『命が燃え尽きるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
案外早く消えそうだな。
この命は。
病院のベッドの上で考える。
「命が燃え尽きるまで」
どんな事があっても。
どんな危険な場所でも。
自分の立場や命が危なくても。
何があっても貴方を守りたい。
自分の命が燃え尽きる、その最後の瞬間まで貴方を守りたい。
貴方が生まれた瞬間に、一生分の幸せを貰った。
そこから先は、腹が立つ事も悲しまされる事もあったけど、でも貴方がママの子供に生まれてきてくれて、本当に幸せだったから。
貴方の為に生きたいって言うと重荷になるだろうし、そもそも自分がそうしたい、っていうだけの話なんだけど、貴方が幸せでいてくれる事が私の幸せだから。
だから、自己満足で本当に申し訳ないけど、自分の命が燃え尽きるその瞬間まで、貴方を守らせて。守りたい。
一番大事な、貴方だから。
わたしは此処でなんにも望まずただ生きる最期まで
──命が燃え尽きるまで──
んー、そうだな
聖火リレーしながらパチンコ打ってる様なもんじゃね?
あっけらかんと笑った
元を辿ればさ、アミノ酸から生まれた単細胞だったわけだよね、俺ら
奇跡的に条件が整ったし、この僥倖を絶対に活かさないと、って意識になったんだと思うわ、単細胞が
パチンコでタコ負けしててさ、もうダメぽ、つってる時に奇跡のラッシュとった時のアレよアレ
単細胞なりに絶対に伸ばさなイカンやつやんこれは、みたいな感覚があってさ、
この奇跡起こしといて絶対に負けたくない気持ち的なのが遺伝子に刻み込まれて
最初の単細胞のその意志が、その後に受け継がれて、
なんとか姿、形を変えながらキビしい環境とかに適応していったんやろ、
絶対に伸ばしてやるぞ、つってさ
命が燃え尽きるまでに次の器に火を灯して
器を少し変えながら連チャンを続ける的な、そんな打法
そんな感じじゃね?
確かにラッシュ入ったら連チャンしないよりした方がいいもんね
だろ?
だから俺らは奇跡の連チャンを続けてる貴重な存在なわけ、
細かいことはほっといて堂々としてりゃいいんだよ
ここ最近、今さら中学二年生みたいな悩みが生まれて、コイツならと思い相談してみた
言ってることはなんかよくわからなかったけど、おかげでどうでもよくなった
ただ一つ、間違いない事は
コイツは今日、パチンコで勝ったんだと思う
『命が燃え尽きるまで』
空の彼方
惑星の外
同じ銀河のどこか
爛れた星の表面
燻る火山の火の粉
溢れるマグマの音
私は此処で待っていました
いつだったか、空に消えていった貴方を
この星の終わりは近いでしょう
私は、この星と共に死にゆくのでしょう
私は、今も貴方を待っているのです
命が燃え尽きるまで
君を愛し続ける
そして
一緒になろう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
熱出ました😇
39.4
「命が燃え尽きるまで」
生きなければならない。
死にたくても
生きるという拷問に
耐えなければならない。
お題「命が燃え尽きるまで」(雑記・途中投稿)
……働き続けなきゃいけないんだろうなぁ。と年金だの貯金額だの伸びていく平均寿命だのを見てゾッとする。孤独死予備軍。笑えねえ。
この命が燃え尽きるまで何度恋をするのだろう。
新しい人に。
昔恋していた人に。
蝋燭の焔が揺らぐように
何度も恋をしてゆくのだろう。
魔工知能をご存知だろうか。
魔工知能は、魔力を貯める性質を持つ煌々石に毎朝毎晩魔力を注ぎ続け、50年も続けていれば一般人の魔力量でも知的生命体を発生させらせるというものだ。
神秘的でしかも石ひとつと外枠(多くは人形)があればできるため5年程前に流行したと思われたが、すぐに流行は過ぎ去った。
魔工知能唯一の欠点ゆえだ。
それは、大量の魔力を毎日消費することからなる過度の疲労。
これに耐えてまで魔工知能を産むのは割に合わなさすぎる、と人々はすぐに気づいた。頭のよいものだ。
…でもボクはバカだから。
やるのだこれを。ボクはデブだし、そうじゃなくても顔が悪いし、この先なにかがうまくいく気もしない。でも違う命を生み出せるなら、それこそ美少女魔工知能ができたなら、意味ある人生なんじゃないかって。
だから、君が生まれるのを、命削って待ってるから。
48年後。男69歳の時。
彼女が目を開けた。
