『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『喪失感』
大切なものを失った時に
抱く感情
心にぽっかり穴が開いたような
空虚な感じ
生まれてから死ぬまでに
何度
味わうのだろう
もう
勘弁して欲しいと
何度も
祈り 願い
それでも
襲ってくる
悲しみ 苦しみ
真っ向から向き合うか?
無関心を装うか?
自問自答を繰り返し
答えが出ないまま
苦悩することにも疲れ
生きることさえ
諦めてしまいそうになる
深い森の中
迷い子の夜
黒い月の光
何にもない
何にもない
探さないよ
ここにない
分かってる
どこにある
分からない
泣きたいの
ただここで
泣きたいの
ひとしきり
泣いたなら
ひとりきり
風が吹いた
涙を連れて
さようなら
幼い僕の心
さようなら
儚い僕の夢
『喪失感』
別れを告げられた時、喪失感に襲われた
こんな気持ちになったのは初めてだ
死ぬほど辛い、って気持ちはあまり感じないんだね
心が空っぽみたいだ
喪失感
兄と妹は不登校で、「あんな風になるな」と中学3年間言われて生きてきた。学校で馴染めなくても「車で送るからいけ」の一点張り。
兄と妹には趣味も特技もあって、ふたりと親は仲が良くて。
俺には何も無かった。だから家でも1人。
耐えることしか出来なかった。自虐して傷つけられることに耐性をつけて。そういう日々だった。
高校に上がっても馴染めずに、遂にカウンセリングに行くまでになった。それからずっと行きたくなかった学校を初めてサボった。
自然と安らぐと思ってたのに。そこにあったのは喪失感だけだった。
「学校に行く。」それだけが存在意義だったのに。「耐える。」それしか俺にはなかったのに。
休み方を知らなかった俺は、ただ時間を無駄にしただけだった。
休んで唯一持っていたものを失くして、耐えていた本当の理由を知って、後悔した。もう本当に何も無いんだって。失くなったんだって。
これからどうしようかな
今日は彼とふたりきりで遊んだ。
やっぱり彼といるときは最高に楽しい。
そこで恋バナになった。彼のほうからだ。
『好きな人いんの?』
「いるっちゃいる」
『えーマジか!』
「え、逆にいるの?」
こう聞くのが正しいと思った。私は彼に“いない”と言ってほしい。そのほうがなんていうかいい。
──『俺もいるっちゃいる』
ああ、やだな。いるのか。
──一瞬、彼の好きな人が私だったらいいのにと思った。
喪失感のようなものを感じた。
#喪失感
ずっと抱えて生きてきた気がする
弔辞を読む当時の私は
泣くこともなく
使命感で堂々としていたという
その記憶はない
覚えてるのは
朝礼で聞いて放心状態で帰宅して
父に伝えた数分
あの瞬間理解して
号泣したこと
ああ、頭痛がする
でも
前を向いて生きているよ
喪失感 (9.10)
あぁ、なんて幸せで満ち足りた日々なんだ。
そんな風に嘆いてみると隣の女はキャハキャハと笑い狂った。わたしもよ、と溢れる吐息が熱っぽい。
ルックスはもとより、金も人望もあった。学力ですら柄にもなく努力して身につけた。両手に花なんて甘っちょろい。花畑から選んでも花束だ。
あー幸せ。
ある日女を連れて鏡の前を通り過ぎようとした時、俺は愕然とした。虚な瞳。一見整った顔も奇妙に崩れて老けたようだ。
幸せだろ?
鏡の向こうに言い聞かせる。いびつに口角を上げた気味の悪い顔が映る。急に立ち止まった俺に不審な目をした女はやけに開いた胸元を押し付けて、いこぉー?とねだっている。
やめろよ女臭い。と言いかけた自分に固まる。粉っぽくて吐きそうになるほど匂いがくどい。
こいつは俺にとってなんだろう。そんなことを思うと急に手先が冷えてきた。視界が、脳内が、はっきりくっきりとしてきた。
俺はなんでも持ってる。たぶん、幸せ以外は。
お題:喪失感
泣きたかったわけじゃない。
留まってほしかったわけでもない。
引き止めてほしかったわけでもない。
連れてってほしかったわけでもない。
攫いたかったわけでもない。
花で埋めたかったわけじゃない。
洗い擦っても取れない掴み掴まれたその太さ。
服に縋って嗚咽する。
お前の匂いを知っていた。
お前の重さを知っていた。
お前の味を知っていた。
立ち尽くしては零れ落ちてく。
テーマ:喪失感 #301
喪失感に襲われた。
世界が消滅したときも
誰もかもがいなくなってしまったときも
そんな感情に襲われたことはなかった俺が。
虚無な空間に置かれたからだろうか。
その事実にやっと気がついたらしい。
その時、
自分の人間らしさに気がついた。
よかった、そう思った。
喪失感よりも安心感が大きかった。
喪失感
何かが足りない。
それが大きいからダメになる。
言葉は消えた
心の中から
君はそこにいて
何も言えない僕を困ったように見つめ
そして去ってしまった
筆は止まった
何も出てこない言葉を
僕はただ黙って待つしか無かった
ぽたり、と零れた染みが
僕から言葉を奪っていく
いつからだろう
僕が書けなくなったのは
君だけがきっとわかるはずだった
◇テーマ 「喪失感」
久しぶりに電車で遠出しよう、と改札をくぐり抜けて、上りホームのベンチに座った。
扇子でパタパタ仰いでいると、直ぐに電車の到着を告げるアナウンスが響き渡る。
ぷあんっ、と警笛を軽く鳴らしてホームに滑り込んできた電車は、角がツルリと丸い見知らぬ奴だった。なんだコイツは。
おまけにカラフルでチープなラッピングまで施されている。
赤とシルバーのあの無骨な奴が好きだったのにな、とカラフルな座席に深々と腰掛けて、溜め息を一つ吐いた。
テーマ「喪失感」
まさに今、喪失感のようなものを感じている。
自分とは何なのだろう。
今の感情は無。
そして暗い空洞の中にいる。
自分を必要としてくれる人がいる。
でも必要としてくれている人全員に
手を貸していたら自分は自分でなくなる。
私は早く自立したい。
自分で自分の責任をとってもいい。
それがきっと大人。
周りの期待に押し潰されて生きるより
自分の行きたい道を行く。
それが自由というものだろう。
喪失感
きっと 人生初の喪失感
なんだろうね…
大好きなサッカーや野球 やりたかったんだよね
でも 武道の道に 道が出来てしまっていたからね
ごめんなさい!
