『君の奏でる音楽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【君の奏でる音楽】
楽しそうに
時には沈んだ気持ちで
君が指を動かすと
ピアノの鍵盤から
鮮やかなメロディが溢れ出す
君は「私なんてまだまだ」と
そう言って笑うけど
私は君の奏でる音楽が
一番好きだよ
君が奏ででくれるなら
どんなに下手でもいい。
ちゃんとあきらめず
最後まで演奏して
君が奏でる音楽は
自分にとって
たぶん、特別なもの。
…君がどう思うかは
わからないけれど。
#君の奏でる音楽
『君の奏でる音楽』
君が鳴らすガラガラやトイピアノ。
君が奏でる幸せな音楽。
中学生のときに吹奏楽部にいた。
その学校は名門というわけではなく、和気藹々、のんびり、やるときはやるという感じの部活だった。
同学年に、サックスを吹いていた子がいた。多分テナーサックスだったと思う。
とても上手に聞こえた。ソロのパートでは、皆聞き惚れていた(先生がアンコールしていた記憶がある)。波の音から始まる曲だった。
今も波の音を聞くと彼女の演奏を思い出す。
【君の奏でる音楽】
あの人はサキソフォンを吹いていた高校時代
哀愁のある音を奏でていた
隣のパーツのサキソフォンの綺麗な子を好きなことも知っていた
ただ、遠くからあのアルトの響きを聴いていたかった
音色は、その人の感性や根幹を奏でていると思う
プロの演奏家でも、こんな態度の
人の演奏は?と躊躇して聴いてみたら、以外と素敵な音色だったりする
きっと、見えない根幹に素敵な何かを持っているのでしょう
今はただ聞いていよう
綺麗に並べられたメロディ
綴られた言葉
その奥の君はどんな顔なのだろう
何を思っているのだろう
君の奏でる音に想像を膨らませる
考えても答えは出ない
だからじっと聞いていよう
私が奏でる音楽は,見て・聴いて,気分良くなる歌
あなたを眠りに誘う
私の知らない音楽。
すごく新鮮。
ジャンル問わず、音楽が好きなキミが私は好き。
好きの理由はたくさんあるけど、
これも一つの理由にしていいかな?
君の奏でる音楽を最近聴かなくなった
新曲も出てないし、
もう音楽を辞めてしまったのだろうか
君の奏でた音楽はとても良い曲だった
リズム、メロディー、
たしか作曲、作詞も君がやっていた
君の奏でる音楽をまた聴かせてほしい
またあの音楽室で、
またあのメンバーで、集まりたい
『君の奏でる音楽』
君が爪弾くギターと共に私は唄った
時には
君が情熱的に弾くギターと一緒に私は踊った
君は君の奏でる音楽に夢中だった
私はそんな君に夢中だったんだ
「リンゴの色と血の色は赤色かもしれないけど、
実は中身は橙色で、その外側はリバースだったりするものがあるかもしれない。
中身って、見えないから分からないけど、常識は常識としているだけ。だから、リンゴの中身が青色に見えたとしても、私の中身がなにであっても、驚くことは無いんだよ」
彼女は血を吐いて、その血をリンゴに塗っている
君の中身は赤色だよ、まちがいないと僕は言うけど
君はそれを否定する。
「私は信じたくないの。つまらないから」
彼女が言っていた意味がよくわからないけど
分からないままでいいのかもしれない
僕は血が塗られたそのリンゴを剥いて、その白色混じりの橙色のリンゴを口に入れ、咀嚼し飲み込んだ。
君は食べないの、と僕は言いかけた時、とてつもない嫌悪感に苛まれ、果てしない闇に包まれた。
血を舐めると椿が咲いた。
リンゴは青く海のように美しかった
それはどうして生まれてきたのか分からなかった
彼女は嬉しそうに微笑みながら、
青色の血が滲んだ唇に接吻する
君の奏でる音楽
1番最初に聞いた音は、
元気に泣いていた音。
それからはあっという間に
食べる音
歩く音
笑う音
走る音
しゃべる音
おもちゃで遊ぶ音
工作をする音
どんどん毎日増えていくいろんな音。
それがとても心地よくて、
私にとって一番の音楽です。
これからも聴かせてね。
貴方の胸に耳をあてる鼓動が響く
私が独り占めしている音
貴方の冷めない熱が私の頬を火照らせる
急速にちかづいた距離
貴方の腕に力がこもり私を離さない
どうなってもいい身を委ねる
貴方の鼓動
私の吐息
貴方の指が耳の形を謎る
互いにはじめての触感
恥ずかしさに目を伏せても
感じる視線に囚われる
貴方の声がいつもより近く聞こえる
優しさが溶けだす
夜を重ねても
朝は来ない
君はいつも音楽室に1人で
ピアノを弾いていた
君の奏でる音はとても素敵だった
でも、もう
そんな君はいない
音楽室から聞こえてきたあの音は
もう、聞こえてこない
もう一度....一度だけでいい....
君の音が聞きたい
あの、綺麗な音を
これが
僕の願い事だ
無造作に与えられた均等な愛情が
内蔵やそこらじゅうをくぐり抜けて心臓にたどりついた後
ここに佇んで、ひとかけらの侘しさを交ぜているような気がしている
それを恨むことすら疎むことすら出来ずに
音という音が乾いた臓器からせりあがって喉あたりで震えて口あたりで止まる
何故だかちいさく啼いたまま身動きのとれず熱に浮かされた蝉が頭を過った
ただ理性も知性もない救いようのない熱を腹立たしく思う
君が書く詞も君が作る曲も
全部わたしのためのものじゃなかったの?
大好きな君の奏でる音楽が
大嫌いになったのはいつからだろう
貴方の奏でる言葉は
心地よい
音楽を聴いてるみたい
優しくて
強く 響く
貴方の奏でる音楽を
聴きながら眠りたい
お題:君の奏でる音楽
君の奏でる音楽
いつからだ?
僕の音と似てきたね
それとも、僕が似てきたのかな?
君がいたから、僕は音楽に触れた
この世界に入れてくれた
色のない世界を彩ってくれた
相棒
これからもよろしく
……なんで涙出てんだろ……笑えてくるな
君の考える音楽は空想世界に入り込みたくなるような音色だ。
キッチンで鼻歌を歌いながら
手をせっせと動かす君を遠くから眺める
ご機嫌なようで、君の奏でる音楽はいつもより
アップテンポ
君のせいで名前も知らないのに鼻歌を歌える曲が
どんどん増えていく
何の曲か聞いて、君の鼻歌セットリストでも
作ってみようか
「ねぇ、それなんの曲?」
「ん?自分で作った」
無邪気な君の答えについ笑いがこぼれる
なんて素敵なんだろうか、
今までの曲もこれからの曲も歌えるのは君と僕だけ
いつか2人で歌って、録音して、
思い出としてCDという形に残してみよう
きっと何よりも素敵な宝物になる
平穏な毎日の記録として