そして、あ、と言葉を発する。
「え…ぁ…遂に…?」
男は目を疑った。48年ピクリともしなかった煌々石を組み込んだ人形が、動いて言葉を発したのだ。
「み…た、見てたわ」
「え?」
「見てたわ、私。と、ずっとあなたが私に」
彼女は焦点のないガラスの瞳でボクを見上げた。
「ほそ…く細く痩せたじゃない」
う、うんと返事をする。不思議な感じだ。
「ちゃんと…た、食べなさいよ。むりしないで」
思わず涙が溢れた。
「…いいんだボクは。君が生まれてきてくれただけで報われたんだからさ」
「な…によそれ、理由になっていないわ」
ツンデレかあ…。
人生を賭けたのは正解だった。ああもうこれは死んでもいいな、と強く思った。
ごめん、ごめんね。
俺は医者だから、何かあった時は恋人の君より患者を選ぶと思う。
俺は、命が燃え尽きるまで医者だから。
そう伝えた時、彼女は俺を強く抱き締めてくれた。
「寂しくないと言ったら嘘になりますが、それでも……そう言うあなただから好き。だから、それでいいんです」
おわり
一二一、命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きるまで、
心を燃やせ
大使を抱け
夢を持て
ロマンを見ろ
絶望を踏みしめ恐怖を蹴り飛ばせ
友を大切にしろ
未来を掴み取れ
人生捨てるな
これが出来なくても良くやれてる
生きている限りお前の人生いつでも変えられる
忘れることなかれ
生きる意味が分からない今だからこそ生きろ
命が燃え尽きるまで
「命が燃え尽きるまで」というタイトルだけがトップからおりてきた。おれの上司怒る怒る。
「そもそも命ってなに? 燃え尽きるまでってなに? 溶鉱炉に浸かって親指立てたやつには命なんかなかったよね! つまんないテーマのVRMMOは作るべきじゃないわ!」
叫ぶ叫ぶすげーうるせー。これがおれの上司かと思うと燃え尽きたいほどに嘆かわしい。でも言ってることには理がある。
「まず命を定義するのよ。ウイルスは生命でないと仮定して、微生物がこの世界に生きている限り主人公のライフは尽きない前提でやってみたい。そして結末はふたつ。宇宙の生命体をすべて根絶するか、宇宙の果まで命でいっぱいにするか。それ以外は敗北というゲーム、それなら作ってみたいわ。どうかしら」
簡単に言いやがるなあ、それを作るのはおれっちだぜ。おれの命が燃え尽きそうだ。
命 とは、なぜ燃え尽きると表現するのだろうか。
心を燃やす。闘争心を燃やす。まるで心臓には、火がつくことがあるかのような言い回しだ。
命が燃え尽きるまで、という表現では、まるで今も火が点っているかのような言い草ではないか。
ここにおける、火とはなんだ?生命力か?やる気か?勇気か?
毎日同じように獲物を狩っていつもの場所へ届ける。
ただ、届け先に見つかってはいけない。
これは贖罪だ。今までの悪さをした償いだ。
だが、ついに見つかってしまった。
次の瞬間、大きな音と共に激痛が走った。
命が燃え尽きるまで償いたかった。いや、償いはここまでで尽きたのか?
誰かが近づいて来る。
「ゴン、お前だったのか」
そう聞こえた時に命は燃え尽きた
(命が燃え尽きるまで)
命が燃え尽きるまで
私の部屋に害虫が出ると
私はその害虫の命を奪う
容赦なく 無慈悲に
私は死にゆく害虫をじっと見続ける
完全に息の根を止めるため
その命が燃え尽きるのを見守る
そしてやがて害虫は動かなくなる
そういえば
私の命が燃え尽きる瞬間は
一体誰が見守るのだろう
「この命消える時まで、剣を捧げ、御身を守り続けることを誓います」
まだ何も知らなかったあの頃、騎士の正装に身を包んで私に跪き、初恋の人は私に忠誠を誓った。
そして、私の初恋はそこで終わった。
あの人にとって私は守るべき存在であり、対等ではなかったから。
そして、私がそれに気づくまで時間はかからなかった。
「主?どうかなさいましたか?」
今も昔も変わらず私を守ってくれるその人が私に問いかける。
「いいえ。何もなくってよ。」
ふふ、と笑って首を振る。
そう。何も無い。失恋したとしても昔も今も距離感は変わらない。
せめてその幸福を私は享受し続けよう。
視点転換
屋敷に火が回る。
逆恨みをした領民の一部が屋敷に火をつけた。
領主夫妻や次期当主は幸いにも留守にしていた。
残っていたのは主だけ。
「主……!」
無礼を承知で扉を蹴破る。
主はそこにいた。
「嗚呼、来てしまったの?
