『命が燃え尽きるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『命が燃え尽きるまで』
ずっと彼女と一緒に戦っていたかった。
命が燃え尽きるまで、ずっと。
彼女の剣に乗った熱に、盾役の自分まで浮かされてしまう感覚が、とてつもなく心地よくて。
その感覚を体に刻み込めるまで、彼女と冒険していたかった。
なのに。
彼女の偉大な細い背中が離れていく。
いつものズボンと革鎧ではなく、暖かい黄色のワンピースをまとって。
彼女は冒険者を引退した。
親の仇を討ち取って、体を蝕むほどの熱から解放された彼女は、朗らかな笑顔で冒険譚に幕を下ろした。
そばにあった炎が離れて、気づいた。
自分には、ひとりで燃え尽きるだけの炎は宿っていないのだ。
命が燃え尽きるまで。
そんな生き方を、終わり方を、求めていたのに。どうやら、ひとりでそれは叶えられそうにない。
僕は盾役。
それは、誰かといないと突き進めない僕の人柄を反映した役職だったのかもしれない。
彼女のように、力ある炎を燃やすには。
僕はどんな生き方ができるだろうか。
視力が悪くなった。
メガネのレンズは分厚くなり、
日常生活には支障出まくりで
メガネを探すメガネがいるほどだった。
私は耳も悪い。
甲高い声の人じゃなくても、
よく耳の奥が震えて
声が聞こえなくなることがある。
記憶力も悪い。
メモ帳に書いて手に持っておいても
いつの間にか無くなっていて、
どこかに置いたのか
それすらも分からなくて、
手に書こうとしたら
ペンを置いてる場所を忘れて、
やっとペンを見つけたと思ったら
何を書こうとしたのか忘れて。
理解力は皆無だ。
いつも相手と話がズレていて、
何を言っているのか分からない。
棚、机、電気など
単語が出てこず、
全然話せない。
コミュニケーションをとる方法が無くなった私は、
毎日ゲームをしていた。
そのゲームにどハマりし、
視力は更に悪くなった。
でも、
視力が潰れても
命が燃え尽きるまでゲームしていたいって思った。
漫画、ゲーム、アニメ。
三種の神器に沼った私は
ちょっと前に読み出した漫画の一言を
毎晩寝る前に呟いている。
"Good Midnight!"
このままズブズブと
ダメ人間になっていってもいいのだろうかと
たまに思うが、
その時はその時に考えればいい。
未来の自分に
全て押し付けるバカみたいだけど、
今が楽しければいいかな。
命が燃え尽きるまで
平安貴族の男女の恋愛は表に出せない感情を歌にしたためて送り合うものでした。
ですが、どー見てもしたためる、と言うよりは露わにした感じ。
今でいうラブレターですが、こんなにも情熱的なのかと。
こんなのが届いた日には好きが増すばかりでしょうね。
例えば、男性から女性へ送った歌で有名なのが
君がため
惜しからざりし
命さへ
長くもがなと
思ひけるかな
(あなたのためなら惜しくはなかった命なのに、あなたと逢えた今、長くありたいと思ってしまった)
こんなラブレターもらったら私なんてすぐメロメロですよ。(チョロいですね)
女性から男性への歌は
あらざらむ
この世のほかの
思ひでに
今ひとたびの
逢ふこともがな
(私はもうあの世に行くかもしれません。せめてもう一度だけあなたに会いたい)
モテ女和泉式部の歌です。(さすがですな)
お題を見て私もあれこれと願望は思いつくのですが、今思い浮かぶのはこれ。
命が燃え尽きるまで、誰かを愛し愛されてみたい。
こんな恥ずかしいこと、いい歳して何言ってんだ?とか言われそうですが、こんなこと現実にはあり得ないでしょうから、ここに書くだけにします。お許しを。
(歌にしたためるほどの文才はないので)
内緒にしてくださいね。
end
(生命が燃え尽きる迄。)🦜
あのね。
僕は・・・・。
まだ、幼い小雀だから。🦜
《生命が燃え尽きる事、
なんか
考えた事は無いよ。》
・それより、いかに
生きるかが
大事なんだね。🦜
「僕は、・・鳳凰の
幼鳥だから
成長したら、
神様の眷属として
人々に、幸せを
運ばなければ成らない。」🦜
✣外国にも、
・フェニックス、と言う
火焔鳥、が
地球の歴史や、
人類を見守る鳥が
居るそうなんだね。🦜
【その鳥は、不死鳥だけど、
僕は生命が燃え尽きる迄、
幸せを人々に運ぶんだよ。】
「ねえ、俺たち、命が燃え尽きるまで一緒にいようね」
ひどくロマンティックなセリフ。状況が状況じゃなければ。
いまこの場所が、ここじゃなかったら。うっとりと目を閉じ、彼の胸に身を預けるのに。
「……そのセリフさ。本気で言ってるの」
あたしは思わず隣を見た。
彼はにいっと歯を見せて笑った。「もちろん」
この人、肝が太いと思った。さもなきゃ心臓に毛が生えてるのか。
こんな状況で、そんなこと、言う? 言える?
