夢路 泡ノ介

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側にあったものが忽然と失せ、
身近な誰かが、ふと風となり、
やってくる感情に郷愁が混じった寂寥を覚える。
明け暮れ、やがては日常に引き戻されていき、
慣れという、時間への麻痺に再び縛られる。

いつでもいいや——
風船のように膨らんだその心は、
爆ぜた瞬間から、永遠に遠のくものに思いを募らせるのだ。

【喪失感】

***

久々に綴りました。
みんな元気にしてたかな?

9/10/2024, 11:55:27 PM