そのままお逃げなさい。」
「なぜ」
「私、何も間違った判決を下していないもの。
それなのに私が逃げるには行かないわ。
でも、あなたはなんにも関係ないから、どうか、にげて」
すっと、頭が冷えた。
「ふざけるな!あんたを置いて行けるか!
俺は、あんたに命を捧げた。
この命燃え尽きようとあんたを守ると、決めたんだ」
俺がそう言うと主は酷く驚いた顔をした。
あの日、まだ幼いあんたに忠誠を、恋心を捧げた。
「なんとしてでもあんたを生かす。どんな手段を使ってもあんたを逃がす。」
俺はそう言って主を抱え、窓から飛び降りた。
【あくねこ ラト―命が燃え尽きるまで―】
今思えば出会いはほぼ奇跡見たいなものだったと思う、偶然やって来たただの人間が私達の主様になって、失いかけていた感情を取り戻させてくれた…取り戻させようとしてくれた、恐怖、驚き、悲しみ…様々な感情達を。私の主様になってくれてありがとうございます主様。
そんな思いとは裏腹、空を舞う蝶の様な、はたまた命を狙う天使のようにその空を舞い、手にしている短剣で天使を壊す。砕けていく天使たちの欠片はまるで蝶を引き立たせる鱗粉の如く視界を彩る。その美しくも殺伐とした空気を割く笑い声が二人。一人はラト、とても楽しんでいるようで。もう一人は…知能天使、スローンの声。人の命を狙い戦う事に高揚しての笑い、強者と戦う事に興奮しての笑い、どちらもあるように思える。
「ギャハハハハ!!!」
その高笑いはとても不愉快だが、それはラトをますます昂らせた。
「いいですね…!もっと聞かせてくださいッ」
一気にスローンの下へ突っ込んでいく。だがもう限界であることがわかる。太刀筋がぶれているから。そんな事も気にせずラトは戦い続けるものだから主はとても心配しただろう。なんて無力なのだろう、どうして私は戦えないのだろう、と。
スローンは天使を差し向け、時々自ら攻撃を仕掛けるだけなのだから、対して体力を消耗してはいない。圧倒的にスローンの方が優勢だ。もうやめて、戦わないでラト、そう思えどラトに届くわけもなく。スローンの攻撃はまるで空を割いて飛ぶ隼の様に真っ直ぐにラトへ伸び、考えるよりも先に咄嗟にその身を捩り横腹に攻撃を掠めてなんとか避けたラトだが体力があまり残っていない上に攻撃を掠めたので、宙を飛んでいた体はひらりと地上に引きつけられて行くのだった。ラトが落ちたそこには主が両手を広げて待っていた、途端に主は舞い降りたラトを抱きしめた。
「こんな傷だらけになって…」
「大したことはありません、戦わせてください?主様」
真っ直ぐな瞳でそう言われたとて許可することはできなかった。すると何故か、空を埋め尽くしていた天使が消えていく、何故だろう?スローンはセラフィムによって召集をかけられ去ったのだそう、それにつられ天使たちも去った様で。
「心配だったんだから…ラト…もうこんな真似はやめて」
「ですが私は、愛すべき主様を、この命が燃え尽きるまで守り切ると決めたのですが…。」
「ありがとう、嬉しいけど…ラトが死ぬような真似は嫌。」
この命が燃え尽きるまで守り切ると言われたのが少し嬉しかった主に呼応する様に、天は碧く晴れ渡った。
吹き消すのは誰にでもできるのに
再び灯すのは自分にしかできない
湿り冷えきった芯の先
また火を灯せる日は来るのだろうか
折れてばかりの燐寸が終わるより先に
熱を忘れた身が朽ちるより先に
すっかり燃え尽きることは叶うのだろうか
/お題「命が燃え尽きるまで」より
やめてください
とにかく今すぐ中止してください
命が燃え尽きるまで、
全力を出そうとしないでください
もっと自分を大切にしましょうよ
みんなのためにそんなことしなくていいです
あなたがみんなを大切に思っていて、
守りたい気持はよくわかります
でもね、自分を大切にできない人は、
本当の意味で他人を大切にできません
なぜならあなたが傷つくと、
みんなが悲しむからです
みんなが苦しむからです
もしあなたがみんなのために犠牲になったとして、
誰もそれを喜びません
心に深い傷を負います
ほら、その時点であなたはひとを傷つけた
大切な相手にする仕打ちじゃないでしょ
あなたがみんなを守りたいように、
みんなもあなたを守りたいし、
大切に思っているんです
だから今すぐ考え直してください
よりいい方法を考えて、
みんなで笑って終わりましょう
それが一番です