彼は続けた。
「君と一緒なら怖くないよ。たとえこの身が燃え尽くされようとも」
「だから、しゃれにならないって。そーゆーの口にすんのやめてよ。不謹慎じゃない」
「でも黙って待つだけなんて焦るからさ。俺が話してたら、ちょっとでも気がまぎれるかと思って」
「それはそうだけどォ」
煙い。刺激臭が鼻を刺す。むせる。
これはマジでやばいかもしんない……。こほこほと咳込んでしまう。
あたしはハンカチで口と鼻を押さえる。彼も服の袖で口元を隠しながら「まじでさ、ここを無事で出れたらすぐに結婚式場に行こうぜ。グダグダしてる暇なんかないってわかったよ、ようやく」とくぐもった声で言う。
「け、けっこんしきじょう?」
「ああ。いつ君にプロポーズしようか悩んでたけど。今日こんなことになってケツに火がついたっていうか、あ、これも不謹慎か」
「~~ったくあんたってばもう~」
涙が出てくる。それはマンションを覆う黒煙のせいかもしれない。
そうじゃないかもしれない。ごほごほ。
彼の自宅で休日、まったりすごしていたら。階下から出火。 あたしたちは高層マンション火災に巻き込まれた。
あっという間に煙が充満して火力が増して退路を断たれた。いま、消防のはしご車の到着と窓からの救急脱出を待っているさなか。
絶体絶命の中、彼がプロポーズをしてくれた。
大喜利みたい、冗談みたいなプロポーズだけど、その後、なんとか五体満足で救出されて、あたしたちはまっすぐ市役所に出かけて婚姻届けをもらい、入籍の手続きをした。
結婚式場より先にこっちよねと、あたしが軌道修正したかたちになった。
火事場の馬鹿力で無理やり。笑
#命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きるまで
言葉に留めず
言葉を移り行く
言葉は形を保ったまま
言葉へと解けいく
言葉にしても決まらず
言葉になろうとも定まらず
言葉にする、ほんの一瞬だけを照らす
そしていつしか思い出されるのは
もう言葉ではなくなってる
制限はあっても
続いていくものがある
継ぎ足す薪も尽きたし
後は灰の後始末まで
もう少し頑張りますか
(命が燃え尽きるまで)
テニスを続けていきたい。こんなにも熱中するスポーツに出会えたことが幸せだし、これからも日々の練習を積み重ねて試合に沢山勝てるように頑張りたい。
〚命が燃え尽きるまで〛
命が消えてなくなるまで。
君のことを愛することを誓うよ。
君が僕を例え、忘れていても。
僕は絶対君を忘れないよ。
だから傍にいてね。
ある人が言っていた話だ
生きる…とは魂が体を借りて
色々な体験をさせてもらって
いる事なんだと…
冷静に我が身を内観すると
自分で動かしている場所は少ない
心臓も胃腸も呼吸も意識せずとも
毎日、せっせと働いてくれている
「貴方は体を借りているにすぎない」
私は、この言葉が何だか腑に落ちる
「魂は生き続ける」と視点を変えて
考えてみると「命が燃え尽きるまで」
とは、借りた体を失うに過ぎず
魂が命と考えると、燃え尽きる事は
ないと言う事になる
けれど、今生の今の体で生きる
人生は、一度きりには違いない
だから、毎日頑張ってくれている
我が身を大切に扱い感謝を忘れず
日々を過すべきだと感じている。
【命が燃え尽きるまで】
考え方は人それぞれあると思うけど
私は、40代くらいまで生きられたら満足だと思う。
短くても30代まで。
それくらい生きられたら満足だ。
だからどれだけ寿命が縮んでもいいから
楽しく生きたい。
楽しい分苦しいこともあるかもしれないけど
未来でそれが酒のつまみにもなってればいいかな
大切なものがどんどん離れていく私だけど
最期は数少ない大切なものに見守られたい。
大切なものが離れないようにするのが
一般的だろうけど、
私はたくさん罪を犯したから、
手を伸ばす資格はないんだ。
寂しくて、悩んで、苦しむのが贖罪みたいなものだ
命が燃え尽きるまで、そうするつもりだ。
罪を償うにはそれしかない
どれだけ寂しかろうと、辛かろうと。
いつか命を消したくなる時が来るかもしれない
贖罪が嫌で、苦しくて、淋しくて、
その時は、無いに等しい大切なものに頼って
無理矢理生きるしかないだろうな。
命が消えるその瞬間まで、無理やり生きる。
罪滅ぼしのために。
楽しく生きたいと願う反面、
資格がないというのもまた事実。
命が燃え尽きるまで、その狭間で悩み続けるだろうさ
楽し苦しいというのはこういうことだろうか。
命が燃え尽きるまで何かに抗う
命が燃え尽きるまで責務を全うする
命が燃え尽きるまで誰かに何かを伝える
命が燃え尽きるまでやりたいことをやる
ああ、人間そう生きられたらとても幸せなのかもしれない。
そう思える対象があるのは、良くも悪くも充実している
今を生きているということなのだろう。
私はまだそういう対象がなく、自分を持て余している。
最期の日に後悔することを恐れて、
そうならないようにと先回りすることは得意なのに。
予防線を張るばかりで充実感は、ない。
空しい、虚しい。
そんな私でも大切な人たちがいる。
新しくできた家族だ。
その人たちのために生きたいと思う。
でも、それ以外に何か欲しいと願ってしまう自分がいる。
命が燃え尽きるまでにやり遂げたいことを見つけたい。
#命が燃え尽きるまで
サヨナラを言った
返事の貰えないサヨナラを
でも唇から出た言葉は
バカヤロー!だった
置いてけぼりにしたね
いつも一緒だと言ったのに
思い出だけのこして
明日を持って行ったままで…
追いかけて行きたいけど
記憶から消し去りたいけど
ずっと抱きしめて行くんだろう
心からのサヨナラは
アリガトウと言葉にできるその日まで
命はあっという間に消える 。
ロウソクの火と同じ
風に押されたかのように落ちていく彼女をみて
そして 、ロウソクの火が消えると部屋が暗くなる
嗚呼 、なんだか暗いよ 全てが
【命が燃え尽きるまで】
coming soon !
