『君の目を見つめると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
反射して自分が見える
でも、写しているのは
そうじゃないかもしれない
私には私の映像しか流れない
誰かの映像は
機械を通した再現でできている
だからきっと
君の視線を理解することができない
そう感じてきたから
もう目を閉じてしまいたいと思う
君の目を見つめると
世界にピンクのフィルターがかかって
キラッキラのエフェクトで
景色なんてどこもピンボケしてる
けど
フォーカスがしっかり合う
あなただけ。
私のカメラ
-君の目を見つめると–
『君の目を見つめると』
君の目を見つめると、嘘が吐けなくなる
何でだろうね
僕にはわからないけど
君はこの理由知ってるのかな?
知っていたら
無知な僕に教えてね
君の事を見ていると、やっぱり、
好きって気持ちが溢れ出る。
#君の目を見ていると
君の目を見つめるといつもなぜか
ドキドキしてしまう。
そんなつもりないのに。
君は僕とは違って友達も多いし
誰ともフレンドリーに話せる。
そんな君が羨ましい日々。
君にはもっと素敵な人がいるはず。
ー 僕に君は釣り合わない ー
しょうた
君の目を見つめると
吸い込まれそうとかよくいうけれど
本当にきれいな目って
世の中にはあるんだね
大好きだよ
猫の目がこんなに魅惑的だなんて
君が来てくれるまで知らなかった
いつまでもいつまでも飽きずに見入ってしまう
そして焦れた君に甘咬みされる
どちらが飼い主かもう分からない
君の目を見つめると
恥ずかしそうに腕の中に
飛び込んでくる。
君の目を見つめると
笑顔がふっと曇って
僕の胸で、子どもみたいに
泣きじゃくる。
君の目を見つめると
君はおいでって両手を広げて
僕を抱きしめてくれる。
まるで、2人の魔法みたいだね。
【お題:君の目を見つめると】
君はずっと嘘かホントか分からない話をする
嘘なの?ホントなの?そう聞いたことがあった
君は笑ってどうでしょう?なんて言っていた。
その表情は僕をからかっているみたいで楽しそうだった
彼女は重要な話はしてこない。
つまり僕はただの暇つぶしに
付き合ってるだけなんだろう。
そう思うと僕は悲しくなった。
あの日突然彼女は言った。
「私あなたのことが好きなんだよね」
僕はまた彼女お得意の嘘だと思って君の顔を見る
頬を真っ赤に染めながら僕をまっすぐに見る君
僕には嘘をついてるように見えなくて僕は驚いた
目を見開いて君の目を見つめると
「なんかいってよ」
なんて目を逸らしながら言っていた。
君がそんな表情をするなんて僕は知らなかった
なんだか胸が熱くなった。
「僕も君が好き」
君が話すことは嘘かホントか
僕はもう見分けが着くかもしれない
─────『君の目を見つめると』
くすんだ灰色の雲が漂っていた。天気予報ではこれといった変化を耳にしていなくて、ポツポツ降りだした雨に俺も、街を歩く人たちも屋根の下に避難した。
あっという間だった。これくらいなら走れば余裕だ、踏み出した1歩目で強風に服を巻き上げられ次にはどしゃ降りに。予想出来るわけないよな。
ずぶ濡れで帰路を目指すか…。
「お困りなら一緒に帰りませんか?」
「…え?」
聞き間違うはずがなかった。どしゃ降りのざぁざぁ水が落ちていく音は激しいのに君の声はよく聞こえた。2人入るにはピッタリの大きめの傘。傘は行きつけのお店から貸してもらったんだそうな。一見、傘のお化けに見えたのは内緒だ。
「お願いするよ」
屋根下で途方にくれる彼らにさよならを告げ君の持つ傘に。俺が持つね、と持ち手を取り上げて十分なスペースがあるのに肩を引き寄せた。
「こんなにくっつかなくても…歩きにくいでしょう?」
「俺がこうしたいだけで歩きにくくないよ。知ってる?雨の日の傘の中って人の声が綺麗に聞こえるんだって」
雨に反射してそう聞こえると屋根下で誰かが話していた。
「耳をすませればもっと綺麗に聞こえるかもね」
「そうなのかな?」
「試してみようか」
道端に寄り立ち止まる。雨の勢いは少し落ち着き煩わしくはない。
「何か話してね?」「もちろん、何の話がいいかな…」君は目を閉じて耳をすませている。考える素振りをしながら、傘が大きくてよかったと。君1人を覆い隠すのは簡単で、懸命に耳をすませる無防備な唇にキスを。
「んっ…」
「…きれいな声だね」
そういう話を聞いたためかいつもと違うように聞こえるかも。まつげがふる、と動き開いた双眸は丸い。「私じゃなくてあなたの声が聞きたいのに」と拗ねる君にもう一度同じ事を繰り返し
