『命が燃え尽きるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この命が燃え尽きるまで、君の事を愛し続ける。
「大袈裟な」って、本気だよ!!
なかなか分かってくれないなぁ~。
どうしたら分かってくれるかな?
#命が燃え尽きるまで
#27
・命が燃え尽きるまで
第〇〇回異種族会議は、河原で行われた。議題は「死」。
短命代表カゲロウと、長寿代表ゾウガメの対談の形をとる。
ああ、かったるいなあ…
カゲロウの誰かがつぶやいた。それもそのはずだ。開始時刻を三十分以上すぎているのに、対談相手のゾウガメは姿を見せないのだから。貴重な寿命の三十分、イラつくのは当然だった。
すでに、何匹かのカゲロウは、こっそりと会議を抜け出している。残るカゲロウが最初の半分ほどになったとき、ゾウガメは姿を現した。
「やあやあ、こんばんは。みなさんお揃いで」
すみません、の一言もないのか。不快になるカゲロウ一同を横目に、司会者が話し出す。
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。今後のよりよい異種族交流のため、今宵は…」
「まあまあ、堅苦しいのは抜きにして。始めましょうや」
イラつくけれど、この申し出はありがたい。カゲロウの一番手である僕とゾウガメは、向かい合う形になった。司会者が言う。
「では、お互いに死について、どのようなイメージを持っておられるか、交流してください」
死の、イメージ。なんだろう。
人間の言葉を借りれば、注射の順番を待っているような気持ち、だろうか。一人づつ、名前が呼ばれて、待合室にいる人数は減っていく。次は自分だ、という緊張感とあきらめ。
もっとも、注射を打ったこともなければ病院に行ったこともないカゲロウの身だ。ちょっと違うかもしれない。
僕が一言目を探しているうちに、ゾウガメが口を開いた。
「そうですねえ…考えたこともないですねえ…ぶらっくほーるみたいな感じでしょうか。じゃなかったら地球征服に来た宇宙人。つまりは、絶望と恐怖の権化ですかね」
まあ、そんなこと起こるわけないですけどね、とゾウガメが笑う。起こるわけないものを、死に例えるのか。
僕は瞠目する。死んでいった仲間を思う。ゾウガメな言うように、絶望と恐怖を味わっていたんだろうか。そんなのは、辛すぎる。そんなことを思って、僕は死にたくない。
「僕らにとっては…」
視界がぼやけていく。ゾウガメの悲鳴が、イヤに遠い。仲間の声。こちらは義務的だった。
「おつかれさまです。リーダー。そしてゾウガメさん、二番手は私が務めます。よろしくお願いします」
#命が燃え尽きるまで
学校から帰ってすぐに、マンガを描いてた。
僕の町は田舎で娯楽はない、漫画を描くしか楽しみがとくになかった
漫画の賞に応募していた
ペンにインクを染み込ませて
描き続ける。
命が燃え尽きるまで
血を注ぎ込むように
Episode.27 命が燃え尽きるまで
命が燃え尽きるまで、全力で生きよう。
そう思った5分後、突然死することだってある。
いつ尽きるか分からない、生と死は隣り合わせなのだ。
ただ私は、私は今の辛い人生のまま終わりたくない。
辛いことがあれば、楽しいこともあるとみんな言う。
そんなわけない、そう思っていた時もあった。
でもそんな考え方はもうやめた。
分からないなら分からないなりに考え、努力する。
正直諦めたかったが死ぬ勇気すらなかった。
それならその勇気が湧くまででもいいから。
そんな事考えなくなってもいいから。
どうせ死ねないのだから、信じてみることにした。
その楽しみが、私が生きているうちに起こるのか。
今日は何となく早起きして、散歩をすることにした。
よく、この命燃え尽きるまで愛します。とか聞くけど、それっていわゆる死ぬまでってことでしょ?そんなんじゃ足りない。死んでも愛してくれないと。
『命が燃え尽きるまで』
命が燃え尽きるまで
私の幼い娘は10年前、連れ去られ林の中で遺体となって発見された。当時は何百人という警察官が捜査に当たったが、犯人は捕まらなかった。