人生は苦難との戦いの連続だ
自分の生き様に後悔が無いように
命が燃え尽きるまで戦い続ける
「命が燃え尽きるまで」
君のことを覚えててあげる
どんなに嫌なことをされても
傷つけられても
愛してくれた時間を抱きしめて
いつまでも愛してあげる
そして君がもし死んでもずっと傍にいるよ
過去は美化する
命が燃え尽きるまで、私は、貴方を守ります。
何があろうとも、厄災でも、冤罪でも、拷問でも
指名手配されても、私は何をされても平気です。
貴方さえ居てくれれば、私に力を与えてくれる。
勇気も、元気も、怖いことですら、無くなる、
そんな不思議なお方なのですから、貴方だけは。
何人たりとも私は近付く者は許さないでしょう。
貴方が何者であろうが、私には関係ありません。
それを、受け入れて、許しましょう。何故って?
前に、貴方から、助けてもらい、何不自由なく
暮らしを提供して、罪人な私を受け入れてくれた
何でも許してくれた、酷いことでと醜いことでも
汚いことでも、可哀想なことでも、普通じゃない
異形な、歪で、恐れられて、生け贄になろうとも
救いだしてくれた、どんな時にも、お側に居て、
安心と平和をいつ何時にも、分け与えてくれた。
なのに、なのに!!何故アイツらは分かってない?
何が別世界の異端者で異端児で、ダメな人なの?
知らない世界から来て助けてくれた人を庇う事は
罪に問われるのですか?私が悪いのでしょうか?
分かりません、分かりたくはありませんね。一生
今は、異端者でも受け入れて一緒に共闘して、
楽しく生活するのが一番の夢と化しています。
早く、楽園な別世界で二人で幸せを掴みましょ?
それまでは、血塗られる、この醜い世界で戦い、
終結するまで、踊っていましょうね。二人でね。
さぁ、長い戦いが始まった。踊り狂って遊び疲れ
この命の灯火が消え尽くされるまで、月とまた、
杯を交わして、眠って、楽しんで行きましょうね
貴方だけは、消えたら、嫌ですからね。私は。
私は、分かっているのですから、結末を、それで
それで……終わるのだから、貴方を救わないと、
この世界も消えてしまう……!!だからこそ………
私は、貴方の矛と盾にでも、なって暇を潰します
なので、救世主よ、貴方こそが、生きる指名を、
持った運命者だから、私を忘れないでおくれよ。
いつまでも、いつまでも、懸命に生きてくれれば
私はそれで嬉しいのですから……別の世界でも、
私みたいな人を救って下さいね。絶対ですからね
《この身が朽ちるまで》
(刀剣乱舞/秋田藤四郎)
秋田藤四郎は、かつての主の元では戦場に出ることが無く、秘蔵っ子だった。
故に外の世界に疎く、何にでも興味を持つ子供のような天真爛漫さがある短刀の刀剣男士。
けれども。戦に出ていないからと言って、弱い訳では無い。
その小さな体で、かつての主を守る守刀として務めてきた。
大きな逸話も戦績もない。
でも、守ることが出来る体がある。
今の主君を守る事こそが刀の役目。
たとえこの命が燃え尽き、破壊してしまうことがあれど、
《守刀》としての矜恃を保っている。
「お命貰います!」
血まみれになりながら敵を倒し、主君を守り、歴史を守る。
外の世界の恐ろしさも美しさも知った秋田藤四郎は、
その身に抱く子供らしさと刀らしさを見せながら、
その鋭き刃を今日も振るう。
命が燃え尽きるまで
あなたの炎が私を射抜いて
私の心も燃えてしまったの
あなたはわるいこ
だからあなたの大火と混ぜて
わたしとひとつの炎になって
私が先に地獄に落ちても見ているよ
せかいにたったひとつだけのあなた
命が燃え尽きるまで
あなたは あなたでいてね