『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
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“ おはよう ” と呟いても何も返ってこない 。
いつも賑やかだったこの場所にもうあの子は居ない 。
君がいない。それだけで僕は僕らは哀しみに
浸ってる
本日のお題 / 喪失感
【喪失感】
.......
..............
いや.......
いやいや.......
お題の偏りを感じるのは
自分の偏りかしら.......
少し前にそのデカいのは食らった
そこまでとは予想してなかった分
自分の感情のうねりについて行けず
数十年振りに落涙した
それまでのどの涙とも違う不思議な経験だった
しかし
分かる事はある
過去の様々な喪失感を含めて
その大きさは
得たものに比例する
だから
その大きさは感謝であり
自身が豊かになった証だ
まだ伝えられる相手なら
嘆きではなく
感謝の意を伝えるべきだと思う
そして考える
それに対し自分はどれだけの事を与えられたのか
分かっている
大した事は出来てないのだ
だからせめて
与えられた大きさに見合う自分で在りたいと思う
いつか自分も誰かに与えられるように
だけど自分に甘い俺は
割とやれてると直ぐに自分を甘やかすのだ
もしも私がいなくなり、
君が喪失感に包まれた時、
思い出してほしいことがある
それは、君が私と過ごした日々だ
君が私を失うことがあっても、
君がいる限り、
君の中の私は失われることはない
私との思い出は、
私という存在の記憶は、
いつまでも君とともに在り続けるだろう
君ならば悲しみを乗り越え、
進んでゆけると信じている
私との日々を思い出すことに、
苦しさではなく、
前向きな懐かしさを感じてくれると信じている
私がいなくなったあと、
私との思い出が君の力になるのなら、
これほど嬉しいことはない
君の心のそばに、私はずっといる
君が、そう思うことができるように、
私との日々が、
君にとって喜ばしい思い出になるように、
私は精いっぱい、君との時間を楽しむよ
君を失った痛みさえも愛おしい
だってこの喪失感さえも
君を愛してる証なのだから
喪失感
在りし日の記憶のせいで空いた穴
/お題「喪失感」より
喪失感で溢れる
無力だった
どうして分からない?
僕は貴方の明日が見えるのだ
運命?
そんなもの僕が変えてやる
ただ自分のことに向き合って欲しかった
「僕を待ってる人がいる。泣いている人に手をさし伸ばさなければいけないのだ。」
そんなものほっとけよ
貴方が一番大切なんだ
僕の気持ちが分からないのか?
ただ喪失感だけが天地を纏う
結婚記念日に行ったディズニーランド。
その時買ったプーさんのぬいぐるみ。
家族が増えた時も、家を引越した時も
いつもいたプーさん。
10年前に色々あってプーさんを見たくない時があった。
「捨てよう」と思った時
娘に「いらないなら、ちょうだい」と言われ娘の所に行った。
先週娘に「プーさん返す」と言われ戻ってきた。
自分の心に問いかける。
「今じゃなくてもいいか‥」
プーさんは今私の本棚の所にいる。
喪失感。
昨夜は
ゆうに
喪失感。
夜中まで
待ってて
気づかなくて
配信を
しれっとしてた。
今日何言うんだろ?
「喪失感」
今が幸せだから
あなたが居なくなる未来が怖いのです。
『喪失感』
それを見つけた時、胸の鼓動が早まるのを感じた。
ああ、これは世界に一つだけなのだ、私のためだけに存在しているのだ、と。
逸る気持ちを抑え、踊るように近づくと、両手でそっと拾い上げた。
かつて世界に何千何万と(一説によれば億とも)存在したという「本」。
なんでも無数に文字が書かれていて、様々な内容があり、実用的なものの他に架空の物語まであるという。
それが、いま、私の手に!
感無量になりながら、恐る恐る紙をめくる。この一枚一枚を、頁というらしい。
すっかり魅せられ、惹き込まれた後に残るのは、途轍もない喪失感。
読んでしまった。
読み終わってしまった。
どうしてもっと時間をかけなかったのだろう。
いや、そもそも、どうして読み始めてしまったのだろう。
始まりがあれば、終わりが来るのに。
胸を抑えて、閉じた本を見る。
その時、天啓が降りた。
《もう一度読めばいいのでは?》
天才か!
喪失感
胸にぽっかりと穴が空く。
あなたはそんな経験をしたことがありますか?