引退した今 なぜ気になる?
後輩の今後 ずっといた自分の立ち位置
あなたが残した事はきっと誰も忘れない
そして 皆 あなたの未来を応援してくれてるから
離れて初めて 気づけたね 喪失感
なくなった、気がする。
本当に喪失したのかどうかは置いといて、そんな感じがするって話。
「なくなった、なくした」ってはっきりするより、なんだか嫌かもしれない。
【44,お題:喪失感】
少し湿った匂いのする昼下がり
俺と✕✕✕ は、共に街を歩いていた
「いやぁ、お前来てくれると思わなかったからさぁ」
「この後どーする?映画でも行かね?俺、観たいのがあって...」
ゴロ...ビシャァァッン!!!!
「うおっ!雷!?」
耳をつんざくような雷鳴の後数秒の間をおいて
バケツの水をひっくり返したかのようなどしゃ降りが、物凄い勢いで降りだした
ザバアアアアアアア!!!!!
「やっば...どっか雨宿りしねぇと、行くぞ✕✕✕」
そう言って振り返った
---いない。
「✕✕✕?」
なんで?...俺、アイツと...
バリバリバリバリィィッッ!!!ゴロロロゴロゴロ...
雷の音が、真っ黒の世界に鳴り響いた。
「あれぇ...?おれ、」
全身びしょ濡れなのに、なぜか目元だけやけに熱い
「おれ、アイツと......?」
アイツは、どこに?
アイツは...........
ギキイイイイイイィィィィィッッッッッッッッ!!!!
『光吉っ!』
「あ“...あ“ぁッ」
嘘だ、ウソジャナイ。だってアイツは生きて、ホントウニ?今日も一緒に...
一緒に.........イナカッタ
やけに人の少ない町の中
胸の辺りに、穴が空いたようだった
痛いほどの喪失感に蝕まれたまま
俺はその場から動くことができなかった。
喪失感
過去のもの、人、出来事
すべて、過ぎ去り…
喪失感
でも…
時々、思い、感じる
あの頃とは違う気持ち
切ないね
今あるものを大切に
…新たなものに刺激を
感じて…
温故知新
古いものと新しいものの
融合
目指して…
少しずつ…少しずつ…
受け入れていきたい
時々、小さいころに戻りたいと思う。
小さい時、当たり前のようにあった物を、どこかで無くしてしまった気がするから。
小さい時は、自信に満ち溢れていた。
小さい時は、楽しさに満ち溢れていた。
小さい時は、時間がたくさんあった。
……あ、あと。
小さい時は、お年玉を貰えていた。
小さい時は、クリスマスプレゼントも貰えていた。
……それが無くなるのは当然だけど。
『喪失感』
書く習慣/157日目。
「 喪失感 」…
喪失感とは、
大切なものを失ったときに抱く感情
今までに、
生きがいや楽しみと言った
事が突然と失った時は、
誰しも虚無感や喪失感を
感じた事はあるだろう
例えるなら、
ショ…じゃなくて、
男の子が突然にして女体化して
今まであったモノが消えてしまって
〇〇「ウォォォォォ」
みたいに、悲しむ者が居る様に…
🚨‼️
🚽🚪^ω^ )38.2°
🚽🚪バタン
アァァ
では、また明日…
「昨日から下痢気味ね」
( 健康の喪失感 )
#喪失感
失って解る。
自分にとってどれほど大切だったかと。
“時間”もしくは“若さ”ですかね。
良く聞く話で申し訳ないのですが、時を戻せたなら…もう少し将来を見据えて、なりたい方向性に則った勉強をしたいです。
やりたいことをやってきた人生だったと思います。
その挙げ句今がある以上、“それだけじゃ駄目だったんだね…。”と別れ際のヒロインみたいな事を言う未来を回避する為、産まれてくるときに母の胎内に置いてきてしまった“計画性”を握りなおしてこの世に誕生してくる所からやり直すしかないのです。
でも、そんな事不可能です。
失ったものの大きさを思っては抱くこのもやもやを、私は抱えて生きていくのでしょう。