと
もう会えないの?
君といた日々を思うと
楽しかったことばかり
また遊ぼうね
大好きな人の別れに、強い喪失感を感じた。
敵だと思う人との別れも、喪失感を感じた。
なぜだろう
大好きな人は、自分の考えに賛同してくれる人、価値観が同じ人、一緒にいて心地よい人。
敵だと思う人は、自分の考えを違うと言ってくる人、価値観が異なる人、あまり一緒にいたくない人。
種類は違うけど、どちらの別れにも喪失感を感じた。
敵だと思ってた人の数は多くないけど、振り返ってみると、自分にとっては大事な存在だったかもー
来ない。
気まぐれにどこからともなくわいてきてワタシに魔法の稽古をつけていくあいつが、30日経っても来ない。
来なかった最長記録は20日くらい、最近は毎日のように来てたからさすがに心配になる。
「〇✕、街に冷納機を買ってきてくれる?どうやら壊れたみたいで」
里親の女はワタシが学校へ行かないことをいいことに、面倒な仕事を頼んでくる。もう3年一緒にいるが、こいつは嫌いだ。
「分かった」
街へ出た。人が多い。人混みも嫌いだ。人間っていうものがまず嫌い。
ワタシには嫌いなものが多かった。
「ねえ、今日目元をさ-=-$¥*@’♪♡>;」
「⊿⊂●ゞんでさ、そいつがまたゝ●厂厂乁⊂乁灬$+=……」
「´/##"¥彡★〃『」
うるさい、ろくなこと言ってないんだから黙れば良いのに。
「灬$)¥\□ヽ▼□∥_」
「行方不明らしいよ、」
雑音の中に飛び込んできたその黄色い単語に足が止まった。
「そうなん?相当強い奴だろうから暗殺なんてないと思うけど」
「いやそれが、『白い道の先でまた会おう』って言葉を残して急に消えたらしくて」
「何それ白い道…?んでそれから音沙汰ないってこと?」
「そうそう、でも死んでたら結構ショックだよなー警察相手に無双しててかっこよかったから」
「「怪盗ボルタミシェル」」
息が止まった。
…行方不明?
…あいつが?
遠くに見えていた白い光が消えた。
この世界が真っ黒に暗転して、周りには嫌いなものたちが蠢くばかりだと気づいてしまった。
《喪失感》
ポッカリと穴が空いた心 マトリョーシカの最後の子がみつからない 手に致命傷を負ったピアニスト 二度と履くことはないトゥシューズ 首里城焼失 桐壷の更衣の訃報 壊れかけのラジオがついに壊れた日 セミ爆弾の季節の終焉
喪失感
私の胸の中に、ぽっかりと穴が空いたかのような
何かが、私の普通から欠如しているような
そんな感覚
今まで感じたことのない、初めての感覚
これを、喪失感と言うのだろうか
あなたがいなくなって、私は何もできなくなった
あなたのために頑張った家事も、仕事も、美容も、
全部無駄に思えちゃって
あなたがいなくなったせいで、私は、
「喪失感」(一行詩)
以外な形で アナタの壊れてしまった姿に
◆
ずっと其処に居るものだと思っていたのにね
◆
気が付いたら 無くなっていた もう無理なんだ
側にあったものが忽然と失せ、
身近な誰かが、ふと風となり、
やってくる感情に郷愁が混じった寂寥を覚える。
明け暮れ、やがては日常に引き戻されていき、
慣れという、時間への麻痺に再び縛られる。
いつでもいいや——
風船のように膨らんだその心は、
爆ぜた瞬間から、永遠に遠のくものに思いを募らせるのだ。
【喪失感】
***
久々に綴りました。
みんな元気にしてたかな?
✦喪失感✦
なんだろうこの喪失感。
誰も消えてないみんないる。
逆に喪失感しか感じない。
ん?子供が遊んでいる。
あれは海賊ごっこ?
多分船長だな一番遊具の上のあいつ。
で、下のが子分役。
ふふっ船長人気者じゃん。
僕もあんなのやってたな。
確かいつも船長役で僕も人気者で、
そうだ人気者になりたい。そう願ってた。
そうか分かった。やってやるよ。喪失感。
喪失感
私では駄目だったんだ
つまり
そういうこと
眠りにつくまでに
僕にください
あなたの優しい声で
おやすみなさいの一言を
あなたを想う長い夜
逢いたくて
逢いたくて
溢れる涙
せめて夢の中だけでも
聴かせてください
僕の名を呼ぶ
あまい声
時の流れの中で
色褪せることもなく
心に棲み続けるあなたに
二度と逢えない哀しみは
今夜も僕を
押し潰す
# 喪失感
喪失感
あらゆる言葉や世の変化についていけなくて、
茫然とするばかり。
真っ黒な喪失感は波紋じみコダマのように何度も響き
「喪失感」
どんなに嫌なことがあっても。
どんなに心折れても。
どんなに苦しくても。
どんなに悲しくても。
私の気持ちは置いてけぼりのまま、みんなは進む。
みんなは前を見て進むのに、私はついていけない。
どんなに嫌なことがあっても。
どんなに心折れても。
どんなに苦しくても。
どんなに悲しくても。
私は前を見なきゃ行けない。
私を待つ、世界はいない。
私を待つ、時間さえ無い。
いいね、君が持っていたものは確かに存在していたということだよ。
♯喪失感
真っ白な雪の中に
サラサラと沈んでいく
冷たくて
芯まで冷えた身体では
何にもできない
心まで縮こまる
喪失感
会うは別れの始まり、上手いこと言ったことわざがあるもんだ。
自分に覆い被さる男の背にそっと手を回す。
これで覚悟を決めた。今までの自分に別れを告げることにした。
きっとこの先にまた、新たな出逢いがあるに違いない。
目の奥がバチバチッと弾けるような衝撃 内臓が全て押し潰されるような感覚 襲いかかる今まで感じたことの無い激しい痛み
今、確かに何かを失ったのだ。お返しと言ってはなんだがその背中に強く深く爪を立てる。
さようなら今までの自分
はじめまして新しい自分
気付くと一筋の涙が頬を伝い落ちる。
悲しいのか嬉しいのか、まだ男にはそれが分からないでいる。