私はあります。
それは比喩の類などではなく、文字通り本当に胸にぽっかりと空洞が出来るのです。
その空洞はどこまでも続く、広く深い暗がりで、奥を覗くと果てしない闇が広がっています。
直接目で見て確認したわけではないのですが(そんなこと怖くて出来ません)、そうなっているに決まっています。
私には分かるのです。
そして、穴が空いているので当然そこには風が通り、胸がスースーします。
よく胸がほっこりするなんて表現がありますが、あれとはまったく真逆の状態です。
温かみというものを一切感じないどころか、常に胸の真ん中が冷え冷えしているような感じです。
それは何というか、まるで自分の一部が丸々どこかに消えてしまったような感覚とでも言いましょうか。
ある意味での喪失感なのかもしれません。
私の欠けてしまった部分には、かつてとても大切なものがありました。
それは、生きる意味や希望、もしかしたら私自身の尊厳に関わるようなものだったのかもしれません。
しかし、それはもう今では完全に私の元から去ってしまいました。
おそらく二度と戻っては来ないでしょう。
そうならないために、もっと手を打てたのではないか、そう思ったことも一度や二度ではありません。
しかし、結局のところは無理でした。
気付いたらもう、それは私の手の届かないところへ行ってしまったあとでした。
あれからずいぶん月日が経ちましたが、今でも胸には穴は空いたままです。
その後、少しずつではありますが、その穴はだんだん小さくなってきています。
自然治癒力とでも言うのでしょう。
以前のように、吹きさらしの荒れ野のような状態ではありません。
しかし、この先も完全に穴が塞がることはないでしょう。
今、私は生きています。
どんなに大切なものを失おうと、そのせいで胸に大穴が空こうと、人は生きていくのです。
きっと、どんな人の胸にも大なり小なり穴が空いているのでしょう。
人生とはそういうものなのかもしれません。
もし、あなたの胸にぽっかりと穴が空いたとき、あなたはきっと言うでしょう。
あー、胸にぽっかりと穴が空くなんてことが、人生には本当にあるんだなあ、と。
お題
喪失感
よく胸に穴が空いたような喪失感、とは言うけれど。
大切な人が死んだ時、悲しくて空しくて、どこか寂しさを感じたりして。そんな風に思うのだと、そう思っていたのだけれど。
「どう、しよ……」
でも。
たくさん遊んでくれたおじいちゃんが死んだ時、
なんだか、全然そんな風に思えなかった。
だって、何故かは分からないけれど、胸は逆にいっぱいで、なにかが溢れてきそうなくらい張り詰めて、無くなったものなんて一欠片もないような、そんな感覚しか抱けない。これって、悲しくないってことなんだろうか。
ぼくはつめたい人なのかなっておじいちゃんのいる空を見上げた。
すっごく、すっごく悩んで悩んで。おばあちゃんに少しだけ、弱音を吐いた。
「あらまあ、そうなの。ふふ、透くんはおじいちゃんがいなくなって悲しいのね」
「違うよ。だって、ぼく……」
おばあちゃんがほろほろと笑った。
「あら、私はおじいさんが死んでせいせいしましたよ。あの人ったら『俺は死んだら天国にいく』ってずーっと、ずーっと言ってたのよ。厚かましいわよねぇ。でもきっと、おじいさんは天国にいるのよ。そういう人だもの」
「ええ?」
「ふふ、私を待っててくれるんですって」
そう言ったおばあちゃんはなんだか幸せそうで。
「みんな感じ方は違うもの。人それぞれよ」
つん、とぼくの鼻をつついたおばあちゃんはおじいちゃんのいる方を見て、眩しそうに目を細めた。
やりたい事を決めて日程を組んだ。
しばらくして、その日が雨だと予報が出た。
日程を調整して予定を組み直した。
しばらくして、その日も雨の予報だと知った。
最初に予定していた日は1日中晴れ渡った空だった。
先の予定出来そうな日は当分無さそうだ。
やりたい事を出来ずに日は過ぎていく。
(喪失感)
喪失感
あと少しで届きそうだったのに
流れが変わって
届かなかったことが何度かあった
巡り合わせなのか
運命なのか
わからないけれど
そうなった原因は自分ではなく
転校して環境が変わったり
いつの間にか決まってたり
あれは
けっこう引きずったてたな
喪失感
絵を描いた。
ムシャクチャした思いをぶつけるように
怒り、泣いてる女の子かもしれない子
白に荒々しく黒が築かれる
黒は力強く、不正確に、はっきりとした黒
描く手が白と黒の上を滑れば、
黒はぼやけ、手には黒が感染した。
一段落した所で、全体をみた。
バランスの悪い、ぐちゃぐちゃな絵。
お世辞にも上手とは言えない。
とって置くのも、仕上げるのも嫌になった絵を
破いた。
バラバラになって、パズルのピースみたいになった
