『君に会いたくて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
渦潮の真ん中に君はいる
抗わなければいずれそこに
分かりきった真理に
溺れてしまえばいいのに
律儀に逆らってしまう
委ねて仕舞えば良い
楽になりたいんでしょ?
そんな言葉を鵜呑みにしたくて
まだもがいてるよ
現に居るまに
幸福は捨てていくから
現に居るまに
偏見は捨てていくから
現に居るまに
執着は捨てていくから
現に居るまに
ただ君に会えるといいな
渦潮の始まりに君はいる
気づけたときにはすでにそこに
隠れきった表裏に
蓋して仕舞えば良いのに
魅入られ翻ってしまう
抱いて仕舞えば良い
悦に浸りたいのね?
そんな言葉にかこつけてたくて
まだへだててるよ
現に居るまに
享楽は捨てていくから
現に居るまに
情欲は捨てていくから
現に居るまに
郷愁は捨てていくから
現に居るまに
ただ君に会えるといいな
皆のたまう。君は悪い子。
口にするのも甚だしい。
馬鹿馬鹿しいとのたまい
現に現にと渦の外に外にと
君に焦がれる人は増えるばかり
現に生きるには魅力的すぎた
明日なら会えるかな?
連絡はここで途絶えた
現に居るまに
幸福は捨てていくから
現に居るまに
思い出は捨てていくから
現に居るまに
繋がりは捨てていくから
現をでれたら
全て君に捧げるから
現を捨てたら
ただ君に会えるといいな
もうすぐだ
もうすぐ会えるよ
きみにあいたい
あいたいよ
愛してるんだ
もうずっと、ずっと前から
壊れるくらいに
君のために
君だけのために
君を思ってきたんだよ
君が望むから
君を愛したから
僕は壊れてしまったんだ
【君に会いたくて】
【君に会いたくて】
帰り道に振り返る
あなたとの空間
触れた手の感覚
ふとした仕草が心に留まる
また会う日まで
久しぶりに来たね、ここ
覚えてる?ここで貴方と初めて会った。初めてデートした。初めて…プロポーズされた。色んなところに行ったし、色んな景色を見てきたけど、ここから君と見る夜景が1番綺麗だった。
貴方が旅立ってから…長い時間が経った。
ここの夜景も、一緒に行ったカフェもそこで食べたチーズケーキも、君に貰ったこの指輪も…何もかもがどうでもよくなった。だから…
いまから、あいにいくね?
『君に会いたくて』
そして僕はガラスペンを置いた。木製の机の上、所々インクが滲んでしまって綺麗とは言い難い。窓から入る光がガラスペンを通って部屋に拡散している。僕は静かに深呼吸をした。肺が大きく膨らんで、心に沈む鬱憤たちを一時的に浮き上がらせるみたいだ。息を吐くと肺は小さくなって、鬱憤たちも再び沈んでいく。でもゆっくりと、余裕を持って。机に上に開かれた手紙。君宛ての手紙。変だと思うかい?会おうと思えばいつでも会える距離なのに、手紙なんてって。僕は臆病だから、理由がないと会えないとか考えちゃう。だから、手紙を書く。内容はもちろん読んでからの秘密だよ。とにかく会うための要素として手紙を書いてる。僕、言葉を書くことは好きだし。
君がこの手紙を読んだらなんて言ってくれるかな。部屋の隅で山になった過去の手紙を横目に考える。君は優しくて、いつも笑顔で僕のことを肯定してくれた。そんな君が少し嫌だった。八方美人みたいな、そんな印象。でも僕ってやつは単純でさ、少し優しくされただけで勘違いしちゃった。あの頃から手紙を書いてるけど、いつになったら渡せるのかな。書いたは良いものの、渡す勇気が出ずに溜まっていく。心の澱みが沈んでいく。
君に会いたくて、手紙を書いている。
ばいばいを言ったのはついさっきなのに
ずっと一緒にいたはずなのに
もう遠くにいってしまって
さっきまできみがもたれていた
クッションは少しずつつめたくなっていく
さ、さみしい…
と思ったところでお風呂が沸いたアナウンスがひびく
えっ?もういっそお風呂が沸きましたを
きみが言ってくれたら面白いのに?