「俺の声はもう少し深くしないと、ね?」
『君の目を見つめると』未だに目を瞬かせていた。頬が赤くなっていく様は何時見ても飽きない。
突然だけど、キミはメデューサなんじゃないかと思ってる。
え?わたしはそんなモンスターじゃない?あぁごめんごめん。そんなに怒らなくてもいいじゃないか。
だって、キミのその美しい瞳を見つめたら、僕は固まってしまうように緊張しちゃうからさ。
星空の下
月と星の明かりに照らされた君の笑顔が
なんだかとても儚くて
ぼくは君を引き寄せ抱きしめた
君の温もりを感じて
ぼくは安心と同時に切なさを覚えた
この気持ちになんと名前をつければいいのか分からなかった
−−−−−−−−−
【君の目を見つめると】
あぁそうか、
君はメデューサの血を引いているんだね
だから君の目を見つめると身体が硬直する
だけど石になったはずのボクの心臓だけは
止まることなく大きく早く脈打つんだ
色素の薄い茶色の君の目を見つめる。
右に左に流して遊んでいると影が落ちた。
影が離れて君の目を見つめると、一緒になって笑っている。
真っ赤な顔の私は再び君の目を見つめる。
君の薄い茶色の瞳は私を魅了させるには十分みたいだった。
君の目を見つめると
少し不安になる
君の目に見つめられると
少し安心する
────『君の目を見つめると』より
君の目を見つめると
寒空の下、今日も僕に挑戦する誰かを待つ。
昔の挑戦者はずっと自分自身だった。より技術を高めるため、より高みを目指すため自分に厳しく毎日を過ごしていた。あの頃の自分は自信しかなくて、常に前向きにひたむきに一日の時間だと思うくらい生き急いでいた。
引退した今、僕には何もなくただ何となく日々を過ごしている。昔と違う挑戦者はくる。でも君たちが見つめてる先はいつも過去の僕だった。
いつかだったか、僕を見つめてる真剣に楽しみながら勝負してくれる子が現れた。試合途中君の目を見つめると、過去の僕を見ているようで懐かしいような、どこか腐ってしまった自分が恥ずかしいようなそんな気がした。
君のような子が挑戦してくるといつも僕は何をしているんだろうなと思う。
そろそろ僕も動かないといけないのかもしれない。あの見つめた目が脳裏から離れないのはきっと、僕が動きたがっているとゆうことだろうから。
うるっとした君の瞳を
私の瞳が見つめて離さない
心無しか、私の目も潤んできたかな
俺の彼女、オッドアイなのよ。
え?知らない。なんだ教えてやるよ。目の黒目の所の色が違うって事よ。
俺の彼女、そうなのよ。だからなんか特別っていうか。
え? カオリだけど。
おお、小学生の時、一緒? ああ、そう。
え? そんな事なかった。いやいや、小さい頃、そこまで見つめる?
カラコンじゃねーーよ。絶対。
いや、まだお泊まりとかはまだない。
うん。
自信なくなった。
心も身体も凍りつくように固まっていく瞬間に安堵を抱く。
よかった――心からそう思う。
だから笑っていられる。
おれってば、こんなにしあわせなんだと、表情で伝えられるのが幸運だ。
「な――んで、わら……」
だってさ、おれほんとうに嬉しいんだよ。
きみをだいすきな気持ち、変わらずにずっと持ち続けられるから。
きみの目に宿る呪いは、悪いことばかりじゃないよ。だっておれも、ほんとうは怖かったんだから。
きみのことをだいすきで、あいしてる。そう思ってる今の気持ちが、いつか変わってしまうかもしれないという恐怖がつきまとっていた。
だからきみがあんなに嫌がっても、無理矢理に呪い封じの目隠しをずらしてしまった。
傷つけたよな、きっと。そのことはごめん。
でもこれでおれはずっとずっときみをだいすきでいられる。
――よわいおれでごめん、石になってもきみのことはずっとすきだよ。
#君の目を見つめると
あの人の、
ちょっと細めな
メガネ越しの瞳は
何故だかいつも、
懐かしい眼差しで。
ふとした瞬間に
目を細める仕草が
優しくて、柔らかくて、
まるで魔法のように、
わたしのすべてを
一瞬で包み込んでしまう。
哀しい過去も、
見えない未来も、
何故だか不思議と
すべてが浄化されて行く。
美しく、清らかに、
透きとおったものにしてくれる。
- 君の目を見つめると -
君の目を見つめると、全てを見透かされるそうになる。
ああ、ほら。またそんな目で見る。
今日こそ、永遠の旅路に出ようと思ったのに。
お題「君の目を見つめると」
君の瞳に僕が映っていることが嬉しくて
いつか映らない日が来るのかと思うと
ただただ怖い