両手ですくい取り、ゴミ箱に降らせた。
両手が空になった頃、自分まで空っぽになったような、そんな感じがした。
絵に自分を映した。
それを原型を留めない程に破いた。
破いて捨てた。
捨てちゃった。
数日前、娘が事故死した。
亡くなる数分前、俺と娘は喧嘩をしていた。
どうでもいいことだった。
俺が、余計なことを気にしすぎるばかりについ、口出ししてしまった。
その言葉に、カチンときたのか家を飛び出してしまった。
そこに、トッラクがきて引かれた。
あの時、あんなことをいわなければ死なっかたかもしれない。
今も、喪失感にとりつかれている。
僕は昔から感情というものが理解できなかった。
喜びや悲しみがどういったものなのなのかよく分からなかった。先生がどうして笑ったり泣いたりしないの?て聞いてきたけど、僕自身でさえ分からなかった…周りから機械のような人だとよく言われた。もしかしたら、僕は機械なのかもしれないと思ったが、ハサミで手を切った時に、指から鮮やかな赤色の液体が流れたため、僕はちゃんと人間なんだと思った。
歳を重ねるにつれ、道化のように生きる術を習得した。周りが笑ってると僕も顔を笑顔にした。周りに合わせて生きるのは大変だった。
ある日、彼女と出会った。彼女はよく笑う人だった。心の中で考えてることが全部表情や仕草に現れているみたいで、僕と正反対の人間だと感じ、僕は彼女を知りたいと思った。僕が芽生えた初めての感情だった。
彼女と同じ図書委員に入った。僕はあまり本を読んでこなかった。つまらないものだと思っていたからだ。「登場人物の気持ちになって考えてないからよ」
と彼女は言った。人の気持ちを考えられない僕が、紙の中の現実に居ない人物の気持ちを考えられる訳が無いと思った。彼女は色々僕に教えてくれた。風景の描写から感情を読み取る方法、こういう行動どんな心情が読み取れるか、とても丁寧に教えてくれた。僕はどんどん本の魅力に惹かれた。彼女の楽しそうな表情を見ると心がぽかぽかした。
「それが楽しいって感情だよ」
彼女は僕に沢山の感情を芽生えさせてくれた。知りたいという気持ち、一緒に居て安心する気持ち、彼女に会えない間寂しくなる気持ち、会ったら嬉しくなる気持ち、そして人を好きになるという気持ち…彼女は僕にとってかけがえのない存在になっていた。
朝学校に着くと、いつも来ている彼女の姿がなかった。遅刻かなと思ったけれど、その日彼女は来なかった。
次の日、彼女が交通事故に巻き込まれて亡くなったと先生が言った。僕は信じられなかった。気づいた時には教室を飛び出して外に出ていた。飛び出して行った後の記憶は無い。ただ、今まで感じたことの無い気持ちだけはずっと覚えている。
もう彼女に会えない…あの笑った顔を見ることが出来ない…この感情はなんて言うの…ねぇ、教えてよ…
僕は次の日、図書館に行った。あの感情が知りたかった。
"喪失感" 大切なものを失ったときの、空虚な気持ち
そのページを見た瞬間僕は涙がこぼれた。最後に教えてくれた感情がこれはひどいよ…僕はそっと辞書を閉じた。もっと色んな感情を知りたいと思った。天国で笑いながら彼女と話すために…
彼女の分まで生きよう。
僕は前を向いて、図書館を出た。
#喪失感
たくさんの夢を
ポケットに入れて歩いていたはずなのに
いつのまにか
ポケットの中には何もなくて…
心の中に隠しておいた
あなたへの恋情さえ虚しさに
色褪せて涙も枯れて
そんなふうに自分を
哀しみのヒロインに演じて
慰めてた
何も無い 何もない
失くしたものを数えるのに疲れたら
得たものをもう一度
思い出せばいい
ドキドキを思い出してごらんよ
失くしたものもいつかは
宝物にカタチを変える
喪失感
駐車場で猫が寝てた。
朝起きるときの太陽が眩しくなってきた。
仕事帰りの信号待ちの車の中の人、多分すっごいひとりカラオケしてた。
そういうどうでもいいのに一人で持ってるにはちょっと物悲しいことを
わたしはこれから誰に話せば良いんだろう。
ほんの少し前まで「くっだらねえな」って口の端を楽しそうに上げてくれる君がいたけれど
君以外の誰が
一緒にくだらなくなってくれるんだろう。
世界中の人と繋がってたって
誰かがわたしのひとことに反応してくれたって
それはわたしが欲しかった君の反応じゃない。
世界がどんなに明るい色を纏っても
わたしがどんなに華やかな場所にまでたどり着いても
それはわたしが君に見せたかったわたしの日常じゃない。
しあわせになれなんていわないで。
君のいない空間を埋められるしあわせはないから。
空っぽのベッド
主が居ないキャットタワー
動かない自動給餌器
猫砂の定期購入も止めた
あー
耐え難い
この喪失感は、
意識したら、
耐えられない