近くに防犯カメラもなく、現場には犯人に繋がるものは何もなかった。年を重ねる毎に警察官の人数も減り、世間から忘れられていった。私は当時、娘が着ていた服と娘の写真を載せた紙を配り、情報提供を求めた。
娘が発見された現場にも何百回も行った。
妻は娘の事件から病に倒れた。
私達夫婦にとって娘は希望であった。全てであった。
ある日、一本の電話、、、。
「娘、可愛かったなぁ。パパ、ママって泣き叫んでたよ。なんで助けに来なかった?ふふふ、、、」
電話が切れた。
私は怒りに震えた。
許さない、絶対に許さない。
この命が燃え尽きるまで犯人を探し、この手で殺す。
待っていろ、必ずお前に辿り着く。
#命が燃えつけるまで
僕は生涯君のことを想い続ける。
【命が燃え尽きるまで】
中学最後の夏の夜に、僕は大切な幼なじみと蛍を見に川辺までやってきた。
僕の住むこの村は、大層な田舎で、毎年夏になると、田んぼでカエルが鳴き、森ではセミの大合唱、川には綺麗に蛍が飛び交っている。
そんな環境が嫌になったのか、幼なじみは東京の私立の高校に通うことに決めたらしい。
夕暮れと夜の境目の川辺に2人で座り、後ろから聞こえるカエルの声をただぼんやりと聞いていた。
「ねえ、蛍ってなんで光るか知ってる?」
突然の質問に驚く幼なじみ。
『え〜。暗闇で場所を知らせるんだったっけ?それか、求愛…とか?』
「う〜ん正解。」
『ロマンチックだね。』
「実はね、他にも理由があるんだよ。
相手に「近づかないで!」って伝えるために光ったりもするんだって。」
『そうなんだ。どれも同じ光に見えるけどね』
「ね笑」
話が途切れ、静かな時間が流れている。
静かと言っても、カエルはずっとゲコゲコ鳴いているし、蛍は止まることを知らぬ勢いで飛び交っている。
毎年夏休みの最後はここに来て、夏の終わりを感じていた。
それももう最後かと思うと、物悲しいというか切ないというか、言い表せないモヤモヤが心を占める。
「…東京いったらさ、もう蛍も見れなくなっちゃうね。」
『そうだね。』
「僕さ、ここで待ってるから。寮生活嫌になったら、いつでも帰ってきてね。」
『うん。気が向いたらね〜』
「なんだよそれ笑」
『笑笑』
「はぁ、僕が蛍だったら良かったのにな。そしたら、光って帰る場所を知らせるのに。」
『え〜。都会の光に負けて、見つけられなくなっちゃうかもな〜笑』
「そしたら、君のために命を燃やして更に激しく光って見せるよ笑」
『命が燃え尽きるまでは重いなぁ〜!!笑笑
ねえ、聞いていい?
その光は、求愛と拒絶どっちの光?』
「それはもちろん───
命が燃え尽きる
その瞬間まで
あのひとへの想いは
色褪せることもなく
あのひととの思い出は
常にわたしを照らし
励まし
癒やし続けることでしょう
あのひとは
わたしの最愛のひと
これまでの
わたしの人生そのものだから
# 命が燃え尽きるまで (277)
【命が燃え尽きるまで】
物心ついた時から、命の灯とも呼ぶべきものが見えていた。街の自警団のお兄さんの灯は、キラキラと輝く鮮やかな赤色。近所の魔導士のおばあちゃんの灯は、暖炉のような穏やかで優しい橙色。そうして貧民街の片隅で、ひどく咳き込みながら苦しげな息を継いでいる人の灯は、今にも枯れてしまいそうに弱々しく揺らいでいた。
どうして私の目に命の在り方が見えるのかはわからない。こんな能力要らなかったのにと嘆いたこともあったけれど、魔導士のおばあちゃんはそんな私の頭を優しく撫でた。
「良いかい、生まれ持った才能というのは神様からの贈り物だ。きっといつか君の人生に、その能力が必要な日が訪れる。だから君はその目を大切に生きなさい」
そう微笑んだおばあちゃんの灯は翌日、蝋燭の火がぷつりと途切れるようにかき消えた。
ねえ、おばあちゃん。私はずっと、貴女の言うような日は来ないって心のどこかで思っていたよ。でも、違ったね。正しかったのはやっぱり貴女だった。
パチパチと音を立てて、命の灯が燃えている。自身の魂をすり潰す禁断の魔術を行使する君の命が、美しく燃え盛る。
村を壊滅させた大厄災に復讐したいのだと、仄暗い瞳で告げた魔剣士。君の姿を一目見た瞬間に理解した。私のこの能力は、大厄災を退けた英雄として向こう百年謳われるであろうこの人の生きた証を、彼の本当の苦悩と誇り高き生き様とを、語り継ぐためにあるのだと。