なんてね
君に会いたくて
息を切らしてようやく辿り着いた、見晴らしのいいこの場所。ここなら手が届くんじゃないかとほんのちょっぴり期待してたけど、やっぱり届くわけないよな。手を伸ばせば頭上に瞬く星にさえ届きそうな高い山だ。空気は澄んでるし、人気は少ないし、山頂で食べるラーメンは今日も美味しいし。あとは隣に君がいてくれたら、他には何もいらなかったんだけどな。
これで五度目の夏の登山だ。ただひとえに、遠く空の彼方の君に会いたくて。
【君に会いたくて】
…なんて言われて会いに来られたら
最高の笑顔で
泣いちゃうな
きっと
君に会いたくて
君は連れ去られてしまった。
ある日突然、姿を消した。
どこにいるのか、だいたい見当はついている。
君のことだ。
どうせ真上から僕のことを見下ろして、笑い転げてでもいるんだろう。
僕がこうなったのも、全部君のせいだというのに。
「…またか。」
梁にくくりつけた縄が落ちた。何で邪魔するんだよ。
全部全部、君のせいだ。
全部全部全部全部全部全部、君のせいだ。
ノックの音に顔を上げる。
「あぁ、いたいた。あのさぁ、ちょっと教えて欲しいんだけど」
機械オンチの同僚は時々こうしてやって来ては、仕事に使うツールの操作方法を教わろうとする。
こちらとしてもそれは別に構わないから、来る度に教えてやる。
「ありがと」
そんな事を何度か繰り返していたある時、ふと浮かんだ疑問。
「わざわざここまで来なくても隣に聞きに行きゃいいんじゃねえか?」
隣の部署には学生時代からの共通の友人がいる。わざわざ棟の違うここまで来なくてもコトは足りる筈だ。そう問うと、同僚は天井を見上げ何か考えるような仕草をして、聞こえない声でなにごとかを呟いた。
「あ?」
「·····何でもない」
顔が赤い。
体調でも悪いのだろうか。
「迷惑ならもう来ないよ」
「迷惑ってことは無ぇけど·····」
「とにかく助かったよ。教えてくれてありがと」
「·····ああ」
しばらくして、俺は思い知ることになる。
自分の鈍感さと、同僚の不器用さを·····。
END
「君に会いたくて」
私は恋をした。
でも君は猫で、私は犬。
成就する見込みがないから
私は勝手に君を好きでいる。
そう決めたのだけれど
君に会いたくて、
君に会う資格が欲しくて、
ずっと浴槽に入ってた。
だって犬臭いのは嫌だろ?
風呂場なら
鳴き声の練習もできたんだ。
かれこれ8時間くらいだよ。
にゃあって鳴くのって
結構難しいし
コツも掴みにくいんだよ?
君は口を開けば
簡単に鳴けるけどね。
それから木登り。
これがもう大変だったよ。
助走を付けても
爪が引っかからなくてさ、
結局ジャンプでカバーしたんだ。
ねぇ、
私は君に会えるかな。
君に会って
少し話ができるくらいには
なれたかな。
"Good Midnight!"