君の剣が目の前の魔物を両断する。もう魔術は解いてはずなのに、そんなのお構いなしに荒々しく燃え続ける君の灯を宥めるように、手元のリュートを奏でた。ほんの少しでも君の苦痛を減らすことができるように。君の命が僅かでも長く保つように。
……君の命が燃え尽きるまで、私は君の隣に立ち続けよう。その美しく儚い命の灯の在り方を、心より慈しみながら。
自分の胸に手を当てる
ここにあるのは守られた命です
守りたいものがあると
支えられた命です
情熱を感じて
生きてきた証です
キミはひとりではありません
自分の力ひとつで
生きてきたわけではありません
この命を育む為に
どれだけの生命が
見守ってきたのでしょうか
この命のカタチは
今だけのものです
キミだけに贈られた情熱です
望んできた経験していますか
今日をどんな1日にしますか
『命が燃え尽きるまで』
#命が燃え尽きるまで
諦めないで…
見失わないで
あなたがあなたで在ることを
あなたでしか
見つけられない煌めきが
必ずあるんだ…ということを
命燃え尽きるまで
頑張りたいと思える何かに出会えるかな
『マッチ一本』
マッチ一本 燃えかすと散策して廻る一日は 見ようによっては贅沢で有意義なひとときだ 灯っている時間は刹那だし 何より痩せっぽちだ マッチ一本 瞬きと手のひらに温もり
命が燃え尽きるまで、私はこの光を失わない。最期の最期の時まで、みんなを照らすよう輝き続ける。
どんなものにだって終わりはある。輝きは徐々に衰えて、暗く、赤くなっている。
それでも最期のその瞬間まで、私は生きているんだと、その証明を、見せつけるように輝く。
何千万・何億年と、その命を喪うまで。闇を照らすよう、広大なこの宇宙で。
『命が燃え尽きるまで』
「命が燃え尽きるまで」
セームシュルトは楽しそうにずっと喋ってる
周りがつまらなそうにしてることなどお構いなしだ
くそっ…誰がセームシュルトなんて呼んだんだ
さっきまで盛り上がってたコンパが台無しじゃないか
子供の頃、夢中で見てたK-1もセームシュルトが参加するようになってつまらなくなった、それはコンパでも変わらないようだ
「えっ!有名人なの!?」
急に女子たちが色めき立つ
セームシュルトはここぞとばかりにバッグからチャンピオンベルトを取り出す
くそっ…なんで持ってきてんだ
女子たちはすでに落ちてしまったようだ
1時間後、両肩に女子を乗せて、お持ち帰りするセームシュルトを見送ってから何気なく彼のウィキペディアを見た
そこには格闘家生命が燃え尽きるまで戦った男の歴史が刻まれていた
THEME【命が燃え尽きるまで】 制作者:永遠。
「小さく、儚く燃え続けている僕の命。」
「大きく、しぶとく燃え続けている君の命。」
あなたにはどっちの命の方が、
精一杯生きていると感じるだろうか。
おそらく多くの人が後者と言うだろう。
でも見方を変えて見てみて欲しい。
前者は今にも消えてしまいそうな
命を、必死に繋いでいる。
...ほらね、どちらも精一杯命は燃え続けている。
――さぁ、ここからあなたの命を
どう燃やすかはあなた次第です。
痕跡
消えるということは
何も残らないということではない
何が残るのか
何が残ってしまうのか
何を残したいのか
見かけ出す
※命が燃え尽きるまで
【命が燃え尽きるまで】
こんな言葉を誰が思いついたのだろう。
炎の燃え方に、上手いも下手もない。
それはただ等しく美しい。
しかしそれは、時に人々を魅了する花火に、時に人々を傷付ける爆弾に火をつける。
炎をどのように使うかは人それぞれである。
ひとつ言えるのは、ただそこにあるだけで、そこにいてくれるだけで、それは私を温める。
この言葉を思いついた人には、命がそのようなものに見えていたのかもしれない。
今日のおしまい
「また明日ね」の3年
「またね」の4年
「また明日ね」って言ったあなた
「またね」に直したあなた
眉毛を八の字にして手を振ったあなた
何度も振り返った私
大丈夫、「またね」は短い間の辛抱だから
それまで一緒に頑張ろうね
「おやすみ」の?年