少しの望みも無いと
猫は知っている。
だって私は猫で
君は狼なのだから。
ただそれだけの理由で来るのがそんなにいけないのかよ。
玄関先で立ちつくし、泣きそうな顔で呟く相棒。
時間を気にしろってことだよ、と返しながら、きつく握りしめているその手をそっと包んだ、午前2時半過ぎ。
【君に会いたくて】
君にあいたくて
何度も何度も思い出しては
何度も何度も会いたくなる
どうやったら会えるの
どうしたってもう会えないのはわかってるはずなのに
それでもやはり願ってしまう
願っても叶わないのに
もう一度もう一度だけでもいいから
あいたい
「君に会いたくて」
あの頃の君に
あの頃の僕に
もう一度会いたい
家族もいる
友達もいる
だから独りじゃない
だけどね
たまに寂しくて
風が吹き抜ける日があるの
独りじゃないはずなのに
なんだか孤独で
世界にひとりぼっちみたいな感じ
まだ出会ったことがない
風穴を埋めてくれる存在に巡り会えたのなら
泣きたくなる日ともさよならできるかしら
君に会いたくて
前はね
毎日会いたくて
毎日一緒に過ごした日々を思いだしていたはずなのに
もうあれから12年くらい経って
色んな人と出会って
楽しくて、忙しくて
時々あなたを忘れそうになる
振り返らないようにしてるのかな、、
でも必ず月に1回はまた会いたくなるんだけどね
君に会いたい。その気持ちは嘘じゃないです。
幼い頃ほど純粋じゃないけど、洗練はされたと思う。
形のはっきりしてきた歪んだ思いだ。
私が大人になったから、この歪さはこの世に現れた。
大体15年。ようやく産声をあげたような気がする。
君を愛する私が揺らぐことのないように。
この世の何よりも儚くて私たちの手で繋がなければいけない君を、ちゃんと最期まで守れるように。
私の死んだ世界でも、なんの憂いもなく愛されているように。
存在は認識されて初めて存在たり得るって、誰かが言ってた気がするな。
物語は終わりがあるからこそ物語だとも言っていたような。
会いたい。
会いたいんだけれど。
それでもまだ、現れないでいてね。
君に会いたくて
近づけば近づく程、遠ざかるその右腕が翼に見えた。
その翼は、触れると折れてしまいそうな程、
脆かった。
君の涙が風に流れて僕の心に触れる。
君が飛べないから、僕がこの群青を飛ぶ。
一刻も早く君に会いに向かいたい。
けれど、君は僕を遠ざけてしまう。
遠ざかる度近づきたい。
君は「綺麗な貴方には、汚い私なんか似合わない」なんて言うけれど、汚いのは僕の方かもしれない。
君に会いに行ったのは、君を思っていたからなんかじゃない。最期に見つめるのは、僕であって欲しかっただけ。
そんな身勝手な僕は汚い。
君が朽ちるその時まで僕は君に会いに行く。
僕に近づいてくれるその時まで。
#34
『君に会いたくて』
家のどこを探しても、君には会えなかった。
もーいいよーって声がして、
その度に君の姿を探すけど見つからなかった。
だから、寝ることにした。
色んな夢を見れば、君に会えるかもしれないって、
そう思った。
今までにないくらい、たくさん寝た。
君に会えたのはほんの数回だけだったけど。
夢の中でも会えることが、私の生きる糧だった。
君が夢に出てこなくなって1年が過ぎる。
もう耐えれそうにないや。
すぐに君に会いに行くから、待っててね。
君に会いたくて
君に会いたくて、会いたくて仕方なかったあの日々の苦しさがどことなく薄れていく。
あんなに苦しんで、泣いて、悩んで、もう一生忘れられないと思っていた君が。
どんどんどんどんわたしの中から君が消えていく。
君に会いたくて、ただもう一度会いたくて。
もし、奇跡が起きて君に会えた時、
自信を持って、顔を上げて、君の目をまっすぐ見つめて、
そしてありがとうと笑って言えるように、
わたしはたくさんたくさん頑張ったんだよ。
素敵な人になりたい。
君に見合う人になりたい。
もう君といられる希望はないのに、勝手に願って、いつかきっと会える日が来ると勝手に期待して。
でも、結局君には会えなかった。
会いたいこの気持ちが薄れてしまうくらいに月日が経った。新しい想い出が重ねられていくうちに、君との想い出が綺麗に消えていく。
生きていればいつかはきっと会えただろう。
だけど、もう君に会いたいわたしはいなくなってしまったよ。
君と会えない日々がわたしを変えた。
ちょっぴり素敵な人になれたし、ちょっぴり可愛くもなれたと思ってるよ。
会わなくてもわたしを変えてくれた君は偉大だった。
あの時も、君はわたしを変えてくれた。
それが全ての始まりだった。
そしてもうすぐ終わりそう。
君とのすべての時間が想い出に変わる。
時間が経ちすぎた。待たせすぎだよ。
君が変えてくれた自分は、きっと君よりもっといい人に出会える。
君に届かなかったわたしの気持ちが、悔しくて泣いていた。
でも今はわたしが前を向くための強い力だ。